名探偵コナン第923話のネタバレ!コナンのいない日

シーズン23

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第923話「コナンのいない日」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第923話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第923話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第923話
■ 事件ファイル名:
コナンのいない日
■ 放送日:
2018年12月1日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ タイムライン(dps)
EDテーマ Aozolighter(Cellchrome)
■ BACK:
第922話「消えた少年探偵団」
■ NEXT:
第924話「みかん畑に陽は沈む」

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名探偵コナン第923話|登場人物

・江戸川 コナン
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

・灰原 哀
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

・毛利 小五郎
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・目暮 十三
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

・高木 渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・千葉 和伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

・雲母 定数(うんも さだかず)
30歳。強請りの常習犯。工事現場で亡くなっていた。

・久保 久江(くぼ ひさえ)
73歳。主婦。

・久保 幸英(くぼ ゆきひで)
19歳。久江の孫。

・鮫井 リカ(さめい りか)
28歳。挿絵画家。

・田子 国子(たご くにこ)
36歳。リカの隣人。主婦。

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名探偵コナン第923話|あらすじ

光彦、元太、歩美、灰原は、工事現場で頭から血を流して亡くなっている男性を発見した。

目暮たち警察が到着し、捜査が始まった。

無料宿泊券を手に入れた小五郎に連れられ、温泉へ来ていたコナンは、光彦から連絡を受け事件のことを知る。
被害者は雲母定数、強請りの常習犯だ。
鉄パイプのようなもので頭を殴られて即死。
凶器はまだ見つかっていない。

検死の結果、死亡推定時刻は3時半から4時半の間だと割り出された。
しかし犯人を目撃したという光彦たちは、以下の出来事から4時だと断言する。

久保久江は、働きもせず遊びまわっている孫のことで悩んでいた。
その話を聞いた光彦たちは、久江の孫である久保幸英に意見するため、工事現場の向かいで幸英を見張っていた。
4時頃、背の高い男が工事現場へ入っていったが、5分ほどで飛び出してきて、慌てて逃げ去る姿を目撃した。
その背の高い男のことが気になったが、外出した幸英を尾行することにした。
なんと幸英は、夜勤専門で働いていた。
幸英はまだ仮採用だったため、本採用になってから久江に仕事のことを伝えるつもりだったのだろう。

先ほど目撃した男のことが気になる光彦たちは、工事現場へ戻って来た。
そこで、雲母の遺体を発見したというわけだ。

光彦たちが目撃した男は疑わしいが、人相と年齢が不明で、背が高いということだけでは犯人を割り出すことが難しいと話す目暮。
高木と千葉は、容疑者は雲母に強請られていた相手だと考えた。

コナンは、現場に凶器が残っていないことが引っかかり、光彦に連絡した。
犯人が持ち去ったと考える光彦だが、工事現場で目撃した背の高い男は、鉄パイプのようなものは持っていなかった。
コナンは「明日の昼には帰れるから、見つけ出そうぜ、その犯人」と光彦に伝え、電話を切った。

しかし翌日、小五郎が腹痛のため救急車で病院へ運ばれた。
そのためコナンは帰ることができなくなった。
コナンが事情を光彦に伝えると、光彦は「ええ~!今は帰ってこれない?!」とガッカリする。
コナンは、光彦たちに警察の捜査にくっついて、手に入れた情報を報告するように指示した。

高木と千葉は、雲母の部屋で強請られていた人たちのリストを手に入れた。
リストには男性10人と女性1人の名前があった。
そのリストの中に容疑者がいると考えた高木たちは、一人ずつ話を伺うことにした。
光彦たちは犯人を目撃しているため、容疑者に会えば何か思い出すかもしれないと言い、無理矢理高木と千葉に同行する。

やはり凶器の鉄パイプが気になるコナン。
コートの中に隠して逃げたとしたら、男の走り方が不自然なことに光彦たちが気づいたはずだ。
ということは、凶器が消えたのはもっと後ということになる。

高木と千葉、光彦たちは、リストの中で唯一の女性である鮫井リカのマンションを訪れた。
鮫井に昨日の4時ごろのアリバイを確認すると、隣人の田子国子が部屋の前をちょうど通りかかった。
田子は、鮫井が3時ごろからずっと仕事をしており、部屋の中にいたことを証言した。

結局、リストの中の容疑者全員にアリバイがあった。
光彦は、コナンに容疑者全員が白だということを連絡し、行き詰ってしまったことを伝えた。
そこで元太が電話の向こうで「なら誰なんだよ、あの惚けた顔したあんちゃんを殺したのは」と言い出した。
コナンは新聞に載っている雲母の顔写真を確認するが、惚けた顔などしていない。
光彦から遺体の写真をメールで送ってもらうと、遺体の前歯が抜けていた。
コナンは、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使い、高木と電話をかわるように言った。
電話に出た高木に、遺体の歯が抜けている理由を尋ねる。
すると、雲母の前歯は差し歯で、週明けにでも入れ直してもらう予定だったことがわかった。

電話を切ったコナンは、遺体の写真を確認する。
コナン(この人ポロシャツ姿だったんだ。もしかして、だが・・

容疑者全員にアリバイがあったため、高木たちは振り出しに戻ってしまい、容疑者リストを作り直すことにした。

コナンは再び光彦に連絡し、被害者の死亡推定時刻を尋ねる。
4時だと言い張る光彦だが、それは逃げていく背の高い男を目撃した時刻だ。
警察が検視で割り出した正確な死亡推定時刻は、3時半から4時半の間。

コナン(そういうことか・・

コナンは、背の高い男にたどり着けない理由、引っかかってた凶器、被害者の雲母、犯人がどうしてそんな真似をしたのか、全てに検討がついた。

しかし、問題は犯人が誰だということだ。
光彦の情報では、容疑者全員に確かなアリバイがある。

コナンは光彦に、アリバイ証人への確認と、お宝探しをするように指示した。
電話を切った後、灰原は「理由も教えないでアレしろコレしろって、毎度パシリ扱いしてくれるわよね」と呟く。
光彦は「ガーン!パシリって・・」と、電話一本かけてきて指図されたことを気にしだした。
そんな光彦を見た灰原は「解決できるカギは私たち次第なんだから」と言うと、光彦、元太、歩美は張り切ってお宝探しへと走り出した。
灰原は、鮫井リカのアリバイを証人した田子を訪ねることにした。

灰原は田子に、なぜ鮫井が3時から部屋で仕事をしていたことがわかったのか尋ねる。
田子は昨日、夜までに仕上げなければならない仕事があるという鮫井から、妙なファンが部屋に訪ねてきてドアを叩いたり喚いたりしたら追い返して欲しいと頼まれた。
そう言って鮫井が部屋に籠ったのは3時頃で、幸いその後ずっと妙なファンは来なかったらしい。
しかし、田子は鮫井の部屋をずっと見張っていたわけではないので、鮫井が3時以降も部屋にいたとは限らない。

灰原は、コナンに電話で報告した。
鮫井のアリバイは崩れたが、工事現場から逃げ去った背の高い男と鮫井では全く重ならないと話す灰原。
それに対してコナンが「それはもうどうでもいいんだ」と言うと、灰原は「教えなさいよ、いい加減!」と声を上げた。

一方、お宝探しをしていた光彦、元太、歩美は、川の中でコート、サングラス、マスク、鉄パイプを発見した。
すぐさまコナンに連絡する光彦。
コナンは、急いで警察に連絡するように指示した。
電話を切った後、光彦たちは灰原と合流した。
そして先ほど灰原がコナンから聞き出した事件の真相を説明してもらった。

光彦から連絡を受けてやってきた目暮は、コートや鉄パイプを調べるように鑑識に指示した。

光彦たちは高木と千葉に、事件の真相をコナンが全てを読み解いたことを話した。
そして光彦は、不在のコナンに代わって犯人を追い詰めるため、一緒に来て欲しいと頼んだ。
それを聞いた元太と歩美は驚くが、光彦は「ただのパシリなんかじゃ・・」と呟く。

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名探偵コナン第923話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第923話|謎解き

【謎解き①】
雲母の前歯は差し歯で、週明けに入れ直してもらう予定だったため抜けていた。

【謎解き②】
雲母はポロシャツ姿で亡くなっていた。

【謎解き③】
川の中からコート、サングラス、マスク、鉄パイプを発見した。

名探偵コナン第923話|ネタバレ

光彦、元太、歩美、灰原、高木、千葉は、鮫井の元を訪れた。

光彦は、リストの中でアリバイがないのは鮫井だけだと話す。
それに対して鮫井は、隣人の田子がアリバイを証言したことを話した。
しかし、田子は実際に鮫井の姿を目にしていなかったことを灰原が説明する。

そうだとしても、雲母を殺害した犯人が背の高い男ならアリバイは関係ないと言う鮫井。

しかし、背の高い男など見つかるはずなかったのだ。
光彦が「そのボクたちが目撃した男は・・。なぜなら、その男の人は・・」と言いかけた時、コナンが走ってやってきた。
コナンの姿を見て驚く光彦たち。
コナンは息を切らせて「小五郎のおじさん、ものすごい回復力で」と笑う。
どうやら小五郎は、ただの食べすぎで腹痛を起こしていたようだ。

コナンは光彦に推理を続けるように言った。
光彦は「そのサングラスをかけ、マスクをつけて、コートを着た背の高い男性は、ほかならぬ雲母定数さんだからです
と言い切った。
はあ?!」と驚く高木と千葉。
きまったな」と光彦を褒めるコナンと、クスクス笑う元太と歩美。

光彦は「見破ったのはコナンくんですから」と、続きをコナンに託した。
コナンは頷き、推理を話し始めた。

昨日の午後4時頃、強請り目的で雲母は待ち合わせ場所の工事現場へやってきた。
その時、寒かったため雲母はコートを着ていた。
つまり、光彦たちが目撃した背の高い男性は雲母だったのだ。

雲母は、先に到着して潜んでいた強請りの相手に鉄パイプで襲われたが、鉄パイプを奪い取り返り討ちにした。
強請りの相手を殺害してしまったと思い、凶器の鉄パイプを放り出して雲母は慌てて逃げ出した。
それを再び光彦たちが目撃した。

その後、雲母は自分の指紋が残っている鉄パイプを始末するため、再び現場へ戻って来た。
時刻は4時半頃、雲母は実は気絶していただけの強請りの相手に殺害された。

犯人は、雲母の遺体からコートを剥ぎ取り、凶器の鉄パイプと一緒に始末した。

目撃された背の高い男が雲母だと思ったのは、光彦から送られてきた遺体の写真だ。
写真に写っている雲母はポロシャツ姿で、寒い日だったからコートを着ていたんじゃないかとコナンは考えた【謎解き②】。
そして強請りに行くなら、抜けている前歯を隠すためにマスクをするはずだ【謎解き①】。

背の高い男という条件が消えると、犯人の割り出して注目すべきはアリバイの確実性だ。

高木は、犯人がなぜ遺体からコートなどを剥ぎ取ったのか疑問を浮かべた【謎解き③】。

恐らく犯人は雲母と争った時に、自分の血が雲母の身に着けているものについてしまったのだ。

そこで鑑識課から千葉に連絡が入り、コートから血痕が見つかったことがわかった。
その血痕は、被害者の雲母のものと、もう一人・・。

私のです・・」と鮫井が俯き呟いた。
鮫井は雲母を殺すつもりはなかったと話す。
昨日、雲母に呼び出されて強請られた時、勘弁して欲しいと頼んだが、首を絞められた。
鮫井は身を護ろうと咄嗟に鉄パイプを拾ったが、逆に雲母に殺されかけてしまった。
再び戻って来た雲母がとどめを刺しに来たのかと怖くなり、夢中で鉄パイプを振るってしまった。
鮫井は以上を、泣きながら話した。

しかしコナンは「あれれ~!?それじゃあ食い違っちゃうよ~?」と指摘する。

アリバイ証人に仕立てようと、隣人の田子に嘘の頼みごとをしたのは、雲母に会いに行く前だ。
はじめから殺害でも企んでなかったら、そんな前工作するはずがない。

鮫井は「ちっ」と舌打ちした。
そして「このわざとらしいガキの言う通りよ。あの毒虫野郎、こっちから呼び出して殺してやったのよ」と笑い、雲母を殺害したことを認めた。

よしっ!解決です」と喜ぶ光彦、元太、歩美。

(エピローグ)
帰り道。

お見事でしたね、コナンくん」と光彦。

コナンは「お前たちからの情報のおかげだ。あちこち動いてくれてありがとな」と感謝を伝える。

光彦、元太、歩美は「ええー!コナン(くん)らしくない」と口を揃えて言う。

しかし、結局はコナンの力だと言う光彦たち。

灰原「ふっ、称えあっちゃって・・

光彦は「ん?何か事件じゃ」と人だかりを指差した。

コナン「よし、いくぜ!

光彦、元太、歩美「おー!

まとめ

■ BACK:
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■ NEXT:
第924話「みかん畑に陽は沈む」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第923話「コナンのいない日」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

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