川床に流れた友情(名探偵コナン908話)のネタバレ!犯人やトリックも

シーズン23

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第908話「川床に流れた友情」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。

今回の舞台は川床料理店でしたね~。その『和』の空間に癒されながら食事をしていたコナンたちですが、またまた事件に遭遇してしまいました。

その事件は、客として来ていた女子大生3人のうちの1人が真っ赤に染まった川の中で遺体となって発見される、というものでした。

目暮警部は、誤って川に転落した事故死だと考えました。しかし、単身で調査していたコナンは事故ではなく殺人だと確信し、赤い川のトリックや犯人の正体を見破りました。

それではコナンの推理をもとにネラばらししていこうと思います!

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ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

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犯人はこの人!

犯人は、鈴本麻里亜です。

証拠は、麻里亜が隠し持っていた手袋に夕子の血液とおが屑が付着していたことでした。

犯行時、麻里亜は指紋を残さないように手袋をしていました。その時、夕子の返り血と天然氷にふりかけてあったおが屑が手袋に付着したのです。

動機は、コンテストに応募しようとしていた写真をSNS上で夕子に侮辱されたためでした。そのせいで誹謗中傷のコメントが後を絶たず、麻里亜は我慢の限界を感じて夕子に復讐することを決意したのでした。

麻里亜の犯行

麻里亜はフリーメールを使って夕子を呼び出し、そのあと自分も口実をつけて夕子の後を追いました。

水車小屋の前で夕子と落ち合った麻里亜は、『いい写真の撮り方を教えて欲しい』とでも言って夕子に自撮り写真を撮影させました。

そしてあらかじめカギを壊しておいた水車小屋に夕子を誘い込み、天然氷で夕子を殴打しました。

こうして夕子を殺害した後、麻里亜は台車を使って水車小屋から遺体を運び出しました。そして川だまりに遺体を投げ込み、転落したように見せかけるために川岸に自撮り棒を残しました。

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犯人が犯したミス

先ほど前述したように、麻里亜は夕子が転落したように見せかけるため川岸に自撮り棒を残しました。

しかし、自撮り棒が川岸にあったからこそ事故ではなく他殺だとコナンに見抜かれてしまいました。

もし夕子が写真を撮ろうとして誤って足を踏み外したのなら、自撮り棒ごと川に転落する方が自然ですからね~。

そのことに疑問を抱いたコナンは、夕子を殺害した犯人が事故に見せかけるために敢えて自撮り棒を残したと瞬時に見破ったのでした。

次に、麻里亜は遺体を台車に乗せて川だまりへ運んだ時、途中で野バラの棘で遺体の腕や自分の体に引っかき傷を作ってしまいました。

野バラが咲いているのは水車小屋から川だまりに行く途中の道だけです。

2人に同じひっかき傷があることに注目したコナンは、麻里亜が野バラの道を通って夕子を運んだと推理したのでした。

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真っ赤に染まった川

川が赤く染まって見えたのは、アイオオアカウキクサという湖などに群生するシダ植物が大量に流れてきたことが原因でしたね。これは麻里亜がアリバイ工作をしたという証拠でもあります。

では、なぜ突然川に流れてきたのでしょうか?それは、普段は使われていない水門が麻里亜によって開けられてしまったからです。

麻里亜は、水門を開けてからすぐに遺体を川だまりに投げ入れ、店に戻って遺体が流れてくるのを待っていました。つまり、夕子が川に落ちた時、自分はみんなと一緒に川床にいたというアリバイを作ったということです。

水門が開くと当然、用水路に溜まっていた水は一気に流れ出します。そして用水路に群生したアイオオアカウキクサも水と一緒に川だまりへと流れ込み、川だまりの水嵩はどんどん増していきます。

そして川だまりから溢れた水がアイオオアカウキクサを巻き込んで本川へと流れ出したため、川が真っ赤に染まって見えたというわけでした。

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エピローグ

数日後。学校から帰って来た蘭は、『近所で天然氷のかき氷屋さんを見つけたの!』と嬉しそうにコナンと小五郎に報告します。

すると小五郎は、『ペンギンじゃあるまいし、そんなに氷食って何が楽しいんだ?』と怪訝な顔をします。

喜ぶ蘭を見て癒されていたコナンですが、小五郎の言葉によって一瞬で呆れ顔になってしまいました。(おっちゃん、ペンギンは氷食わねェだろ……)

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第908話「川床に流れた友情」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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