名探偵コナン第164話のネタバレ!月と星と太陽の秘密(後編)

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第164話「月と星と太陽の秘密(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

工藤 優作
CV:田中秀幸
新一の父。世界的に有名な推理小説家。現在、妻の有希子とアメリカに住んでいる。

阿笠 栗介(あがさ くりすけ)
博士の伯父。

阿笠 定子(あがさ ていこ)
博士の伯母。栗介の妹。

奥田 倫明(おくだ ともあき)
CV:大友龍三郎

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(前編)のストーリー

玩具の新製品の開発に協力して契約金を手に入れた阿笠博士は、元太たちを相手に宝探しを計画しました。

舞台となったのは、博士の伯父・阿笠栗介が住んでいた別荘です。

しかし、栗介が亡くなってから50年間、人の出入りがなかったはずの別荘内には、誰かが隠れ住んでいたらしい痕跡とともに、奇妙な暗号が残されていました。

花びんや皿、ろうそく立てに、月や星、太陽を模った記号が書き込まれていたのです。
 
 
博士が宝探しのために隠しておいた玩具が、何者かの手で切り刻まれているのを発見したコナンたちは、この別荘に何か大きな秘密が隠されていることを直感しました。

別荘内を捜索したコナンたちは、暗号の書き込まれた品物を7つ発見しました。

トランプ、仏語辞典、レコード、飛行機、ワイングラス、肖像画、カラクリ人形です。
 
 
さらに、博士は以前、伯母の定子から見せられた差出人不明の手紙に、同じ暗号が書き込まれていたことを思い出しました。

博士は、その手紙を新一の父・優作に見せたといいます。それを知ったコナンは、暗号が全てひらがなの可能性が高いと推理します。

そして恐らく、手紙の差出人と暗号を書いた人物は同一人物です。

あらすじ

元太たちの協力を得て暗号を解く手掛かりを見つけたコナンは、さっそく暗号の解読表を作成しました。

その表を基にして暗号を解読すると、

皿(かびんをみろ)
   ↓
花びん(ろうそくたてをみろ)
   ↓
ろうそく立て(ぷろぺらをみろ)
   ↓
プロペラ(あぶらえをみろ)
   ↓
油絵(れこおどをみろ)
   ↓
レコード(にんぎょうをみろ)
   ↓
人形(わいんぐらすをみろ)
   ↓
ワイングラス(とらんぷをみろ)
   ↓
トランプ(ふつごじてんをみろ)
   ↓
仏語辞典(だんろをみろ)

となります。

コナンたちはさっそく暖炉を確認し、暗号を発見しました。

しかし、その暗号は『さらをみろ』とあります。つまり、振出しに戻ってしまったというわけです。

コナンは、部屋の中央に座り込み、暗号をもう一度初めから考え直すことにしました。

その間に、元太たちは暗号の書かれた品物を元の位置へ戻します。

品物が初めに置かれていた位置を確認したコナンは、皿から順にそれらの位置を線で結んでみました。

すると、線が部屋の中心に集中していることがわかります。

コナンは、部屋の真ん中に飾られたシャンデリアを調べ、付け根に溝があることに気づきました。

そしてシャンデリアを回転させると、2階から何かが落ちたような物音が聞こえてきました…。

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ネタバレ

2階へやってきたコナンたちは、屋根裏に通じる隠し階段を発見しました。

階段を駆け上がって屋根裏部屋へ行くと、床には彫りかけの1円玉と油絵の具のチューブが落ちていました。

その時、歩美が悲鳴を上げました…。

歩美の視線の先には、白骨化した死体があったのです。

コナンは、1円玉を削っていたのも、暗号を書いたのも、この白骨化した人物だと確信しました。

そして、この人物は恐らく、栗介と定子の肖像画を描いた絵描きです。

コナンは、その絵描きが屋根裏に隠れ住み、定子に暗号の手紙を出していた理由を『誰かから逃れるためだった』と推察しました。

死体の傍にニセ札の原版が落ちていることから、誰かにニセ札を作らされていたと考えられるのです。

定子に手紙を出したのは、別荘に住まわせてもらっている感謝の気持ちから。

暗号を使ったのは、自分の居場所を定子以外の誰にも知られたくなかったから。

コナンは、先ほど博士が言っていた『定子の家の郵便受けを覗いていた怪しい人物』こそが、ニセ札作りの依頼主だと推理します。

そして、博士が隠した玩具を切り刻んだのも同じく…。
 
 
 
その時、突然男が隠し階段を上ってきました。その手には、拳銃が握られています。

やはりこの男が玩具を切り刻んだ犯人で、ニセ札の原版を探していた人物でした。

男は、原版をこちらへ持ってくるように歩美に命じます。

博士から原版を受け取った歩美は、男の方へゆっくりと足を進めます。

しかし、コナンは歩美の前に立ちはだかってそれを制します。
 
 
「このガキィ!ぶち殺されてェか!?」

「焦んなよ。こんなモン、後でちゃんとくれてやるよ。奥田倫明さん」

「どうして俺の名前を!?」
 
 
その問いにコナンは、白骨化した死体に名前を聞いたと答えます。

奥田は、死体が喋るはずがないと鼻で笑います。しかし、
 
 
「奥田倫明……、奥田倫明……、奥田倫明……」
 
 
と、亡霊の声が部屋中に響き渡りました。

怯えた奥田は、死体に銃を撃ち込み、それでも止まない声に慌てふためきます。
 
 
「さあ、約束通り、こいつはおめェにくれてやるよ!」
 
 
その隙をついて、コナンはキック力増強シューズで原版を蹴り飛ばしました。

奥田が気絶した後、光彦と歩美は『早く逃げよう!』とコナンの腕を引っ張ります。

どうやら、光彦たちは亡霊の声が怖かったらしく、コナンは種明かしをすることにしました。

実は先ほど、コナンは博士の発明した新製品・仮面ヤイバーレコチェンジャーを使って、スローで何度も奥田の名前を再生させていたのでした。

エピローグ

それから2時間後。

警察が到着し、奥田は逮捕され、コナンたちはようやく帰路に就くことができました。
 
 
「しかし、わからんのう。ほら、君の父さんが言っとったあの言葉…」
 
 
博士は、優作が言っていた『博士は太陽のような人だ』の意味がわからないと頭を抱えます。

コナンは、呆れた顔をして『ただのシャレ』だと伝えます。

博士の名前を暗号に直してみると、みんな太陽の記号になるのです。
 
 
「な?みんな太陽ばっかだろ?」

「あぁ、なるほど!こりゃあ愉快じゃあ!わしは太陽博士じゃ!ニヒヒヒヒヒ」

まとめ

■ BACK:
第163話「月と星と太陽の秘密(前編)」
■ NEXT:
第165話「少年探偵団消失事件」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第164話「月と星と太陽の秘密(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

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