見えない容疑者(コナン305話~306話)のネタバレ!犯人や凶器も

シーズン8

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第305話~306話「見えない容疑者」の犯人や凶器などのネタバレを紹介しています。

前説の代理として推理ドラマに出演することになった小五郎は、ロケ地となる洋館でドラマの探偵役・風見良輝が何者かに首を切られて殺害されるという事件に巻き込まれてしまいました。

容疑者は、共演者の南雲暁、南雲伸晴、波原霞、そして第一発見者の瑠璃の4人に絞られたのですが、洋館の中からも容疑者の所持品からも凶器は見つかりませんでした。

一体、凶器はどこへ消えたのでしょうか? そして、犯人は誰なのか!? それではコナンの推理をもとにネタばらししていこうと思います!

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ネタバレ

小五郎は瑠璃を部屋に連れ込んで事件の真相を打ち明けることに。一方コナンは、小五郎がカギをかけた部屋に盗聴器を投げ込み、2人の会話を盗み聞きすることにしました。

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消えた凶器の行方

風見の首を切った凶器は、刃渡り10センチの刃物です。しかし、洋館の中や容疑者の所持品を調べても凶器は発見されませんでした。

発見できなかった理由は、この『刃渡り10センチの刃物』に囚われ過ぎるあまり、2センチくらいの小さな鉄の塊が凶器だと誰も気づかなかったからです。

犯人は風見を殺害したあと、凶器に使ったカッターナイフの刃を細かく折ってコンパクトにまとめ、風見が持っていたライターの中に隠しました。

しかし、カッターの刃を柄につけたまま殺害すれば、当然柄には返り血が付着し、ルミノール反応が検出されるはずです。だから犯人は柄の代わりにガムテープを使ったのです。

その証拠に、役者の立ち位置を示すためのガムテープが妙な位置に貼られていました。それは犯人が犯行後に血を拭き取って現場の床に貼り付けたためです。

犯人はこの人!

小五郎は、南雲暁が犯人だと推理しました。

その根拠は、凶器の隠し場所が風見のライターの中だったということです。このライターは、中に入っている綿に油を注ぎ足すタイプのものです。カッターの刃を隠すには、まず底を外して中の綿を抜いてスペースを開ける必要があります。

タバコを吸う小五郎は、火がつかないことを見て綿が抜かれていることに気づきました。しかし、タバコ嫌いでライターを使ったことのない瑠璃にはライターの中に隠せるなど思いつくはずがありません。

それが思いつけて、尚且つ瑠璃が庇わなければならない人物はただ一人。昔、ヘビースモーカーだったという暁だけです。そして暁は、瑠璃の実の父親だったのです。

そして決定的な証拠は、ライターやカッターの刃に暁の指紋が付着していることです。カッターの刃をライターの中に隠す時、細かい作業だったため暁は手袋を外していたはずです。だとすると当然、指紋が付着しているはずです。

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瑠璃と暁の関係

瑠璃は、母と暁がまだ売れない劇団員だった頃にできた子どもでした。母が妊娠していることに気づいたのは、暁と別れて今の夫と付き合い始めた時でした。

瑠璃がそのことを知ったのは、初めて暁と共演した時でした。暁に母親そっくりだと言われ、そのことを母に聞いてみると、母は全てを告白しました。

その後、会って欲しいと何度も頼んでくる暁に、瑠璃は『今さら父親面しないで!』と文句を言いました。すると暁はボロボロ涙を流し、酷く悲しんでいるようでした。

そして今回、暁が風見を殺害したのは瑠璃のためでした。暁が本当の父親だとわかれば、瑠璃の家族はめちゃくちゃになってしまいます。そのため、暁は全てを知っていた風見を口封じのために殺害したのです。

瑠璃は犯人を目撃していた

瑠璃が窓の外に降る雪に気づく直前、傍の部屋から扉を開けてスタッフが出てきました。その時、瑠璃はその扉のガラスに、風見の部屋から出てくる暁の姿が映っていることに気づきました。

そして部屋から出ようとした暁はスタッフの姿に気づき、慌てて部屋に引っ込みました。その仕草を見て暁が何かやらかしたと勘付いた瑠璃は、外で雪を見ようと言って部屋からみんなを遠ざけました。

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サブストーリー

小五郎の推理を聞いた瑠璃は、暁が本当の父であることを認めました。そして、『私を助けると思って彼の犯行はあなたの胸の中だけに…』と涙ながらに小五郎に訴えました。──が、小五郎の返事はNOでした。

相手がお前なら、尚更この取引に応じるわけにはいかねェよ。幼馴染のお前を、こんなつらくて悲しいウソで一生縛りたくはねェからな。

小五郎の変わらないやさしさに胸を打たれた瑠璃は、暁に自首を勧めよう、と涙を拭いて覚悟を決めたのでした。

その30分後、瑠璃の説得に応じて暁は自首し、実際に起こった推理ドラマはエンディングを迎えることとなったのでした。

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エピローグ

後日、英理と買い物に出かけた蘭は、瑠璃に会ったことを報告しました。英理は小五郎と違って同窓会にきちんと顔を出しているため、当然瑠璃が女優であることを知っており、驚く様子はありませんでした。

そこで蘭は、瑠璃から聞いた小五郎と英理の大喧嘩の内容を面白おかしく話しました。すると英理は眉を顰め、目玉焼きにソース派だった小五郎が私と同じだと恥ずかしくて無理に醤油をかけていたことが頭にきただけだと説明しました。

蘭が納得すると、英理は黒色とネズミ色の手袋をとり、どちらが暖かそうに見えるか蘭に尋ねます。蘭が迷わず黒だと答えると、英理は『動物の名前が入っている色って暖かそう』と言ってネズミ色を選びました。

蘭はハッとし、今回の事件で小五郎も同じような発言をしていたことを思い出しました。やっぱり仲良しな父と母に嬉しくなった蘭は、英理の腕にギュッと抱きついたのでした。

※この蘭と英理の会話は、第901話「妃弁護士SOS」に登場します。

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第305話~306話「見えない容疑者」の犯人や凶器などのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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