名探偵コナン第272話のネタバレと感想!隠して急いで省略(後編)

シーズン7

今回の後編では被害者が残したダイイングメッセージの解明と犯人の正体に迫ります!

そして、コナンくんや蘭ちゃんが最も気にする「×」の意味とは!?

それでは、アニメ「名探偵コナン」第272話「隠して急いで省略(後編)」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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隠して急いで省略(前編)のおさらい

コナン、蘭、園子が英語教師のジョディと喫茶店にいると、突然ビル全体が停電になりました。

すぐに灯りは復旧したのですが、喫茶店の傍のエスカレーターで興信所の所長・中条勝則(ちゅうじょう かつのり)が封筒を抱えた状態で遺体となって発見されました。

中条はこのビルの8階から12階にある商事会社の横領事件の調査結果を報告するために来ていたのですが、封筒の中の書類が抜き取られていることから、横領犯が中条を殺害して証拠を持ち去ったと考えられます。

しかし、手掛かりは中条が自らの血で書き残した「□〇×△」という記号のみで、一体このダイイングメッセージは何を意味しているのでしょうか?

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名探偵コナン第272話のあらすじ

頭隠して尻隠さず

このあと、エスカレーターを調べていたコナンが鑑識課員につまみ出されると、それを見ていたジョディは「まるでダチョウさんみたいですね」と発言。

アメリカには本当の意味とは別のものを表す言葉がたくさんあるそうで、たとえば白い家という意味のホワイトハウスは大統領官邸、楕円形の事務室のオーバルオフィスは大統領執務室、事務局という意味のビューラーはアメリカ合衆国連邦捜査局(FBI)を表します。

そして、先ほどジョディが言った「ダチョウさんみたい」は、ケースの陰に隠れていたのに鑑識課員に見つかったコナンをドジな人と表現していたのです。

大きな体が見えてるのに小さな頭を隠しただけで隠れた気になっているとね。

ジョディとの会話で頭隠して尻隠さずということわざを思い出したコナンはハッと閃き、血文字の暗号を解く手掛かりを見出しました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

記号は犯人の名前?

コナンは目暮警部に「□〇×△」が犯人の名前を表していると伝え、文字の一部を隠すと記号のような形になることや、人によっては文字を省略して書くこともあるのではないかと指摘します。

目暮警部はすぐに容疑者リストを確認し、名前が漢字4文字で、その漢字の上半分を隠すと後ろの3文字が「〇×△」になり、最初の1文字を省略して書くと「□」になる名前があることに気づきました。

国吉文太だ!

中条が「〇×△」を書いたのは封筒の端で、そのあと見つかった「□」は「〇×△」よりひとまわり大きく、封筒からはみ出ていました。

これは「□」以外の3文字が封筒からはみ出た書類にまたがって書かれていた証拠で、「〇×△」の上半分が書かれた書類を犯人が持ち去ってしまったというわけです。

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名探偵コナン第272話のネタバレ

犯人と証拠

コナンと目暮警部はビル内のオフィスで仕事をしていた国吉文太(くによし ぶんた)に会い、直接話を聞くことに。

この時、コナンは国吉の席の後ろでシュレッダーが稼働していることに気づき、嫌な予感を覚えました。

目暮警部が被害者の残したダイイングメッセージが国吉の名前を表していると説明すると、国吉は「僕が犯人なら書類はもう燃やしている」と余裕の笑みを見せます。

だからシュレッダーでバラバラにしたんだね?

そう言ってコナンはシュレッダーから取り出した書類を突きつけ、証拠の書類はバラバラにされてしまったが、血文字が目印になって簡単に断片をつなぎ合わせることができたと説明します。

そのつなぎ合わせた書類と封筒の血文字を合わせると「吉文太」となり、これは国吉が犯人だという証拠です。

それに、犯人の手袋は途中のトイレに捨てられていたので、国吉が自ら書類をシュレッダーにかけたとしたら、書類に国吉の指紋が付着しているはずです。

言い逃れができないと観念した国吉は罪を認め、大学時代に「大口」や「〇×△」というあだ名で呼ばれていたが、やっとその意味がわかったと呟きました。

サブストーリー

事件が解決し、コナンは園子とジョディに「×」の意味を教えて欲しいと頼みます。

しかし園子は「蘭に聞いてみれば?」と言って教えてくれません。実は捜査の最中、蘭は高木刑事を捕まえて「×」の意味を教えてもらっていました。

コナンが蘭に視線を向けると、ちょうど新一にメールを送っているところでした。

コナンが思い切って尋ねてみると、蘭は「そんなこと知っちゃダメよ!!」と顔を真っ赤にして慌て出し、

×はダメって意味なのよ。へへへ。

と、説明するのでした。

エピローグ

その夜、

「新一が好きな事件の内容はまた後日。早く帰って来なさいよ。×××」

という蘭からのメールを見たコナンは最後の「×××」に注目し、

俺はダメダメダメってことかよ。

と、ひとりごちたのでした。

一方その頃、黒の組織の女幹部・ベルモットはジンに宛ててメールを打っていました。

そのメールの最後に「×××」の記号を付けたベルモットは「×はキスマーク。女だけの愛情表現」と呟き、壁に掛けられたダーツボードに向けて矢を放ちました。

見事に中央を射抜いたのですが、そこには×印がつけられたシェリーの写真が貼られていました・・。

名探偵コナン第272話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第272話
事件ファイル名 隠して急いで省略(後編)
放送日 2002年3月18日(月)
OPテーマ I can’t stop my love for you(愛内里菜)
EDテーマ 夢みたあとで(GARNET CROW)
BACK 第271話「隠して急いで省略(前編)」
NEXT 第273話「クイズ婆さん失踪事件」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染み
鈴木 園子
CV:松井菜桜子
蘭の親友。鈴木財閥のお嬢様
ジョディ・サンテミリオン
CV:一城みゆ希
帝丹高校の英語教師
ベルモット
CV:小山茉美
黒の組織の女性幹部
目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部
高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
中条 勝則 43歳。興信所所長
国吉 文太
CV:松尾まつお
企画開発部の社員
社員
CV:横尾博之
社員
CV:千葉一伸
鑑識
CV::稲田徹

名探偵コナン第272話の感想

記号であらわすことのできる名前ってなかなかないので、犯人に「〇×△」というあだ名をつけた友人の発想は素晴らしいと思います。

そしてベルモットが解説してくれましたが、「×」はキスマークという意味だそうです。

それを知ってしまうと、記号の意味を知らない蘭に「私の×××をあげるって新一くんに言っちゃいなさいよ~!」とからかう園子がすっごく意地悪な人に見えてきますね。

でも、たとえ蘭ちゃんが実行したとしても、コナンくんは「×=ダメ」と思い込んでるので、何のことかわからないんでしょうけど(笑)

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第272話「隠して急いで省略(後編)」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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