名探偵コナン第148話のネタバレと感想!路面電車急停止事件

シーズン4少年探偵団

米花ランドの人気絶叫マシーンに一番乗りするために早朝の市電に乗り込んだコナンたち少年探偵団はまたもや事件に巻き込まれることに。

一体どんな事件が起きて、コナンくんはどのように解決するのでしょうか。楽しみですね!

それでは、アニメ「名探偵コナン」第148話「路面電車急停止事件」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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名探偵コナン第148話のあらすじ

早朝の市電

日曜日の朝5時40分。コナン、元太、光彦、歩美は遊園地・米花ランドの新しい絶叫マシーンに一番乗りするため、針井駅で米花ランド行きの市電を待っていました。

駅に電車が到着してコナンたちが乗り込むと、続いて花山大学の鉄道研究会に所属する川崎哲也(かわさき てつや)、清水ルミ(しみず るみ)、堀井正雄(ほりい まさお)の3人が乗車してきました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

さっそく3人と知り合いになったコナンたちは、彼らの目的が米花ランドの絶叫マシーンではなく、路面電車の写真を撮ることだと知りました。

路面電車が急停止!

このあと、電車が針井神社前駅に到着すると、川崎は市電を撮影するベストポイントがあると言い、カメラケースのショルダーベルトを降車口付近の手すりに結び付けると、一人で電車を降りて行きました。

間もなく電車が出発すると、ルミは川崎に電話をかけて電車が駅を出たことを伝え、自分も撮影をするために堀井を誘って車内後方に移動しました。

その頃、川崎は駅から少し移動したところで柵を飛び越えて線路の中に侵入し、線路ギリギリに立てた脚立に乗ってカメラを構えていました。

どんどん近づいてくる路面電車の撮影を始めると、突然、脚立が倒れ、バランスを崩した川崎は線路の上へ転倒してしまいました。

それに気づいた運転手は慌ててブレーキをかけて電車を急停止させ、なんとか大事に至らずにすみました。

運転手の素早い行動によって川崎さんは怪我せずすみましたが、一歩間違えれば大惨事になっていたかもしれません。いくら撮影のためとはいえ、線路内に入るのはダメですよね~。

脚立は細工されていた!?

電車が完全に止まった後、運転手とルミ、そしてコナンたちは電車の外へ飛び出して川崎に駆け寄りました。

運転手が川崎の無事を確認したあと、コナンはどうして線路に倒れてしまったのか川崎に質問します。

すると、川崎はヘラリと笑い、脚立の上に立って写真を撮っていたら突然脚立が揺れたと説明しました。

コナンが脚立を調べると、足の部分に傷がついていました。

さらに、脚立が立ててあった付近の電柱にも傷がついていて、ピアノ線を縛り付けたS字フックも取り付けられていました。

事件発生

このあと、コナンたちは運転手とともに車内に戻りました。

その直後、歩美は床に倒れている堀井の姿を発見!

コナンが駆け寄ると、堀井は頭から血を流してすでに息絶えていました・・。

堀井の額にはコブができていて、後頭部には裂傷ができています。

そして、床には大量の血痕があり、川崎が手すりに結び付けたカメラケースの底にも血が付着していました。

捜査開始

しばらくして、若井刑事たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

堀井が転倒した時の状況を聞かれたコナンたちは、川崎が転倒して前方ばかりに気をとられていたため、後方にいた堀井のことは見ていなかったと証言。

堀井と一緒に後方で写真を撮っていたルミは、急ブレーキがかかった時に前方へ飛ばされ、堀井のことまで気に掛ける余裕がなかったと説明。

そして、運転手は市電を急停止させたあと、すぐに線路に降りて川崎のところに走って行ったので堀井のことは見ていないと証言しました。

全員で川崎のもとに駆けつけ電車を降りていたのはほんの数分で、外部から何者かが侵入するところを見た者はいません。

若井刑事は被害者の後頭部の裂傷とカメラケースに付着した血痕を見て、堀井が突然の急ブレーキでバランスを失って仰向けに倒れ、カメラケースに後頭部を打ちつけてしまったと判断します。

すると、コナンはカメラケースの底の方には血がたくさんついているが、カメラケースの上に倒れたのなら上の方に血がつくはずだ、と指摘します。

それに対して若井刑事は急ブレーキでカメラケースが転がったと推理しますが、カメラケースはショルダーベルトで固定されていたため動くはずがありません。

その時、コナンは結び付けられたショルダーベルトを見てあることに気づきました。

それは、川崎が電車を降りる時に二重結びにしたベルトが今は一重結びになっていることです。

さらに、カメラケースの側面は凹みができて傷になっていました。

コナンは脚立の傍にあったS字フックとカメラケースの側面の傷について考え、いよいよ事件の真相にたどりつきました。

コナンくんは早い段階で事故でなく他殺であることを見抜いていたようです。犯人が誰なのか気になりますね~。以下、ネタバレになります。

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名探偵コナン第148話のネタバレ

発端は電車が急停止したこと

そもそも電車が急停止したのは、川崎が線路内に転倒してしまったからですよね。

コナンは、事故死だと判断して署に戻ろうとする若井刑事を引きとめ、脚立の傍で発見したS字フックを若井刑事に渡し、脚立が倒れなければ電車が急停止することはなかったと伝えました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

若井刑事は脚立の足についた傷を見て、そこにS字フックを合わせてみます。

すると、S字フックと脚立の傷の大きさがピッタリ一致しました。

さらに、警官の報告によって、S字フックに縛り付けられたピアノ線と同じものが電車のバンパーに絡みついていたことが判明!

コナンはS字フックが取り付けられていた電柱に若井刑事を案内し、その柱から線路を跨いだ先に立っている看板に千切れたピアノ線が残っていることを確認させました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

現場をチェックした若井刑事は、何者かがピアノ線を縛り付けたS字フックを脚立の足に引っ掛け、ピアノ線を近くの電柱に回り込ませて50メートルほど後方の電柱に引っ掛け、さらに線路の反対側の看板へ結び付けたと推理します。

そうすれば、走ってきた電車がピアノ線を引っ張り、脚立は足をすくわれバランスを崩して倒れます。つまり、脚立は故意に倒されたということです。

車内に戻った若井刑事は、堀井が事故死でなく殺害されたことをみんなに伝え、推理を話し始めました。

犯行の様子

犯人はあらかじめ川崎の脚立が倒れるように細工しておき、電車が急停止することを予測していました。

そして川崎が転倒し、みんなの注意が前方に向いている隙にカメラケースで堀井の後頭部を殴りつけました。

前方に倒れ込んだ堀井は額を手すりに打ち付け、その反動で仰向けに床に倒れ、そこに多くの血痕を残しました。

犯人はすぐさまカメラケースを元の位置に戻しましたが、慌てていたため、ショルダーベルトを一重結びにしてしまいました。

その直後、急ブレーキがかかり、堀井の体は床を滑ってカメラケースに頭からぶつかりました。

このような犯行が可能な人物は、あの時、堀井と一緒に後方にいたあの人しかいませんね!

犯人はこの人!

犯人は清水ルミです。

証拠はルミの手のひらと腕時計に傷がついていたことでした。その傷はカメラケースで堀井を殴りつけた時に誤ってつけてしまったものです。

鑑識の結果、カメラケースの右上角の血痕は堀井とは異なる人物のものだということが判明しており、それはルミの血液と一致するはずです。

言い逃れができないと観念したルミは罪を認め、動機を打ち明けました。

ルミと堀井は恋人関係にありましたが、堀井はドイツ留学が決まると同時に親の決めた許嫁と結婚することが決まり、ルミに別れを告げました。

ルミはどうしても許せず、今回の犯行に及んだというわけです。

エピローグ

コナンの活躍によって事件は無事に解決しました。

若井刑事は「少年探偵団の諸君、ご苦労だった」と伝え、色紙をコナンに手渡します。

少年探偵団が遭遇した市電事故を殺人事件と解明し解決す。若井健児

と書かれた色紙を受け取ったコナンは、まるで自分の手柄としている若井刑事を呆れ顔でジッと見つめます。

そんなコナンの視線も気にせず、署に戻ろうと足を進めた若井刑事は線路で躓き転倒(笑)

出世には躓かないように気をつけな。

と、相変わらず呆れ顔のコナンくんなのでした。

名探偵コナン第148話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第148話
事件ファイル名 路面電車急停止事件
放送日 1999年6月7日(月)
OPテーマ ギリギリchop(B’z)
EDテーマ Still for your love(ルーマニア モンテビデオ)
BACK 第147話「本庁の刑事恋物語(後編)」
NEXT 第149話「遊園地バンジー事件」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一員。食いしん坊
円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一員。真面目で頭脳派
吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一員。ムードメーカー
若井 健児
CV:沢木郁也
28歳。針井署刑事
堀井 正雄
CV:園部啓一
22歳。花山大学4年
川崎 哲也
CV:遊佐浩二
22歳。花山大学4年
清水 ルミ
CV:小林愛
20歳。花山大学2年
運転手
CV:長嶝高士
駅アナウンス
CV:千葉一伸

名探偵コナン第148話の感想

脚立から転倒した川崎さんが事件に巻き込まれるのかと思っていたら、電車内で殺人事件という驚きの展開でした。

今回の犯人がいろいろと証拠を残しすぎたせいか、コナンくんは早い段階で事故でなく他殺だと見抜いていましたね。

確かに、脚立の足についた傷、近くの電柱に怪しいS字フック、巻き付いたピアノ線を見れば、何か工作がされていたことは明らかですよね。

なのに事故だと決めつける若井刑事・・。針井署は大丈夫なんでしょうか?(笑)

そして、事件に巻き込まれたせいで、NEW絶叫マシーンに一番乗りするという元太たちの夢は叶うことはなかったのでした(笑)ちゃんちゃん。

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第148話「路面電車急停止事件」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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