名探偵コナン第166話のネタバレ!鳥取クモ屋敷の怪(事件編)

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第166話「鳥取クモ屋敷の怪(事件編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

服部 平次
CV:堀川りょう
西の高校生探偵。大阪府警本部長である父親譲りの推理力で数々の難事件を解決している。コナンの正体を知っている。

遠山 和葉
CV:宮村優子
平次とは同級生で幼馴染。平次の言葉にいつもヤキモキさせられている。

ロバート・テイラー
CV:中原茂
26歳。カメラマン。

武田 信一(たけだ のぶかず)
CV:秋元羊介
45歳。武田家長男。人形師。

武田 龍二(たけだ りゅうじ)
CV:古田信幸
38歳。武田家次男。

武田 勇三(たけだ ゆうぞう)
CV:宝亀克寿
35歳。武田家三男。

武田 陽子(たけだ ようこ)
CV:堀越真己
33歳。龍二の妻。

武田 智恵(たけだ ちえ)
CV:鈴木れい子
71歳。武田家三兄弟の母。

塩谷 深雪(しおたに みゆき)
CV:雪乃五月
26歳。家政婦。

武田 紗栄(たけだ さえ)
CV:吉田小百合
9歳。龍二と陽子の娘。

武田 絵未(たけだ えみ)
CV:小島幸子
9歳。龍二と陽子の娘。

武田 絹代(たけだ きぬよ)
信一の妻。

武田 美沙(たけだ みさ)
信一の娘。

根岸 明雄(ねぎし あきお)
人形店社長。

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あらすじ

間もなく日が暮れる頃、鳥取県の絡繰峠の山中を迷い歩く平次と和葉の姿がありました。

事の始まりは、平次のもとに送られてきた1通の手紙でした。

中に入っていたのは、奇妙な事件の依頼書とお金。連絡先の電話番号もなく、ただ武田家の住所が書いてあるだけでした。

そこで平次は、お金を返すついでに事件の謎も解き明かしてやろうと、和葉を連れて武田家を訪ねることにしました。

──が、複雑な山の道の途中でバイクはガス欠。いよいよ道に迷ってしまったというわけです。
 
 
「日暮れて来たし、こりゃ野宿でもせなあかんなァ」

「の、野宿…!?イヤや、テントも毛布もないのに、こんな森の中で!」
 
 
平次と和葉の口論が始まりそうになった時、森の中からロバート・テイラーというカメラマンが現れました。

アメリカ人のロバートは、日本の自然をこよなく愛し、絡繰峠の懐かしい森を撮っていたといいます。

ロバートが昔、武田家にお世話になったことがあると聞き、平次は案内を頼むことにしました。

しかし、和葉が安心したのも束の間、ロバートも道に迷っている最中だと判明し、結局3人で森の中を彷徨う羽目に…。

その時、1台のトラックが平次たちの目の前を通過して行きました。

平次は、持っていたヘルメットをトラックに投げつけ、強引に停車させました。

トラックは平次の横まで勢いよくバックで下がり、車から顔を出した男は平次の胸ぐらを掴みました。
 
 
「何しやがんだ、てめェ!!」

「あはは、すまんすまん。まさかホンマに当たるとは思っ……、え?」
 
 
なんと、トラックに乗っていたのは、かの名探偵・毛利小五郎でした。

ということは…、やはり、助手席に座る蘭の膝の上で抱っこされているコナンの姿もありました。
 
 
その後、トラックに乗せてもらった平次、和葉、ロバートは、小五郎たちの目的地も同じ武田家だと知らされます。

小五郎も平次と同じく、武田家からの依頼を受けていたのです。

平次に送られてきた依頼状には『次の土曜、日が傾く前に絡繰峠の武田家に来られたし。さもなくば、また生きた人形が蜘蛛の餌食になるであろう』と書かれていました。

トラックを運転していた武田家三男の勇三は、これまで奇妙な事件が続いた武田家のことを、近所の者たちは『絡繰峠の蜘蛛屋敷』と呼び、祟られたくなければ傍に寄らない方がいいと噂していると打ち明けます。
 
 
 
武田家に到着した一行を出迎えたのは、武田家次男の龍二と、その妻の陽子でした。

続いて現れた長男の信一は、小五郎に依頼状を送り付けた張本人で、先日納屋で首を吊った根岸を殺害した犯人を見つけて欲しいと頼みます。

信一は、武田家の中に犯人がいると睨んでおり、謎が解け次第、自分だけに教えて欲しいと小五郎にこっそり耳打ちします。
 
 
3年前、武田家で世話になったというロバートは、久しぶりに会った龍二の娘・紗栄と絵未に挨拶します。

しかし2人は、ロバートを見るなり『人殺し』と意味深な発言をし、家の中へ走って行ってしまいました。
 
 
 
その夜、小五郎たちは、武田家一同と食卓を囲み、夕食をご馳走になりました。

酒宴の最中、家政婦の塩谷深雪は、武田家三兄弟の母・智恵に夕食を届けるため、席を外しました。

根岸の事件があって以来、智恵は祟りだと言って部屋から出なくなってしまったようです。

酒を飲み尽くした信一は、明日から調査を頼むと小五郎に言い残し、作りかけの人形を仕上げに倉へ行ってしまいました。

ロバートは、3年前に亡くなった信一の娘・美沙の墓参りに行くと言い、蘭と和葉も同行させてもらうことにしました。

この時、コナンは何かあった時のためと言い、イヤリング型携帯電話を蘭に渡しました。
 
 
 
その後、酒宴はお開きとなり、陽子、紗栄、絵未はお風呂に向かいました。

信一の手伝いをすると言って倉へ向かった勇三は、信一がどこにもいないと言って屋敷に戻ってきました。

その時、龍二は倉の二階の窓が開いていることに気づきました。

その倉の二階は、信一の妻と娘が自殺した場所で、それ以後誰も近づかないようにしていたといいます。

すぐにコナンと平次が駆けつけ、扉を開けようとします。しかし、中から鍵がかかっているようで開きません。

そこで平次は、勇三が持ってきた斧を使い、扉を破ることにしました。

すると中には、首を吊った信一の姿がありました…。

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ネタバレ

平次は、信一の体が冷たくなっていることを確認し、警察を呼ぶように深雪に命じます。

遺体の硬直状態から見て、死後1時間。

妙なことに、倉の天井の梁から首を吊った信一の体は、まるでクモの巣に引っ掛かっているかのように糸が絡まっています。

コナンは、床に落ちている画びょうを発見しました。針は新しいものの、表面は錆びています。

この部屋の出入り口は、平次が破った扉を除くと小窓が1つあるだけです。

しかし、その小窓は子供1人が通るのがやっとな大きさ。

もし、これが殺人だとすると、密室殺人となるわけですが…。
 
 
 
そこにやってきた智恵は、蜘蛛御前様の仕業だと話します。

このようなところに倉を立てた信一を懲らしめるためだ、と…。

蜘蛛御前とは、この地方に古くから伝わる昔話です。

昔、峠に天女のような美しい女がいました。

その女は、峠を通る旅人を呼び止めては謎かけをしていました。

「天国はあると思うかえ?行ってみたいと思うかえ?」と。

旅人は、皆その女の不思議な色香に惑わされ、つい頷いてしまい、森の奥に消えて二度と戻ることはありませんでした。

その噂を聞きつけた人形師が一計を案じ、人間大の絡繰人形を峠道に置いて様子を見ることにしました。

案の定、女が現れ、謎かけをしましたが、人形は答えません。

業を煮やした女は、見るも恐ろしい大蜘蛛の本性を現し、絡繰人形に襲い掛かりました。

それを見ていた人形師が持ってきていた火矢を射かけると、大蜘蛛は炎に包まれ、森の中に逃げ込んでいきました。

人形師がその後をつけてみると、大蜘蛛は小蜘蛛とともに自分の住処で焼け死んでいたそうです。

その後、祟りを恐れた村人は、その住処に祠を立て、蜘蛛御前として祀り、この峠を絡繰峠と呼ぶようになったのです。
 
 
「なんや、ただの昔ばなしやんけ。なんでそれで祟られなあかんねん」

「その祠があったのが、この倉が建っとる場所だがな」
 
 
人形師だった父親の跡を継いだ信一は、倉を建てるために村人の反対を押し切ったようです。

そして倉が建った3年後、信一の娘の美沙と妻の絹代が、倉の二階で自殺していたのが発見されました。

2人とも体中が蜘蛛の巣まみれになった無残な姿で…。

それから3年後、今度は根岸が納屋で糸に絡まって亡くなりました。
 
 
「なるほど。だから絡繰峠の蜘蛛屋敷ってわけか」

「あぁ。誰かがその祟りを利用して、この殺人を誤魔化そう思てんのや」
 
 
龍二は、ロバートたちが向かった墓の辺りが昔、蜘蛛御前が出没していた場所だと打ち明けました。

それを聞いたコナンと平次は、慌てて小五郎に知らせに行きます。

しかし、泥酔状態の小五郎は夢の中…。

コナンが小五郎を揺さぶっていると、蘭と和葉が現れました。

2人の無事を確認したコナンと平次は、安堵の胸をなでおろしました。
 
 
 
その後、眠りから覚めた小五郎は、倉の二階で信一が亡くなったことを知り、吃驚します。

一向に到着する様子のない警察は、途中の道で土砂が崩れ、明日にならなければ動けないといいます。

平次は、ロバートにカメラを借り、初動捜査を始めることにしました。

小五郎、コナン、平次以外は朝まで部屋で休むことになり、蘭と和葉は寝支度を始めました。

荷物を整理していた蘭は、ポーチにつけてあったマスコットがなくなっていることに気づきました。

そこで和葉は、これから車の中を調べに行こうと提案します。

小五郎に部屋から出るなと言われていた蘭は戸惑いますが、マスコットが大事なものだったため、探しに行くことにしました。

和葉の持っているペンライトを頼りに車の中を探す蘭ですが、一向に見つかる気配がありません。
 
 
「きっと山の中で落としちゃったんだ…」

「もしかしたら、車に乗った時かもしれへんよ?ほら、ポーチ落として慌てて拾ってたやん」
 
 
蘭は、肩を落として俯き、新一からもらった大切なものだと打ち明けます。

それを聞いた和葉は、顔を綻ばさせて新一が羨ましいと伝えます。
 
 
「こんな可愛い蘭ちゃんに、こんだけ思われてんのに。ホンマ、一体どこ行ってんねんやろ。私が男やったら、そんな冷たい男から蘭ちゃん攫ってどっか行ってしまうところやわ」

「別に新一は私の男なんかじゃないって。それに冷たくなんかないよ。なんか、いつも見守ってくれてるみたいだし」

「え?傍におんの?」

「ううん、そんな気がするだけ…」
 
 
その時、ペンライトの電池が切れかかり、蘭は電池を取りに一旦屋敷へ戻ることになりました。

残された和葉は、一人でマスコット探しを続けるのですが…。

その背後に、忍び寄る影が……。

まとめ

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■ NEXT:
第167話「鳥取クモ屋敷の怪(疑惑編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第166話「鳥取クモ屋敷の怪(事件編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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