割れた金魚鉢(名探偵コナン977話)のネタバレ!犯人やトリックも

シーズン25

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第977話「割れた金魚鉢」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介しています。

今回の事件は、投資会社社長の土田義博とその秘書・梶浦勇人の2名が殺害されるというものでしたね。

現場に『北村金物店』という名入りのタオルが残されていたことから、小五郎は北村満が犯人だと推理しました。

一方、コナンは『金魚の投資でハッピーライフ!』と書かれた貼り紙のインクが滲んでいることに注目して犯人の正体を突き止めていましたね。

Qちゃん
犯人は北村満?それとも他の容疑者たちの中にいるの?
わたし
気になりますよね!ヒントは床に金魚が落ちていたことです。金魚が落ちていたということは…?

では誰が犯人なのか、コナンの推理をもとにネタばらししていこうと思います!

関連記事
Sponsored Link

ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

犯人はこの人!

犯人は、梶浦の恋人・牧村希美です。

証拠は、希美の腰のあたりに汚れがついていたことでした。

梶浦を殺害した時、水槽から零れた水が希美のスカートにかかりました。

そして現場に入らないようにと小五郎が希美を廊下へ追いやった際、希美の体は『金魚の投資でハッピーライフ!』と書かれた貼り紙にぶつかりました。

当然、濡れたスカートで貼り紙の文字を擦ればインクがスカートにうつります。

つまり、希美のスカートから水槽の消毒薬が検出されれば、現場にいたという決定的な証拠となるわけです。

言い逃れができなくなった希美は、梶浦と土田を殺害した罪を認めました。

動機は、自分を捨てた梶浦に対する復讐でした。

希美は、梶浦が働いていない頃から何年も何年もずっと尽くしてきました。

ところが、土田の会社で働き始めた途端に莫大な金を手にした梶浦はすぐに希美を切り捨てた挙げ句、殴る蹴るの暴力をふるい、希美の体には無数の痣ができてしまいました。

この時、希美は梶浦を殺害してやろうと決心したのでした。

Sponsored Link

希美の犯行

まず、北村の店名の入ったタオルを盗み、北村のアリバイをなくすためにスクーターをパンクさせました。

そして会社に侵入後、最初に事務室を訪ねました。

梶浦によって事務室に招き入れられた希美は、梶浦をナイフで殺害しました。

次に希美は社長室へと向かい、今度は土田を撲殺しました。

そして北村を犯人に仕立てるため、盗んだタオルを部屋に残しました。

こうして2つの殺害を行った希美は、玄関に戻って外へと逃げ出しました。

その後、綾子の悲鳴を聞いて再び現場に戻り、警察をミスリードさせるために『窓越しに廊下を走る人影を見た』と嘘の証言をしました。

犯人の偽証を見破ったコナン

今回の事件でコナンが注目したのは、梶浦の倒れていた位置です。

もし梶浦が社長室から来た犯人に襲われて逃げたのなら、倒れている向きは反対側になるはずです。

さらに、社長室で見つかった犯人の遺留物のタオル。それが発見された時、血痕だけでなく水も付着していました。

鑑識でタオルを調べた結果、水に消毒薬が混じっていたことが判明しました。

事務室には大きな水槽の他に小さな水槽もありました。その小さな方は、病気になった金魚用です。

梶浦は襲われた拍子に小さな水槽を倒し、その中の水が大量に犯人にかかってしまいました。

そのため、犯人が持っていたタオルから消毒薬が検出されたのです。

もし土田から梶浦の順に殺害されたのなら、タオルに水槽の水が付着しているのは不自然です。

そして梶浦を殺害した凶器のナイフは犯人が用意してきたもので、土田を殺害した凶器の置物は社長室にあったものです。

本当に土田に殺意を抱き殺害しようとしていたのなら、ナイフを梶浦の遺体に残したりせず土田の殺害にも使用したはずです。

以上のことから、コナンは犯人が初めから土田ではなく梶浦を狙っていたこと、そしてそれをカモフラージュするためにみんなから恨まれていた土田を殺害したということも見破ったというわけです。

関連記事

エピローグ

こうして事件は見事解決し、コナンと小五郎は帰りのバスを待っていました。

そこでコナンは、名推理を披露した小五郎に『カッコよかったよ』と褒めます。

称賛を受けた張本人は眠っていて何も覚えていないはずなのに、俺にとっては朝飯前さ、と得意気な顔をしています。

それからしばらく経ってもバスは現れず、小五郎は何度も腕時計を確認します。

そして向かいのバス停からバスが出発した直後、コナンはそのバス邸に『米花町行き』と書かれていることに気づきました。

つまり、コナンと小五郎は『米花町行き』とは反対側のバス停でずーっとバスを待っていたというわけです。

コナンはおじさん、しっかりしてよ!と涙目になり、小五郎は走り去るバスに手を振って『待ってくれ~!』と叫んだのでした。

Sponsored Link

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第977話「割れた金魚鉢」の犯人やトリックなどのネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう