名探偵コナン第268話のネタバレと感想!バレンタインの真実 (解決編)

シーズン7園子X京極, 新一X蘭

今回はバレンタインの真実の最終話・解決編となります。

コナンくんは推理編ですでに真相を掴んでいるので、あとは証拠を集めるだけですね!

一体誰が犯人なのでしょうか?遺体の傍にチョコが置いてあった理由も気になります。

それでは、アニメ「名探偵コナン」第268話「バレンタインの真実 (解決編)」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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バレンタインの真実 (推理編)のおさらい

バレンタインチョコを作る蘭と園子の付き添いとして山奥の吹渡山荘というロッジにやってきたコナンと小五郎はまたしても殺人事件に遭遇してしまいました。

宿泊客でルポライターの二垣佳貴(にがき よしたか)が山荘付近の森で撲殺遺体として発見され、顔についた血は途中で途切れており、サングラスは犯人によってかけ直された可能性があることがわかりました。

さらに、遺体の服の上には二垣の恋人・甘利亜子(あまり あこ)が作ったチョコレートが置いてあったのですが、コナンは犯人がわざわざロッジから亜子のチョコレートを持ち出した理由がわからず頭を抱えていました。

そんな中、コナンは二垣のカメラに入っていたフィルムの写真を確認し、血の影の写った写真の前に真っ黒な写真が写されていた理由と誰が二垣を殺害した犯人なのかを突き止めました。

さらに、ロッジオーナーの湯浅千代子(ゆあさ ちよこ)から犬の三郎の特徴を聞き、誰がチョコレートを持ち出しなぜ遺体の傍に置いたのか真相を見破ったのですが──。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

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名探偵コナン第268話のあらすじ

何も書かれていないチョコ

事件の真相を突き止めたコナンは、チョコを持ち出した犯人と、二垣を殺害した犯人の証拠を集めることにしました。

キッチンのテーブルの上には「to MAKOTO」と書かれたチョコ、チェック柄のチョコ、そして何も書かれていないチョコが置いてあります。

恋人に贈るチョコを作る園子と実果の隣で、蘭は一体どんな気持ちでチョコを作っていたのでしょうか。

コナンは何も書かれていないチョコをジッと見て複雑な気持ちになりました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

その時、キッチンの勝手口の戸が開き、チョコを持ち出し遺体の傍に置いた犯人が入ってきました。

さて、この犯人の正体とは一体誰なのでしょうか?

チョコを置いた犯人

このあと、コナンはナイスタイミングでキッチンにやってきた小五郎を眠らせ、みんなを集めて眠りの小五郎の推理ショーを始めることにしました。

二垣を殺害した犯人が千代子、亜子、実果、酒見、板倉の5人の中に居るのは確かですが、今回の事件では誰もが犯人がチョコを置いたと思い込んでいたため、犯行時刻やアリバイが混乱し、犯人のトリックが隠されてしまっていました。

チョコを置いた犯人は前オーナーの愛犬・三郎です。

遺体を発見した時、三郎はコナンと一緒にいて、キッチンからチョコを持ち出すことも、遺体の傍にチョコを置くこともできなかったはずですよね。

実は、コナンが連れていたのは三郎とそっくりな次郎だったんです!

次郎は12年前に死んだと聞かされていましたが本当は生きていて、千代子が毎日墓参りをする度に三郎と交代し、2匹で1日置きに前オーナーの墓を守っていました。

そのため、猛吹雪で墓参りに行けず交代できない日はエサを食べなかったのです。

次郎と太郎は人命救助で表彰されるくらい優秀な山岳救助犬で、遭難者を見つけたら栄養価の高いチョコレートを与えるように訓練されていました。

そして、二垣の顔の血が途切れていたのは、彼を遭難者だと思って舐めて起こそうとしたからです。

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名探偵コナン第268話のネタバレ

血の影の写真

血の影が写った写真はフィルムの最後の1枚で、そのあと巻き取られていました。となると、当然その場にいた犯人は巻き取られる時のジーッという音を聞いていたことになります。

殺害したタイミングでフィルムが巻き取られたのなら「自分が写っているかもしれない」と思って普通はフィルムを持ち去るはずです。なのに犯人はフィルムを持ち去りませんでした。

その理由は、最後の1枚は犯行当時に撮られたものではなく、二垣が昼間に何気なく撮った写真だったからです。

実は昨夜、二垣が包丁で指を切った時、カメラのレンズに血が付着しました。その時着ていたパーカーの腹部だけ血が途切れていたのは首から下げていたカメラがその部分にあったからです。

犯人は昼間に血の影が写るカメラで二垣に写真を撮らせ、夕方に現場で待ち合わせをしていた二垣を撲殺してサングラスをかけ直し、まるで昼間に殺害されたかのように偽装しました。

以上のことから、犯行が可能だったのは二垣を捜しに森に入った亜子か実果ということがわかりました。一体、どちらが犯人なのでしょうか?

犯人はこの人!

犯人が血の影のついた写真の前に真っ黒な写真を2枚撮ったのはフィルムの残りを1枚にするためです。3枚も残っていたら血の影がついたまま移動する妙な写真を撮られてしまうかもしれませんからね~。

今回のトリックは犯行後に血のフィルムがカメラに入っていなければならず、あらかじめ二垣のリュックから予備のフィルムを全て抜き取っておく必要がありました。

そんなことができた人物はただ1人しかいませんね!

二垣を殺害した犯人は恋人の甘利亜子です。

もし亜子が犯人でないとすると、怪我をした二垣の面倒をずっと見ていた亜子に気づかれないようにしながら二垣のリュックからフィルムを抜き取ることは不可能です。

つまり、みんなに気づかれないように抜き取ることができた人物は亜子しかいないということです。

二垣は殺害される直前、待ち合わせ場所に来る亜子の姿をビデオカメラで撮影していました。

亜子はこのビデオテープを森の中で処分したのですが、三郎が亜子の落とし物だと思ってわざわざロッジまで届けに来ました。

つまり、このビデオテープこそが亜子が犯人だという決定的な証拠というわけです。

実は、三郎が届けたビデオテープの中には4年前の日付のテープも混ざっていて、そこには怪我をして動けない亜子の兄と、その兄を助け起こそうとしている前オーナーが雪崩に巻き込まれるシーンが映っていました。

二垣は2人を助けず、離れた森でビデオを回し続けていたのです。亜子はそんな二垣のことを許せず、今回の犯行に及んだのでした。

蹴撃の貴公子

コナンが事件の真相を解き明かした直後、これまで静かに推理に耳を傾けていた酒見と板倉が猟銃を発砲し、その場にいる全員に脅しをかけました。

実は4年前、板倉は亜子の兄をオオカミと間違えて撃ってしまい、それを隠すために酒見と協力してわざと雪崩を起こし、兄と前オーナーを殺害しました。

こうして板倉たちは証拠隠滅を図ったのですが、そのシーンを撮影していた二垣から「ビデオテープで遺体の場所がわかり、その遺体から銃創が見つかれば言い逃れができなくなる」と脅され、この日、雪崩を起こして二垣を殺害するつもりでいました。

それがバレてしまった今、板倉たちは口封じとして全員殺害することを決め、まずは園子に包丁で蘭を刺せと命じました。

その直後、勝手口のドアを叩く音が聞こえました。板倉がドアを開けると、ニット帽にゴーグル姿の大男が姿を現しました。

男は板倉を殴り飛ばして気絶させ、園子を庇うようにして酒見の前に立ちはだかりました。

酒見は迷うことなく引き金を引いて発砲しますが、銃弾をあっさりかわす男の素早い身のこなしに驚愕。

その隙に蘭と男は酒見を倒し、あっという間に凶悪犯を2人も取り押さえてしまいました。

ニット帽とゴーグルをとった男の姿を見た園子は絶叫しました。なぜなら、ここにいるはずのない恋人・京極真が目の前にいるからです。

あなたが好意を寄せる男を見定めに来たんです。本当にあなたに相応しい男かどうかをね。

実は、園子は「好きな人に手編みのセーターをプレゼントする」とか「手作りの湯呑を好きな人のために作る」とか真への手紙に書いていて、真はそれが自分ではないと勘違いしていたのです。

そして今回、その勘違いをしたまま「好きな人のためにチョコレートを作る」と聞いたため、海外から慌てて飛んできたというわけです。

蘭は、園子が真のためにセーターを編んでいたが途中で断念してしまったことを告白し、手作りの湯呑はちゃんと真に贈ったと伝えます。すると真は「あれは花瓶じゃなかったんですか?」と照れくさそうに首を傾げました。

誤解が解けたところで、園子が「to MAKOTO」と書かれたチョコを見せると、真は顔を真っ赤にしてそのチョコを受け取りました。

ラブラブ大作戦がうまくいき、蘭は2人の幸せそうな姿を見て喜びを感じたのでした。

2月14日

そして2月14日。

学校から帰って来た蘭はバッグから手作りチョコを取り出し、それをジッと見つめて涙を流しました。

バレンタインの贈り物はその日を過ぎて渡しても相手に気持ちが届かないもの。どこにいるかわからない人の名前なんてやっぱ書けないよ。

そんな蘭の痛ましい様子を見ていたコナンも、同じく心を痛めていました。

エピローグ

その夜、事務所のソファーで眠っていた蘭が目を覚ますと、携帯に画像付きのメールが届いていました。

すぐに確認してみると「寝顔は頂いた。探偵キッド」という文字とともに蘭の寝顔の写真が添付されていました。

その直後、新一から電話がかかってきました。

お前ェが起きるの待ってたら小腹がすいちまってよ、食べちまったゼ、机の上にあったチョコ。今まで食べた中で一番イケてたゼ。

今さっきまで傍に居たのに起こさなかったこと、そして勝手にチョコを食べたことを怒りながらも、蘭の顔は笑顔になっていました。

名探偵コナン第268話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第268話
事件ファイル名 バレンタインの真実 (解決編)
放送日 2002年2月11日(月)
OPテーマ Winter Bells(倉木麻衣)
EDテーマ 夢みたあとで(GARNET CROW)
BACK 第267話「バレンタインの真実 (推理編)」
NEXT 第269話「犯罪の忘れ形見(前編)」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染み
工藤 新一
CV:山口勝平
高校生探偵。コナンの本当の姿
鈴木 園子
CV:松井菜桜子
蘭の親友。鈴木財閥のお嬢様
京極 真
CV:檜山修之
「蹴撃の貴公子」と呼ばれる空手の達人
湯浅 千代子
CV:片岡富枝
61歳。ロッジオーナー
二垣 佳貴 28歳。ロッジ宿泊客。ルポライター
粉川 実果
CV:佐々木優子
26歳。ロッジ宿泊客。カメラマン
甘利 亜子
CV:久川綾
25歳。ロッジ宿泊客。二垣の恋人
酒見 佑三
CV:麦人
42歳。ロッジ宿泊客
板倉 創
CV:金尾哲夫
37歳。ロッジ宿泊客

名探偵コナン第268話の感想

カメラマンの実果さんが怪しいと思ってましたが、まさか亜子さんが犯人だったとは・・。遺体発見時に自分のチョコが現場に置いてあってさぞ驚いたでしょうね~。

事件解決後にピョンピョコ2匹で跳ねる次郎と三郎が可愛かったです!これからは毎日エサが食べられるし、吹雪の日は建物の中に入れてもらえるといいですね!

そして園子ちゃんと京極さんのラブラブ大作戦も大成功となって良かったです。ライバルを倒そうと強気な京極さんもいいけど、照れてシュンとなる京極さんも可愛い(笑)

新一くん&蘭ちゃんカップルもハッピーエンドとなり、蘭ちゃんが笑顔になったので満足です!来年のバレンタインは新一くんに会えるといいですね~♪

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第268話「バレンタインの真実 (解決編)」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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