名探偵コナン第156話のネタバレ！本庁の刑事恋物語２（前編）

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第１５６話「本庁の刑事恋物語２（前編）」：
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

contents

1. 事件ファイル概要
2. 登場人物
3. あらすじ
4. ネタバレ
5. アニメ名探偵コナンを動画で見る方法
6. まとめ

事件ファイル概要

事件ファイル

第１５５話「水中の鍵密室事件」

第１５７話「本庁の刑事恋物語２（後編）」

登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・小嶋　元太
CV：高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

・円谷　光彦
CV：大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

・吉田　歩美
CV：岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

・灰原　哀
CV：林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

・阿笠　博士
CV：緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

・白鳥　任三郎
CV：塩沢兼人
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・佐藤　美和子
CV：湯屋敦子
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。捜査一課のマドンナ。車は赤のRX-7に乗っており、運転技術が非常に高い。

・東田（ひがしだ）
CV：岩田　安生
殺人事件の容疑者。

・村西　真美（むらにし　まさみ）
被害者。

・北川（きたがわ）
CV：中村秀利
遺体の第一発見者。

・居酒屋の女将
CV：岡本嘉子

あらすじ

ある日、コナンたち少年探偵団は、潜り込んだ廃ビルで学芸会の練習をしていました。

その時、佐藤刑事に追いかけられて、殺人事件の容疑者・東田が逃げ込んできました。

東田は、歩美を人質に逃走します。その途中、東田は『ごめんよ、お嬢ちゃん』と謝り、歩美を解放しました。

そして、階段を駆け上がった東田がたどり着いた先はビルの屋上でした。東田は、梯子を使って隣の杯戸美術館の屋上へ移動しました。

佐藤刑事は、梯子を使わず軽い身のこなしで隣へ飛び移ります。彼女の凄まじさを見て、コナンたちは目を疑いました。

コナンは、佐藤刑事を追ってきた高木刑事から詳しい事情を聞かせてもらいました。

高木刑事と佐藤刑事は、東田の連行中にバイクとトラックの接触事故に遭遇し、そちらに気を取られている隙に東田に逃げられてしまったようです。

その頃、佐藤刑事はトイレに逃げ込んだ東田を確保しました。しかし、東田の腕にかけた手錠と、東田を逃がさないように自分にかけた手錠は、固定されたパイプの裏で繋がってしまい、二人とも身動きがとれなくなってしまいました。

肝心の手錠の鍵は、先ほど屋上から屋上へ飛び移った時に落としたらしく、高木刑事に合鍵を取りに行ってもらう必要がありました。

高木刑事とともに美術館へ入り込んだコナンたちは、佐藤刑事の声を聞いてトイレへ駆けつけました。

佐藤刑事は事情を説明し、警視庁まで合鍵を取りに行くように高木刑事に命じます。

その時、東田は自分は無実だと強く訴えました。

東田が容疑者とされているのは、東田と同じマンションに住み、東田の職場の上司にあたる村西真美が殺害された事件です。

現場は真美の部屋のバスルームで、絞殺遺体が発見された時、東田は彼女のベッドで酔っ払って寝ていました。

入り口の扉の鍵はチェーンロックまでかかっていて、部屋は完璧な密室。おまけに、その扉の鍵やチェーンロック、真美の首に巻き付いていたビデオコードにも東田の指紋が残っていました。

その上、東田は仕事上でよく真美とぶつかっていて、事件の日も飲み屋で『あの女にガツンと言ってやる』と友人に息巻いて帰ったといいます。

その結果、警察は東田が酔って真美の部屋へ行き、口論になって殺害してしまったと考えたのです。

東田は、自分の仕事に難癖つけてくる真美を恨んでいたことを認めました。しかし、彼女の殺害は身に覚えがないと容疑を否認します。

連行中に東田が逃げ出したのは、シカゴにいる娘の結婚式に出席するためでした。

東田は、妻と離婚して以来、17年間も娘と会っていませんでした。その娘から先日、結婚式の招待状が届いたというのです。

歩美は、先ほど東田が自分を人質にした際、すぐに解放して謝ってくれたことを思い出し、東田が悪い人ではないと訴えます。

それを聞いた佐藤刑事は、シカゴへ向かう飛行機の時刻を確認し、高木刑事とコナンたち少年探偵団に真犯人探しを頼みました。

真犯人が見つかり、東田が検察庁へ送検される前であれば、容疑の晴れた東田を警察だけの判断で送致前釈放することができます。

しかし、このことが目暮警部に知られれば、始末書を書かされている間にフライト時間が過ぎてしまうのが予想できます。

トイレに客が入ってきたら警察に通報されてしまうため、タイムリミットは美術館が開館する明日の午前10時頃です。

ネタバレ

コナンたちは、事件前に東田が立ち寄った居酒屋を訪ねました。

女将の話によると、東田はかなり泥酔していたらしく、一緒に飲んでいた北川に連れられて帰ったといいます。

この北川という人物は、東田と同じ会社に勤めていて、遺体の第一発見者でした。事件の翌日、東田と真美が出社しないため、管理人に部屋の鍵を開けてもらい、そこで遺体を発見したようです。

高木刑事が席を外した時、女将はいろいろなことをコナンたちに教えてくれました。

被害者の真美は、ベージュ、東京スピリッツ、サボテンが好き。

東田は、ＡＶ機器に詳しくて、風呂嫌い。酔って寝たらなかなか起きず、よく会社に遅刻していた。

居酒屋を後にしたコナンは、阿笠博士に電話をかけ、元太たちが博士の家に泊まることにして欲しいと頼みます。

二つ返事で了承した博士は、子供たちの親に連絡を入れておくと約束しました。

この時、博士は『トロピカルレインボー』という発明品が、明日のイベントで使われることになったと打ち明け、是非見に来て欲しいとコナンに伝えました。

その頃、目暮警部と白鳥警部は、連絡の途絶えた佐藤刑事と高木刑事、そして東田の捜索を始めていました。

白鳥警部は、東田によって高木、佐藤の二名が監禁されている可能性があると推理します。それを聞いた目暮警部は、全捜査員に二名の捜索を命じました。

その後、コナンたちは現場（真美の部屋）を訪れました。そこでコナンは、以下の４つのおかしな点に気づきました。

１つ目は、布団、シーツ、枕とその横のカーテンの色です。

台所用品や食器、他の内装も全部ベージュに統一してあるのに、なぜかベッドとカーテンの色はグレーになっています。

そして、ベージュのカーテンやシーツは、クローゼットの奥にしまってありました。

２つ目は、なぜか剥がされているベッド脇のカレンダーです。

クローゼットにしまってあった東京スピリッツの今年のカレンダーと壁の日焼けの跡はピッタリ一致します。

カレンダーは、12月まで予定がぎっしり書き込まれています。

３つ目は、微妙に動かした跡がある家具類です。

箪笥の下にはマッチの箱が挟まっていて、中には真美の婚姻届けが入っています。

４つ目は、ベランダに並べられたサボテンです。

事件の日は、朝から横殴りの大雨が降っていました。それなのにサボテンは外に出されたままになっています。

そして事件の日の夕方、居酒屋の女将が真美にプレゼントしたという銀鯱サボテンも、なぜか棘が折れた状態でベランダに置かれていました。

以上のことから、真美以外の誰かが何かの目的でいろいろなものを移動させたと考えられます。

遺体発見時、東田は真美の部屋のベッドで、まるで自分の家にいる感じで堂々と寝ていました。

そして、凶器のビデオコードだけでなく、入り口のドアの鍵やチェーンロックからも東田の指紋が検出されました。

事件の概要を思い出した高木刑事は、『あること』に気づき、東田の部屋を調べてみることにしたのですが──。