名探偵コナン第1006話のネタバレと感想!毒を入れたのは誰

シーズン26

リッチマンが集うパーティー会場で事件が発生!?全員が容疑者となる中、不可能を消去し真相に迫るコナン。

さて、一体どんな事件が起き、コナンくんはどのように解決するのでしょうか?楽しみですね!

それでは、アニメ「名探偵コナン」第1006話「毒を入れたのは誰」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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名探偵コナン第1006話のあらすじ

大物揃いのパーティー

小五郎はコナンと蘭を連れて、笹野金融二代目社長の笹野修司(ささの しゅうじ)が主催するパーティーに出席しました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

会場には土岐信用金庫理事長の土岐新太郎(とき しんたろう)、江ノ島病院院長の江ノ島章(えのしま あきら)、テルミ美容チェーン代表の花岡てるみ(はなおか てるみ)という各業界での大物が集まっています。

大物揃いのパーティーになぜ小五郎が出席することになったかというと、先日、毛利探偵事務所を訪ねてきた笹野の秘書・小早川緑郎(こばやかわ ろくろう)に、笹野のボディーガードを依頼されたためでした。

笹野の会社に「ササノヲコロス カクゴシテオケ」という殺害予告状が届いたのですが、小早川の話によると、差出人は今回パーティーに出席している土岐、江ノ島、花岡の3人の中にいる可能性が高いとのことです。

事件発生

小五郎がワインを飲んで酔っ払ったあとも、コナンは問題の3人を注意深く観察し、常に目を光らせていました。

そこにシェフの太刀川公之(たちかわ きみゆき)が現れ、ジュースのおかわりでもどうかとコナンに声を掛けました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

太刀川の話によると、3人は先代の頃から詐欺同然の商売をしている笹野金融を恨んでいるそうなのですが、今のところ何の動きもなく、コナンはジュースのおかわりを貰いに行くことにしました。

太刀川はコナンにジュースを渡し終えると、今度は3つのグラスにワインを注ぎ、それを乗せたトレイをハウスキーパーの大泉七瀬(おおいずみ ななせ)に渡しました。

七瀬は冗談を言う太刀川にプンスカしながらもトレイを運び、小五郎と笹野にワインを配りました。

小五郎がワインを飲んだ直後、同じように隣でワインを飲んだ笹野が突然喉元を押さえて苦しみ出し、その場に倒れ込んでしまいました。

すぐに秘書の小早川が駆け寄り持っていたグラスの水を飲ませたのですが、笹野は大きくむせ込んだ後に息絶えてしまいました。

小五郎が笹野の死を伝えると、ショックを受けた小早川は持っていたグラスを落とし、ちょうど床に転がっていたワイングラスに当たって双方のグラスが割れました。

捜査開始

小五郎は、笹野のもとに殺害予告状が届いていたことを告白し、監視カメラの映像をみんなで確認することを提案しました。

さっそく映像を見てみると、パーティー中、土岐は薬のようなものを拾う動作をしていて、花岡は繰り返し指輪を触る仕草が見られ、江ノ島は注射器と薬品が入ったケースをジッと見つめていました。

小五郎が3人を問い詰めると、土岐は血圧の薬だと説明し、花岡は指輪をいじっていただけだと訴えました。そして江ノ島は、笹野が倒れた時に離れた場所にいた自分に犯行は不可能だと主張しました。

その時、突然「申し訳ない!」と謝罪した小早川は、本当は自分が笹野で、小早川と入れ替わっていたことを打ち明けました。

つまり、亡くなったのは社長の笹野ではなく、秘書の小早川だったということです。

笹野の話によると、入れ替わることを提案したのは小早川で、殺害予告が本物で自分が殺害されたとしても、公平な立場で3人の反応を見届けて欲しいと言っていたそうです。

容疑者が増えた!?

このあと、笹野はコーヒーを運んできた七瀬のことを「勅使河原(てしがわら)さん」と呼び、自殺した名門の娘であることを公にしました。

七瀬は大泉家に養子に入って姓が変わったと説明しますが、土岐、江ノ島、花岡は笹野金融の強引な取り立てを苦にして自殺した勅使河原当主の娘が七瀬だったことに驚きを隠せずにいました。

こうして七瀬に動機があることが判明し、笹野たちは「グラスに毒を入れたのはこの女だ」と口を揃えて言い出しました。

太刀川は、七瀬がワインを運んだのは事実だがグラスを選んだのは小早川自身だと指摘し、小五郎にもう一度監視カメラの映像を確認して欲しいと求めました。

しかし、太刀川が七瀬を庇ったことで笹野はムキになり、太刀川も共犯だと言い出しました。小五郎はいがみ合う太刀川と笹野を宥め、ワインの受け渡しが行われた時の映像をもう一度確認することにしました。

その結果、小早川がグラスを取ろうと伸ばした手を一度引いて、最初に取ろうとしたものとは別のグラスを取っていたことが判明しました。つまり、七瀬の誘導に関係なくグラスを選んだのは小早川自身だということです。

そして、もし犯人が全部のグラスに毒を入れていたとしたら、小早川よりも先にワインを飲んだ小五郎も今頃亡くなっているはずです。

コナンは江ノ島がしきりにスマホを気にしていることに気づき、「珍しいスマホだから見せて欲しい」と声をかけてスマホを借り、こっそり中のデータを確認しました。そしてあるものを見つけ、事件の真相にたどり着きました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

防犯カメラの映像には誰一人としてグラスに毒を入れているところなど映っていませんでしたが、一体犯人はどんな方法で毒を仕込んだのでしょうか!?以下、ネタバレになります。

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名探偵コナン第1006話のネタバレ

コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

犯人はこの人!

犯人は笹野金融二代目社長の笹野修司です。

パーティーの最中、土岐、江ノ島、花岡は「先代が事故死しなければ笹野が跡を継ぐことはできなかった」と言っていました。さらに「先代は車を整備することが趣味だ」とも言っていました。

実は、先代が運転中に事故死したのは笹野の仕業で、笹野と小早川が共謀して事故を先代の整備ミスに装いました。

となると、笹野にとって共犯の小早川は目の上のこぶとなり、殺害する動機としては十分です。

入れ替わり計画の真相

監視カメラの映像を確認してわかったことは、誰一人としてワイングラスに毒を入れることは不可能だったということです。

そもそも、なぜ監視カメラの映像を確認することになったのでしょうか?それは、被害者が倒れる直前に飲んだグラスに毒が仕込まれていたと考えたからです。

実は、犯人である笹野の計画は殺害予告状を送るところから始まっていたのです。つまり、笹野は自分で自分に殺害予告を出したということです。

殺害予告を本物だと信じた小早川に替え玉作戦を提案したのは笹野の方でした。同じ背格好の2人なら可能な話で、示し合わせてうまく変装し、2人はすっかり入れ替わりました。

そして、笹野に扮した小早川が毒を盛られた芝居をして動機のある土岐、江ノ島、花岡を動揺させ、そこに小早川に扮した笹野が割って入って殺害予告の主を炙り出すという計画でした。

しかし、毒を盛られた芝居をした直後、小早川は笹野に毒入りの水を飲まされ本当に亡くなってしまいました。

小五郎が小早川の死亡を確認した直後、笹野は小早川が落としたグラスの上にわざと毒入りの水のグラスを落とし、先に零れていたワインに毒を混ぜました。これはあとで鑑識が調べた時、あたかもワインに毒が混入していたように見せかけるためです。

つまり、この入れ替わり計画の目的は社長の殺害予告に見せかけて、実は秘書を殺害することだったというわけです。

決定的な証拠

証拠は、笹野のスマホのメールの送信履歴に江ノ島宛てのメールが残っていたことでした。

今回の計画の最大の弱点は、ゲストに医師がいたことです。毒の芝居を見抜かれては致命的なので、笹野はあたかも急用を装ったメールを送信し、江ノ島を現場から遠ざけました。

あらかじめメールを作成しておいたため隙を見計らって一瞬で送信できましたが、事件のドタバタの中、スマホに残るメールの送信履歴を削除する時間はありませんでした。

エピローグ

数日後、コナンが昼ごはんの時間だと伝えに事務所の小五郎を尋ねると、小五郎は鼻の下に変なヒゲをつけて遊んでいました。

自宅から蘭の呼ぶ声が聞こえ、コナンは先に行くことにしたのですが、

おい、ボウズ!なんか感想言ってけよ!!

と、必死な小五郎に引き留められるのでした。

名探偵コナン第1006話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第1006話
事件ファイル名 毒を入れたのは誰
放送日 2021年5月15日(土)
OPテーマ ZEROからハジメテ(倉木麻衣)
EDテーマ Reboot(宮川愛李)
BACK 第1005話「36マスの完全犯罪(後編)」
NEXT 第1007話「復讐者(前編)」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染み
毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人
土岐 新太郎
CV:楠見尚己
65歳。土岐信用金庫理事長
江ノ島 章
CV:安井邦彦
48歳。江ノ島病院院長
花岡 てるみ
CV:中友子
51歳。テルミ美容チェーン代表
太刀川 公之
CV:KENN
30歳。シェフ
大泉 七瀬
CV:牧口真幸
23歳。ハウスキーパー
笹野 修司
CV:佐藤美一
36歳。笹野金融二代目社長
小早川 緑郎
CV:稲田徹
44歳。笹野金融秘書

名探偵コナン第1006話の感想

秘書がとにかく可哀想な事件でしたね。先代を殺害したのは悪いことだけど、口封じのために協力してくれた秘書を殺害する犯人が残忍すぎる・・。

しかし、ボディーガードをしにきたとは思えないほど酔っ払う小五郎の醜態も見られ、さらに太刀川さんと七瀬ちゃんのほんわか癒されるシーンも見られたので、満足です!

からかってばかりいるけど、いざという時は庇う!そんな優しさを持つ太刀川さんはきっと七瀬ちゃんのこと好きなんだろうな~と思って見てました(笑)

そして、エピローグの小五郎のヒゲは笹野を真似てのものなんでしょうが少しも似合ってませんでしたね(笑)やっぱり普段の見慣れたヒゲが1番です!

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第1006話「毒を入れたのは誰」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も来てくださいね!

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