名探偵コナン第565話のネタバレと感想!見てない目撃者

シーズン15少年探偵団

小五郎が理髪店を訪れると店内で殺人事件が発生!しかし、小五郎は蒸しタオルで目隠しをされていたため「見てない目撃者」となっていました・・。

小五郎が隣に居ながら犯人は一体どうやって店主を殺害したのでしょうか?

Next Conan’s HINTは「カツラ」だったので、店主がつけていたモジャモジャ髪のカツラが関係していると思われます!

それでは、アニメ「名探偵コナン」第565話「見てない目撃者」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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名探偵コナン第565話のあらすじ

理髪店で事件発生

小五郎は急にパーティに出席することになり、閉店間際の理髪店を訪ねて散髪を依頼しました。

隣の席のリクライニングは倒されており、そこに寝かされている先客は腰から首元までケープがかかっていて、顔にはタオルが載せられています。

マスクをしてモジャモジャ髪のカツラをつけた店主は小五郎の席のリクライニングを勢い良く倒すと、顔に熱々のタオルを載せてしばらく待つように伝えました。

視界を閉ざされた小五郎がぼんやりと今日のパーティで出される料理について考えていると、最近オープンしたスイミングスクールの送迎バスの音楽が聞こえてきました。

音は次第に大きくなっていき、騒音並みのうるささに小五郎は足をバタバタさせます。その直後、今度はガシャーンという物音が響き渡り、小五郎と先客は驚いて飛び起きました。

床には陶器の破片が散らばっていて、その傍らには店主の海老原日出夫(えびはら ひでお)が倒れています。小五郎はすぐに駆け寄り声を掛けますが、海老原の胸にはダーツの矢が突き刺さっていて、すでに絶命していました。

小五郎が開けっ放しになっていた窓から外の様子を確認すると、自分を捜しに来たコナンがちょうど店の前を通りかかりました。

「怪しいヤツを見なかったか」と問われたコナンは何かあったと察し、小五郎の制止も聞かずに店内に駆け込みました。

そして、店の中の状況を見て事件だと判断したコナンは店の裏口のドアを開け、その先にある空き地で遊んでいた元太、光彦、歩美に不審な人物を見なかったか質問しました。

元太たちが「誰も見なかった」と答えると、コナンはすぐに店の中に戻っていき、気になった元太たちもコナンを追って裏口から店の中へ入りました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

捜査開始

このあと、目暮警部や高木刑事たち警察が到着し、事件の捜査が始まりました。

被害者の海老原はダーツ愛好会のトレーナーを着ていて、心臓部分に描かれたハートに矢が突き刺さっていました。

小五郎は空いている店を捜していて時間はハッキリ覚えていないが、店に入ってからものの数分で事件が起きたと説明します。

すると高木刑事は、警察に110番通報があったのが午後6時36分なので、小五郎が入店したのは6時30分頃だと判断しました。

先客の野田正男(のだ まさお)は6時20分頃に来店し、かなり疲れていたためぐっすり眠ってしまい、小五郎が来たことに全く気づかなかったと証言しました。

事件当時、店の裏口では元太たちがずっと遊んでいて、表にはスイミングスクールの送迎バスが停まっていました。つまり、誰にも見られず出入りするのは不可能だったということになります。

さらに、警察の調べでダーツの矢の先端に毒が塗られていたことが判明し、小五郎は海老原が騒音を出す送迎バスに文句を言ってやろうと窓を開けた時、店の前の路地に潜んでいた犯人がダーツの矢を投げて海老原を殺害したと推理しました。

動機とアリバイ

このあと、海老原と野田と同じくダーツバーの常連客・島崎望(しまざき のぞむ)と小池達太郎(こいけ たつたろう)が呼び出され、事情聴取が行われることになりました。

4人はダーツの賭けにハマっているのですが、昨夜は海老原が「島崎は会社の金を横領している」とありもしない噂話を言い出したため、頭にきた島崎が海老原に掴みかかって口論となったようです。

さらに、薬剤師の小池は「薬の横流しをして店の赤字の穴埋めをしている」と海老原に言われて顔を青くさせていたことが明るみになり、野田も店の運転資金を海老原から借りていたことが判明しました。

つまり、3人には海老原を殺害する動機があるということです。

事件が起きた6時30分頃、小池は薬局で店番をしていて、島崎は配達の途中でガソリンスタンドに立ち寄っていたと証言しました。

しかし、客の来ない店でずっと一人だった小池のアリバイは成立せず、島崎はガソリンスタンドの午後6時24分のレシートを持っていたのですが「夕方に島崎が理髪店から出てくるところを見た!」という歩美の証言によってアリバイは不成立となりました。

さらに歩美は、島崎の姿を目撃した時、窓から見た店の時計は5時50分を指していたと証言しました。

この店の時計は客が鏡で見てわかるように左右あべこべになっているものなので、歩美が島崎を見たのは6時10分ということになります。

つまり、店を6時10分に出たとすると、30分以上かかるガソリンスタンドに6時24分に到着することは不可能で、島崎がウソをついているのは間違いなということです。

しかし、島崎は確かに夕方にタオルを回収しに来て昨夜のことで再び口論になったが、まだ配達が残っていたため6時前には店を出たと証言しました。

小五郎は、店を出た島崎が路地に潜んで海老原が窓を開けた時に矢を投げて殺害したと推理し、さらに凶器の矢に毒が塗ってあったことから薬剤師の小池にも疑いをかけました。

この時、コナンは毒の矢を用意するような計画的な犯人が、当たるか当たらないかわからないのに外から矢を投げたことに疑問を感じました。

そして、小五郎によって店を追い出されたコナンは、店の外から時計が見えないことに気づきました。

歩美は路地の辺りから見えたと伝えますが、先ほどと同じ位置に立っても外から店内の時計は見えなくなっていました。

時計が動かされた!?なぜだ・・。

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名探偵コナン第565話のネタバレ

裏口から店の中に戻ったコナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

犯人はこの人!

犯人は時計店店主の野田正男です。

証拠は、野田がダーツ愛好会のトレーナーを前後ろに着てシャツの下に隠していたことでした。

遺体とすり替わる時に咄嗟に着直したのですが、犯人以外にトレーナーを後ろ前に着る理由はなく、これが決定的な証拠となりました。

動機は、海老原に金を借りた時に書いた借用書がいつの間にか闇金融に渡っていて、毎日ひどい取り立てを受けて妻がノイローゼになってしまったことでした。

事件の真相

もう一度事件を振り返ってみると、陶器が割れる音がして小五郎が飛び起きた時、野田も隣のイスから体を起こすところでしたよね。

──が、そもそも海老原は物音がした時に殺害されたのではなく、小五郎が来る前にすでに殺害されていたんです!

小五郎が来店した時、店主はモジャモジャ髪のカツラを被ってマスクをして、ダーツ愛好会の青いトレーナーを着ていました。この人物は海老原ではなく、海老原に変装した野田だったのです。

そして、小五郎の隣の席で寝かされていた人物こそが海老原だったのです。

壁にかかったあべこべの時計は野田によって持ち込まれたもので、海老原はイスに座って時計の位置を確認している時に背後から押さえつけられて殺害されました。

壁には日焼けの跡が残っていて、歩美が島崎を目撃した時はその跡の部分に普通の時計がかかっていました。

つまり、島崎が5時50分に店を出て配達に戻り、6時24分にガソリンスタンドに居たと証言したのはウソではなかったということです。

そのあと野田が来て、左右反転の時計を別の位置にかけ替えました。その証拠に、もともとあった時計が裏口の下駄箱の中に隠されていました。

犯行の一部始終

店で海老原を殺害した野田は素知らぬ顔で店から立ち去るつもりでした。──が、そこに小五郎が来てしまったので、やむを得ず変装して海老原に成りすますことにしました。

そして小五郎の顔に蒸しタオルを載せて目隠しし、裏口から逃げようとしました。しかし、裏の空き地には元太たちが居て出られず、表側にも人目があって出られず、袋のネズミになってしまいました。

その時、スイミングスクールの送迎バスがやってきました。野田はこのバスが流す騒音に紛れてイスに座らせた遺体と入れ替わることを思いつきました。

野田は素早く遺体をカウンターの前に横たえて代わりに自分がイスに座り、カウンターに向かってダーツの矢を投げ、そこにあった陶器を落としてわざと物音を立てました。

そして、その音に驚いて起きたフリをして、小五郎とともに遺体の第一発見者に成りすましたというわけです。

エピローグ

こうして事件は見事に解決したのですが、中華料理やフランス料理を楽しみにしていた小五郎はパーティに間に合わず自宅でカップラーメンをすすっていました。

くっそォ!今夜はご馳走のはずだったのに・・。

名探偵コナン第565話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第565話
事件ファイル名 見てない目撃者
放送日 2010年2月6日(土)
OPテーマ As the Dew(GARNET CROW)
EDテーマ Hello Mr.my yesterday(Hundred Percent Free)
BACK 第564話「探偵団VS強盗団(沈黙)」
NEXT 第566話「相棒はサンタさん」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人
毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
新一(コナン)の幼馴染
小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一員。食いしん坊
円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一員。真面目で頭脳派
吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一員。ムードメーカー
目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部
高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
小池 達太郎
CV:菅家勇
45歳。薬剤師
島崎 望
CV:三宅健太
28歳。リネンサービス勤務
海老原 日出夫
CV:花田光
理髪店店主
野田 正男
CV:後藤哲夫
43歳。時計店店主

名探偵コナン第565話の感想

小五郎は当たり前のように推理してましたが、4メートル以上ある路地から2階の窓際に立つ人の心臓にダーツの矢を投げるなんて可能なんでしょうか。プロならできるのかな?

そして、元太、光彦、歩美は米花公園か博士の家で遊んでるイメージがあったんですが、見知らぬ空き地でも遊ぶことあるんですね~。

そのおかげで裏口の見張りができて事件解決に繋がったわけですが、どこにでも出現しすぎ(笑)

エピローグの落ちは予想通りすぎて、これまた笑ってしまいました。中華料理やフランス料理よりも、やっぱり小五郎はカップラーメンが似合うでしょう!

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第565話「見てない目撃者」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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