名探偵コナン第643話のネタバレ!カルタ取り危機一髪(後編)

シーズン17

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第643話「カルタ取り危機一髪(後編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

名探偵コナン第643話|事件ファイル概要&登場人物&あらすじ

名探偵コナン第643話|事件ファイル概要

◯ 事件ファイル
■ 話数:
第643話
■ 事件ファイル名:
カルタ取り危機一髪(後編)
■ 放送日:
2012年1月14日
■ 放送曜日:
土曜日
■ 主題歌:
OPテーマ Miss Mystery(BREAKERZ)
EDテーマ Your Best Friend(倉木麻衣)
■ BACK:
第642話「カルタ取り危機一髪(前編)」
■ NEXT:
第644話「死ぬほど美味いラーメン(前編)」

Sponsored Link

名探偵コナン第643話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

浦船 正男
CV:南央美
つり目でメガネの少年。

ニセの父
CV:諸角憲一

ニセの母
CV:はやみけい

正男の母
CV:梅田貴公美

Sponsored Link

名探偵コナン第643話|あらすじ

(前編の内容)
正月早々、コナンは風邪をひいて寝込んでいた。
歩美の家で一緒にカルタをする約束だった光彦、元太、歩美、灰原からテレビ電話がかかってきたが、その最中に歩美の自宅マンションの同じフロアの2806号室に住む正男という少年と両親が乱入してきた。
テレビ電話でその3人を見たコナンは、彼らが本当の親子でないと見破り、光彦たちに警察へ通報するように伝えて電話を切った。
コナンの推理に半信半疑な光彦たちは、直接2806号室へ行って確かめてみることにした。
光彦たちを追い返そうとする母親だったが、歩美の提案で1回だけカルタをすることになり、家の中へ上がり込む。
カルタの最中、灰原は正男が特定の札だけをとり、カルタの文字で何かメッセージを作ろうとしていることに気づいたのだった・・。(前編へ)


(後編のあらすじ)
カルタの札が残り4枚になった時、正男が「お母さんトイレ!」と言い出した。
そこで、カルタの読み手をしていた母親は、正男に付き添うことにした。
母親の話によると、正男は閉所恐怖症で、1人でトイレに行くことができないという。

その時、正男は「あのタオル出して」と母親に頼む。
キョトンとする母親に、正男は「諏訪湖の毛ガニのタオル」だと説明し、「あれがなければできない」と訴える。

歩美は、リビングを出て行く二人の様子を見て、本当の親子だと考える。
しかし、光彦は母親がずっと正男にくっついていることが気になり、灰原も正男に妙な真似をさせないように監視しているみたいだと考えた。
そして、灰原は正男がトイレに行ったのは、リビングから母親を連れ出し、自分たちにカルタのメッセージを解読する時間を与えるためだと考える。

正男がとったカルタは、「」「」「」「」だった。
光彦たちは、4枚の札のメッセージを解読することができず、歩美の提案で風邪で寝込んでいるコナンにカルタの写真をメールで送ることにした。
さらに灰原は、正男の家へ来た経緯、2807号室と2805号室の住人の証言、正男の言ったタオルのことも報告する。

2807号室の女性は、正男の家族が引っ越してきたばかりで、まだ両親とは会ったことがないと言っていた。
しかし、以前2806号室に住んでいた植村のことなら知っていると話した。
そして、植村が脱税疑惑で騒がれている会社を辞めて引っ越すと言っていたことを教えてくれた。

2805号室の男性も、正男の両親を見たことはないと言っていた。
しかし、2週間くらい前に日売テレビの桧田プロデューサーが2806号室に入るところを見たと証言した。
灰原が日売テレビに電話をしてみると、その後桧田プロデューサーは交通事故に遭い、昨日まで意識不明の重体だった。

隣人二人の話で一致しているのは、正男はいたずら好きで、そのうえ大ウソつきだったということだ。

コナンにメールを送信した灰原は、正男が言った「諏訪湖の毛ガニのタオル」について考える。
そして、灰原は正男が「あれがなければできない」と訴えていたことを思い出し、カルタの暗号を解読することができた。

灰原は、正男の残したメッセージを光彦たちに教える。
正男がとったカルタは「」「」「」「」。
諏訪湖の毛ガニのタオル」を単語に分けると、「諏訪湖」「毛ガニ」「タオル」と全て3文字になる。
そして、その真ん中の文字は「」「」「」。
それを助詞の「」「」「」に変えて考えてみる。

すると、
諏訪湖
」は「」(す→こ)
毛ガニ
」が「」(け→に)
タオル
」を「」(た→る)

これを踏まえて「るこにて」を読んでみると、「たすけて」という言葉になる。

光彦と元太は、また正男のいたずらなのではないかと考える。
しかし灰原は、母と名乗る女に気づかせないため、正男が暗号に残したと推理する。

そして、正男は「諏訪湖の毛ガニのタオル」以外にも妙なことを言っていた。
わざわざ言わなくとも母と名乗る女は正男を監視するため付き添うはずだが、正男は「お母さんトイレ!」と言っていた。
その言葉をカルタの暗号と合わせて考えてみると、「お母さん、トイレ、助けて」。
灰原たちは、正男の本当の母親がトイレに監禁されていると考える。


その頃、蘭は着替えを持って寝ているはずのコナンを訪ねた。
しかし、布団には「ごめんね。すぐ戻るから」というメモがあるだけで、コナンはいなかった。

Sponsored Link

名探偵コナン第643話|謎解き&ネタバレ

名探偵コナン第643話|謎解き

【謎解き①】
正男の考えた暗号で、本物の母がトイレに監禁されていることがわかった。

名探偵コナン第643話|ネタバレ

【謎解き①】
光彦、元太、歩美は、どうやって正男の母を助け出そうか考える。
しかし、灰原はこのままカルタをやり終え、外に出た後で高木刑事に連絡しようと考える。
その時、灰原はテーブルに置かれた通話状態の携帯電話に気づく。
それは、母と名乗る女の携帯で、灰原たちの会話は全て筒抜けになっていたのだ。

リビングへニセの父と母がやってきた。
正男は本物の母と一緒にトイレに監禁されているようだ。

ニセの母は、ガムテープを放り投げ、歩美に友人たちを縛るように命じる。
そして、ニセの父は包丁を灰原たちに向ける。

その時、呼び鈴が鳴り響く。
光彦たちはコナンが来てくれたのだと期待を膨らませた。
ニセの母がインターフォンの電話をとると、呼び鈴を鳴らしたのは郵便局の配達員だった。
2806号室の植村が出した書留は、送り先の人物が不在のため配達できなかったようだ。
ニセの母が植村だと名乗ったため、郵便局員は直接返却するため部屋へやってくるという。

コナンではなかったことにがっかりする歩美。
しかし、灰原はニセの両親の目的が何なのかわかった。

灰原「やっとわかったわ。あなたたちが脱税の証拠をもみ消そうとしていることがね。その書留の送り主は、この部屋の元住人で、今脱税疑惑で騒がれている磯部商事の元社員の植村って人。書留の中身は恐らく内部告発文や脱税の証拠となる帳簿か何か。それを約2週間前に謝礼をもらう条件で、日売テレビの桧田っていうプロデューサーに送り、自分はここから引っ越してどこかに雲隠れする予定だったけど、そのプロデューサーが交通事故に遭って入院してしまい、書留は受け取れずじまい。郵便局が郵便物を保管する日数はだいたい10日前後。そろそろ戻ってくる頃だと踏み、この部屋に住んでいた植村さんに成りすまして、その書留をせしめる算段だったのね

光彦「じゃあ、その植村さんって人は?

灰原「どこかに監禁されてるか、すでに殺害されてるかもしれないわね。日売テレビのプロデューサーのように事故に見せかけて

その時、呼び鈴が鳴り、ニセの母は玄関へ走っていく。
灰原が包丁を構えるニセの父と対峙していると、玄関の方で何かが倒れる音がした。
ニセの父が玄関を確認すると、そこにはコナンがいた。
コナンは、キック力増強シューズでサッカーボールを蹴り、ボールが顔面に直撃したニセの父は意識を失い倒れる。

その直後、郵便局員の格好をした高木刑事が玄関の扉を開く。

高木「ちょっとコナンくん!先に行かないで・・

コナン「その女に手錠を!早く!

高木「はい・・

元太「コ・・

光彦・歩美「コナンくん!

コナン「へくしょん・・

コナンはくしゃみをして鼻水を垂らす。

灰原「さっきの女は?

コナン「時計型麻酔銃で眠らせて、今手錠をかけられてるよ。郵便局員の格好した高木刑事にな。ちなみになんで高木刑事がそんな格好してるかっつーと

灰原「私が送ったメールを読んで、この人たちの狙いが戻ってくる書留だと推理したからでしょ

光彦「そんなことより、どうしてわかったんですか

歩美「正男くんとこの二人が親子じゃないって

元太「お前テレビ電話で見ただけじゃねェか

コナン「それは髪の毛の生え際が正男くんだけ富士額だったからだよ。富士額は優性遺伝で、富士額じゃない両親からは生まれないからな

その後、正男と本物の母は無事トイレから救出された。

光彦「これに懲りて、くだらない嘘なんかつかないでくださいよ

正男「うん!僕もう一生嘘なんかつかないよ

元太「おい。いきなり嘘ついてんじゃねェだろうな・・

コナン「へっくしゅん!


(エピローグ)
2日後。
脱税容疑で磯部商事の社長が逮捕された。

コナンは新聞を読みながら歩く。

コナン「やっと逮捕されたか。まぁあんな二人を雇ってまで証拠隠滅しようとしたんだから当然だけど。監禁されてた植村さんも無事助けられたみてェだし、良かったな?

コナンが振り返ると、マスクをして辛そうに咳をする光彦、元太、歩美、灰原。

コナン「って、もしかしてそれって、俺の風邪がうつったんだよ、な?

コナン(俺はバッチリ直ったけど。あはー

まとめ

■ BACK:
第642話「カルタ取り危機一髪(前編)」
■ NEXT:
第644話「死ぬほど美味いラーメン(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第643話「カルタ取り危機一髪(後編)」:
・事件ファイル概要
・あらすじ
・登場人物
・謎解き
・ネタバレ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう