名探偵コナン第868話のネタバレ!汽笛の聞こえる古書店

シーズン22

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第868話「汽笛の聞こえる古書店」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第868話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第868話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第868話
■ 事件ファイル名:
汽笛の聞こえる古書店
■ 放送日:
2017年7月29日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ 幾千の迷宮で 幾千の謎を解いて(BREAKERZ)
EDテーマ 夢物語(BREAKERZ)
■ BACK:
⇒ 第867話「裏切りのステージ(後編)」
■ NEXT:
第869話「断崖に消えたコナン(前編)」

Sponsored Link

名探偵コナン第868話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

玉木 裕次郎(たまき ゆうじろう)
CV:牛山茂
65歳。玉木古書店店主。

玉木 一朗(たまき いちろう)
CV:志村貴博
35歳。裕次郎の息子。

吉川 美知子(よしかわ みちこ)
CV:宮川美保
27歳。一朗の恋人。

Sponsored Link

名探偵コナン第868話|あらすじ

コナン、歩美、元太、光彦、灰原は、古本の競り市場でたくさんの古本を購入した玉木古書店の店主、玉木裕次郎の手伝いをすることになった。
古書店に運び終えた後、裕次郎は手伝ってくれたお礼に、みんなに1冊ずつ好きな本をプレゼントすると話す。
コナンは、シャーロックホームズの本に目をとめる。
しかし、値段を見たコナンは「さすがにこれをくれってわけにはいかねェよな・・」と諦める。

その時、裕次郎の息子である玉木一朗が「親父!いい加減にしろよ」と裕次郎に向けて大きな声を上げた。
古書店の経営が苦しい状況にも関わらず、たくさんの古書を仕入れてきた裕次郎に一朗は呆れている。

一朗は、コナンたちに気づいて声をかける。
先ほどの裕次郎と一朗の会話を聞いていた光彦、歩美は、選んだ本を隠して誤魔化すが、元太は裕次郎が本をプレゼントすると言ったことをうっかり漏らしてしまう。
それを聞いた一朗は裕次郎に怒り、本棚を蹴った。
すると、本棚が一朗めがけて倒れてきた。
一朗は、倒れてくる本棚を手で押さえ、なんとか怪我をせずに済んだ。
本棚が老朽化して、もろくなっていたようだ。
一朗は、早く店を畳むようにと裕次郎に伝えると、古書店を出て行った。


後日。
コナン、歩美、元太、光彦、灰原は、古書店の横にある公園へやってきた。
古書店を覗いてみると、入口に「CLOSED」と書かれたプレートが下げられ、店は閉まっていた。
公園にはSLが展示されており、11時と15時の1日2回、車輪が動くという。
コナンたちは、15時になるまでサッカーをして待つことにした。

14時55分、ベンチで本を読んでいた灰原は、コナンたちにそろそろ時間だと知らせる。
コナンたちがSLの前に集まると、散歩中の一朗が偶然通りかかった。
コナンは、裕次郎の右肩についている葉っぱに目を止めた。

そして15時。
SLの車輪が動き出し、煙突から煙が出て、汽笛を鳴らせる。
その迫力に圧倒されるコナンたち。


その後、コナンたちは公園を出て古書店の前を通る。
その時、コナンは店内の異変に気付いた。
店の中へ入ると、本棚が将棋倒しになっており、裕次郎が本棚の下敷きになって倒れている。
裕次郎はすぐに救急車で病院へ搬送されたが、命に別状はないということだった。

コナンたちは、床に散らばった本を片付ける。
コナンが床に落ちている時計に目をとめると、針が15時のところで止まっている。
コナンは、ちょうどSLを見ていた時間に本棚が倒れたため、崩れた音に気づかなかったと判断する。

状況から見て、一番端の本棚が倒れ、将棋倒しの要領で次々と本棚が倒れていったと考えられる。
コナンは、本棚の老朽化がひどかったため、起こるべくして起きた事故だと察する。
しかし、倒れている全ての本棚の上部に、一直線上の跡がついていた。


夕方。
コナンたちは、裕次郎を見舞うため、病院を訪れた。
裕次郎は、軽い脳震とうですぐに退院できることをコナンたちに伝える。
そして、こんなことになってバチが当たったのだと話す。
事故が起こった時間、本当なら裕次郎は本の買い取りの出張中で、店にいる予定ではなかったという。
財布を忘れたことに気づき、たまたま店へ戻ったところ、事故に遭ってしまったのだ。
裕次郎は、今回の事故で一朗の言う通り、店を畳む踏ん切りがついたと話す。

光彦は、公園で撮影したSLの写真を裕次郎に見せる。
コナンは、1枚の写真に目をとめ、他の写真も確認する。


病院を後にしたコナンたちは、一朗が働いているカフェを訪れた。
コナンたちが一朗と話していると、一朗の恋人の吉川美知子がやってきた。
裕次郎が入院していることを知った美知子は、ひどく心配する。

歩美は、一朗のどんなところが好きなのか美知子に尋ねる。
美知子は、優しくてお父さん想いのところだと答えた。
元太が古書店で裕次郎と一朗が喧嘩をしていたことを伝えると、美知子は一朗が不器用な人だということを説明する。

コーヒーを飲み終えた美知子は、「お店のことは焦らなくていいから、いつまでも待つわよ。お父さんに早く元気な顔見たいと伝えて」と伝言を頼むと、カフェを去っていった。

コナンは、美知子の言った「お店」について一朗に尋ねる。
一朗と美知子は、カフェを開く計画をしているという。
一朗が今のカフェで働いているのは、その資金作りと修行のためだった。

コナン「そうなったら、裕次郎さん一人で寂しくなるね・・

一朗「俺の目がとどかなくなる前に、早く店を畳んでおとなしくしてくれればな

コナンは、裕次郎に古書店を辞めて欲しい理由を尋ねる。
裕次郎は、重労働の本屋は老いた体に負担が大きく、ボロボロの店で裕次郎を一人で働かせるのが心配だったと話す。

灰原「不幸な事故があったとはいえ、あなたの願い通りになったんじゃないの?これで一安心ね

歩美「哀ちゃん、それは言い過ぎだよ

Sponsored Link

名探偵コナン第868話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第868話|謎解き

【謎解き①】
裕次郎の右肩に葉っぱがついていた。

【謎解き②】
倒れている全ての本棚の上部に、一直線上の跡がついていた。

名探偵コナン第868話|ネタバレ

その日の夜。
コナンたちは、古書店の横にある公園へやってきた。
そして、SLの前にいる一朗にライトを当て、何してるのか尋ねる。
一朗は、昼間来たときに落とし物をしたため、捜していると答える。

コナン「今回の事故を引き起こしたのは一朗さんでしょ?

一朗「え!?

コナン「作為的な何かがないと、この事故は起こり得ないんだ

歩美「コナンくん、何を言っているの?

コナンたちが、古書店で本を選んでいたとき、一番端の本棚には本が入っていなかった。
つまり、その本棚が一番軽かったということだ。

コナン「その本棚が本がたくさん詰まった隣の本棚を押し倒せると思うか?

光彦「確かに・・。そうですよね

一朗は、全体的に老朽化していたため、事故が起こってもおかしくないと話す。
それに、本棚が倒れたとき、コナンたちと公園でSLを見ていたことも伝える。

古書店の壊れた時計から、本棚が倒れて事故が起こったのは15時ちょうど。
そこでコナンは、15時ちょうどに撮影されたSLの写真を見せる。

一朗「だから俺にはその時間に本棚を倒すなんて無理なんだよ

コナン「直接は無理でも、トリックを使えば可能だよ

コナンは、見せた写真が連射モードで撮影されたものだと明かし、それを再生して見せた。
すると、写真の端に写っている蝶が妙な動きをしている。
空中で羽ばたかないのも変だが、突然はねあげられたように写っている。

コナン「ボクが思うに、蝶は見えない糸にとまっていて、衝撃ではねあげられたんじゃないかな?

【謎解き②】
一朗は、SLの車輪と本棚を糸で結んでいたのだ。
あとは15時になって、SLの車輪が回り始めれば、次々と本棚が倒れていくという寸法だ。
そして、ある程度車輪が糸を巻き取ったときに糸が切れ、蝶がはねあげられた。
【謎解き①】
一朗が公園へやってきたとき、肩に葉っぱをつけていたのは、糸を通すために公園の茂みに入ったからだ。

一朗「ちがう・・

コナン「じゃあ、その後ろ手に隠しているものを見せてよ。この推理が間違っていなければ、その手にあるものは今回の事故を仕組むために使った証拠。ちがう?

歩美「私たちにやさしくしてくれたお兄さんが悪いことするはずないもん!そうでしょ!?

一朗は目に涙を浮かべ、手を差し出した。
手には、ところどころ焦げたり傷が付いたりしている糸があった。
その糸は、恐らく本棚についた傷跡と一致するはずだ。

一朗「もう言わなくていい。俺がやったよ

光彦「うそです!一朗さんが裕次郎さんを殺害しようとしたなんて!

コナン「光彦!それは違う。裕次郎さん言ってただろ?たまたまあのとき店には財布を取りに帰ったんだって

光彦「そういえばそうです

コナン「一朗さんは本棚だけ壊そうとしたんだ。でも運悪く裕次郎さんが巻き込まれてしまった

一朗「本当にバカなことをしてしまった・・

元太「じゃあ、なんでこんなことしたんだよ?

一朗「親父にはこれ以上無理をして欲しくなかったんだ!何を言っても聞かないから、店がなくなればやめてくれるんじゃないかって

一朗は涙を流し、悲痛な声で話した。

その後、一朗は自らの罪を認め、警察に自首をした。


(エピローグ)
三ヶ月後。

コナン、歩美、元太、光彦、灰原は、古書店の隣にある公園へやってきた。
すると、玉木古書店は改装され、ブックカフェになっている。

中へ入ると美知子が出迎えてくれた。
そして、退院して元気になった裕次郎がジュースを運んでくる。

光彦「裕次郎さん!

裕次郎「その節はお世話になりました

そして、裕次郎の隣に一朗がやってくる。

歩美「お兄さん!

一朗「久しぶり

光彦「念願だったカフェを開けたんですね!

一朗「あぁ。3人でこうするのが一番だって話し合ったんだ

歩美「とっても素敵なお店。哀ちゃんもそう思うよね?

灰原「ま、いいんじゃないかしら?

一朗「ありがと!

一度は警察に拘留された一朗だったが、一朗の想いを知った裕次郎は被害届を出さなかった。
よって一朗は不起訴処分になったのだ。

裕次郎は、戸棚から本を取り出し、コナンたちに渡す。

裕次郎「これを君たちに。あのとき色々あって渡せなかったからね

コナンの手元には、あのシャーロックホームズの本が。

コナン「うっそ!?本当にいいの?やった~~~!

元太と光彦ははしゃぐコナンをじーっと見つめ「そっちがいい!」とコナンを追いかけまわす。

コナン「オメェらも貰ってんだろ~~~?!

まとめ

■ BACK:
⇒ 第867話「裏切りのステージ(後編)」
■ NEXT:
第869話「断崖に消えたコナン(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第868話「汽笛の聞こえる古書店」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう