名探偵コナン第435話のネタバレと感想！探偵団に注目取材（前編）

これまで幾度となく事件解決に貢献してきた少年探偵団に取材の依頼がやってきました。ところが、世間の注目を期待するコナンたちはまたもや事件に巻き込まれることになってしまいます。

一体、どんな事件が起きるのでしょうか？　そして、Next Conan’s HINTは「花粉症」となっていましたが、花粉症であるコナンたちの担任・小林先生が何か関係しているのでしょうか？

それでは、アニメ「名探偵コナン」第435話「探偵団に注目取材（前編）」のあらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください！

名探偵コナン第435話のあらすじ

ある日、帝丹小学校に人気フリーライターの杉森政人（すぎもりまさと）が現れ、コナンたち1年B組の担任・小林澄子先生は少年探偵団への取材を申し込まれました。

小林先生は探偵団がネコ探しをしているだけだと思っていたようで、殺人事件にもよく貢献していると知ってひどく驚きました。

「21世紀に蘇る少年探偵団」という題目の取材を受けないかと聞かれた元太、光彦、歩美は大喜びで承諾し、コナンと哀も仕方なく付き合うことにしました。

翌日、普段通りの格好のコナンと哀、そして普段とは違ってお洒落な格好をした元太、光彦、歩美が待ち合わせ場所に到着すると、これまた身なりを飾り立てた小林先生が遅れてやってきました。

歩美は、メガネではなくコンタクトレンズにした小林先生を見て「佐藤刑事にそっくり！」と目をパチパチさせました。

その一方で、コナンは花粉症の小林先生を心配し、コンタクトの刺激が良くないためメガネにした方がいいと勧めました。

このあと、コナンに言われた通りメガネに戻した小林先生は、少年探偵団を連れて杉森のアパートにやってきました。

外観からしてアパートは六畳一部屋ぐらいしかないように見え、コナンは本当に家の中で取材をすると言っていたのか質問しました。

すると、小林先生は近くのファミレスで待ち合わせしていたことを思い出し、慌てて杉森に電話をかけようとします。

それを制したコナンは、杉森の部屋で取材を受けてさっさと終わらせようと提案し、玄関の呼び鈴を鳴らしました。

ところが、いくら待っても応答がないので、痺れを切らせた元太がカギのかかっていないドアを勝手に開けてしまいました。

すると、部屋の中には壁にもたれた状態で頭から血を流し、ぐったりする杉森の姿がありました。

コナンは部屋に入ろうとする小林先生を引き留め、哀は杉森と面識のある小林先生の髪の毛が万が一部屋の中に落ちたりしたら犯人だと疑われかねないと説明します。

そして、光彦が救急車と警察を呼んで欲しいと小林先生に頼むと、すでに部屋に上がり込んでいたコナンは杉森の脈を確認し、体の硬直具合から死後半日は経っているため救急車を呼ぶ必要はないと伝えました。

このあと、目暮警部や高木刑事たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

第一発見者ということで事情聴取を受けることになった小林先生は、杉森から一昨日の夕方に取材の依頼をされ、昨日の午前11時22分に取材を受けることを電話で伝えたと説明しました。

凶器はカメラの三脚と判明し、部屋の奥で撲殺されていることから、目暮警部は顔見知りの犯行の線で捜査を進めることにしました。

被害者となった杉森は記者なので暴露記事などで恨みを買っていた可能性もあり、取材を受けた人が犯人ということも考えられます。

画像引用：名探偵コナン公式サイト

このあと、杉森の部屋の電話機を確認したコナンは、怪しいのは4人の人物だと目暮警部に報告しました。

留守電には4件のメッセージが入っていて、「留守」のボタンの端に付着した血は途切れています。つまり、血が飛んだあとで誰かがボタンを押して留守電に切り替えたということです。

犯人が留守電にメッセージを入れてアリバイ作りをした可能性が高いと考えたコナンは、さっそくメッセージを聞いてみようと発言。

そして、機械音痴である目暮警部によって誤ってメッセージが消去されることを心配した高木刑事の提案で、鑑識の機材を使って録音しながらメッセージを聞くことになりました。

録音機材の用意が整うまでの間、あれこれ部屋の中を調べるコナンに哀は「もっと子供らしくしろ」と忠告。目暮警部や高木刑事には免疫がありますが、コナンの推理を始めて見る小林先生にとっては刺激が強すぎるというのです。

哀に言われて小林先生が戸惑っていることに気づいたコナンは、

あれれ～？杉森さんの腰のところにおもしろいカギがついてる！ほら、銀色のお馬さんがついてるよ！

と、子供らしい言葉づかいで目暮警部と高木刑事に知らせました。

そのカギは高級車として名高いフェラーリのキーで、高級車を維持するために生活費を削る人は多く、杉森も車貧乏だった可能性が考えられます。

また、アパートと車のカギを別々にしていたということは、杉森は見栄っ張りだったとも考えられます。

あまりにも子供っぽいコナンの態度に違和感を抱いた元太、光彦、歩美は口を揃えて文句を言い始め、その傍らで哀は口の端を吊り上げて満足そうにしています。

コナンは哀を睨みつけた後、チラリと小林先生を見て「やりにくいったらねェなぁ‥」と心の中で大きなため息を吐いたのでした。