名探偵コナン第996話のネタバレと感想!能ある鷹は罪を隠す

シーズン26

今日の舞台は古民家カフェ!鷹匠イベントに参加したら、またもや事件に遭遇?

一体どんな事件が起き、コナン君はどのようにして解決するのでしょうか。

それでは、アニメ「名探偵コナン」第996話「能ある鷹は罪を隠す」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

Sponsored Link

名探偵コナン第996話のあらすじ

古民家カフェ「竹原」

コナン、小五郎、蘭は長閑な里山にある古民家カフェ「竹原」にやってきました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

店に入ってまず目にしたのは、

奥穂里山フェスタ
13:00 ポン菓子体験イベント
13:30 ポン菓子完成
15:00 鷹匠体験イベント
16:00 鷹匠メインイベント

と、書かれた案内板です。

この日は「奥穂里山フェスタ」が行われる予定らしく、鷹匠イベントを担当する赤柴徹(あかしば てつ)、ポン菓子イベントを担当する石間明彦(いしま あきひこ)がそれぞれ準備を始めていました。

しかし、店内には古民家カフェ経営者の竹原玄一(たけはら げんいち)と妻の竹原佐登子(たけはら さとこ)が居るだけで、コナンたちの他に客はいません。

小五郎が「本当にフェスタの日なのか?」と疑問を抱くと、佐登子はニッコリ微笑み、今はガランとしているが昔は大盛況だったと説明しました。

玄一の嘘

貸切ということもあり、縁側に座ってのんびりくつろぐ蘭と小五郎。そんな閑散とした空間の中、コナンはトイレに行くことにしました。

用を済ませてトイレを出ると、店の外から声が聞こえてきました。気づかれないようにこっそり覗いてみると、玄一が客ではない人物と何やらこそこそ話し込んでいました。

相手の男性が車で去った後、石間が玄一の様子を見にやってくると、玄一は「道案内をしていた」と説明してすぐに店内に戻って行きました。

話の内容が道案内ではなかったことを知っているコナンは、玄一が嘘をついたことに疑念を抱きました。

ポン菓子体験イベント

このあと、佐登子からぼたん鍋にするイノシシの調達を頼まれた玄一は、猟銃を担いでイノシシ猟に出かけて行きました。

13時になり、石間によるポン菓子体験イベントが始まりました。ところが、米が弾ける時の爆発音が想像以上に大きく、コナンたちはあわあわと後退り。

そんなコナンたちを見て大笑いした石間は、完成したポン菓子に砂糖水をかけ、器によそってコナンたちに手渡します。

縁側に座って森を見ながら出来立てのポン菓子を頂いていると、森の開けた場所を歩く玄一の姿を発見。

小五郎が大声で呼びかけると、それに気づいた玄一は大きく手を振り、しばらくして茂みの中へ消えて行きました。

鷹匠体験イベント

15時になり、今度は赤柴による鷹匠体験イベントが始まりました。

エサやりに挑戦することになった蘭は、鹿皮で作られた専用の手袋をはめ、赤柴の指示通りにエサを持ってジッと身構えました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

赤柴の手を離れた鷹は大きな翼を広げて真っ直ぐ蘭のもとへ向かい、手袋にとまってエサを食べ始めました。

成功を収めた蘭が喜んでいると、赤柴は鷹が好きで鷹匠になったことを打ち明けました。

そして、昔みたいに古民家カフェを盛り上げるため、鷹匠イベントのことを学校などで紹介して欲しいとコナンと蘭に頼みました。

もちろんコナンたちは承諾し、古民家カフェが再び賑わうことを熱望しました。

事件発生

ポン菓子や鷹匠の体験イベントが終わり、奥穂里山フェスタのメインイベントが行われることになりました。

そのメインイベントとは、森の開けた場所にウサギの皮に生肉をつけた疑似餌を吊るし、そこに鷹を飛ばすというものです。

目的地は古民家カフェからかなり距離があるため、鷹がきちんとたどり着けるか心配するコナンと蘭。

そんな二人を見て赤柴はニッコリ微笑むと、腕を振って鷹を森の方へ飛ばしました。

鷹は疑似餌に向かって真っすぐ飛んで行ったのですが、キラキラと何かが光ったと同時にバランスを崩してしまいました。

その直後、山中に銃声が響き渡り、茂みの中から開けた場所へ倒れ込むように玄一が姿を現しました。

急いで玄一のもとに向かうコナンと小五郎ですが、玄一は胸に銃弾を受けており、すでに息絶えていました・・。

事故?他殺?

しばらくして、目暮警部や高木刑事たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

小五郎は、突然茂みに入ってきた鷹に襲われると勘違いした玄一が身を守ろうとして咄嗟に猟銃を撃ったが暴発してしまったのではないかと目暮警部に伝えます。

それを聞いた赤柴は、鷹や森の動物たちは人間を恐れていて、自ら人を襲うようなことはしないと強く主張しました。

もし小五郎の推理通り、鷹に襲われそうになって咄嗟に銃を撃ったとしても、拳銃と違って猟銃の銃身は長さがあるので誤って自分を撃つとは考え難いですよね。

だとすると、事故ではなく他殺の可能性が高いということになりますが、コナン君はどんな推理をするのでしょうか?

以下、ネタバレになります。

Sponsored Link

名探偵コナン第996話のネタバレ

鷹の怪我

コナンと蘭が赤柴を訪ねると、ちょうど鷹の足首を手当てしているところでした。

いつどこで怪我を負ったのかはわからないが、致命傷とならずに軽傷で済んで良かったと安堵する赤柴。

ねぇ!鷹が足首を怪我するのってどんな時?

このコナンの問いに、赤柴はカラス除けやテグスに引っ掛かった時だと答えました。

それを聞いてピンと来たコナンはもう一度森の中を調べ、事件の真相にたどり着きました。そしてみんなを集め、眠りの小五郎の推理ショーを始めることにしました。

事件の真相

玄一は事故ではなく事故に見せかけて殺害されました。

事件当時、現場にはテグスが張られていて、鷹はそのテグスに足が絡まってバランスを崩し、コースから逸れてしまいました。

キラキラ光って見えたのはテグスだったんですね!

警察が到着した時にはすでに現場からテグスは消えていましたが、すぐ近くの谷底で木製のドラムに巻かれた状態で見つかりました。

恐らく、テグスが現場に残らないようにドラムに巻き付けて谷底に落としたと思われます。

犯人は、あらかじめ猟銃にテグスを繋げておき、飛んできた鷹の足がテグスに引っ掛かると同時に猟銃の引き金が引かれ、銃弾が発射されるように仕掛けておきました。

そして、発射された銃弾は玄一の遺体を乗せていた仕掛けの留め具を撃ち抜き、留め具を失った仕掛けが動いて玄一の遺体を茂みから弾き出しました。

玄一を乗せることでバランスを保っていた仕掛けは不安定になり、テグスを巻き取りながら谷底へ落ちて行き、猟銃はテグスに引っ張られてその場に放置されたというわけです。

仕掛けは偽装工作のため

前述したように、犯人はかなり手の込んだ仕掛けを使っています。わざわざそんな仕掛けを使った理由は、玄一が殺害されたのはメインイベントの時だと錯覚させるためでした。

実は、玄一の殺害はメインイベントの時ではなく、ポン菓子体験イベントの最中に行われていました。

フェスタのイベントは時間割が決められていて、ポン菓子担当の石間は時間をしっかり守っていました。

それを知っていた犯人はポン菓子の機械が大きな音を立てる時間に合わせて玄一を殺害したのです。

そして小五郎が玄一と思われる人に叫んだ時、手を振ったのは玄一ではなく玄一の服に身を包んだ犯人だったのです。

つまり、あの時に古民家カフェに居なかった人物こそが犯人ということです!

犯人はこの人!

犯人は被害者の妻・竹原佐登子です!

証拠は、佐登子の首に玄一の血液が付着していたことでした。

玄一の首には血痕があり、それは玄一の狩猟ジャケットの首の部分にも付着していました。

玄一に成りすまして小五郎に手を振った時、佐登子は玄一のジャケットを着ていました。この時に首に血が付着したんですね!

犯行の動機

佐登子はなぜ夫である玄一を殺害したのでしょうか?

コナンはトイレに行った際に、玄一が客ではない男性とこそこそ話し込んでいるところを目撃していましたよね。実はその男性は不動産業者で、玄一と店の売却契約を結んでいたんです。

佐登子は、二人で作り上げた店を簡単に手放そうとする玄一のことが許せなかったのですが、渋々承諾して荷物をまとめることにしました。

しかし、玄一は店と一緒に佐登子も置いて行くつもりだったらしく、「自分にとってお前はお荷物だ」と吐き捨てるように佐登子に言いました。

佐登子の中に玄一に対する殺意が沸き起こり、この日、玄一の殺害に至ったのでした。

あの人がバカにした里山の力で息の根を止めてやったら、金儲けに利用されただけの可哀想な鷹も、少しは報われるんじゃないかと思って・・。

エピローグ

里山からの帰り道、ゴミ捨て場の前を通ったコナンたちはゴミを漁るカラスの群れに遭遇しました。

この時、小五郎の頭の中に「カラスの駆除も鷹匠の大事な仕事なんだ」という赤柴の言葉が過りました。

よーし!と気合いを入れた小五郎は駆け出し、「ホーーーーク!」と言ってカラスたちに向かって行きました。(ホークとは英語で鷹のことです)

しかしカラスたちによって返り討ちにされ、いつまでも追いかけてくるカラスを振り切ろうと全速力で逃げる羽目になったのでした。

放っとけばよかったー!!(涙)

Sponsored Link

名探偵コナン第996話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第996話
事件ファイル名 能ある鷹は罪を隠す
放送日 2021年1月30日(土)
OPテーマ JUST BELIEVE YOU(all at once)
EDテーマ Reboot(宮川愛李)
BACK 第995話「代役・京極真(後編)」
NEXT 第997話「スマイルの里の陰謀」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染
毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人
目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部
高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
竹原 玄一
CV:咲野俊介
37歳。古民家カフェ経営
竹原 佐登子
CV:久川綾
35歳。玄一の妻
赤柴 徹
CV:青山穣
28歳。鷹匠
石間 明彦
CV:稲葉実
50歳。農家
不動産業者
CV:柳沢栄治
レポーター
CV:木村珠莉
アナウンサー
CV:高橋大輔

名探偵コナン第996話の感想

鷹を飛ばした直後に銃声が聞こえて玄一の遺体が現れたため、鷹匠の赤柴さんが怪しいと思ってました。まさか妻が犯人だったとは・・、意外でした。

そして、最後に佐登子が豹変したシーンは、ヒィィィィってなりました。最初の登場からずっとニコニコしていた分、あの顔は恐怖でしかありません(汗)

今回、コナンたちも驚いていたポン菓子機の音ですが、本当に爆発音のような音がするんでしょうか?

調べてみると「バクダン」と呼ぶ地域もあるらしいので、きっとかなりの轟音なんでしょうね~。

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第996話「能ある鷹は罪を隠す」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も来てくださいね!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう