名探偵コナン第1004話のネタバレと感想！36マスの完全犯罪（中編）

探偵旅行として長野県の山奥にある廃教会にやってきた小五郎、コナン、安室、脇田ですが、手紙を送った依頼人は2カ月前に自殺しているし、集められた同級生のうち一人が殺害されるし、暗号の紙はどんどん増えるし、前回はてんてこまいの状態でしたね。

今回も残念ながら第二の事件が起きてしまいます。廃教会に集められた日原の友人は全部で5人なので、もし連続殺人事件だとするとまだまだ続くのかもしれませんね～。

それでは、アニメ「名探偵コナン」第1004話「36マスの完全犯罪（パーフェクトゲーム）（中編）」のあらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください！

36マスの完全犯罪（前編）のおさらい

ある日、小五郎のもとに日原泰生（にちはらたいせい）という人物から依頼の手紙が届きました。

依頼の内容は、教会で首を吊って亡くなった古い友人の自殺理由が遺体の足元に落ちていた暗号に記されているはずなので、その暗号を解読して自殺した理由を突き止めて欲しいというものでした。

「必ず4人で来てくれ」と手紙に書いてあったので、小五郎はコナン、安室、脇田を連れて長野県の山奥にある廃教会にやってきました。

そこで日原の高校時代の同級生・藤出頼人（ふじでらいと）、古浦郁絵（こうらいくえ）、川崎陽介（かわさきようすけ）、西野澄也（にしのすみや）、和田孝平（わだこうへい）に出会い、依頼主である日原が2カ月前にこの教会で自殺していたことがわかりました。

みんなを集めた犯人と思われる人物の指示でさらなる暗号を探すため、コナンたちを含めた9人は手分けして廃教会を見回ることにしました。

しかし、1時間経っても和田だけが戻らず、脇田と安室の提案によってみんなで捜しに行くことになりました。

そして全員でトイレにやってくると、奥で座り込む和田の額には矢が突き刺さっており、すでに絶命していました──。

名探偵コナン第1003話のネタバレと感想！36マスの完全犯罪（前編）

名探偵コナン第1004話のあらすじ

長野県警に連絡を

トイレの用具入れの扉を開けるとボーガンの矢が発射されるように仕掛けられており、和田は不運にも頭を射抜かれてしまったようです。

小五郎は友人が殺害されたと知ってパニックになる藤出、古浦、川崎、西野を落ち着かせ、すぐに長野県警の大和警部に連絡を入れて事件のことを伝えました。

大和警部は小五郎が付いていながら殺人事件が起きたことに激怒しますが、すぐに冷静になり、現場の状況を動画で撮影して送るように指示します。

しばらくして大和警部のもとに小五郎から動画が送られてくると、それを一緒に確認した諸伏警部はその中に映る安室の姿を見て「以前どこかで･･」と黙考しました。

二人一組で行動

安室は、犯人が2カ月前に自殺した日原の復讐をするために同級生を廃教会に集めた可能性が高いと推理しました。

すると、藤出は「やっぱりそうか。思った通り殺害されたのは和田だったし･･」と意味深な発言をしますが、古浦と川崎に止められてすぐに口を閉ざしてしまいました。

復讐の相手が和田だけとは限らないため、安室はペアを組んで絶えず2人で行動することを提案。そしてコナンと安室、小五郎と脇田、藤出と古浦、川崎と西野でペアを作ることになりました。

さっそく安室はコナンを連れてトイレに戻り、事件の捜査を始めることにしました。

画像引用：江戸川コナン公式Twitter

トイレに入って安室と二人きりになったコナンは、黒の組織の幹部「RUM」に会ったことがあるか質問しました。

会ったことがあると答えれば君は僕がかかわっている人たちに探りを入れ始めるだろうし、会ったことないと言えば僕や君に近づく人たちを必要以上に警戒するだろう？

そう言って困惑する安室は「その人物はとてもせっかち」という情報のみをコナンに伝えました。

第二の事件

その頃、残った6人はガラスが割れるような音を聞き、音がした隣の建物の様子を見に行くペアを決めようとしていました。

どうやって決めようかみんなで思案していると、西野は古浦の持っていたミントタブレットを6ケース積み上げてその中から3ケースを選び、中身を抜いて空っぽにしたものを2ケース用意し、中身が残っているものを選んだペアが様子を見に行くというルールを定めました。

そして小五郎、藤出、西野の順にケースを手に取り、様子を見に行くことになったペアは西野と川崎に決まりました。

このあと、コナンと安室が礼拝堂に戻ってみんなと合流すると、西野が慌てた様子で戻ってきました。川崎が届いたメールを見た途端、血相を変えて風呂場の方に行ってしまったというのです。

その直後、川崎の絶叫が響き渡り、一同は礼拝堂を飛び出して風呂場へ急行します。すると、そこには青酸系の毒物を飲んで絶命した川崎の姿がありました･･。

コナンは川崎の足元に新しい暗号の紙が落ちていることに気づき、連続殺人はまだ終わりではないと警告しました。

名探偵コナン第1004話のネタバレ

裏切り者！？

小五郎は第二の事件が発生したことを知らせるため長野県警に連絡を入れようとしますが、猛吹雪のため電話は繋がりませんでした。

以前、脱水症状で倒れたことがある川崎は頻繁に水を飲む癖がついていたそうなのですが、川崎の傍に落ちていたペットボトルの水に毒は混ざっていませんでした。

となると、誰かに毒を飲まされたことになりますが、コナンは口の周りや首元のシャツが濡れていないことを確認し、無理矢理飲まされた可能性はないと主張します。

先ほど西野が「川崎が届いたメールを見た途端に血相を変えて風呂場の方に行った」と言っていたことを思い出した安室は、川崎のスマホを調べてみることに。

すると、届いていたメールは1通だけで、そこには「あの秘密は墓場まで持って行く約束だったのに、裏切り者･･」という不気味な内容が書かれています。

小五郎は送り主のアドレスと藤出、古浦、西野のアドレスを照らし合わせてみましたが一致せず、脇田は誰かが携帯をもう一台持っていると推理しました。

まずは暗号の解読

このあと、コナンは持っていた腕時計型ライトを安室に預け、両手に4枚の暗号の紙を持ってみんなに見せ、事件を解決するためにはこの暗号を解読する必要があると主張しました。

小五郎が藤出、古浦、西野、和田、川崎、日原たち6人の共通点を確認する一方で、コナンは安室の持っている川崎のスマホの窪んだ部分にジェル状の何かが付着していることに気づきました。

画像引用：名探偵コナン公式サイト

コナンと安室が匂いを嗅いでジェルの正体がハチミツであることを確認すると、脇田が安室に声をかけてきました。

安室は脇田がジッとコナンを見ていることに気づいて「毛利先生を見て探偵の真似事をしているだけ」と説明しますが、脇田は真意を伝えることはせず意味深に笑うだけでした。

弟の友人

その頃。長野県警の諸伏警部は、東都大学に通っていた頃、東京の親戚に引き取られた弟の景光に会うためにカフェで待ち合わせをしていた時、景光が連れて来た友人・降谷零が先ほど動画に映った金髪の男（安室）だと気づきました。

その直後、大和警部の携帯に黒田管理官から連絡が入ったのですが、黒田管理官は聞きたいことがあると言って諸伏警部に電話を代わるように命じたのですが──。

第1005話「36マスの完全犯罪（パーフェクトゲーム）（後編）」に続きます！

名探偵コナン第1004話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数	第1004話
事件ファイル名	36マスの完全犯罪（中編）
放送日	2021年5月1日（土）
OPテーマ	ZEROからハジメテ（倉木麻衣）
EDテーマ	Reboot（宮川愛李）
BACK	第1003話「36マスの完全犯罪（前編）」
NEXT	第1005話「36マスの完全犯罪（後編）」

登場人物・声優

江戸川　コナン CV：高山みなみ	小学生の姿になった主人公
毛利　小五郎 CV：小山力也	毛利探偵事務所の主人
安室　透 CV：古谷徹	黒の組織に潜入している公安警察官
脇田　兼則 CV：千葉繁	いろは寿司の板前
大和　敢助 CV：高田裕司	長野県警捜査一課の警部
上原　由衣 CV：小清水亜美	長野県警捜査一課の刑事
諸伏　高明 CV：速水奨	長野県警捜査一課の警部
諸伏　景光 CV：緑川光	諸伏警部の弟。元警察官
黒田　兵衛 CV：岸野幸正	警視庁捜査一課の管理官
藤出　頼人 CV：石井真	27歳。高校教師
古浦　郁絵 CV：高橋美佳子	27歳。OL
川崎　陽介 CV：幸野善之	28歳。銀行員
西野　澄也 CV：諏訪部順一	28歳。バーテンダー
和田　孝平	28歳。会社員
日原　泰生	2カ月前に自殺