名探偵コナン第269話のネタバレ!犯罪の忘れ形見(前編)

シーズン7

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第269話「犯罪の忘れ形見(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル
    ■ 話数:
    第269話
    ■ 事件ファイル名:
    犯罪の忘れ形見(前編)
    ■ 放送日:
    2002年2月18日
    ■ 放送曜日:
    月曜日
    ■ 主題歌:
    OPテーマ Winter Bells(倉木麻衣)
    EDテーマ 夢みたあとで(GARNET CROW)
    ■ BACK:
    ⇒ 第268話「バレンタインの真実(解決編)」
    ■ NEXT:
    第270話「犯罪の忘れ形見(後編)」


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

護田 秀男(もりた ひでお)
CV:福田信昭
49歳。依頼人。

出月 映子(いでつき えいこ)
CV:高橋ひろ子
46歳。マンション住人。

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あらすじ

蘭は、コナンたち少年探偵団と博士のために手作りチョコを用意しました。それぞれの顔を形どったチョコを見て元太たちは大喜び。

そんな子供たちに小五郎は、仕事に集中できないため静かにしてくれと伝えます。しかしこの時、小五郎はラジオで競馬中継を聞いていたのです。

それを知ったコナンたちが呆れ果てていると、探偵事務所の呼び鈴が鳴りました。

訪れたのは護田秀男という男性で、他界した妻が失くした時計を探して欲しいと依頼します。

その時計は、以前護田が妻にプレゼントした手巻き式の古い腕時計だといいます。

小五郎がどこで失くしたのか尋ねると、護田は家の中だと答えます。

すると、小五郎は『ふざけんな!』と激怒し、家の中のものなら自分で探せと言って依頼を断ってしまいました。

護田がため息をついて探偵事務所を出て行った後、コナンたち少年探偵団は護田の後を追いかけます。

そして、『僕たちが探してあげようか?』と、腕時計探しを進んで引き受けました。
 
 
 
さっそくコナンたちは、阿笠博士とともに護田の自宅マンションを訪れました。

玄関には萎れた花が飾られていて、それは護田の妻が亡くなる前に活けた花のようです。

妻は3週間前、交通事故に遭って亡くなっていました。

勝手に部屋へ入った光彦と元太は、小さな映画館のようなオーディオルームを見て大はしゃぎ。

机の上に並べられたリモコンは、ビデオ、LD、DVD、AVセレクター、テレビと5つ。そして床には映画のパンフレットが山積みにされています。

哀は、種々の物が乱雑に入り混じっている様子を見て、物がなくなっても不思議じゃないと感じました。
 
 
その時、同じマンションの住人である出月映子が訪ねてきました。

護田は、上着のポケットから封筒を取り出し、それを映子に渡します。その中には500万円入っているのですが、映子はそれでも足りないと話します。

どうやら護田は映子からお金を借りていて、残りのお金は自宅を売って工面しようと考えているようです。

護田は、返済を待ってもらったお礼として、映子が探していた『桜三十郎』のビデオをプレゼントしました。

喜んだ映子は、さっそくオーディオルームで観させてもらうと言って上がり込み、先客のコナンたちを追い出しました。
 
 
映子がビデオを鑑賞している間、コナンたちは他の部屋で捜索をしていました。しかし、腕時計が見つかる気配は全くありません。

歩美は探す気を失い、元太は『お腹がすいて動けない』と発言。そこで護田は、時計探しのお礼にサンドイッチをご馳走すると伝えました。

博士は、キッチンでサンドイッチを作り始めた護田に手伝いを申し出ます。護田は、隣町で喫茶店をやっているらしく、一人で大丈夫だと断りました。
 
 
 
その後、サンドイッチが出来上がり、コナンと歩美はオーディオルームでビデオ鑑賞中の映子に届けました。

それから再びリビングに向かっていたコナンは、オーディオルームの隣の部屋に大きな包みが置かれていることに気づきました。

包みの中には、コインランドリーで洗うための護田の洗濯物が入っていました。

護田は、洗面所にある洗濯機の操作が難しく、妻がいないと使えないと話します。

コナンは、妻が亡くなってから一度も使っていないという洗濯機の中を調べ、探していた腕時計を発見しました。

歩美と護田は、時計がちゃんと動いていることに喜びます。

しかしこの時、コナンは護田の言動に違和感を抱きました。
 
 
その時、何かが割れたような音が響きました。続いて誰かが走る足音、玄関の扉が閉まる音が聞こえてきました。

洗面所から玄関へ急行したコナンは、萎れた花が活けてあった花瓶がなくなっていることに気づきました。

そして、オーディオルームの扉を開けると、頭から血を流した映子がテレビの前に倒れていました……。

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ネタバレ

その後、目暮警部たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

凶器は水と花が入った花瓶です。

犯人は、玄関に置いてあった花瓶を持って被害者の背後から忍び寄り、後頭部へ一撃を食らわせ撲殺したと考えられます。

映子は、先ほどまで見ていたビデオのテープを左手で握って亡くなっていました。そして右手には、ビデオデッキのリモコンが握られていました。

花瓶が割れる音がした時、護田はコナンと歩美と一緒に洗面所にいました。博士、元太、光彦はリビングにいました。

そのあと誰かが走る音や玄関の扉が閉まる音がしたことから、光彦は外部犯の可能性が高いと考えます。
 
 
高木刑事は、キッチンの廊下側の扉を開けると、遺体があったオーディオルームと一直線だと気づきました。しかも、リビングの扉からは死角になっています。

目暮警部は、一人でサンドイッチを作っていた護田がこっそりキッチンを抜け出し、オーディオルームに行くことは可能だと考えます。

花瓶が割れる音や誰かが走る音、玄関の扉が閉まる音を前もって録音しておけば、映子を撲殺した後でその音を流すことができます。

しかし、コナンはそれを否定します。コナンと歩美がオーディオルームにサンドイッチを持って行った時、映子に不審な点はありませんでした。

そのあとで花瓶が割れる音が聞こえ、遺体を発見しました。それまで護田はずっとコナンと一緒にいたのです。
 
 
 
その後、マンション内の聞き込みを一通り終えた千葉刑事が目暮警部に報告に来ました。

映子は、マンション内の他の住人たちにも金を貸していて、返済が遅れると貸した相手が持っている高価な品を利子としてせしめていたようです。

つまり、評判は芳しくなかったということです。

さらに今日、映子が護田の自宅にいたことを住人たちは知っていました。映子は普段から護田の自宅のオーディオルームを使って大音響でビデオで観ていたというのです。

目暮警部は、映子の居場所を知っていたとなると、外部犯の線が強いと推理します。

しかしコナンは、犯人が護田だと確信していました。

まず最初にコナンが疑問を持ったのは、3週間前に失くした手巻き式の腕時計が正確な時間を刻んでいたことです。

手巻き式の腕時計の継続稼働時間はせいぜい50時間です。3週間も放っておけば、動いているはずがありません。

となると、腕時計はコナンたちを自宅へ招く口実。つまり、アリバイ作りということです。

しかし犯行時、護田がオーディオルーム入っていないのは確かです。

問題のキッチンもコナンたちが2、3分おきに覗いていましたが、護田はちゃんとその場にいました。

遺体発見後も護田は特に不審な行動をとっていません。
 
 
その時、高木刑事は小五郎の事務所へ行った時、事務所周辺で不審な人物を見かけなかったか護田に尋ねました。

気になったコナンは、高木刑事に詳しい事情を伺います。

高木刑事は、本人に伝えるかどうか目暮警部と相談しているところだが、小五郎のことを密かに調べている人間がいると告白しました。

なんと、小五郎が今まで探偵として手掛けた都内の事件の調書が、警視庁からごっそり消えてなくなっていたというのです。

それが昨夜、差出人不明の封書で、本庁にまとめて送られてきたといいます。

調書が消えたのは、コナンたちが巻き込まれたバスの乗っ取り事件があった日でした。

高木刑事は、小五郎を恨んで付け狙っている被疑者の身内の犯行の線を調べているが、該当者がなかなか見当たらないと話します。

そして、小五郎の周りで怪しい人物を見かけたら、すぐに教えて欲しいとコナンに頼みました。

この時コナンは、狙われているのは小五郎ではなく、もしかしたら自分かもしれないと感じていました。

そして、狙っているのは恐らく、黒ずくめの男たちだと……。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

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・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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