名探偵コナン第131話のネタバレ!競技場無差別脅迫事件(後編)

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第131話「競技場無差別脅迫事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

目暮 十三
CV:茶風林
捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

佐藤 美和子
CV:湯屋敦子
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。捜査一課のマドンナ。車は赤のRX-7に乗っており、運転技術が非常に高い。

田宮刑事
CV:千葉進歩
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。

金子(かねこ)
CV:加門良
日売テレビのディレクター。

犯人
CV:大友龍三郎

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(前編)のストーリー

国立競技場に天皇杯の決勝戦を見に行ったコナン、元太、光彦、歩美、哀の目の前で、サッカーボールに銃弾が撃ち込まれました。

その頃、天皇杯をテレビ中継中の日売テレビに、犯人から脅迫電話がかかってきました。

5千万円を用意しろ、試合を中止したり、客を逃がしたりする妙な素振りを見せたら、競技場内で無差別に銃を乱射するという大観衆を人質にした身代金の要求でした。

犯人の指示通り、現金入りのバッグが用意され、駆けつけた刑事たちが張り込んでいたのですが──。(前編へ)

あらすじ

張り込んでいた佐藤刑事と田宮刑事は、5千万円が入ったバッグを持ち去ろうとした男を取り押さえました。しかし床に転がった携帯電話から、もう一人の犯人の声が聞こえてきます。

犯人は、電話越しに『相棒にこれ以上触ると観客を撃ち殺す』と言い、仲間の解放を要求します。目暮警部は、やむを得ず捕らえた男の拘束を解きました。

そして警察が動いていると知った犯人は、追加料金として10億円を要求してきました。時間までに用意できなければ、観客を殺すという脅しとともに……。

コナンは、電話をしながら双眼鏡で観客席を見ている人物を捜すようにDBバッジで元太たちに伝えます。すると、それに該当する人物を歩美がバックスタンドの真ん中で発見しました。

近くにいた元太と光彦は、すぐさま歩美と合流します。コナンの到着を待ちきれない元太は、怪しい男を取り押さえました。

遅れてやってきたコナンは、腕時計型麻酔銃で男を眠らせようとします。しかし、元太に押し倒されていた男は、なんと変装した高木刑事でした…。

高木刑事の話によると、競技場を出て行ったのは犯人が『相棒』と呼んだ男だけのようです。となると、犯人はまだ競技場の中にいることになるのですが──。

哀は、犯人の狙いが現金ではないと推理します。10億円という大金を45分で用意できるはずもなく、最初から誰かを撃ち殺すつもりなのではないか、と。

試合終了まで残り30分。目暮警部は、大観衆の中に潜む犯人を捜そうとしますが、手掛かりは何もなくお手上げの状態でした。

コナンは、観客席を撮影していたビデオを見てみようと目暮警部に提案します。もしかすると、電話をしながら双眼鏡で辺りを見回していた人物を、警察が見落とした可能性も考えられます。

さっそくビデオを確認する目暮警部ですが、怪しい人物は見当たりませんでした。

だとすると、犯人はどうやって電話をかけ、どうやって辺りを見回していたというのでしょうか……。

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ネタバレ

日売テレビの金子は、現金1億円を用意したことを目暮警部に報告します。やはり10億円という大金は、この少ない時間では用意できそうにありません。

高木刑事は、犯人の狙いがお金ではなく、最初から誰かを撃ち殺すつもりだと気づきました。それを聞いた目暮警部は、金子に追求を始めました。

しかし金子は、日売テレビが恨みを買うようなことはなかったと話します。

コナンは、犯人からかかってきた電話の声がみんな同じだったか金子に尋ねます。金子は、3回とも声が籠っていたが、同じ男だったと思うと答えます。

これまでの捜査で、電話をしてきた人物とボールを狙撃した人物が別人だと判明していました。だとすると、お金を取りに来た男がボールを撃ったということになるのですが、その男は拳銃を持っていませんでした。

目暮警部は、男がどこかで仲間に拳銃を渡したと考え、ボールが撃たれた前半10分から、お金を取りに来たロスタイムまでの35分間のビデオを確認し直すことにしました。

一緒にビデオを見ていた元太、光彦、歩美は、『男が映ったと思ったらすぐにカメラが動いてしまう』と発言します。そしてこの発言により、コナンは事件の真相を見破りました。
 
 
 
コナンは、フィールドの端で撮影中のカメラマンの元へ駆けつけました。この カメラマンの男こそ、日売テレビを脅迫した犯人だったのです。

カメラマンなら、テレビカメラで辺りを見回しても不自然ではなく、携帯電話に繋げたイヤホンマイクをインカムの下につけて喋っていても怪しまれません。

客席を撮影したビデオには、犯人の仲間が4回映っていました。しかし4回ともすぐにフレームアウトしていました。

それは偶然撮れなかったのではなく、仲間を庇ってわざと撮らないようにしていたのです。

コナンは自首するように勧めますが、男は懐から拳銃を取り出し、それをコナンに向けました……。
 
 
 
動機は " 日売テレビへの恨み晴らすため " でした。

今回の事件に使われた拳銃は、1年前の銀行強盗のために用意したものでした。3年間、練りに練った計画は完璧でした。

しかし決行当日、その銀行でタレントの一日支店長というイベントが行われ、人で溢れ返っていました。

計画を実行できなかったため、お金を当てにしていた男の恋人は落ち込んで酒浸りになり、挙句の果てには自殺してしまいました。

こうして男は、そのイベントを企画した日売テレビに恨みを持ったのです。
 
 
 
その時、選手の蹴ったボールがコナン目がけて勢いよく飛んできました。コナンは、キック力増強シューズを使い、犯人に向けてボールを蹴り飛ばしました。

ボールが顔面に命中した犯人は倒れ、それと同時に試合終了のホイッスルが鳴りました。

犯人は突入した刑事たちによって逮捕されました。その30分後、犯人の家にいた仲間もお縄につき、天皇杯は何事もなかったかのようにフィナーレを迎えました。

エピローグ

事件は無事に解決したのですが、試合を見られなかった元太、光彦、歩美はがっくりと肩を落としました。

しかし『事件解決は少年探偵団のおかげだ』と目暮警部が言っていたと知った元太たちは、表情を一変させて大喜び。

その傍らで哀は、少ない手掛かりで犯人を突き止めたコナンにますます興味を持ち始めたのでした。

まとめ

■ BACK:
第130話「競技場無差別脅迫事件(前編)」
■ NEXT:
第132話「奇術愛好家殺人事件(事件篇)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第131話「競技場無差別脅迫事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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