名探偵コナン第255話のネタバレと感想!松江玉造連句14番勝負(前編)

シーズン6

今回はコナンシリーズの中でも絶大な人気を誇る旅情ミステリーで、舞台は島根県の松江市です。

俳句、連句と聞くと難しく感じますが、登場人物がやさしく丁寧に解説してくれるのでとってもわかりやすくなっています。

さて、コナンくんたちは一体どんな事件に遭遇するのでしょうか?

それでは、アニメ「名探偵コナン」第255話「松江玉造連句14番勝負(前編)」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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名探偵コナン第255話のあらすじ

連句仲間

小五郎は商店街の福引で旅行券を当て、コナンと蘭を連れて島根県松江市にやってきました。

今回の旅行計画を立てたコナンの案内で松江城、宍道湖、城山稲荷神社、小泉八雲旧居と有名な観光地を回り、今夜泊まるホテル「松江湖水館」に到着する頃には日が沈みかけていました。

ホテルのロビーはオーシャンビューになっていて、コナンが宍道湖を一望しながら「明日の朝は蜆取りが見られるかもしれない」と蘭に伝えると、小五郎は芭蕉が詠んだ有名な句として、

蜆取しじみどり  二見ふたみに別れ 行く秋ぞ」

と、歌いました。

すると、それを聞いていた安藤礼子(あんどう れいこ)という旅行客が「シジミではなくハマグリだ」と指摘し、小五郎は礼子が短大国文科助教授だと知って専門家の前でとんだ失敗をしでかしたことを恥じらいました。

礼子は連句仲間の八木沢巧(やぎさわ たくみ)、椎名涼介(しいな りょうすけ)、川口みずき(かわぐち みずき)、牛窪剛三(うしくぼ ごうぞう)を紹介し、連句を作る時に使う「物の名前辞典」をコナンに見せました。

かなり分厚い本の中には様々な物の名前が説明付きで載っていて、コナンがトレッキングシューズのページを開いて椎名の靴に似ていると伝えると、牛窪は「金もないくせに高そうな靴を履いてるんだな」と意地悪な言葉を投げかけました。

連句とは
初めの人が五七五の句を詠み、その句に次の人が七七の句をつけ、さらに別の人が五七五の句をつけて、と次々に句を連ねていく遊びのこと。

明日の予定

このあと、コナンたちは礼子に誘われて夕食をともにすることにしました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

食事が進むにつれて話題は明日の予定となり、蘭は恋占いで有名な八重垣神社に行ってみないかとコナンを誘います。

あまり気乗りしないコナンは美術館に行くと言って断りますが、椎名に美術館なら昼からでも大丈夫だと説得され、やむを得ず蘭に付き合うことになりました。

一方、礼子たちの明日の予定は連句作りらしく、椎名が作ったクジを牛窪、椎名、八木沢、みずきの順に引いて句を詠む場所を決めることに。

その結果、牛窪は松江城、八木沢は月照寺、みずきは塩見縄手、椎名は庭園美術館となりました。

礼子は朝9時にホテルを出て11時30分までに戻り、そのあと玉造温泉に移って連句の会を開くことにすると説明し、この場は解散となりました。

その夜、ジュースを買いにロビーを訪れたコナンは、牛窪が八木沢に「来週中に借金を返せ」と迫っているところを目撃。さらに、ロビーの端には牛窪たちを盗み見るみずきの姿もありました。

翌日

翌日、コナンは約束した通り、蘭と八重垣神社にやってきました。

さっそく鏡の池で恋占いを始める蘭は、15分以内に紙が沈めば早く恋が実ると知り、池に浮かべた紙をジッと見つめます。

そんな彼女の姿を見てコナンはやるせない気持ちになり、静かにその場を離れました。

だからここには連れてきたくなかったんだよな。蘭、神様が何て答えるか知らねェけど、俺は・・

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名探偵コナン第255話のネタバレ

事件発生

しばらくして、占いを終えた蘭がコナンと合流すると、小五郎から「牛窪が亡くなった」と連絡が入りました。

コナンと蘭が搦手之虎口公園に到着すると、すでに連句の会のメンバーは全員到着していて、小五郎と島根県警松江警察署の広瀬刑事が捜査を行っていました。

牛窪は硬い鈍器のようなもので後頭部を数回殴られており、左手の腕時計が割れていることから咄嗟に左手で頭を庇ったと考えられます。

小五郎は腕時計が止まった10時15分を犯行時刻と推理し、牛窪の右手人差し指が竹を指すように延ばされていることから、ダイイングメッセージの可能性が高いと主張しました。

この時、コナンは遺体の傍に落ちていた手帳を確認し、真ん中のページが破り取られていることに気づきました。

捜査開始

このあと、小五郎と蘭、そして連句の会のメンバーは事情聴取を受けるため、島根県警松江警察署に移動しました。

今回の事件を担当する島根県警の安来刑事は部下の椿刑事を紹介し、さっそく犯行時刻のアリバイ確認を始めました。

椎名はルイス・C・ティファニー庭園美術館に行き、鹿の窓という作品を見て「神々も 集いて見るや 鹿の窓」と句を詠んだと証言。

八木沢は月照寺に行き、大きな亀の像の傍でカマキリを見つけて「大亀に 蟷螂が斧 振り上げて」と句を詠んだと証言。

みずきは塩見縄手の武家屋敷に行き、休憩所から紅葉を見て「やわらかき 日当たる方へ 紅葉舞う」と句を詠んだと証言。

礼子は湖畔を歩いて県立美術館に行っていたと証言。

これらの証言の真偽を確認するため、コナンは各名所を回ってみることに。

その結果、11時過ぎに庭園美術館のイングリッシュガーデンの生垣のところで小銭を落として屈みこむ椎名を目撃したという女性と、11時に月照寺の大亀の像の前で考え込む八木沢の姿を目撃したという和尚が見つかりました。

椎名と八木沢の証言は確かだということがわかりましたが、問題は目撃者が見つからないみずきと礼子です。

実際にコナンが武家屋敷に足を運んでみたところ休憩所から紅葉は見えず、みずきがウソをついている可能性は十分考えられます。

コナンは牛窪の手帳の破り取られたページの前後に株の情報が書き込まれていたことを思い出し、昨夜、牛窪と話し込んでいた証券会社の友永久寿男に連絡し、何を話していたのか確認しました。

そして、礼子が牛窪を供養する意味でも予定通り連句の会を開くと主張したところで、コナンは「みんなの様子から犯人がわかるんじゃない?」と小五郎を唆して連句の会に参加するように仕向けました。

犯人は十中八九、あの4人の中の誰かだろう。連句の会が勝負だ!!

第256話「松江玉造連句14番勝負(後編)」に続きます!

名探偵コナン第255話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第255話
事件ファイル名 松江玉造連句14番勝負(前編)
放送日 2001年10月29日(月)
OPテーマ destiny(松橋未樹)
EDテーマ 青い青いこの地球に(上原あずみ)
BACK 第254話「本庁の刑事恋物語4(後編)」
NEXT 第256話「松江玉造連句14番勝負(後編)」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染み
工藤 新一
CV:山口勝平
高校生探偵。コナンの本当の姿
安藤 礼子
CV:鈴鹿千春
43歳。短大国文科助教授
八木沢 巧
CV:田中正彦
32歳。和菓子店の主人
椎名 涼介
CV:遊佐浩二
38歳。歯科医
川口 みずき
CV:吉田小南美
27歳。図書館司書。礼子の教え子
牛窪 剛三
CV:広瀬正志
51歳。投資家
友永 久寿男
CV:菅原淳一
証券会社勤務
広瀬刑事
CV:千葉一伸
島根県警松江署の刑事
安来刑事
CV:宇垣秀成
島根県警の刑事
椿刑事 島根県警の刑事
フロント係
CV:宮下富三子

名探偵コナン第255話の感想

恋占いとして池をジッと見つめる蘭ちゃんの姿に切なくなりました。コナンくんもきっと同じ思いだったと思います。

いつも一緒にいるのに「俺が新一だ!」と伝えられないのがもどかしいですね。新一の代わりに、想い人はすぐ近くにいるんだよって教えてあげたい!

今回は久しぶりの旅情ミステリーということで新しい刑事さんが3人登場したのですが、椿刑事が一言も話さず・・。後編で活躍するのでしょうか?

被害者の牛窪さんは連句の会のメンバー全員から恨まれているそうで、今のところ誰が犯人なのか見当がつきません。一応、推理してみると、クジを作ったという理由で椎名さんが怪しいかな~と。

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第255話「松江玉造連句14番勝負(前編)」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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