名探偵コナン第970話のネタバレ!加賀令嬢ミステリーツアー(後編)

シーズン25

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第970話「加賀令嬢ミステリーツアー(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

林 マリ(はやし まり)
CV:植竹香菜
23歳。

林 壮一(はやし そういち)
CV:長嶝高士
52歳。林呉服屋社長。

楓 優子(かえで ゆうこ)
CV:天野由梨
40歳。林呉服屋経理。

犀川 学(さいかわ まなぶ)
CV:ヤスヒロ
55歳。友禅作家。

荻野 凛太郎(はぎの りんたろう)
CV:内田夕夜
34歳。友禅作家。学の弟子。

近藤 タクミ(こんどう たくみ)
CV:阿部敦
24歳。マリの恋人。

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(前編)のストーリー

蘭が福引で旅行券を当て、コナン、蘭、小五郎は金沢へ観光にやってきました。そこでコナンたちは、誘拐事件の身代金を運んでいるお嬢様の林マリと出会いました。

人質の犀川学は無事に解放されました。しかし誘拐事件が学による自作自演だと判明し、学は逃走してしまいました。

警察が学を追っていて、逮捕されるのも時間の問題だと考えられていた矢先、再び事件が起きました。

呉服屋社長の林壮一が何者かに襲われてしまったのです……。(前編へ)

あらすじ

マリからの連絡で壮一が襲われたことを知ったコナンたちは、現場へと急行します。

壮一が倒れていたのは呉服屋の玄関前で、開店前の掃除をしに出た優子が発見したようです。壮一はすぐに病院に搬送され、命に別状はないとのことでした。

警察の調べによると現場には3人のゲソ痕が残っていて、壮一は二人組に襲われた可能性が高いようです。

コナンは、現場で金粉を発見しました。そして運ばれて行った壮一の人差し指にも金粉がついていました。

金箔は金沢の名産品で、タクミは金粉を使う仕事をしています。そこで小五郎は、タクミに追求を始めました。

しかしタクミは容疑を否認。タクミは昨夜、社長室に金を盗みに入ったが壮一に見つかり、胸ぐらを掴まれたと証言します。その時に金粉がついたというのです。

コナンは、現場に残された凶器の石に木屑が付着していることに気づきます。その木屑は、友禅を作る時に使用される挽粉でした。となると、友禅作家の犀川学、萩野凛太郎のどちらかが凶器に触れたことになります。

これまで黙り込んでいたマリは昨夜、走り去って行く学を見たと証言します。学には金を奪い損ねた恨みがあり、動機としては十分でした。

しかしマリは、どうしても学が犯人だとは思えないと言います。マリが学をかばう理由は、学が育ての親のような存在だったからです。

その時、マリのスマホに学から連絡が入りました。学は、凛太郎を無事に返して欲しければ三千万を返せと要求してきました……。

学によって一方的に電話が切られた後、今度はメールが送られてきました。添付された写真には、手足を拘束されて横たわる凛太郎の姿が写っていました。

コナンは、学と凛太郎の関係について優子に尋ねます。優子は、師弟関係の2人だが、凛太郎は学のことを良く思っていなかったと話しました。

コナンは先ほどかかってきた学からの脅迫電話を思い出し、蘭を連れて小松を訪れます。そこで偶然、学と遭遇したのですが、学は科学館の中へ逃げ込んでしまいました。

そこで学は男性と衝突しました。その拍子に男性の飲んでいたコーラが床にこぼれ、学はそれを踏みながらも逃走を続けます。懸命に学を追いかけるコナンと蘭ですが、とうとう学を見失ってしまいました……。

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ネタバレ

コナンは、科学館で借りたアントシアニンの水溶液を地面に噴きかけます。すると学の足跡が浮かび上がりました。

※足跡が浮かび上がった理由
学が踏んだコーラは強い酸性。酸性とアントシアニンが混ざると赤色になる。
 
コナンと蘭は、足跡を頼りに学の居場所を突き止めました。すると身代金を持った小五郎が現れ、家屋へと入って行きます。

凛太郎は2階の部屋に監禁されていました。無事に凛太郎を救出できましたが、学は姿を消してしまったようです。そこへ警察を含めた関係者が集まってきます。

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で推理を話し始めました。

救出された荻野凛太郎は “人質のフリ" をしていたのです。

学が送ってきた写真では、凛太郎のポケットは四角く膨らんでいました。形状からしてスマホが入っていたと考えられます。

人質がスマホを持っていれば、取り上げるのが普通です。しかし学はそうしなかった。それは『スマホを所持していても外部に助けを求められる心配がなかった』ためです。

つまり、凛太郎と学はグル だということです。

警察が調べたところ、凛太郎は昨夜から頻繁に学とやり取りをしていたことが判明しました。
 
 
凛太郎は、師匠である学が可哀想だったため、金を奪う手伝いをしたと話します。しかしそれは表向きの理由でした。

凛太郎が協力したいだけなら狂言誘拐など大袈裟なことをする必要はないのです。なぜなら凛太郎は金庫の開け方を知っていて、金庫からお金を盗み出せば良かっただけなのです。

凛太郎の本当の狙いは、学に協力するフリをして学を殺害することでした。
 
壮一が襲われた現場にはゲソ痕が3つ残っていました。そのうちの2つは壮一と学のもの、残り1つは凛太郎のものでした。

凶器の石は片手で持てる重さでないことから、利き手を怪我している学は犯人ではない。つまり、現場にいて壮一を殴ることができたのは凛太郎しかいないのです。
 
 
罪を認めた凛太郎は、狂言誘拐のことを壮一に知られ、咄嗟に石で殴ってしまったと告白しました。そしておとなしく警察に連行されていくのですが…。

コナンは、この部屋のどこかに学が隠されていると推理します。クローゼットを開けると、コナンの推理通り学が閉じ込められていました。

凛太郎は、小五郎たちをやり過ごした後で学を殺害するつもりでした。警察には学が逃亡したと伝え、永遠に捜させる計画だったのです。

学の意識があることを確認したマリは、安堵の涙を流しました。

エピローグ

凛太郎と学の逮捕後、壮一は無事に退院しました。

優子、マリ、そしてコナンたちと卓を囲む壮一は、林呉服屋の作家が2人とも逮捕されてしまったことで、今後どうしていくかを悩み始めます。

その時、マリは『友禅作家になる!』と発言します。自信があるというマリの描いた絵は、なんとも言い難い残念な絵でした……。

呆れる優子をそっちのけで、壮一は『これで会社も安泰だ』と涙を流して喜んだのでした。

まとめ

■ BACK:
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第971話「標的(ターゲット)は警視庁交通部(一)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第970話「加賀令嬢ミステリーツアー(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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