名探偵コナン第150話のネタバレ!自動車爆発事件の真相(前編)

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第150話「自動車爆発事件の真相(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

佐藤 美和子
CV:湯屋敦子
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。捜査一課のマドンナ。車は赤のRX-7に乗っており、運転技術が非常に高い。

崎原 恵(さきはら めぐみ)
CV:潘恵子
35歳。

田中 寛美(たなか ひろみ)
32歳。恵の妹。

崎原 和夫(さきはら かずお)
CV:古澤徹
37歳。恵の夫。

高橋 弘昌(たかはし ひろまさ)
CV:宗屋樹頼
33歳。

高橋 佐知子(たかはし さちこ)
27歳。弘昌の妻。

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あらすじ

小五郎はひょんなことから、学生時代に家庭教師をしていた教え子・崎原恵に会いに行くことにしました。

そして、小五郎が家庭教師をしていたことに驚くコナンと蘭は、小五郎について行くことになりました。

恵の家の前までやってきた時、ちょうど恵が家から出てきました。その姿を目にした小五郎は、再会を喜びます。

しかし恵は、駆け寄ろうとする小五郎を制止し、車庫から車を出そうとしている寛美に声をかけます。

そして寛美が車をバックさせた直後、なんと車が爆発してしまいました。

小五郎は、近くにあった消火器を炎上する車に噴きかけます。しかし、寛美はすでに息絶えていました……。
 
 
 
その後、爆発に巻き込まれて怪我をした恵は、米花中央病院へ搬送されました。

そして恵から事情を聞くため、目暮警部と高木刑事が病院を訪れました。

これまでの警察の調べで、車には爆発物が仕掛けられていたことが判明しました。

爆薬は、起爆装置とともに車体の下に仕掛けられており、恐らく車輪が回転すると爆発する仕組みになっていたと考えられます。

恵は、半年前に両親が交通事故で他界して以来、実家には寛美だけが住んでいたと話します。そして爆発した車は、恵のものでした。

今日、実家に遊びに来た恵は、ガレージが空いていたため自分の車をそこに停めました。寛美の車は、ちょうど車検に出していたようです。

そして帰り際、バックが苦手な恵の代わりに、寛美が車を出そうとしたところ、爆発したという訳です。

つまり本当ならば、爆発した車には恵が乗っているはずだったということです。
 
 
恵が西多摩の自宅を出たのは午後2時すこし前で、このとき車に異常はありませんでした。

実家に着いたのは午後2時半頃で、爆発があったのは3時頃です。

となると、その30分の間に爆弾を仕掛けられたことになります。

目暮警部は、誰かに恨まれていることはないかと恵に尋ねます。すると恵は、1週間前に自宅近くのスーパーで、知らない男にじっと見られていたことがあったと告白しました。
 
 
 
病室を出た小五郎は、家庭教師をしていた時のことを思い出していました。

当時、まだ中学生だった寛美は、よく紅茶とケーキを運んできてくれました。

おとなしくておっとりしたタイプの恵と違って、寛美は冗談も言うし、友達も多いし、積極的で賑やかな子でした。

恵は大学を卒業後、証券会社に就職し、ほどなく職場結婚しました。子供はいませんが、専業主婦として堅実な人生を送っています。

それに対して寛美は短大を卒業後、ずっとフリーターを続け、30歳を過ぎても親がかりの気ままな生活を送っていました。
 
 
 
その後、西多摩のスーパーで恵をじっと見ていた男の似顔絵が出来上がりました。

それを見たコナンは、恵の家に行く途中ですれ違った車を運転していた人物にそっくりだと気づきます。

コナンが車種とナンバーを覚えていたことで、目暮警部はすぐに車の捜索を手配することにしました。
 
 
 
その後、恵の夫・崎原和夫が病院へやってきました。目暮警部が恵の無事を伝えると、なぜか和夫は驚いた様子を見せます。

そして寛美が亡くなったことを伝えると、和夫はさらに驚き、慌てだしました。

その和夫の不自然な様子に、目暮警部とコナンは違和感を抱きます。

目暮警部は和夫に似顔絵を見せ、この顔に見覚えがないかと尋ねます。和夫はすぐに視線を逸らし、知らないと答えました。
 
 
現場から戻った高木刑事は、その似顔絵を見て『佐藤刑事が担当している事件の資料で見かけた』と証言します。

目暮警部は、さっそく佐藤刑事に連絡して確認することにしたのですが──。

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ネタバレ

その夜、警視庁を訪れた小五郎たちは、目暮警部とともに佐藤刑事から話を聞くことにしました。

似顔絵を見た佐藤刑事は、『高橋弘昌』に間違いないと話します。弘昌は、化学薬品会社に勤務しているようです。

先日、弘昌の妻である佐知子はコンビニに出かけ、その帰りに路上でナイフによる被害を受けて亡くなっていました。

佐藤刑事は、佐知子が高額の生命保険に入っていたことから、弘昌を疑っていました。しかし事件当時、弘昌には完璧なアリバイがあり、犯行は不可能。

小五郎は、弘昌の車の車種とナンバーを佐藤刑事に尋ねます。すると、小五郎たちが目撃した車と一致し、恵の実家周辺をうろついていた男が弘昌だと断定されました。

コナンは、交換殺人の線を疑います。

和夫と弘昌の間で交換殺人の計画が交わされ、まず和夫が弘昌の妻・佐知子を殺害し、次に弘昌が和夫の妻・恵を殺そうとしたのです。

和夫は、病院で弘昌の似顔絵を見た時、明らかに動揺を見せていました。これは、弘昌が犯人だと知っていたからです。
 
 
 
その後、高木刑事と佐藤刑事は、弘昌の自宅を訪ねました。すると、弘昌が逃亡を図ろうとしたため、佐藤刑事は公務執行妨害で逮捕しました。

そして、弘昌のバッグの中から爆発物が発見されました。
 
 
 
それから数日後、目暮警部は毛利探偵事務所を訪れました。そこで事件のあらましを小五郎に説明します。

あの後、弘昌が自供したことで和夫も観念し、弘昌の妻を殺害したことを自白しました。

和夫は、バーで弘昌と知り合った時に交換殺人を持ちかけました。

そのあと二人は、一度も会わずに打ち合わせは全て電話だけで済ませていたようです。それも、証拠が残らないように公衆電話からかけて。

特に和夫は、自宅二階の書斎に自分専用の電話を持っていて、必ずそれで受けていたといいます。

和夫の動機は、恵の妹・寛美と親しい関係にあったことにありました。寛美にブティックを開きたいとせがまれ、開店資金を作るために恵の殺害を思いついたようです。

恵が亡くなれば、彼女がもらった遺産も、彼女自身にかけられた保険も全て和夫のものになるのです。

小五郎は、事件の真相を知った恵の気持ちを考え、心を痛めていました。

こうして事件は見事解決し、誰もが収束を迎えたと思っていました。

しかしコナンだけは、何かを見落としているような気を感じていました。
 
 
 
それから数日後。小五郎は、コナンと蘭を連れて西多摩の恵の自宅を訪ねることにしました。

その途中、コナンたちは恵が弘昌を見たと証言したスーパーに立ち寄りました。そこで偶然、恵の姿を発見しました。

しかし、恵はコナンたちに気づかず車をバックさせ、走り去ってしまいました。

この時コナンは、恵が『バックが苦手』と言っていたことを思い出しました。しかし恵は、先ほど駐車場の狭いスペースから易々と車を出していました。

今の様子だと、とてもバックが苦手だとは思えません。だとすると、なぜ恵は寛美に運転を代わってもらったのでしょうか……。

まとめ

■ BACK:
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■ NEXT:
第151話「自動車爆発事件の真相(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第150話「自動車爆発事件の真相(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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