名探偵コナン第212話のネタバレ!きのこと熊と探偵団(前編)

シーズン5少年探偵団

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第212話「きのこと熊と探偵団(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

八坂 清(やさか きよし)
CV:秋元羊介
41歳。ハンター。

雑賀 又三郎(さいか またさぶろう)
CV:藤本譲
67歳。ハンター。

根来 友也(ねごろ ともや)
CV:菅原正志
28歳。ハンター。

旅館の従業員
CV:菅原淳一

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あらすじ

コナン、元太、光彦、歩美、哀は、阿笠博士に連れられて山に松茸狩りにやってきました。

案内役の旅館従業員は、熊が出るため狩猟区には絶対に入らないように、と念を押します。

(おいおい、なんてところで松茸採らせんだ…)

 

こうしてコナンたちはさっそく松茸探しを開始しました。

ところが、いくら探しても一向に松茸が見つかる気配はなく、いよいよ元太が不満をぼやき始めました。

 

「あの旅館のおっさん、いっぱい生えてるようなこと言ってよォ、全然ねェじゃねェか!」

「もう、元太くんでしょ?松茸狩りに行こうって言ったの。本当は私、りんご狩りをやりたかったのに」

「だってよ、松茸は秋の食い物の王様なんだぞ?それにりんごなんかより値段がすっげェ高ェしよ」

 

歩美は、枯葉を掻き分けるために動かしていた手を一旦休め、乱暴に穴を掘っている元太に近づきます。

2人の近くに居た哀は、歩美のりんご狩りの話に付け加えるようにアダムとイブの話を持ち出し、元太を説き伏せました。

光彦は、博学多才で絶妙な言い回しをする哀を見て、ポッと頬を朱に染めました。

それにいち早く気づいたのはコナンでした。

 

「どうした、光彦。変な顔して」

「へ、変な顔なんてしてませんよ!!ちょっと、彼女を見ていただけです」

 

光彦が哀に好意を抱いていると察したコナンは、とてもお前の手に負える女じゃない、と説得を試みました。

その時、なかなか見つからない松茸探しに飽きてしまった元太がその場にどっかりと腰をおろしてしまいました。

そこでコナンは、松茸探しのヒントを与えることにしました。

松茸は、赤松の根にくっついて栄養分をとっています。

ということは、少し弱って松葉が黄緑色になっている木の根元を探せば見つかる可能性が高いということです。

さらに松茸が成長するには、日当たり、水はけ、風通しが良い場所でなければなりません。

それを踏まえてコナンが探してみると、木の根元から松茸がひょっこり顔を出していました。

こうしてやる気を出した元太は、いつの間にか松茸探しに夢中になっていました。

 

しばらくして、コナンたちは元太の姿が見当たらないことに気づきました。

コナンは金網についている土を見て、元太が金網をよじ登って狩猟区域に入った可能性があると考えます。

元太のDBバッジは修理のために博士が預かっていて、追跡メガネで元太の居場所を確認することができません。

そこでコナンたちは二手に別れ、狩猟区域に入って元太を捜すことにしました。

コナンと歩美、光彦と哀、博士は元太が戻ってくる可能性を考えてその場で待機です。

 

「気をつけろよ、灰原。山菜を採ってた人間が動物と間違えられてハンターに射殺された事例は日本でも珍しくねェんだからよ」

「あら、ありがと。心配してくれてるのね」

 

コナンは、さっそく歩美を連れて森の奥へ進んでいきました。

2人の姿が見えなくなった時、光彦は自分よりも少し前を歩く哀に声を掛けました。

 

「灰原さんとコナンくんって、何かあるんですか?」

「何かって?」

「だってほら、2人でよく人目を忍んで怪しげでアダルトな会話をしてるじゃないですか。互いに分かり合っているというか、2人だけの世界っていうか…」

「気にしないで。そんな、ロマンチックなものじゃないから」

 

その時、哀は2つ目の金網が破れていることに気づきました。

もしかすると、元太はその金網の穴を通って森に入ったのかもしれません。

哀は躊躇うことなく金網を潜り、狩猟区へ足を踏み入れました。

すると、草むらから子熊が飛び出してきました。

その直後、森の中で銃声が響き渡りました。

哀と光彦が驚いていると、再び銃声が聞こえ、哀の傍に生えている木に銃弾が命中しました。

光彦は、ハンターが自分たちのことを動物だと勘違いしていると考え、大声を出してハンターにアピールします。

しかし哀はすぐにそれを制し、光彦の腕を引っ張って走り出しました。

哀は、森の中で射殺死体を発見したのです。

 

「わからないの?あのハンターが狙ってるのは私たちよ!殺害現場を見られたと思って、口を封じるつもりなんだわ!」

「ええ~~~?!」

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ネタバレ

その頃、元太を発見したコナンと歩美は、きつく元太を叱っていました。

 

「いい加減にしろよ、元太!俺たちがどれだけ心配したと思ってんだ!」

「悪かったよ。みんなの分も松茸採ってたら、つい奥の方まで…」

 

博士は、元太が無事だったことを知らせるためDBバッジで光彦に呼びかけます。

しかし、光彦が応答する様子はなく、コナンは追跡メガネで光彦の居場所を確認します。

すると、2人が狩猟区内に入り込んでいることが判明。

やむを得ず、コナンが金網を潜って狩猟区に入ると、ハンターの八坂清が現れました。

博士は、狩猟区内に子供が2人迷い込んでしまったことを八坂に伝えます。

その直後、コナンは光彦のDBバッジが地面に落ちていることに気づきました。

さらに、その傍の地面には血痕が付着しています。

元太と歩美は、辺りに残された大きな足跡を見て悲鳴を上げました。

 

「2人とも熊さんに食べられちゃったの?」

 

八坂は騒ぎ立てる元太たちを落ち着かせ、基本的に熊は人間を怖がっていて食べることはないと説明しました。

そこへ同じくハンターの雑賀又三郎と根来友也がやってきました。

雑賀は、人間に恨みつらみを重ねている赤眼のツキノワグマ・十兵衛なら、人間を食す可能性があると話します。

そして根来は、俺が友達の仇をとってやるよ、とほくそ笑み、歩美たちを脅かします。

そこで雑賀は、自分たちの方が山に詳しいと言い、光彦たちの捜索を申し出ました。

 

その後、森に身を潜めていた哀は、コナンたちが自分を捜しに狩猟区に入って来たことに気づきました。

しかし、辺りをきょろきょろ見回しながら歩くコナンたちの後ろにはハンター3人の姿が。

哀は、今出て行けば3人の中にいる殺人犯に撃ち殺されると光彦に伝え、そのまま身を潜めてやり過ごすことにしました。

 

一方、コナンのすぐ後について森の中を歩いていた歩美は、地面にポテトチップスが落ちていることに気づきました。

それはまだ湿気っていない真新しいもので、哀たちがコナンに道を知らせるために落としていったものだと考えらえます。

コナンはこっそり博士に耳打ちし、旅館に戻って警察に通報して欲しいと頼みました。

先ほど、光彦のDBバッジを見つけた場所の近くには血が落ちていました。さらに、その傍の木には真新しい弾の跡が残っていました。

そして、通った形跡はしっかり残しているのに、追っても追っても光彦たちを見つけることができません。

以上のことから、コナンは光彦たちが事件に巻き込まれた可能性があると考えたのです。

 

その時、歩美は気配を感じて後ろを振り返りました。

が、やはり気のせいだったようで、何もいませんでした。

 

「おい、歩美!!」

「あ、待ってよ~!」

 

ぼうっとしていた歩美は、名前を呼ばれて慌ててコナンたちの元へ向かいます。

この時、歩美が気にしていた草むらの中には、赤眼の十兵衛と呼ばれる2メートルもの大熊が潜んでいたのでした──。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第212話「きのこと熊と探偵団(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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