名探偵コナン第968話のネタバレ!大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(結)

シーズン25

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第968話「大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(結)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

服部 平蔵
CV:山路和宏
平次の父。大阪府警本部長。

遠山 銀司郎
CV:てらそままさき
和葉の父。大阪府警刑事部長。

大滝 悟郎
CV:若本規夫
大阪府警捜査一課強行犯捜査係警部。

綾小路 文麿
CV:置鮎龍太郎
京都府警捜査一課の警部。ペットのシマリスをいつも連れている。

小杉 裕雅(こすぎ ひろまさ)
CV:松本忍
32歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

鈴木 直樹(すずき なおき)
CV:笹田貴之
29歳。日売テレビアナウンサー。

米倉 功人(よねくら いさと)
CV:大西健晴
43歳。日売テレビ映画制作部チーフプロデューサー。

恩田 崇(おんだ たかし)
CV:四宮豪
43歳。脚本家。

末村 良平(すえむら りょうへい)
CV:高塚正也
51歳。大宝映画社員。

石澤 克二(いしざわ かつじ)
CV:松尾駿
38歳。爆破事件の容疑者。

石澤 浩一(いしざわ こういち)
CV:長田庄平
40歳。克二の兄。

三原 義人(みはら よしひと)
38歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

高内 尊(こううち たける)
35歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

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(急)のストーリー

日売テレビの新社屋完成記念作品として、映画『大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー』の制作が決定した。そこでコナン、小五郎、蘭、そして少年探偵団は大阪の日売テレビを訪れ、平次と和葉と合流してイベントを楽しんでいた。

制作発表会が行われる中、大道具倉庫で映画制作部チーフプロデューサーの米倉功人が巨大な怪獣フィギュアの下敷きになって亡くなるという事故が発生する。コナンと平次の調査により、犯人は米倉の部下・三原義人と高内尊だと判明。しかし高内は逃走に使った車が爆発し、死亡してしまった。

そして第二の爆破事件が発生。末村良平という大宝映画の社員が爆死してしまった。爆発物は過酸化アセトンを使用したもので、それは高内を吹き飛ばした爆弾と同じものだった。そして綾小路警部が捜査していた京都で起きた事故も、爆弾が仕掛けられていた可能性があることが判明した。

三件の連続爆破殺人と考えた大阪府警の大滝警部は、京都府警との合同捜査本部を立ち上げた。そして捜査の結果、理工学部化学科出身の石澤克二が容疑者として浮上。しかし石澤の家へ乗り込むと、体をロープで拘束され、後頭部から出血した石澤が倒れていた。

その後、コナンと平次の調査によって、一連の爆弾事件の犯人は米倉だと判明。動機は10年前の4人組による強盗事件だった。米倉は恩田から強請られ、仲間全員を殺害することにしたのだ。

その動かぬ証拠として、平次は恩田の家から探し出した1枚のディスクを再生して見せる。コナンの推理通り、やはり恩田、石澤、米倉、末村が映っていた。これで証拠が揃ったため、急いで兵庫県警に連絡しようと意気込む大滝警部と綾小路警部。しかしコナンと平次は顔を青くさせた。

4人全員がビデオに映っているということは、それを撮影している人物がもう一人いるということ。つまり強盗犯は5人組だったのだ。となると残る一人の傍にも、いつ爆発してもおかしくない爆弾がセットされているはず──。(急へ)

あらすじ

服部本部長をはじめとする大阪府警の面々は、5人目の強盗犯の特定を急ぐ。そしてコナンと平次は、石澤から直接話を聞くため、病院を訪れた。

コナンたちはさっそく仲間のことを聞き出そうとするが、石澤は『何も知らん!』の一点張り。話すつもりはないようだ。

その時、平次のスマホに電話が入り、応答した平次はコナンを連れて慌てて病室を飛び出した。ひとりになった石澤は、平次が財布を落としていったことに気づいた。

────

その頃。蘭と和葉、少年探偵団の面々は、『あべのハルカス』を訪れていた。元太たちは、たくさんの怪獣のバルーンを見て大はしゃぎ。蘭は、和葉に頼まれて写真を撮影する。

そこへ映画部プロデューサーの小杉裕雅がやってくる。そして小杉は、日売テレビアナウンサーの鈴木直樹を蘭たちに紹介する。蘭は、制作発表会の時に鈴木が司会をしていたことを覚えていた。

その後、蘭たちはオーディション会場へと案内されて行った。

────

大阪府警では、強盗事件の被害者宅の玄関に設置されていた防犯カメラの映像を確認していた。暗闇の中、右手に腕時計をしている人物が見える。

右手に腕時計をするのは左利きの証拠。米倉、恩田、末村、石澤の中に左利きはいない。となると、5人目の強盗犯は左利きということだ。

綾小路警部の調べで、石澤には2歳上の兄・浩一がいることが判明した。

石澤は幼い頃に両親を亡くし、浩一とともに京都の施設で育った。浩一は16歳で施設を出たあと行方不明に。石澤自身もそのあと施設を飛び出した。

浩一は15歳の時に喧嘩で右足に大怪我を負い、足を引きずる癖がある。そして浩一は左利きだった。

────

その頃。平次の財布を拾い、こっそり病室を抜け出した石澤は、更衣室で着替えて病院を出た。そして浩一のアパートを訪ねていた。

浩一は、カバンに衣服を詰め始めた。警察が訪ねてくるのも時間の問題だと察した浩一は、逃げることにしたのだ。

そこへコナンと平次が現れた。コナンたちは、病院を出た石澤のあとをずっと尾行していたのだ。

浩一はカバンを平次に投げつけ、外へ逃走していく。すぐに追いかけようとする平次だが、石澤に阻まれてしまった。コナンは石澤をすり抜け、浩一を追いかける。

「逃がすな、工藤ー!」

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ネタバレ

懸命に浩一を追跡するコナンに、石澤の拘束から逃れた平次も合流した。そしてコナンと平次は浩一を挟みうちにして捕まえた。石澤も遅れて到着し、観念した浩一はその場に腰を下ろして昔痛めた右足を擦る。

その時、平次のスマホに和葉からメールが送られてきた。『ハルカスなう』という言葉とともに、怪獣のバルーンとツーショットの和葉の写真が添付されていた。

浩一はこんなことになるなら、サボらずにバイトに行っていれば良かったと呟く。浩一は、米倉に頼まれてイベント警備のバイトをしていたという。

「それって、どこの警備!?」

「あべのハルカスや。なんや、映画の制作発表とかなんとか」

その『あべのハルカス』は現在、蘭と和葉、そして元太たち少年探偵団がいる場所だ。コナンはすぐに蘭のスマホに電話をかけるが、携帯の電源は切られていた。平次は、浩一に米倉からの指示を聞き出そうとする。

米倉は、怪獣のバルーンの横に立っていればいいと指示したという。それも26、27と書かれたバルーンの間にだという。コナンと平次は、そのふたつのバルーンの重しに爆弾が仕掛けられていると推理する。

────

その後、コナンから連絡を受けた小五郎は、大滝警部と綾小路警部とともに『あべのハルカス』へと急行する。今回の爆弾は非常に不安定なため、少しの衝撃でも爆発する恐れがある。そのため、会場の客には知らせていなかった。

その頃、『あべのハルカス』では。和葉は自分に与えられたピンク色のワンピースと睨めっこしていた。

会場に到着した小五郎たちは、バルーンの数の多さに驚く。しかし時間は刻々と迫っているため、さっそく手分けして探すことにした。そして事情を聞いた小杉も協力することに。

漸くコナンと平次も小五郎たちに合流した。その直後、小五郎が26番のバルーンを発見した。バルーンの重しの中には、やはり爆弾がセットされていた。タイマーは11分を切ったところだった。

「あと10分か…」

「爆処理班を待つ余裕はなさそうやな」

そこへ小杉が慌ててやってきた。27番のバルーンが58階の特設ステージへ移動したというのだ。そのステージには蘭や和葉、少年探偵団がいる。

平次は自分とコナンで爆弾を解体することを決め、小五郎、大滝警部、綾小路警部に58階へ向かって欲しいと伝える。

「上には客が仰山おるんや。避難させるにも人手がいるやろ」

「わかった。但し、お前たちも危なくなったらちゃんと逃げるんだぞ」

小五郎の言葉に平次は強く頷いた。それを確認した小五郎は、大滝警部たちとともに上の階へ急行する。小杉も小五郎について行こうとするが、平次は頼みがあると言って小杉を引き留めた。

────

オーディションも終盤に差し掛かり、いよいよ和葉の出番となった。緊張しながら和葉がステージへ登場すると、突然音楽が止まってしまった。鈴木は機械の故障だと説明し、一旦休憩にすると客に伝えた。

和葉が説明を求めると、鈴木はスマホを和葉に手渡す。通話中になっているスマホを受け取った和葉は、電話の相手に話しかける。

「ええか、和葉。落ち着いて聞いてくれよ。お前のおるステージに爆弾があるんや!」

「えぇっ!?」

元太たちとともにゴメラ&ヤイバーの握手会へ向かおうとしていた蘭は、和葉が驚きの声を上げたことに気づき振り返る。

平次は、27と書かれたバルーンの重しの中に爆弾がセットされていることを和葉に伝える。和葉が重しの中を確認すると、やはり爆弾が入っていた。残り時間は8分を切っている。

「無理無理無理無理っ! こんなん無理やァ! こんなんほっといてさっさと逃げよ?」

「アホ! 今爆弾が爆発したら、他の客たちはどうなんねん! もう全員を避難させてる時間はないんやで」

平次はもうひとつの爆弾で手一杯なため、和葉に爆弾を解体して欲しいと頼む。

「俺の言う通りにやればええだけや。大丈夫や、お前やったらできる!」

「どうすればええん?」

平次は、テレビ電話に切り替えて爆弾を映すように指示する。和葉がテレビ電話の切り替えに戸惑っていると、蘭がそれを取り上げた。

「貸して! 私がやってあげる」

テレビ電話で爆弾を確認すると、やはりふたつの爆弾は同じものだった。平次は、和葉がいつも持っている裁縫道具の小さいハサミを使って、指示するコードを切断するように伝える。

石澤から爆弾の解体方法を聞き出していたコナンは、メモに書かれた通りの順番を伝える。そしていよいよ最後のコードとなった。

「赤いコードが繋がった筒の中に、青いコードが繋がった筒がプラスチックの棒で支えられてぶら下がってるのが見えるやろ? そのぶら下がってる筒を回りの筒に触れんように引き抜いて、青いコードを切れば終いや。まずはそれを支えてるプラスチックの棒のネジを外して…」

「あかん! 私、ネジ回し持ってへん! どないしよう…」

「どないもこないも、裁縫道具ん中に入ってないんか?」

「入ってるわけないやんか!」

「まずいぞ、服部。もう3分切った!」

「なんかその辺に落ちてへんか? 代わりになるようなもんが」

「そんなこと言うたかて、そない都合のええもん…。あった! あったで平次!」

和葉は、平次に買ってもらったヤイバーのピン止めを髪から外した。そしてヤイバーの飾りをとり、ピン止めを使ってネジを回していく。和葉がゆっくり筒を引き抜き、現れた青いコードを蘭がハサミで切った。

「これで、終い…?」

「みたい…。爆発、してないし…」

「ピンポーンとか、ブーとかもなし?」

「あぁ。それで終いや。ようやったな! さすが和葉や」

和葉は持っていた筒を放り投げ、蘭と抱き合って喜んだ。その筒は、近くでふたりを見守っていた鈴木が見事にキャッチした。

「ところで和葉? よう似合てるやないか、その服」

「うわあ! いやー! 見んといてェ!」

ピンク色のワンピース姿を見られた和葉は、顔を真っ赤にして蘭の後ろに隠れた。

こうして爆弾は無事に解体され、事なきを得た。

エピローグ

その後、映画の撮影は順調に進んで行った。激しいゴメラの戦闘シーンで、新社屋は破壊された。

(ははは。結局壊れるんだ、新社屋……)

まとめ

■ BACK:
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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第968話「大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(結)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
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