名探偵コナン第1007話のネタバレと感想!復讐者(前編)

シーズン26

滅多刺しにされた遺体が発見され、容疑者として浮上した男は被害者が過去に騙した相手だった!?

男の復讐劇は終わらず次々と発見される惨殺遺体。一体、犯人はどこに身を潜めているのか?

それでは、アニメ「名探偵コナン」第1007話「復讐者(前編)」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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名探偵コナン第1007話のあらすじ

1人目の被害者

駅前で喫茶店を経営する春山淳平(はるやま じゅんぺい)の遺体が都内の公園で発見され、目暮警部たち警察が捜査を行っていました。

殺害されたのは昨夜9時前後で、店を閉めて自宅に帰る途中で襲われたものと思われます。

また、全身を滅多刺しにされていることから怨恨の線が疑われ、警察は聞き込みと合わせて交友関係も洗うことに。

そんな中、コナンと小五郎は目暮警部たちと偶然出会い、被害者の友人が米花町にいると聞いて聞き込み調査の手伝いをすることにしました。

さっそく投資コンサルタントの夏川洋二(なつかわ ようじ)の事務所に向かうと、そこには不動産屋の秋葉都(あきば みやこ)と金融業を経営する冬木隆三郎(ふゆき りゅうざぶろう)がいました。

交友者リストには載っていませんが、秋葉も冬木も春山のことを知っているようです。

しかし、春山を恨んでいた人物について質問されると、夏川を含めた3人は「事件とは無関係だ」と答えるだけで何も話そうとしませんでした。

2人目の被害者

翌日、コナンと小五郎が再び夏川の事務所を訪ねると、そこには春山と同じように滅多刺しにされた夏川の遺体がありました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

すぐに目暮警部たちも駆けつけ、呼び出された秋葉と冬木は「アイツの仕業だ」と昨日隠していたことを話し始めました。

10年前、春山、夏川、秋葉、冬木は酒場の常連客として知り合いました。4人ともそれぞれ夢や野望はありましたが金がなく、元手さえあれば何とかなるのに、とこぼし合っていました。

そんな時、冬木は高校の同級生に親から巨額の遺産を相続した大金持ちの甲本高士(こうもと たかし)というヤツがいるので、そいつから金を騙し取ってやろうと提案しました。

そして、でたらめな投資話を持ち掛けて騙し取った金を4人で山分けし、抱き込んだ弁護士を使って詐欺行為自体を闇に葬りました。

甲本はかつての同級生に裏切られて絶望し、日本を捨てて南米へと移り住んだそうです。

ところが一昨日、春山から「甲本が自分の店を覗いていた」と怯えた様子で電話がありました。

その時は思い過ごしだと笑い飛ばしたのですが、春山が殺害されたとニュースで知って本当に甲本が日本に戻ってきているのではないかと心配になり、昨日3人で集まっていたところにコナンと小五郎がやってきたというわけです。

高木刑事が調べたところ、甲本は1週間前に日本に帰ってきていることがわかりました。

すでにチェックアウトされていますが、宿泊していたホテルに忘れていったボールペンから甲本の指紋を採取したところ、春山と夏川の殺害現場で採取された遺留指紋と一致しました。

ホテルの従業員の話によると、甲本は「自分は不治の病で余命幾許もない身だ」と言っていたそうで、死期が迫って帰国し、かつて自分を騙した恨めしい春山や夏川をあの世に道連れにしてやろうと次々に殺害した可能性が考えられます。

そこで目暮警部は秋葉と冬木の警護を行うとともに、なんとしてでも甲本の行方を探し出すように高木刑事に命じました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

容疑者が現れた!

翌日、秋葉は千葉刑事を警護につけ、取り引き相手との待ち合わせ場所である四季川渓谷にやってきました。

階段を登ってやっとのことで展望台にたどり着くと、先に来ていた上田夫妻と下田夫妻が見事な景色を前に歓喜の声を上げていました。

その直後、林の方から妙な音が聞こえ、千葉刑事は秋葉を残して様子を見に行くことに。すると、一人になった秋葉のもとに甲本が現れました。

甲本はナイフを持って秋葉に襲いかかりますが、足を滑らせて展望台の柵を乗り越え、そのまま崖下に転げ落ちて行きました・・。

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名探偵コナン第1007話のネタバレ

容疑者死亡!?

四季川渓谷に警察が到着し、甲本が転落されたと思われる川で大掛かりな捜索が行われました。

駆けつけた目暮警部が千葉刑事に話を聞いていると、展望台にいた上田夫妻と下田夫妻が「あの男の人は自分で落ちていった」と証言しました。

さらに上田夫妻の話によると、今はいなくなっているが一緒に見ていた人物がもう1人いたそうで、このように目撃者が何人もいることから転落事故として処理されることになりました。

しかし、その後も甲本の遺体は発見されず、高木刑事は命を取り留めて逃げ去ったと推理します。

高木刑事の推理が合っているとすると、駐車場には甲本が乗ってきたレンタカーが残されているので、車を運転できないくらいの大怪我をしている可能性が考えられます。

このあと、千葉刑事は秋葉を自宅へ送り、高木刑事は付近の病院への聞き込みを行うことにしました。

さっそく高木刑事は四季川総合病院を訪ね、甲本らしい怪我人が来ていないか聞いて回っていると、男性職員から声を掛けられました。

その職員は高木刑事から事件の犯人を探していると聞くと、「怖いから早く捕まえて下さいね」と笑顔で言い、何食わぬ顔で仕事に戻って行きました。

その後も高木刑事は聞き込みを続けましたが甲本が現れた形跡はなく、思い過ごしだったようだと目暮警部に報告しました。

3人目の被害者

それから2日後、刃物で滅多刺しにされた秋葉の遺体が自宅マンションで見つかりました。

殺害されたのは昨夜11時頃で、遺体の傍らに落ちていた「T.K」とイニシャルの入ったライターから甲本の指紋が検出されました。

つまり、渓谷から落ちながら生きていた甲本が復讐殺人の続きを再開したということです。

甲本の担当医の話によると、南米に移り住んだ当初、甲本は突然意識を失う発作に度々見舞われていたそうです。

強い人間不信からくる心因性のもので命に係わるようなことはありませんでしたが、春山たち4人に騙されたことが原因とされていました。

ここ数年は発症していなかったので治ったものと思っていましたが、1カ月前、余命幾許もないと医師に告げられ、残された時間を精一杯幸せなものにしようと最愛の妻を連れて旅に出ました。

しかし、旅の途中で事故に遭い、重傷を負った妻のために救急車を呼ぼうとした時、例の発作に襲われて甲本は気を失い、妻は命を落としたそうです。

発作さえ起こらなければ愛妻を失わずに済んだ。そう考えた甲本は発作の原因を作った4人に復讐することを思いついたのかもしれません。

この話を聞いた冬木は目暮警部に助けを求めます。その直後、冬木の携帯に公衆電話から電話がかかってきました。

電話に出ると、相手は機械で変えた声を使って「甲本だ」と名乗り、10年前の復讐を果たすと宣言しました。

この時、コナンはなぜ甲本が冬木にだけ電話をかけてきたのか疑問を抱いたのですが──。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

第1008話「復讐者(後編)」に続きます!

名探偵コナン第1007話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第1007話
事件ファイル名 復讐者(前編)
放送日 2021年6月5日(土)
OPテーマ ZEROからハジメテ(倉木麻衣)
EDテーマ Reboot(宮川愛李)
BACK 第1006話「毒を入れたのは誰」
NEXT 第1008話「復讐者(後編)」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人
目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部
高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
春山 淳平 37歳。喫茶店経営者
夏川 洋二
CV:岩永哲哉
40歳。投資コンサルタント
秋葉 都
CV:青山桐子
42歳。不動産業経営者
冬木 隆三郎
CV:五島慎
40歳。金融業経営者
甲本 高士
CV:今村直樹
40歳。
上田(夫)
CV:蓮池龍三
四季川渓谷に来ていた観光客
上田(妻)
CV:河村梨恵
四季川渓谷に来ていた観光客
下田(夫)
CV:高桑満
四季川渓谷に来ていた観光客
下田(妻)
CV:平ますみ
四季川渓谷に来ていた観光客
病院職員
CV:志村貴博
四季川総合病院の職員

名探偵コナン第1007話の感想

騙されたことが原因で最愛の妻を失ったのだから、滅多刺しにするくらい強い恨みを持っても当然ですよね。

被害者が可哀想とは思いませんが、もし甲本さんが犯人ならこれ以上罪を重ねないで欲しいな~と思います。

でも、甲本さんが犯人なら電話で声を変える必要はない気がします。となると、冬木さんの芝居?

渓谷で姿を消した目撃者も怪しいし、高木刑事が聞き込みした病院の職員の男性も怪しい。誰が犯人なのか、後編が楽しみですね!

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第1007話「復讐者(前編)」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も来てくださいね!

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