名探偵コナン第73話のネタバレ!少年探偵団遭難事件

シーズン2

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第73話「少年探偵団遭難事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

名探偵コナン第73話|事件ファイル概要

事件ファイル


Sponsored Link

名探偵コナン第73話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

春日 輝彦(かすが てるひこ)
CV:関俊彦
春日財閥の御曹司。

忍(しのぶ)
CV:神田和佳
輝彦の恋人。

老人
CV:塚田正昭

Sponsored Link

名探偵コナン第73話|あらすじ

コナン、蘭、元太、光彦、歩美は、小五郎に連れられて泊まりがけで海へ遊びに来ていた。釣りへ出かけた小五郎を陸に残し、コナンたちはゴムボートで沖へ出た。その時、猛スピードで走ってくるモーターボートと接触しそうになる。

モーターボートは既の所で避けたが、その航走波によってゴムボートは転覆し、コナンたちは海へ投げ出されてしまった。

ボートには春日財閥の御曹司の輝彦とその恋人の忍が乗っていた。コナンたちは輝彦の誘いを受けて同乗させてもらうことになり、元太たちは大喜びする。

コナンは、小五郎がどこで釣りをしているのか蘭に尋ねる。夜明け前から出かけた小五郎は『一番の穴場』へ向かったという。どうやらその穴場は海ではなく池のようだ。

その後、陸へ上がったコナンたちは海の家で休憩をとる。蘭は、忍の姿が見当たらないことに気づき、輝彦に声をかける。輝彦の話によると、忍は拗ねて帰ってしまったという。

そこへ「大漁大漁!」と満面の笑みを浮かべた小五郎が戻って来た。クーラーボックスには言葉通りにたくさんの魚が入っていた。コナンはその中に石鯛も入っていることに気づいた。

(海じゃない穴場で、なんで海の魚が釣れんだよ。どうせ魚屋さんかどっかで……)

その後、元太、光彦、歩美はビーチバレーを始めた。元太は浜辺に打ち上げられていたペットボトルを発見する。その中にはメモのような紙片が入っている。

コナンはペットボトルをナイフで分断し、紙片を取り出した。そこに書かれていたのは『SOS』の文字と忍の名前だった。元太は、忍が助けを求めていると察する。

コナンたちの話を聞いていた輝彦は『忍のヤツ、"また"やったのか』と意味深な発言をする。どうやら忍は輝彦に心配をかけようと以前にも同じようなことをしたという。

「でも、もし本当に忍さんがSOSしてたら大変よ」
「こうなったら俺たちで調べようゼ」
「でも、どこから?」

コナンたちは、蘭に輝彦を見張っていて欲しいと頼み、忍を捜すため走り出した。小五郎はもう一度穴場へ行って釣りをすると言い、輝彦も一緒に行くことになった。

しばらく歩いた後、コナンたちは岩場でゴミ拾いをする老人に遭遇した。コナンは浜辺で拾ったペットボトルがどこから流れてきたのか老人に尋ねる。

老人に教えてもらった道を進んでいくと、海辺の洞窟を発見した。そしてそこには忍が倒れていた……。その洞窟には海水が入り始めており、コナンたちは元太の運んできたゴムボートに急いで空気を入れる。そしてそのボートに乗って洞窟に入り込んだ。

コナンが忍に声をかけると、忍はゆっくりと目を開けた。それを見たコナンは安堵の胸をなでおろした。忍は、これまでの経緯をコナンたちに説明する。

忍は、輝彦からとっておきのダイビングスポットに連れてってやると誘われ、この洞窟へやってきた。しかし輝彦の持ってきたジュースを飲んだ途端、ひどい睡魔に襲われた。輝彦が去った後、意識を失いそうになるのを堪えてペットボトルのラベルに名前とSOSを書き、それをペットボトルに入れて海へ流した。

コナンは、ジュースに睡眠薬が入っていたと推理する。恐らく輝彦の狙いは事故に見せかけて忍を殺害することだった。忍が洞窟で溺死する間、輝彦はアリバイを作る。

コナンたちは、ゴムボートに忍を乗せて洞窟を離れようとする。しかしちょうど潮が満ちてくる頃で、ボートは再び洞窟へ押し流されてしまった。そして岩に激突した拍子にボートは破れてしまった。

波は高くて泳ぎ出ることは不可能に近い。況して未だ意識が朦朧としている忍と一緒では……。そうしている間にも海水はどんどん洞窟の中へ入ってくる。

その時、コナンは洞窟内に蛍が飛んでいることに気づいた。1日の間に二度も海水でいっぱいになる洞窟の中になぜ蛍が?

コナンは、洞窟の奥に別の出入口があり、そこから蛍が入り込んだと推理する。

「こうなったら、脱出できるのはそこしかない!」
「でもその出口、人間が通れなかったら?」

歩美は不安そうにコナンに疑問を投げかけるが、コナンは小五郎の釣った石鯛に傷一つついていなかったことを説明する。大きな石鯛が通れるだけの隙間はあるということだ。

夜明け前の満潮の時、石鯛は海から洞窟へ入り込んだ。それが奥へと流れ、もう一つの出口から小五郎が釣りをしている池に流れ出た。海ではないのに海の魚が釣れることで穴場と呼ばれているのだ。

(ごめん、おっちゃん。魚屋さんじゃなかったんだな)

こうしてコナンたちは洞窟の奥へと足を進めて行った。

Sponsored Link

名探偵コナン第73話|ネタバレ

洞窟の中は複雑な構造になっており、元太たちはどの道を行けばいいのかと迷う。そこでコナンは、蛍を探すように伝える。そして歩美が蛍を発見し、コナンたちは蛍に続いて進んで行く。

その頃。蘭は海の家で帰り支度をしていた。その時、コナンから輝彦を見張るように頼まれていたことを思い出した。そして近くでゴミ拾いをしていた老人に釣りの穴場を尋ね、急いでそこへ向かう。

一方、コナンたちは蛍を見失ってしまい、道に迷っていた。そうしている間にも海水はどんどん洞窟に入り込み、いよいよコナンたちは海水に飲み込まれてしまった。波に揉まれながらコナンたちは流されて行く。

(これじゃあ右も左も、上も下もわからない。一体、どこまで……)

コナンがそんなことを考えていると、水中で元太が洞窟の抜け穴に挟まってしまった。後ろで待っている光彦たちは、息ができずに苦しそうな表情を浮かべる。コナンは、元太の腰についていた熊手を使い、元太のライフジャケットを破った。

細身になった元太が通過した後、コナンたちもそれに続いて泳ぐ。いよいよ光が見え始めたと思った途端、元太は勢いよく外に放り出された。そしてなぜかその抜け穴を覗き込んでいた小五郎に激突した。その後、続けてコナン、歩美、光彦、忍が出てきた。

元太にぶつかられた拍子に池へ落ちた小五郎は、荒い呼吸を繰り返しながらも声を上げる。

「な、なんだお前ら! どうしてこんなところに」

そう言いながらも池から上がった小五郎は、水に浸かっているコナンたちを順に引き上げていく。その時、歩美が悲鳴を上げた。なんと、輝彦は歩美を腕に抱え、その頭に拳銃を突きつけたのだ。忍は涙ながらに叫ぶ。

「やめて、輝彦さん! あなたが殺したいのは私でしょ? その子は関係ないわ」

輝彦は、父親の命令である令嬢と婚約し、忍のことが邪魔になったと話す。そして真相を知った小五郎と子供たちも生かしておくわけにはいかない、と。

(なんて野郎だ! けど、こっちにあるのは熊手一つ。キック力増強シューズも他の武器もない。今度こそ絶体絶命か……)

コナンがそう諦めかけた時、蘭と老人が現れた。

「バカもん! ここは立ち入り禁止じゃ!」

老人は、ゴミ袋の中から取り出した空き缶を輝彦に投げつける。輝彦がそれを避けようと歩美を手放したその時、蘭は走り出した。

「女の敵! 許さない!」

蘭の一撃は見事に決まり、輝彦は池へ落ちて行った。元太、光彦、歩美は池に飛び込み輝彦を捕まえた。

「いえーい! 少年探偵団、大勝利~!」

名探偵コナン第73話|エピローグ

その後、事情を聞いて駆けつけた警察により、輝彦は連行されて行った。

少年探偵団にとっては、スリル、サスペンス、冒険とちょっぴり苦い事件だった。そして小五郎にとっては──

「バッカもん! 没収じゃ」

立ち入り禁止区域で釣りをしていた小五郎は、老人にこっぴどく叱られた挙句、釣った魚を没収されてしまった。

まとめ

■ BACK:
第72話「三つ子別荘殺人事件」
■ NEXT:
第74話「死神陣内殺人事件」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第73話「少年探偵団遭難事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう