名探偵コナン第932話のネタバレと感想!北九州ミステリーツアー(門司編)

シーズン24

コナンたちはベスト探偵アワードの授賞式に出席するため福岡県にやってきたのですが、なぜか一人で観光地を回ることになった蘭。

そんな蘭に若い男が近づき、さらにその男を追う2人の男が現れ・・!?

それでは、アニメ「名探偵コナン」第932話「北九州ミステリーツアー(門司編)」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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北九州ミステリーツアー(小倉編)のおさらい

日本探偵連盟のベスト探偵アワードに選ばれた小五郎は、コナンと蘭を連れて授賞式が開かれる福岡県の小倉にやってきました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

小五郎とコナンは観光したいという蘭と別れ、小五郎の刑事時代の先輩・深町虎三(ふかまち とらぞう)が経営する会社に立ち寄りました。

すると、虎三は1週間前に転倒事故で頭を打ち、意識不明で入院していました。

社長の後継者である専務の桐山栄作(きりやま えいさく)を脅迫する落書きが見つかり、小五郎が調査に乗り出すと、犯人として浮上したのは深町の息子・深町虎彦(ふかまち とらひこ)だったのですが──。

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名探偵コナン第932話のあらすじ

手掛かりはとらっちゃ?

蘭は虎彦を連れて行こうとする2人の男を空手で倒し、虎彦に導かれるままその場をあとにしました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

先ほど、電話越しに蘭の悲鳴を聞いた小五郎は蘭たちがいた場所に駆けつけたのですが、そこに蘭の姿はなく、虎彦を捕まえようとした2人の男がいるだけでした。

実は、この男たちは小倉署の刑事・中丸銀次(なかまる ぎんじ)と志垣修平(しがき しゅうへい)で、落書き事件の犯人である虎彦を追っていたのです。

小五郎が両刑事の話を聞いている頃、蘭は虎彦から先ほどの男2人が刑事だと聞き、刑事を空手で倒してしまったことを心配していました。

君は俺を助けようとしたんだ。何も悪くないよ。

と、蘭を庇う虎彦ですが、落書き犯としてだけでなく、父親である虎三にケガをさせた犯人だと疑われているのも事実で、今警察に捕まるわけにはいかないと主張します。

そして、虎三の車の後部座席にある小倉城のマスコットキャラクター「とらっちゃ」のぬいぐるみの中に盗難防止のGPSやカメラが仕掛けられているので、犯人との会話や映像など証拠になるものが残っているかもしれないと蘭に打ち明けました。

蘭と虎彦

しばらくして、蘭の携帯にコナンから電話が入り、心配した小五郎が必死になって探していることを知りました。

その直後、蘭と虎彦が隠れているすぐ近くで、「蘭、どこだ!」と小五郎の叫び声が聞こえてきました。

出て行くべきか悩んでいた蘭は、コナンから「小五郎が全て解決してくれるので虎彦を説得して欲しい」と頼まれ、これから虎彦と一緒に虎三の会社に向かうことにしました。

コナンはすぐに小五郎に電話をかけ、蘭と虎彦が会社に向かっているので、関係者を全員集めて欲しいと伝えます。

すると、乃梨子は虎三の見舞いに行っている桐山がすぐに戻ることは不可能だと話します。

それを聞いた小五郎は、人に見舞いを遠慮しろと言っておきながら虎三のもとに行った桐山に不信感を抱きました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

コナンくんはすでに落書きした犯人と虎三を突き飛ばした犯人の正体を見抜いているようですが、一体誰が犯人なのでしょうか。以下、ネタバレになります。

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名探偵コナン第932話のネタバレ

社長室には蘭と虎彦を除く関係者が集められました。

一番最後にやってきた桐山は3時から株主総会があると言い、何度も腕時計を見て時間を気にしています。

そこでコナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めることにしました。

虎彦は無実

まず、はっきりさせなければいけないのは、落書きしたのは虎彦ではないということです。

落書き犯が逃げていく姿を目撃したと証言した岩田は、「犯人の頭が金髪だ」と言っていました。

しかし、落書きされた3日前の朝、虎彦はまだ金髪ではありませんでした。

証拠は、岩田に目撃された夜、エアーズカフェで撮った写真に黒髪の虎彦が写っていたことです。

虎彦が金髪に染めたのは落書き騒ぎの翌日で、染めた理由は事件の真相を明らかにするまで警察に負けないように気合いを入れるためでした。

つまり、岩田が目撃した金髪の犯人は虎彦ではないということです。

犯人の狙い

今回の落書き事件で、犯人の目的は桐山を脅迫することだと思われていましたが、本当の狙いは宇梶を殺害することでした。

殺害しようと企てた理由は、駐車場で虎三を突き飛ばしたことをネタに強請られていたからです。

しかし、宇梶を直接狙えば、警察が宇梶の身辺を洗って脅迫していた事実を突き止め、容疑者にされるのは時間の問題です。

そこで犯人は落書き事件を起こして「狙われているのは桐山だ」とみんなに思い込ませ、嘘の証言をして虎彦に罪を着せました。

そして、「宇梶が巻き込まれて命を落とした」と印象付けるため、桐山と宇梶を同時に殺害することにしました。

実際に、社長の車の後部座席に積んであったとらっちゃは新品になっていて、その中に爆弾が仕掛けられていました。

2時30分に爆発するようにタイマーがセットされていたのですが、すでに爆弾処理班が到着しているため爆発の心配はありません。

──が、2時30分といえば、ちょうど宇梶が運転する車で桐山が株主総会の会場に向かっている時間です。

犯人はとらっちゃに仕掛けた爆弾で、宇梶と桐山を車ごと爆発させて殺害するつもりだったのです。

とらっちゃに爆弾を仕掛けたり、虎彦に落書きの罪を着せたり、そんなことができるのは1人しかいませんね。

犯人はこの人!

犯人は警備員であり、虎三の幼馴染みである岩田源一郎です。

落書きした犯人が虎彦ではないと指摘された途端、岩田は「金髪の男と言ったのは見間違えだったかもしれない」と証言を変えました。

そこでコナンは社長室のゴミ箱の中で発見した銀行の封筒を見せ、ドーナツの粉がついていることを知らせました。

先ほど宇梶が社長室のイスに座ってドーナツを食べていたことから、封筒をゴミ箱に捨てたのは宇梶です。

そして、その封筒を宇梶に渡したのは岩田です。つまり、この封筒こそが岩田が宇梶にお金を渡していたという証拠です。

また、岩田が犯人だという決定的な証拠は、岩田が隠していた工具箱の中に古いとらっちゃと落書きに使った赤いスプレーが入っていたことでした。

岩田は虎三の会社で警備員として働くことが大好きでした。

しかし、虎三から突然「警備は専門の警備会社に任せることにしたので、これからはデスクワークを覚えるように」と言われました。

このまま警備の仕事を続けたいと頼みましたが聞き入れてもらえず、カッとなって思わず虎三を突き飛ばしてしまいました。

岩田は頭から血を流す虎三の姿を見て、怖くなって逃げだしました。

ところが、岩田が虎三を突き飛ばすところは車のドライブレコーダーにしっかり記録されていて、それをネタに宇梶から強請られ、今度は宇梶を手にかけようと企てたというわけです。

ちなみに、虎三が救急車で運ばれる時に言った「トラ」は「ドラレコ」を意味していたのでした。

サブストーリー

こうして事件は見事に解決したのですが、爆弾処理班からの連絡で、爆弾入りのとらっちゃを積んだ社長の車が行方不明になっていることが判明しました。

まさか、爆弾を積んだ車を盗んじまうなんて!!

と、コナンが焦りを浮かべている頃、蘭はとらっちゃのぬいぐるみを抱え、虎彦が運転する社長の車に乗っていました。

虎彦は、犯人に証拠を隠蔽されないようにするため、証拠品となるとらっちゃをテレビ局に預けようと考えていたのです。

しばらくして、蘭の携帯にコナンから連絡が入ったのですが、パトカーの追跡をかわすために虎彦が無茶な運転をしたため、携帯が後部座席に飛んで行ってしまいました。

ようやっとの思いで携帯を手にした蘭はコナンから爆弾のことを聞き、コナンの指示に従って窓からとらっちゃを投げ捨てました。

蘭が車を降りて小五郎のもとへ向かったことを確認したコナンはキック力増強シューズを使い、地面に落ちたとらっちゃを空高く蹴り上げました。

爆弾は空中で爆発し、その後、花火があがりました。

もと花火職人か。爆弾まで豪華絢爛に作りやがって・・。

エピローグ

その後、コナンたちは日本探偵連盟が主催する授賞式の会場にやってきました。

「日本探偵連盟」というワードに豪華さを期待していた小五郎は、アットホームなパーティ会場を見てがっくり肩を落としました。

コナンもこれまで一度も耳にしたことがない「日本探偵連盟」という組織に不信感を抱いてると、トロフィーを持った乃梨子が小五郎のもとにやってきました。

ベスト探偵アワード受賞、おめでとうございます!

と、乃梨子からトロフィーを受け取った直後、会場の照明が落ちて一カ所にスポットライトが当てられました。

光が集まるその先には、頭に痛々しい包帯が巻かれ、車イスに乗った虎三の姿がありました。

実は、虎三は数日前に意識を取り戻していたのですが、事故の時の記憶が飛んでいたため、小五郎に真相を突き止めてもらおうと見舞いを断っていたのです。

そして、桐山も社長になるつもりなど端からなかったらしく、「虎彦くんが一人前になるまでは社長にはもうしばらく社長で頑張ってもらいます」と笑っていました。

小五郎が先輩の元気な姿を見て安堵すると、虎三は小五郎のために「日本探偵連盟」を作ったことを打ち明け、これからも頑張るようにと活を入れました。

桜田門の虎と呼ばれた先輩の人生はきっと壮大なドラマになりますよ。虎だけにタイガードラマ!なーんちゃって。

と、小五郎が一人で大爆笑し、そのくだらないダジャレにコナンと蘭は呆れるのでした。

名探偵コナン第932話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第932話
事件ファイル名 北九州ミステリーツアー(門司編)
放送日 2019年2月23日(土)
OPテーマ 薔薇色の人生(倉木麻衣)
EDテーマ きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない(倉木麻衣)
BACK 第931話「北九州ミステリーツアー(小倉編)」
NEXT 第933話「サラブレッド誘拐事件(前編)」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染み
深町 虎三
CV:辻親八
63歳。タイガー貿易社長。小五郎の警視庁時代の先輩
深町 虎彦
CV:日野聡
21歳。深町虎三の息子
桐山 栄作
CV:東地宏樹
45歳。タイガー貿易専務
泉海 乃梨子
CV:小林ゆう
28歳。タイガー貿易社長秘書
宇梶 誠
CV:松本保典
42歳。タイガー貿易社長運転手
岩田 源一郎
CV:斎藤志郎
63歳。タイガー貿易警備員
志垣 修平
CV:花輪英司
42歳。小倉署刑事
中丸 銀次
CV:真仲恵吾
38歳。小倉署刑事

名探偵コナン第932話の感想

今回は誰も亡くなっておらず、旅行先ということもあってほのぼのした回だったように思います。

突き飛ばした理由は「幼馴染みなのにクビにしやがって!」ということですが、岩田さんの年齢が年齢なので、虎三さんなりに警備ではなくデスクワークの方がいいだろうと判断したんじゃないでしょうか。

好きな子よりも小五郎の刑事時代の先輩を優先しちゃうところが新一らしくていいけど、知らない観光地で一人にされた蘭ちゃんは不安だったでしょうに・・。

次はちゃんと3人で観光できるといいですね。そこに英理さんもいると嬉しいな~。

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第932話「北九州ミステリーツアー(門司編)」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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