名探偵コナン第966話のネタバレ!大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(破)

シーズン25

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第966話「大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(破)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

名探偵コナン第966話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第966話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

服部 平蔵
CV:山路和宏
平次の父。大阪府警本部長。

遠山 銀司郎
CV:てらそままさき
和葉の父。大阪府警刑事部長。

大滝 悟郎
CV:若本規夫
大阪府警捜査一課強行犯捜査係警部。

綾小路 文麿
CV:置鮎龍太郎
京都府警捜査一課の警部。ペットのシマリスをいつも連れている。

米倉 功人(よねくら いさと)
43歳。日売テレビ映画制作部チーフプロデューサー。

小杉 裕雅(こすぎ ひろまさ)
32歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

三原 義人(みはら よしひと)
CV:久保田竜一
38歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

高内 尊(こううち たける)
35歳。日売テレビ映画部プロデューサー。

恩田 崇(おんだ たかし)
43歳。脚本家。

末村 良平(すえむら りょうへい)
51歳。大宝映画社員。

奥田(おくだ)
CV:岐部公好

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名探偵コナン第966話|(序)のストーリー

日売テレビの新社屋完成記念作品として、映画『大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー』の制作が決定した。そこでコナン、小五郎、蘭、そして少年探偵団は大阪の日売テレビを訪れ、平次と和葉と合流してイベントを楽しんでいた。

制作発表会が行われる中、大道具倉庫で映画制作部チーフプロデューサーの米倉功人が巨大な怪獣フィギュアの下敷きになって亡くなるという事故が発生する。

大滝警部たち大阪府警が捜査を始め、現場に残された痕跡からコナンと平次は殺人事件だと考える。そして犯人は米倉の部下・三原義人と高内尊の二人組だというところまでたどり着いた。

警察によって三原は確保されたが、高内は米倉の車を奪って逃走。その時、日売テレビ近くの横断歩道を歩いていた蘭と和葉が高内の運転する車に轢かれそうになる。

しかしある人物によって蘭たちは救出された。コナン、平次、大滝警部が駆けつけ、蘭の無事を確認する。蘭を救った人物は、京都府警捜査一課の綾小路警部だった。

その直後、猛スピードで走行していた高内の車は、突然飛び出してきた車を避けようとしたため、そのまま川へ転落してしまった。その衝撃で車は爆発を起こし、川の中からは黒煙が上がっていた……。(序へ)

名探偵コナン第966話|あらすじ

大阪府警察本部の本部長室では、大滝警部が服部本部長に状況報告をしていた。車に轢かれそうになった蘭は、小五郎に付き添われて病院で検査を受けた。その結果、異常は見られなかった。幸いにも、事故に巻き込まれた者はいなかった。

高内が奪った米倉の車には、爆弾が仕掛けられていたことが判明した。その爆弾は、過酸化アセトンなどを調合して作られたもので、高内はほぼ即死だった。

服部本部長は、京都府警の綾小路警部がなぜ現場に居合わせたのか尋ねる。綾小路警部は一昨日、京都で起こった事故について話し始めた。

その事故で運転していた脚本家の恩田崇が死亡。脚本家というのは名ばかりで、恩田は親の財産を食い潰す道楽息子だった。豪邸に住み、車を2台持つという良い暮らしをしていたようだ。

恩田は、自宅近くの山道で車ごと崖下に転落しているところを発見された。恩田が酩酊状態だったことから、所轄の刑事は山道のカーブを曲がり切れなかったための事故と判断した。

しかし綾小路警部は、いくら酩酊していたとはいえブレーキ痕もほとんどなく、ただの事故ではないと考えていた。何者かがブレーキに細工していた可能性もある。

恩田が持っていた車は赤と青のスポーツカー。偶数日は赤、奇数日は青と決めていた。しかし事故の日は、奇数日だったが赤のスポーツカーだった。その日は青い車が故障していたため、やむを得ず赤い車で出かけたようだ。

綾小路警部は、恩田のことを調べているうちに過去に米倉と接点があったことを突き止めた。そこで米倉に話を聞くため大阪の日売テレビを訪れたが、すでに米倉が殺害された後だった。哀が感じた視線は、綾小路警部だったようだ。

恩田のスマホから米倉の名前は出てこなかったが、恩田の自宅付近で米倉を見たという者が現れた。そこで探っていくと、恩田と米倉は以前、同じ団体主催の自主映画上映会に参加していたことが判明した。

平次は、米倉の車に爆弾が仕掛けられていたことから、米倉が高内と三原以外からも狙われていた可能性があると考える。

コナンは、これまでずっと気になっていたことを話す。米倉の殺害現場の足場の天板に小さな傷がついていた。それは犯人の三原が怪獣フィギュアを支えるロープを切断する時、誤ってナイフを落としたときにできたものだ。

しかしそれなら絶対に音がしたはずだ。足場の上に誰かいることに気づいていたら、倒れてくるフィギュアを避けることもできた。なぜ米倉は気がつかなかったのか。

その後、大滝警部は三原の事情聴取を行った。三原は、凶器のナイフを落としたと証言した。驚くほど大きな音がしたが、スマホの画面に釘付けになっていた米倉は気づかなかったという。その時、米倉は『恩田のヤツ』と何度も呟いていたようだ。

高内が亡くなったと聞かされた三原はがっくりと肩を落とし『俺らがやったことって、なんやったんや』と項垂れた。米倉の車を奪うことにしたのは、高内が車のスペアキーの隠し場所を知っていたからだった。

平次は、米倉がスマホで見ていたのは京都で起きた車の炎上事件のニュースサイトだと推理する。

コナンは、米倉の持ち物を大滝警部に確認する。6階のスタッフルームに置いたままになっていた米倉の荷物は、バンコク行きの航空券、パスポート、そしてスポーツ新聞も含めて新聞が6紙。その新聞は全て事件当日のものだった。

平次は、米倉が恩田のことを知るために、手当たり次第に新聞を買ったと考える。そして大阪府警と京都府警の合同捜査が行われることとなった。

大阪府警の本部長室を後にしたコナンと平次。その時、2人のスマホがほぼ同時に鳴り響いた。

「ちょっとコナンくん! 何してるのよ」
「ちょっと平次! 何してんのや?」

蘭と和葉は、もうすぐ撮影が始まるため、早く大阪城公園まで来てと伝える。事件のことに夢中になっていたコナンと平次は、撮影のことをすっかり忘れていたのだ。

その後、コナンと平次が訪れた大阪城公園では、本番前のリハーサルが行われることになった。今回撮影するのは、現れた怪獣から逃げ惑う人々の群衆シーンだ。

一同はスタッフの指示に従って準備を始め、いよいよリハーサルが始まった。

元太、光彦、歩美は必死に逃げ惑う姿を見事に演じた。哀と小五郎はぼうっとしてやる気が見えない。

和葉と平次は──

「怪獣や! 平次、怖ィ~!」
「だだだだだだ大丈夫やー。おーれと一緒に来ーい」

迫力のある演技をする和葉に対して平次は棒読み。そして体の動きはぎこちない。

(アイツ……、ここまで演技力ねェとはな)

コナンが平次を見てそんなことを思っていると、突然蘭に抱き上げられた。必死に走る蘭は、コナンを落とさないようにさらに強く胸へ抱き寄せる。蘭の胸に顔を埋めることになったコナンは──

(おいおい…、これは……)

顔を真っ赤に染めていた。

リハーサルが終わり、見事な演技をした元太たちは監督から褒められた。和葉も褒められたが、平次は『もっとリラックスして』と注意された。そして小五郎は『もう少しやる気だしてもらえません?』と咎められていた。

いよいよ本番が始まろうとした時、突如パトカーのサイレンが鳴り響いた。警察の車から降りてきた大滝警部は、また事件が起きたと平次に伝える。

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名探偵コナン第966話|ネタバレ

大滝警部とともに現場の倉庫へ駆けつけた小五郎、平次、コナン。爆破された倉庫は、消防隊員により消火活動が続けられていた。

倉庫を所有していた会社は1年前に倒産。それ以降、買い手が見つからずに放置されていた。

爆発に巻き込まれたのは、末村良平という大宝映画の社員だった。末村は、ゴメラVSヤイバーの撮影に使える倉庫を探していた。そしてこの日、末村は検討用の写真を取りに倉庫を訪れていた。

爆発物は、過酸化アセトンを使ったものだった。それは高内を吹き飛ばした爆弾と同じもので、二つの爆破事件が繋がった。

綾小路警部は、京都府警の再捜査の結果、恩田の件は爆弾による殺人の可能性が高まってきたと告白する。米倉の時と同じように車に爆弾が仕掛けられていたとすると、三件の連続爆破殺人ということになる。

こうして大阪府警と京都府警の合同捜査本部が作られることになった。

────

その後、コナンと平次は、蘭たちと合流して『仮面ヤイバーカフェ』を訪れた。コナンは、スイーツを食べながら事件の概要を蘭と哀に説明する。

一方で平次は、和葉に呼ばれて写真撮影をしていた。平次にとってその写真撮影は過酷なものだった。子供たちからの視線を受けながら和葉と仮面ヤイバーと一緒に立つ平次。撮影係の光彦は、戸惑ってばかりでなかなかポーズが決まらない平次に痺れを切らす。

「ポーズ決めてください。いきますよ」

その後、写真は何枚も撮影されたが、和葉はさらに仮面ヤイバーを撮りまくる。

「かっこいい! かっこいい! デュフフフ」
「おい。ヤイバーさんも引いてはんで」

和葉に呼ばれて蘭が席を立った後、コナンは哀に『調べて欲しいことがある』と伝える。哀は、大きなため息をついた後、口を開いた。

「最近なんだか相棒とかから使いっぱしりに格下げされた気がするんだけど」

────

その頃、大滝警部と綾小路警部は、奥田邸を訪れていた。家主の奥田は一時期、自主映画の上映会を主催していた。大滝警部は、奥田に3枚の写真を見せる。奥田は、そこに写る3人のことをよく覚えていると話した。

20年前ぐらい前の参加者だったが、『チーム米倉』という面白いことを考える者たちだった。米倉がアイデアマンでいろんな企画を立てる、恩田は脚本家志望、末村は監督志望だった。綾小路警部は、その当時のことを詳しく聞かせて欲しいと頼む。

その後、捜査本部の会議室へ戻った大滝警部と綾小路警部は、奥田から聞いた内容を報告する。

当時、米倉たち3人の他にもう一人一緒に活動している人物がいた。石澤克二という理工学部化学科出身の男だった。小五郎は、理工学部なら爆弾製造の科学知識を持っていると考える。

石澤は手先が器用で、映画の小道具で使う仕掛けを考案していたという。現在は所在不明で、職も住まいも転々としているようだった。

さらに奥田の話によると、石澤は米倉たち3人から陰湿なイジメを受けていたという。脅されて言われるがままに小道具を作ったり、雑用させられたりして、結局映像関係の仕事につくことを諦めた。

その時、大滝警部の携帯に連絡が入り、石澤の居所が判明した。どうやら石澤は亡くなった叔父の家に1人で住んでいるようだ。近所の話によると、石澤は定職にもつかずブラブラしているという。

そして末村の殺害現場の爆弾から石澤の指紋が検出されたと報告が上がってきた。そこで大滝警部は、石澤の家へ乗り込むことに決めた。しかし綾小路警部は、家に爆弾が残っている可能性があるため迂闊に動けないと伝える。

その頃、和葉に連れまわされた平次はぐったりしていた。その傍らで、和葉は平次に買ってもらった仮面ヤイバーのヘアピンを蘭に見せて自慢している。

「なぁ蘭ちゃん、これ見て! 平次が買うてくれてん!」
「ふふふ。いいな~」
「デヘヘヘヘ。そうやろ? ええやろ?」

それを見ていたコナンと哀は、仮面ヤイバーのお面をつけてテーブルに突っ伏している平次に『良かったね』と声をかけた。

────

小五郎、遠山刑事部長、大滝警部、綾小路警部は、石澤の住処を一晩見張っていた。しかし石澤には何の動きも見られないため、直接乗り込むことになった。

大滝警部と綾小路警部は、玄関のチャイムを鳴らす。しかし応答する気配はなく、勝手口へ向かう。すると鍵はかかっておらず、そこから中へ入る。

家の中を調べていると、警部2人の目の前に体をロープで拘束された男が突然崩れ落ちてきた。なんとそれは石澤だった……。

まとめ

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第967話「大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー(急)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第966話「大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー(破)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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