名探偵コナン第964話のネタバレ!毛利小五郎大講演会(後編)
こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ
名探偵コナン第964話|事件ファイル概要
-
■ 話数:
第964話
■ 事件ファイル名:
毛利小五郎大講演会(後編)
■ 放送日:
2019年12月21日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ ANSWER(Only this time)
EDテーマ Sissy Sky(宮川愛李)
■ BACK:
⇒ 第963話「毛利小五郎大講演会(中編)」
■ NEXT:
⇒ 第965話「大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー(序)」
名探偵コナン第964話|登場人物
・江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。
・毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。
・毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。
・妃 英理
CV:高島雅羅
小五郎の妻で蘭の母。現在小五郎とは別居中で、妃法律事務所の弁護士。新一の母親の工藤有希子とは同級生で友人。
・小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。
・円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。
・吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。
・灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。
・目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。
・高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。
・千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。
・氏森 勇作(うじもり ゆうさく)
CV:宮内敦士
45歳。HISHIDAホール支配人。
・角筈 直也(つのはず なおや)
CV:真殿光昭
35歳。イベント会社社長。
・筑波 芽衣(つくば めい)
CV:井上麻里奈
22歳。イベントスタッフ。
・甘木 康介(あまぎ こうすけ)
CV:南雲大輔
28歳。イベントスタッフ。
・古井 紀保(ふるい きほ)
CV:珠宮夕貴
25歳。イベントスタッフ。
・花井 里香(はない りか)
CV:下地紫野
23歳。MC。
名探偵コナン第964話|(中編)のストーリー
HISHIDAホールのリニューアルを記念して、小五郎の「名探偵の極意を語る!」と題された講演会が行われることになった。
講演会当日、今回のトークイベントのゲストであり俳優の猪越が、密室状態の楽屋で殺害されるという事件が発生。
さらに、同時刻にホールオーナーの菱田順子が殺害されていたことが判明した。
その2つの事件は、イベントスタッフとして現場に居合わせた筑波芽衣の活躍によって解決し、小五郎の講演会は1時間遅れで始まった。
講演はなんとか順調に進み、休憩時間を挟んでいよいよ第2部のトークイベントとなる。
トークイベントに参加するはずだった猪越と月野木がいなくなり、小五郎と英理による夫婦のトークイベントだと思われた矢先、ゲストに筑波芽衣が追加された。
修正されたポスターには、「新世代推理女子・筑波芽衣」と書かれていた。
一体、彼女は何者なのか・・。(中編へ)
名探偵コナン第964話|あらすじ
小五郎の楽屋を訪れた芽衣は、丁寧に挨拶する。
蘭「あなたもトークイベントに?」
芽衣「はい!実は私、大学で犯罪心理学を勉強していて、トークイベントのゲストが足りないなら出てみたいって、社長と支配人さんにお願いしたんです」
氏森「いかがでしょう、毛利先生」
角筈からパンフレットを受け取った英理は、興味深そうに頷いた。
その時、芽衣が鋭い目つきで英理を見ていたことをコナンは見逃さなかった。
小五郎「よろしい、何でもお聞きなさい!名探偵の名探偵たる所以、極意をばこの毛利小五郎がお教えしましょう!」
その後、英理は甘木と古井に案内されて、自分の楽屋を訪れた。
そこで英理は、破り取られた雑誌の記事が2枚置かれていることに気づいた。
英理「あら、これなぁに?」
甘木「えっ?すみません!」
コナンと灰原は、英理の楽屋からぶつぶつ独り言を呟いて出てくる甘木に気づいた。
甘木「おかしいな。さっき掃除した時、こんな紙切れなかったのに・・」
甘木は、持っていた紙切れをゴミ箱に捨てようとする。
コナン「待って!」
灰原「捨てないで!」
その後、いよいよ第2部のトークイベントが始まった。
MCの里香は、小五郎、英理、芽衣を順番に紹介する。
その頃、サッカーの試合を見に行っていた元太、光彦、歩美は、HISHIDAホールへ向けて歩いていた。
歩美「最後まで来なかったね、コナンくんと哀ちゃん・・」
光彦「それです!連絡の一つもくれたらいいのに」
元太「あいつらの奢りで決まりだな!うな重大盛り~!」
その時、元太たちの身に着けていた探偵バッジから呼び出し音が聞こえてきた・・。
コナンに呼び出された元太たちは、走ってHISHIDAホールまでやってきた。
コナンと灰原は、入り口で元太たちを出迎えた。
光彦「どういうことですか?ここで殺人事件が2件もあったって、本当ですか?」
元太「お前ら、返事次第じゃ特大豚まんも追加して・・」
灰原「いいから!急いで入って!」
コナンたちは、灰原に促されて建物の中へ入った。
そこでコナンは、2つの事件現場と英理の楽屋で発見した雑誌の記事の写真を元太たちに見せる。
元太「なんなんだ?これ・・」
灰原「たぶん、何かのメッセージか暗号」
コナン「だとすれば、それを解くコードブックが存在する」
歩美「コードブック?」
光彦「知ってます!デタラメに並んでるかのように見える文字や文章を、一定のルールで置き換えたり、当てはまる箇所だけ抜き出したりして、意味あるものにする。そのルールのことですよね?」
灰原「そういうこと。探すのは、このページが破られた雑誌よ。たぶん、目につくところにあるはずだから」
コナン「急がないと何か大変なことが起こる気がするんだ・・。その前に見つけよう!」
こうしてコナンたちは、記事が破られた雑誌を探すことにした。
その頃、イベントホールでは・・。
芽衣は、1年前にある大学で起きた殺人事件のことについて小五郎に質問する。
その事件の被害者は、大学の教授。
犯人として逮捕されたのは、教授の助手で、芽衣の友人の兄、芦田大翔だった。
動機は、自分が書いた論文が教授の著書の盗作だと言われ、職を追われそうになったため。
英理「あなた・・」
小五郎「え?」
英理は、何でもないといった様子で首を横に振るが、どこか神妙な面持ちをしていた。
小五郎は、その事件のことを覚えていると話す。
容疑者も犯行を自供し、裁判でも有罪が確定した。
小五郎「何も問題はないかと」
しかし、芽衣は「大ありです!」と声を荒げた・・。
その頃、破られた雑誌を探していたコナンたちは、光彦の活躍で目当ての物を発見した。
それは「Caseweek(ケースウィーク)」という有名なアメリカのニュース雑誌だった。
元太「けど日本語だぜ?これ・・」
歩美「日本版ってこと?」
コナン「アメリカ版と日本版・・。英語と日本語・・。そうか、そういうことか!暗号が解けたぜ!」
光彦「本当ですか?」
問題があると発言した芽衣は、事件はまだ終わっていないと話す。
現在、服役中の芦田大翔が犯人であるのは間違いない。
しかし友人は、兄が他人の論文を盗むはずがなく、ましてやそんなことで殺害を犯すなど信じられないと言っているという。
結局、公判でもそれ以外に芦田の供述はなく、控訴も行われず判決が確定してしまった。
芽衣「なぜだと思いますか?それを推理して欲しいんです、毛利さん」
小五郎「そんなこと、ここで言われても・・」
芽衣「ですよね。わかるわけないですよね。現場に残されたあのメッセージの謎も解けなかった、ヘボ探偵なんだから!」
芽衣は、英理を鋭く睨みつけた。
名探偵コナン第964話|ネタバレ
コナンは、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使い、高木刑事に"あること"を電話で頼んだ。
光彦「コナンくん、どこ行っちゃったんでしょう」
灰原「あそこっ!」
哀は、講演会場へ走って行くコナンを見つけ追いかける。
芽衣「なぜ彼は控訴しなかったのか、それは絶望したからよ。裏切られて!」
小五郎「裏切られた?誰に?」
芽衣「勝手に担当を降りた、仕事にいい加減な国選の弁護士によ!」
小五郎「弁護士って・・、まさか・・」
小五郎は、隣に座っていた英理に視線を向ける。
英理「そう、それは私のことね。そしてあなたは、芽衣さんね」
芽衣は、服役中の芦田の妹だった。
つまりこれは、芽衣の友人の話などではない。
芽衣本人の話だったのだ。
英理「筑波というのは、確かお母様の旧姓だったかしら?犯罪心理学を勉強しているというのは、アメリカの大学のことね。2年前から留学しているって聞いたのを思い出したわ。いつ帰国したの?」
芽衣「1週間前よ」
英理「どうして連絡してくれなかったの?」
芽衣「くだらない言い訳を聞かされたくなかったからよ!」
芽衣は、懐に手を入れて英理を睨みつける。
小五郎「おい、待て!何をする気だ!」
舞台の袖にやってきたコナンは、腕時計型麻酔銃を使って小五郎を眠らせる。
そして、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話し始めた。
小五郎「メッセージの暗号なら解けていますよ、芽衣さん。早まったことはしない方がいい」
小五郎が眠ったことで、客席から歓声が上がった。
その客席で、蘭は不安気な表情で小五郎と英理を見つめる。
芽衣「じゃあ解いて見せて?名探偵さん」
Caseweekの日本版から破り取られて重ねられたページは、
11ページと9ページ。
19ページと1ページ。
そして再び最初と同じ、11ページと9ページだった。
これをアルファベット順にすると、
11はK、9はI。
19はS、1はA。
最後は、1つ目と同じでKI。
並べると、KISAKIとなる。
英理「つまり、狙いは私だった。でも、それなら・・」
小五郎「そう。いつでも実行できたはずだ」
しかし、芽衣は実行しなかった。
わざわざメッセージを置き、さらにコードブックを見つけさせた。
小五郎「コナン!コードブックはどこにあった?」
元太「そのお姉さんのロッカーだぜ!」
元太は、芽衣を指差す。
一体なぜ、これ見よがしな場所に置いたのか。
それは小五郎に、兄の犯行の真の動機を明らかにして欲しいと考えたからだ。
そしてできることなら、今回の自分の行動を止めて欲しかった。
芽衣「だったらわかったのね?本当の動機が・・」
小五郎「それは、さすがの私にもわからない」
芽衣「はぁ?ふざけないで!」
小五郎「だが、それを知っている人間を指摘することはできる」
芽衣「誰なの?」
小五郎「その前に。私の知る限り、例え国選でも妃先生が自分から弁護を降りるとは考えられない。恐らくは、解任させられたんでしょうな。あなたのお兄さんに」
それは、英理が芦田の真の動機を突き止めてしまったからだった。
情状酌量を得るためには、それを法廷で明らかにする必要がある。
しかし、それを芦田は拒んだ。
そのため、英理を解任した。
英理「黙りなさい!毛利小五郎!それ以上喋ったら訴えるわよ?」
小五郎「ご自由に!だが、これだけは言わせてもらいましょう。解任された後も、先生は事件から離れず調査を続けていた」
芽衣「でも・・、どうして・・?」
小五郎「恐らく、真の動機に触れることなく、情状酌量される材料を探していた」
芽衣「嘘よ!そんなの言い訳よっ!」
芽衣は懐からナイフを取り出し、英理を切りつける。
それを避けようとした英理は、眠ったまま座っている小五郎の上に乗りかかる。
蘭「お母さんっ!お父さんっ!」
コナン(ヤベェ・・)
しばらく様子を見ていた観客は、その恐怖から一斉に逃げ出そうとする。
目暮警部、千葉刑事ら警察は、パニック状態の観客たちを誘導する。
会場に残ったのは、極少数の観客と小五郎たちのみ。
小五郎「妃先生。ここは真の動機を明らかにしない限り、彼女はナイフを捨てませんよ」
芽衣は、小五郎のトークイベントに出演する英理に近づくためスタッフに加わった。
しかし、偶然にも2つの事件が起こり、咄嗟にそれを利用して、もっと効果的に英理の前に立つことを考えついた。
そこで、常に持ち歩いていた兄の事件が乗ったCaseweekを破り、暗号メッセージを作って置いた。
全ては、小五郎を利用して事件の真実を暴き、世に知らしめるためだった。
英理「そうだったの?」
芽衣「やっぱ、名探偵だったんだ・・」
英理「でも、私は弁護士よ。依頼人の不利益になることはしないわ。絶対に!」
小五郎「当然でしょうなァ。しかし、たったひとつの真実は、いつか必ず明らかになる。それもまた当然じゃありませんかな?先生」
英理は目を閉じてしばらく考えた後、ゆっくりと話し始めた。
芽衣の兄、芦田大翔の真の動機は、芽衣だった。
殺人の動機とされた盗作は、実は全くの逆。
被害者の教授の方が芦田の論文を盗んでいたのだ。
それを抗議した芦田に教授は、芽衣のアメリカ留学の裏事情を明かした。
留学の推薦資格は、昨年病死した母親が金を得て積んだものである、それをバラされてもいいのかと。
芽衣「そ、そんな・・。お母さんが?」
英理「お母様を責めちゃダメ。お母様は、あなたを想う気持ちにつけこまれただけよ・・」
英理の調査では、更なる裏があった。
母親が金を積んだのは、そうするよう教授にそそのかされたため。
芦田は、留学を終えた芽衣のためにも、バラされたくなければさらに金を積めと強要されていたのだ。
芽衣「お、お兄ちゃん・・」
英理「お兄さんは、あなたとお母様を守るために口を噤んだのよ。自分の身を顧みず」
芽衣「私、そんなことも知らずに・・」
芽衣は、自分の喉元にナイフの刃先を向ける。
目を覚ました小五郎は、咄嗟に状況を理解し、芽衣からナイフを取り上げた。
芽衣「いやっ、死なせてー!」
コナン「聞いて、芽衣さん!」
コナンは、高木刑事からの電話をスピーカーに切り替え、芽衣に聞かせる。
高木「毛利さんに言われて、服役中の芦田大翔と面会しました。もう一度、妃先生にお世話になりたい。解任は取り消すと」
芽衣「え?」
高木「今回のことを彼に伝えたところ、妹さんに心配かけてすまなかったと、そう言っていました」
芽衣「お兄ちゃん・・」
芽衣の瞳から涙が零れ落ちた。
芽衣は、英理に何度も何度も謝罪する。
英理「これで、裁判のやり直しを求めることができるわ」
芽衣に微笑んだ英理は、振り返った途端に表情を一変させ、小五郎を睨みつける。
英理「ていうか、探偵のくせに余計なことを!」
何も覚えていない小五郎は、頭にはてなを浮かべる。
小五郎「あぁ?」
コナン(今度こそヤベェ・・)
小五郎「おっほん!"くせに"じゃねェよ。探偵だからだ!決まってんだろ」
小五郎の言葉に、英理は瞳を潤ませ頬を染める。
蘭「お父さん・・、お母さん・・」
客席で見守っていた蘭は、感動の涙を流した。
コナンは、いよいよ安堵の息をついた。
名探偵コナン第964話|エピローグ
その後。
大学教授殺人事件のやり直し裁判が始まった。
改めて、被告の情状酌量が認められるか否かはわからない。
蘭「絶対大丈夫よ!最強の弁護士がついてるんだもん」
コナン「だよねー?」
小五郎は、読んでいた新聞を放り投げる。
小五郎「てか、未だに思い出せん・・。ま、いっか!いつもと同じでビールも美味いし」
コナン(ったく。推理と酒を一緒にすんなよな。ま、そんなおっちゃんで助かったけど~)
アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
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アニメ名探偵コナンは、2024年11月24日時点で、第1話から第1057話まで配信されています。
Huluで視聴する ※本作品の配信情報は2024年11月24日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはHuluの公式サイトをご確認ください。まとめ
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■ NEXT:
⇒ 第965話「大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー(序)」
こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ
今回放送された第963話で、24シーズン最後のお話となりました。
来年も「名探偵コナン」で盛り上がっていきましょう!
2020年初回放送は、4週連続「大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー」です☆
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