似た者同士が犬猿の仲(名探偵コナン903話)ネタバレ!登場人物も

シーズン23

アニメ版「名探偵コナン」の第903話「似た者同士が犬猿の仲」の登場人物やあらすじ、犯人などのネタバレについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
    ■ 話数:
    第903話
    ■ 事件ファイル名:
    似た者同士が犬猿の仲
    ■ 放送日:
    2018年5月26日
    ■ 放送曜日:
    土曜日
    ■ 主題歌:
    OPテーマ カウントダウン(NormCore)
    EDテーマ 神風エクスプレス(焚吐×みやかわくん)
    ■ BACK:
    第902話「妃弁護士SOS(後編)」
    ■ NEXT:
    第904話「相討ちの果て」
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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

毛利 小五郎
CV:小山力也

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

目暮 十三
CV:茶風林

高木 渉
CV:高木渉

千葉 和伸
CV:千葉一伸

ゲスト

橋爪 明(はしづめ あきら)
CV:長嶝高士
38歳。日売スポーツ新聞社の記者。

加賀爪 弘(かがづめ ひろし)
CV:加瀬康之
38歳。日売スポーツ新聞社の記者。

桑名 君子(くわな きみこ)
CV:まつだ志緒理
36歳。日売スポーツ新聞社の記者。

細田 信吾(ほそだ しんご)
CV:奥村翔
28歳。日売スポーツ新聞社の記者。

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あらすじ

ある日、コナン、小五郎、蘭の3人は、レストランでランチを食べていました。

すると突然、隣のテーブル席に座っていた日売スポーツ記者・橋爪明と同僚の加賀爪弘が怒鳴り合いの喧嘩を始めました。

コナンたちの後ろの席に座っている同僚の桑名君子と細田信吾は、またやってるよ、と呆れた様子で2人の喧嘩を眺めていました。

橋爪と加賀爪は仲が悪いくせに、注文した料理、服装、持ち物など、何から何までそっくり似ています。

コナンたちが2人に見入っていると、突然橋爪は立ち上がり、荷物をまとめて店を出て出て行ってしまいました。

この時、コナンは橋爪が間違えて加賀爪のタンブラーを持ち去ったことに気づきました。

 

その後、探偵事務所に戻ったコナンは、先ほど君子が呟いていた『1年前の事件』について調べてみることに。

1年前、日本の大企業である山角製作所の社長・山角雄三が病死し、遺言状が消えたために遺族は対立してしまいました。

そして、火に油を注ぐかのように遺族を煽る記事を書いたのが日売スポーツの橋爪と加賀爪でした。

その結果、親族同士は衝突し、殺害未遂まで起きてしまいました。

 

その日の夜、川原で加賀爪の遺体が発見されました。

死亡推定時刻は夜7時から9時の間で、死因は青酸化合物による中毒死。恐らく、タンブラーのコーヒーに混入されていたと思われます。

遺体の傍には真新しい下足痕が残っていて、死亡時刻前後に加賀爪以外の人間が現場にいた可能性が考えられます。

 

翌日、加賀爪のタンブラーから橋爪の指紋が検出されたことで、橋爪は重要参考人として警察に連行されました。

橋爪と加賀爪は誰もが認める犬猿の仲で、殺害の動機としては十分です。しかし、橋爪は容疑を否認。

コナンは、橋爪が加賀爪のタンブラーを取り違えていたことを高木刑事に知らせます。

しかしあの時、橋爪はわざと間違えて加賀爪のタンブラーを持って行った様子でした。

わざと青酸化合物入りの自分のタンブラーを残し、そうとは知らない加賀爪がそれを飲んだとすれば立派な殺人となります。

 

このあと、橋爪は昨夜7時から9時まで芸能人の不倫現場を張り込んでいたと証言しました。

橋爪は、ちょうどその時間に訪れた宅配便の業者名と配達員の特徴を覚えていて、宅配会社に確認したところ、橋爪の証言に間違いはありませんでした。

コナンは、橋爪が張り込んでいたという現場に連れて行って欲しいと高木刑事に頼みます。

現場に残されたカメラの三脚の跡を見て、コナンは橋爪が三脚カメラで動画を撮影したまま事件現場に向かったと推理します。

 

その後、加賀爪が使っていたノートパソコンのUSBメモリーから、橋爪を殺害する計画書が見つかりました。

あらかじめ取り違えておいたタンブラーに毒物を入れて相手に返し、自分のものと交換する。そして言葉巧みに和解してその場で乾杯、と同時に相手を地獄へ突き落とす。

そのあと『橋爪は仕事に行き詰って悩んでいた』と証言。自殺をにおわせ、よきライバルを失って残念だという追悼記事を書く。

この計画書は、殺害方法もアリバイトリックも今回の犯行と全く同じものでした。

高木刑事は、橋爪がUSBメモリーを取り違えた際に自分に対する殺害計画を知ってしまい、敢えて同じ方法で加賀爪を殺害したと推理します。

しかしこのあと、橋爪のUSBメモリーからも同じ内容の殺害計画書が見つかりました。

双方の計画書はほぼ同時期に書かれていて、ロックを解いて中を見た形跡はないようです。

つまり、2人は偶然、お互いを殺害しようとする同じ計画を立てていたということです。

橋爪は、アリバイ工作をした上で計画通りに加賀爪を殺害しようとしたことを認めました。しかし自分が会いに行った時、加賀爪はすでに息絶えていたと訴えます。

橋爪が嘘をついているようには思えないコナンは、君子と細田のアリバイを高木刑事に確認します。

犯行時刻、2人は別々に仕事をしていたようですが、それを証明する人はいませんでした。

 

このあと、コナンは高木刑事とともに事件現場を再検証することにしました。

現場写真を見せてもらったコナンは、加賀爪の靴下に黒い染みがついていることに気づきました。

それはコーヒーの染みで、加賀爪が倒れた時にタンブラーから零れて跳ねたものだといいます。しかしズボンには染みがなく、靴下だけ濡れているのは妙です。

コナンは、土手に停めてあった加賀爪の車を調べ、事件の真相を見抜きました。

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ネタバレ

加賀爪は、自分で毒を入れたタンブラーのコーヒーを自ら飲みました。つまり、自殺です。

その理由は1年前の事件、遺言状が紛失したことによって親族同士の争いが激化したことにありました。

実は、この遺言状の紛失は橋爪と加賀爪の仕業でした。この時だけ2人は共謀し、弁護士事務所に忍び込んで遺言状を盗んだのです。

それによって怒りと憎しみを倍加させた親族たちを見て、2人は面白おかしく記事にしました。

ところが、親族同士による殺害未遂事件まで起こってしまい、2人は遺言状を破棄して口を噤みました。

しかし、加賀爪は罪悪感に苛まれ、真実を明かそうと橋爪に持ちかけました。

橋爪は拒否しつつも真相が明るみになるのを恐れ、加賀爪を殺害する計画を立てました。その加賀爪もまた、橋爪を殺害する計画を立てていました。

しかし、加賀爪の計画書には続きがありました。橋爪の死が自殺で処理された後、自分も後を追って自殺することになっていたのです。

加賀爪は、レストランで橋爪が故意に加賀爪のタンブラーを持ち去ったと気づき、橋爪も同じ計画を立てていると悟りました。

そこで加賀爪は、悔恨の気持ちがない橋爪を生かして苦しめようと計画を変更したのです。

加賀爪は、自分で自分を裁いた上でその殺害容疑を橋爪に着せるため、自ら毒を飲んで自殺を図ったのです。

その後、橋爪は加賀爪に対する殺人予備罪、そして1年前に遺言状を盗んだ容疑で逮捕されました。

 

なぜ靴下にだけ染みがついていたの?

高木刑事は、加賀爪が倒れた時にタンブラーからコーヒーが零れ、それが跳ねて靴下についた、と言っていました。

しかし、長いズボンを穿いているのなら、普通は靴下ではなくズボンに染みがつくはずです。ではなぜ、靴下にだけ染みがついていたのでしょうか?

実は、加賀爪は現場まで車で来ていました。土手に車を停めて、川原まで歩いて来たんです。

その土手にある車を警察が調べた結果、運転席の床から青酸化合物が検出されました。

つまり、加賀爪が車内でタンブラーに青酸化合物を入れたということです。

その際、加賀爪は少量のコーヒーを零してしまいました。運転席に座っている加賀爪のズボンはずり上がっており、その跳ねたコーヒーが靴下に付着した、というわけです。

エピローグ

小五郎が目を覚ますと、ちょうど蘭から連絡が入りました。

晩ごはんは洋食か和食のどっちがいい?という蘭の問いに、小五郎はビールのあとに飲む酒で決まると答えます。

ワイン、冷酒、焼酎、ウイスキー。コナンはどれも似た者同士で結局はお酒じゃないか、とぼやきます。

すると小五郎は、ワインにはワインの、冷酒には冷酒の個性と美味さがあるんだ!と得意気に笑いました。

(子供だからわかりましェ~ん)

まとめ

■ BACK:
第902話「妃弁護士SOS(後編)」
■ NEXT:
第904話「相討ちの果て」

こちらでは、アニメ版「名探偵コナン」の第903話「似た者同士が犬猿の仲」の登場人物やあらすじ、犯人などのネタバレについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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