俺が愛したミステリー(名探偵コナン456話)ネタバレ!犯人やトリックも

シーズン11

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第456話「俺が愛したミステリー」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。

ネタバレ

コナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

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犯人はこの人!

犯人は、担当編集者の遠野舜一です。

動機は、斉川村子の名前を世間に知らしめたかったため。

証拠は、司法解剖で村子の胃の中からイカとタコが出てきたことでした。

出前を届けた寿司屋の店主は、昨夜に限って村子の寿司にイカとタコを入れ忘れてしまった、と落ち込んでいました。つまり、出前の寿司とは別の寿司がもう1つあり、それを遠野が手土産に持ってきていたということです。

証拠を突きつけられた遠野は、村子を殺害した罪を認めました。

トリックを見抜いたコナン

コナンが事件の真相にたどり着いたのは、検死報告書を確認した時です。

当初、村子が殺害されたのは9時頃だと考えられていました。が、そもそもこれが間違いだったのです。

『死亡推定時刻は7時から9時の間』、『8時に届いた寿司を食べてから1時間後に亡くなった』

以上の2点からだと、誰もが9時に殺害されたと考えてしまうのも無理はありません。

しかし、村子の胃に残っていた寿司が出前の寿司じゃなかったとしたらどうでしょう。つまり、別の寿司がもう1つ用意されていたら、ということです。

そこで登場したのが検死報告書でした。そこには寿司屋の店主が入れ忘れたはずのイカとタコが胃の中から見つかった、と書かれていました。これは、出前の寿司以外にも別の寿司が用意されていたことを証明するものです。

こうしてコナンは、犯行時刻に現場にいて、尚且つ死亡推定時刻の1時間前に自ら用意した寿司を村子に食べさせることができた遠野こそが犯人だと確信しました。

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遠野の犯行

遠野は、6時半頃に手土産の寿司を持って村子の部屋を訪ね、その1時間後に村子を殺害して寿司屋に出前を注文しました。

そして8時に届いた寿司をビニール袋に詰めて、遺体を発見させないために用意してあった合鍵で玄関の扉に鍵をかけ、アリバイ作りのために友人と待ち合わせしている居酒屋へと向かいました。

もちろん、居酒屋へ向かう途中で寿司と合鍵は処分しました。

やがて司法解剖で殺害されたのは寿司を食べてから1時間後と判明します。寿司が出前されたのは8時で、当然警察は9時に殺害されたと考えます。

その結果、殺害時刻にアリバイがある遠野は容疑者から外されます。つまり、遠野は事件解決に役立つはずの司法解剖をアリバイ作りに利用したということです。

ところが、遠野は1つだけミスを犯してしまいました。それは、三角コーナーに捨てられていたガリです。

昨日の夜に出前された寿司に入っていたものなら、当然乾ききっているはずです。しかし、捨ててあったガリはしっとりしていました。

遠野は、昨夜出前の寿司をビニール袋に入れる時にうっかりガリまで入れてしまい、今朝になってそのことに気づきました。

そこで遠野は村田に部屋をあけさせた後、村田の隙を見て用意してきたガリを三角コーナーに捨てたのでした。

村子を殺害した動機

先ほど前述しましたが、村子の大ファンである遠野は『斉川村子の名前を世間に知らしめるため』に犯行に及びました。

実は村子は病気で残り少ない命でした。しかし病気で亡くなったのでは、いくら有名な小説家だとしても誰も話題にするはずがありません。

そこで遠野は、村子の書いた小説の登場人物の名前で殺人予告を送り、村子を殺害することにしました。

自分の書いた小説の登場人物に殺害されたとなれば、当然マスコミは大きく取り上げますよね。それが遠野の狙いだったのです。

この動機についてコナンは、『本当にミステリーを愛する者なら人を殺めたりしないはずだ』と言っていました。

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エピローグ

数日後、偶然マンションの前を通りかかったコナンは、管理人が変わっていることに気づきました。

事務所に帰ってそれを小五郎に報告すると、昼間から酒を飲むような奴じゃ変えられて当然だ、と得意気に話し出しました。

まだ明るいうちからビールを片手に意気揚々と語り出す小五郎を前に、コナンは呆れ果てて声も出ませんでした。

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第456話「俺が愛したミステリー」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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