名探偵コナン第430話のネタバレと感想!もう戻れない二人(後編)

シーズン11

Next Conan’s HINTは「絆創膏」でしたね。

犯人は被害者の恋人で間違いないのですが、一体どんなトリックを使って密閉された車から脱出したのでしょうか?

今回は(後編)ということで、コナン君が「内側から目張りされた車の密室の謎」を解き明かしてくれますよ~!

それでは、アニメ「名探偵コナン」第430話「もう戻れない二人(後編)」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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もう戻れない二人(前編)のおさらい

蘭のクラスに、水無怜奈とそっくりな転校生・本堂瑛祐(ほんどう えいすけ)がやってきました。

黒の組織のキールに似ている人物と聞いて警戒するコナンですが、瑛祐は小五郎の大ファンで、ただのドジな少年でした。

そんな中、探偵事務所に三角篤(みすみ あつし)という男性が現れ、小五郎は失踪した彼女を捜して欲しいという依頼を受けました。

小五郎、コナン、蘭、瑛祐は三角のレンタカーに同乗し、三角の彼女・安美(あみ)を捜すため、二人が出会った場所へ向かうことにしました。

群馬県のスキー場へ行く途中の雪道で、安美が乗っていったとされる三角の車を発見。ところが、肝心の安美はガムテープで窓の隙間が密閉された車内で一酸化炭素中毒を起こして絶命していました。

群馬県警のヘッポコ刑事が到着して事件の捜査が始まったのですが、小五郎と意気投合する山村刑事は即座に自殺と決めつけてしまいます。

コナンは安美の上着の腰の部分にくっきり折れ目がついていることや運転席のシートの位置が後ろすぎることを指摘し、他殺の可能性が高いことを主張したのですが──。

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名探偵コナン第430話のあらすじ

車内で見つかったもの

自殺として判断し、引き上げようとした山村刑事は、雪道の段差に足をとられて転び、地面の雪が凹んでいることに気づきました。

凹んだ部分には車が停められていたと思われ、コナンは自分たちが乗ってきたレンタカーくらいの大きさだと発言。

すると、三角は昨夜の口喧嘩の後、安美がどうしても車を使いたいと言っていたことを思い出し、自分も車を使う用事があったため慌ててレンタカーを借りたことを打ち明けました。

安美さんが車を使うのわかってたのに、どうして会社の大事なものを乗せっぱなしにしたの?

そうコナンに聞かれた三角は慌て出し、車内を調べていた鑑識に声をかけ、車の後部座席に仕事の書類があることを確認しました。

鑑識の話によると、車内には女性のバッグもあったといいます。バッグの中身はシガーライターと本日発売の小説ですが、小説にはシガーライターの焦げ目がついており、指紋は全くついていませんでした。

それを聞いた三角は、ヘビースモーカーの自分にタバコを吸わせないようにするため、安美がシガーライターをよく隠していたと説明しました。

タバコと聞いてハッとしたコナンはすぐに三角の車の灰皿を調べ、小説のブックカバーが隠してあることに気づきました。

絆創膏

このあと、うろうろしていた瑛祐は雪に足を取られて転び、辺りに飛び散っていたフロントガラスの破片で指を切ってしまいました。

蘭がバッグから絆創膏を取り出して手当てを行おうとすると、コナンは蘭の手から絆創膏を奪い、あからさまに不機嫌な態度で瑛祐に渡しました。

手当てを終えた瑛祐が絆創膏の凄さについて「パックリ切れた傷口を一瞬で塞いでくれる」と力説すると、コナンはこの言葉をヒントに今回の事件の真相を見破りました。

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名探偵コナン第430話のネタバレ

コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

犯人はこの人!

犯人は被害者の恋人・三角篤です。

決定的な証拠となったのは、車の灰皿の中に入っていたブックカバーでした。

安美のバッグにはシガーライターが入っていましたよね。なぜ安美がシガーライターを隠したかというと、車の中で三角にタバコを吸わせないようにし、自分がこの車を降りるまで三角に灰皿の中を見せないようにするためでした。

灰皿の中には小説のブックカバーが入っていて、それには「昔の私たちに戻るために私をあの場所に連れて行きたいんでしょうけど、私はもう変わってしまったの。ごめんなさい、安美」というメッセージが書かれていました。

つまり、変わってしまったのは安美の方で、二人が出会った思い出の場所に連れてきたのは三角だったということです。

しかし、決定的な証拠はこのメッセージではなく、メッセージが書かれたブックカバーの方でした。

これは本屋さんでつけてもらう紙のカバーで、安美のバッグに入っていた本日発売の小説にかかっていたものです。

その小説はここへ来る途中で三角が買って安美に手渡したものなので、当然三角はあとで指紋を拭き取ったはずです。

鑑識の結果、小説には誰の指紋もついていませんでしたが、安美がこっそりメッセージを書き灰皿の中に隠したブックカバーからは三角の指紋が検出されました。

今朝起きたらいなくなっていた安美の車の中に三角の指紋がついた本日発売の小説のブックカバーがあったということは、この日、三角が安美と一緒にこの車に乗っていたという決定的な証拠ですよね!

なんなら書店に一緒に行くか?証言してくれるだろうな。今朝あの小説を買ったのは犯行を決意し目を血走らせたアナタだとね。

言い逃れができないと観念した三角は、安美殺害の罪を認めました。

犯行の動機

三角はこれまで安美に言われるままに何でも望みを叶えてきました。

旅行に行きたいと言われれば会社を休んで連れて行き、人気のコンサートが見たいと言われればプレミアチケットを徹夜で並んで取りました。

安美の王子様になったつもりでしたが、安美にとっては王子様ではなく、ただの召使だったことに気づきました。

実際に安美を問い詰めてみると、別の男とよくドライブしていたことを開き直ったように笑いながら白状しました。

安美のために尽くしてきたことがバカらしくなり、三角は今回の計画を実行したのでした。

エピローグ

こうして事件は見事に解決し、群馬県警のパトカーで送ってもらうことになった小五郎、コナン、蘭、祐。

その車内では、先ほど眠りの小五郎の推理ショーを撮影していた山村刑事が動画を確認していたのですが、最初の方しか撮れていないことに気づいてがっくりと肩を落としました。

毛利さん!もう一度戻ってやり直しませんか!?

蘭が絆創膏のことでコナンにヒントを与えた瑛祐を褒めると、瑛祐はコナンの顔を凝視し何かを考えているようでした。

「やはり黒の組織と関係が!?」と、コナンが冷や汗を浮かべると、瑛祐はなぜか車の天井に頭を打ちつけ、あまりの痛さにイテテテ・・と頭を抱えました。

こんなドジっ子がまさか黒の組織の一員であるはずはなく、コナンは安心と呆れが混ざって複雑な心境となったのでした。

名探偵コナン第430話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第430話
事件ファイル名 もう戻れない二人(後編)
放送日 2006年2月13日(月)
OPテーマ 衝動(B’z)
EDテーマ 悲しいほど貴方が好き(ZARD)
BACK 第429話「もう戻れない二人(前編)」
NEXT 第431話「本庁の刑事恋物語7(前編)」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染
本堂 瑛祐
CV:野田順子
蘭のクラスにやってきたドジな転校生
山村 ミサオ
CV:古川登志夫
群馬県警の刑事
三角 篤
CV:家中宏
32歳。依頼人
安美 篤の恋人
鑑識
CV:大西健晴
鑑識
CV:今村直樹

名探偵コナン第430話の感想

男女の交際にまつわるトラブルで殺人事件って悲しいですね~。殺害する以外に方法はあったはずなのに・・。

本堂瑛祐くん、今回のドジ具合もナイスでした!小五郎じゃなくて山村刑事と相性いいんじゃないかな~と勝手に思っちゃってます。

そして、そんなドジな瑛祐くんにもヤキモチをやくコナンくん・・、とーっても可愛かったです!!不貞腐れた顔で絆創膏を突きつけて「テメェで貼りな!」って、もう愛くるしい!

ギャグちっくで面白いので、コナン&瑛祐の今後が楽しみです!

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第430話「もう戻れない二人(後編)」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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