名探偵コナン第246話網にかかった謎(前編)のあらすじ!登場人物や声優も

シーズン6少年探偵団

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第246話「網にかかった謎(前編)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

小嶋 元太
CV:高木渉

円谷 光彦
CV:大谷育江

吉田 歩美
CV:岩居由希子

灰原 哀
CV:林原めぐみ

阿笠 博士
CV:緒方賢一

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

鈴木 園子
CV:松井菜桜子

横溝 参悟
CV:大塚明夫
静岡県警捜査一課の警部。

ゲスト

下条 登(しもじょう のぼる)
CV:高橋広司
34歳。漁師。

吉澤 勇太(よしざわ ゆうた)
CV:竹村拓
34歳。漁師。

荒巻 義一(あらまき ぎいち)
CV:渡部猛
51歳。漁師。

根津 信次(ねづ のぶつぐ)
CV:新藤明夫
35歳。漁師。

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あらすじ

舞台は伊豆のビーチ!

コナンたち少年探偵団は、博士と一緒に伊豆のビーチへ海水浴にやってきました。

周りの海水浴客がキャーキャーと楽しそうにしている中、コナンは退屈そうに海面にプカプカと浮かんでいました。せっかく伊豆まで来たというのに子供の姿では満足に泳げず、不満を募らせていたのです。

その時、友人とはしゃぎながら後ろ向きに進んでいた女性のお尻がコナンの顔に激突しました。その拍子にコナンはひっくり返ってしまったのですが、すぐに女性に抱き上げられたため事なきを得ました。

もう1人の女性はコナンの目線に合わせてしゃがみ、顔を覗き込むようにして無事を確認します。すると、コナンの顔はみるみるうちに朱に染まっていきます。

やはりコナンくんも男の子ですね(笑)視線が女性の胸元に釘付けになっていました。

そしてコナンが満足そうにニコニコしていると、光彦がぷんすかしながら現れました。実はこの時、コナンは光彦たちと鬼ごっこをしている最中で、その鬼役がコナンだったのです。

当然、逃げ役の光彦と歩美は追いかける気のない鬼に『真面目にやって下さいよ!』と怒ります。──が、女性たちとの一部始終を目撃していた元太は、ニヤニヤしながらどっちが好みなんだよ、とコナンに詰め寄りました。

コナンは女性に見惚れていたことを否定し、後ろの青いボーダーの水着の女の子くらいになれば話は別だけどな、と伝えました。それを聞いていた哀は、その女の子のボディラインと誰かさんの体を重ねて妄想してたってわけね、と意味深に呟きます。

すると、噂していた女性が振り返り『あら、コナンくんじゃない!』と・・。コナンが口を開けてポカンと眺めるその女性は、なんと、蘭でした。

ハッとしたコナンは、蘭が園子とどこかに出かけると言っていたことを思い出しました。互いに行先を知らされていなかったのに伊豆で遭遇するなんて、まさに運命ですね~。

逃げるみたいで癪だったから・・

このあと、元太、光彦、歩美は園子と一緒にビーチバレーをすることにしました。──が、園子が手加減なしに元太の顔面にボールをぶつけたことで、元太は怒り狂い、光彦は大人気ないと呆れる始末。

その一方で、コナン、博士、蘭は体調を崩した哀を看病していました。哀の体温は高く、皮膚が乾いて汗は止まっており、瞳孔が収縮気味で顔色はピンク色、さらに脈拍は大きく早い。つまり、完全な日射病です。

コナンは、濡れタオルで哀の頭と胸と脇を冷し、しばらく休ませることにしました。蘭は貰って来た氷を博士に手渡し、哀の無事を確認した後、園子たちのもとへ行ってしまいました。

最初に哀の体調がおかしいことに気づいたのは蘭でした。コナンは体調が悪いことを自ら申し出なかった哀にブツブツ文句を言い、博士もそれに同調します。すると哀は、『逃げるみたいで癪だったから・・』と呟きました。

「逃げるって、サメからか!?」
「バーロー。この海水浴場にサメなんか居やしねェよ」
「サメじゃないわ。相手はイルカ。そう、海の人気者。暗く冷たい海の底から逃げて来た意地の悪いサメなんかじゃ、とても歯が立たないでしょうね・・」

対立した漁師たち

その時、海の方から園子と男の言い争う声が聞こえてきました。その男・下条登は元太たちが乗っているボートが他の客にぶつかって大惨事になることを心配しているのですが、園子は浜に放置してあったボートを使っているだけでちゃんと手で押さえているから大丈夫だと主張。

蘭は、なかなか引き下がる様子を見せない園子の代わりに謝罪し、ボートを元の場所に戻すと約束してその場を収めました。そこに下条の友人・吉澤勇太が現れ、ボートを戻す役を引き受けてくれました。

下条と吉澤は漁師なのですが、海水浴の時期は監視員をしながら海岸のゴミ拾いまでも担っているようです。

しかし同じ漁師の荒巻義一は、二人のボランティアじみた行為を良く思っていないらしく、好き放題に二人の悪口を言っていました。

「ま、腕が悪くて魚がとれねェ漁師なんざ、丘に上がってゴミ拾いのバイトでもして食いつなぐしかねェよな」

この荒巻の発言に激怒した下条と吉澤は、今晩8時の約束を忘れるなと伝え、その場を後にしました。

破っちゃならない自然界の掟

その夜、宿泊するクイーンホテルに戻ったコナンたちは、またもや偶然、蘭たちと同じホテルだったことに驚き、中華レストランで一緒に夕食をとることにしました。

そこに下条が現れ、今何時か教えて欲しいと声をかけてきました。蘭が7時12分だと答えると、下条は『早く来すぎちまった』と言って席に座りました。

昼間話していた通り、下条は8時に荒巻と会う約束をしているらしく、そこで”破っちゃならない自然界の掟”についてとことん話し合うつもりだといいます。

下条や吉澤は捕る魚の数を制限して養殖までしているのですが、他所からフラリとやってきた荒巻はそんなルールなどお構いなしに地引網で根こそぎ魚を捕っているようです。

園子が法律で取り締まれないのかと尋ねると、ちょうどやってきた吉澤は『法律はあるが有名無実。とりたい放題ってわけさ』と説明しました。

下条と吉澤とすっかり意気投合した園子は一緒のテーブルで食事をし始め、気を良くした下条たちも先ほどの仏頂面とは打って変わって上機嫌になりました。

8年前の海難事故

このあと、もう一人の漁師仲間・根津信次が現れ、ひょんなことから8年前に起きた海難事故の話になりました。

8年前、下条、吉澤、根津の父親たちを乗せた船は、嵐に巻き込まれて転覆しました。漁師にとって海で亡くなることは本望だといいますが、そもそも嵐の日に船を出したりするでしょうか・・。

下条と吉澤は、親父たちが粋がって船を出したための事故だと思っているようですが、根津は”荒巻の海賊船によって引き起こされた事故”と主張しました。

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事件発生

約束の8時を過ぎても荒巻は現れず、根津が荒巻の携帯に電話をかけてみることになりました。しかし、電話は繋がったのですが返事がなく、聞こえてくるのは波の音だけでした。

そして9時30分、痺れを切らした下条たちは、浜に様子を見に行くことにしました。すると、溺死した荒巻が網に包まって浜に打ち上げられていました・・。

通報を受けて駆けつけた横溝警部は、さっそく捜査を開始しました。聞き込みの結果、下条たち地元の漁師と荒巻が犬猿の仲だったことが判明し、その中でも特に言い争いが目立っていた下条たち三人に疑いが向けられました。

そこで元太たちは、三人が中華レストランに来た時間を横溝警部に知らせることにしました。下条は7時10分過ぎ、吉澤は8時ちょうど、根津は8時40分頃です。

一方、遺体を確認していたコナンは、荒巻の体や服が傷だらけになっていることに気づきました。それに網に包まっているのも不自然です。

容疑者の証言

根津は、約束の8時を過ぎても荒巻が現れず、呼び出すために荒巻の携帯に電話をかけたと証言。しかし、電話口で聞こえたのは波の音だけで、すぐに電話は切られてしまいました。

下条は、レストランで一人で待っている間に一度電話をかけ、吉澤が来てから二回目をかけたと証言。そして吉澤も待ち合わせに向かう途中で電話をかけたと証言しました。しかし、下条も吉澤も電話は繋がらなかったようです。

三人の証言をもとに荒巻の携帯を調べると、

19:02 吉澤
19:47 下条
20:03 下条
20:18 下条
20:41 根津

以上のように着信記録が残されていました。

根津の電話だけ通話の記録が残されているのですが、荒巻本人が電話に出たのか、あるいは荒巻を殺害した犯人が通話ボタンを押したのかはわかりません。しかし、どちらにしても、その時コナンたちの目の前にいた三人の犯行の可能性は限りなく薄くなります。

もし電話に出たのが荒巻本人なら、前の4件の電話をとらなかったのは不可解です。それに、荒巻が犯人に襲われて助けを求めるために電話に出たとしたら、無言のまま切るとは思えません。

わざとらしく残された証拠

その時、光彦は自分たちが昼間乗っていたボートが海に浮かんでいることに気づきました。そこで横溝警部は、ボートを回収するように部下に命じました。

博士「命令ばかりしとらんと、ちょっとは手伝ってやったらどうだね」
横溝「(ギクッ!)いや、ああいうことは部下の仕事ですので・・」
元太「まさかおめェ、泳げねェんじゃねェのか?」
光彦「え~!刑事って、泳げなくてもなれるんですか?」
歩美「せっかくサンゴみたいな頭してるのに~」

このあとボートが引き上げられ、中から酒の一升瓶と片方のサンダルが発見されました。そして、船底に溜まった海水の中からボタンが見つかりました。

遺体は片方しかサンダルを履いておらず、シャツのボタンも一つとれていました。横溝警部は、犯人が荒巻を酔わせてボートに乗せ、網に包んで海に突き落として溺死させたと推理しました。

しかしコナンは、わざわざ証拠を残しておくのはわざとらしいと主張。僕だったらバレないように海に捨てちゃうのに、と。すると元太は『海にゴミ捨てちゃいけねェんだぞ!』と激怒。さらに光彦も『環境破壊だ!』と言ってコナンを責め立てました。

なんとか元太たちを宥めたコナンは、荒巻の携帯を確認し、体や服と同様に傷だらけになっていることに気づいたのですが──。

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まとめ

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第247話「網にかかった謎(後編)」

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第246話「網にかかった謎(前編)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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