名探偵コナン第258話のネタバレと感想！シカゴから来た男（前編）

今回はアニマルショーのスポンサーによく似た外国人が誘拐されるといった事件が発生します。その外国人は今後主要キャラとなるので見逃せない回となっています！

さて、コナンくんたち少年探偵団は無事に外国人を救出することができるのでしょうか？

それでは、アニメ「名探偵コナン」第258話「シカゴから来た男（前編）」のあらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください！

名探偵コナン第258話のあらすじ

ポール＆アニーによるアニマルショーの見物を終えたコナン、光彦、元太、歩美、哀、博士が会場を出ると、ショーのスポンサーであるランディ・ホークが記者たちに取り囲まれていました。

ランディはアメリカ南部に位置するオクラホマ州の出身で、石油で当てた金をもとに趣味で動物を集めていましたが、息子のポールと娘のアニーにも動物好きがうつり、今では世界を股にかけてアニマルショーを興行するまでになりました。

そして、ランディの趣味はショーとともに世界をまわって色々な国の動物園をめぐることで、家が代々カウボーイのため移動するときはボディーガードをつけず、自分の身は自分で守るようにしているそうです。

記者たちの質問に受け答えするランディをジッと見ていたコナンは、彼がクイーンズ・イングリッシュで「人違いだ」と訴えていることに気づき、そのことを記者たちに説明してランディ似の男性を救出しました。

彼の名前はジェイムズ・ブラックといい、イギリス生まれのシカゴ出身です。わざわざ日本までアニマルショーを見に来たのは、日本で限定販売されるストラップを手に入れたかったからだといいます。

ジェイムズは友人と待ち合わせをしていたが先ほどのハプニングで会えなかったと説明し、助けてくれたコナンへのお礼としてランチをご馳走させて欲しいと申し出ました。

クイーンズイングリッシュとは

イギリスで使用されている英語のこと。例えば「できない」の「Can’t」を伝える時、アメリカでは「キャント」と言いますが、イギリスでは「カント」と発音します。

このあと、ジェイムズはレンタルしたワゴン車をとりに1人で駐車場へ向かいました。そして車に乗り込もうとした時、刑事2人に声を掛けられました。

刑事たちはこのワゴン車は1週間前に盗難届が出されていると説明し、路地に停めたパトカーにジェイムズを連行します。

パトカーに乗る直前、ジェイムズは友人たちを待たせているので先に知らせに行ってもいいかと質問すると、刑事はジェイムズに拳銃を突きつけ、強引に後部座席へ押し込みました。

この時、ジェイムズのストラップが地面に落ちたのですが、刑事2人は目もくれず、そのままパトカーを発進させました。

実はこの刑事2人はニセ刑事で、ジェイムズをランディと勘違いして身代金目的で誘拐したのです。

40分経ってもジェイムズが戻ってこないので、コナンたちは様子を見に駐車場へ行ってみることにしました。

すると、ジェイムズのワゴン車はドアが開けっ放しでカギも挿したままになっています。

そこにサッカーボールを持った少年が現れ、先ほど駐車場で遊んでいた時、コートを着た2人組の男がワゴン車に乗ろうとしていた外国人を路地の方に連れて行ったと教えてくれました。

コナンが急ぎ路地へ向かうと、そこにはジェイムズのストラップが落ちていました。

ジェイムズが誘拐された可能性が高いと考えるコナンは、ストラップに書かれた「with Paul&Annie」のP、&、Aが血で塗り潰されていることに気づき、ジェイムズが何かを伝えようとしていると推理しました。

画像引用：名探偵コナン公式サイト

けど何だ。なんなんだ、P&Aって。

このあと、交番に駆け込んだコナンたちは警官に事情を説明して助けを求めますが、警官は誘拐されるところを直接見たわけではないし、被害者が外国人というだけではどうしようもないと言って取り合ってくれません。

そこで歩美はアニマルショーのパンフレットを警官に見せ、そこに載っているランディ・ホークと誘拐された外国人はそっくりだと警官に説明します。

この時、コナンはジェイムズがランディと間違えられて誘拐された可能性が高いと考え、もし犯人が人違いだと気づいたらジェイムズの命が危ないと焦りを浮かべました。

その頃、ジェイムズを乗せたニセのパトカーのラジオではランディが生出演しているラジオ番組が流れていて、犯人たちは人違いでジェイムズを連れ去ったことに気づきました。

コナンが心配した通り、犯人たちは顔を見られたジェイムズの口を封じを考え、人気のない群馬の山奥へと車を走らせるのですが──。