名探偵コナン第851話のネタバレ！恋の地獄めぐりツアー（別府編）

シーズン22

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

事件ファイル概要

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登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・佐藤　美和子
CV：湯屋敦子
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。捜査一課のマドンナ。車は赤のRX-7に乗っており、運転技術が非常に高い。

・仲代　秀虎（なかだい　ひでとら）
CV：星野充昭
５８歳。仲代電気の社長。

・細貝　洋三（ほそがい　ようぞう）
CV：志村知幸
４０歳。秀虎の秘書。

・江原　健一郎（えはら　けんいちろう）
CV：保村真
３５歳。ＩＴ企業の社長。麻奈美の婚約者。

・仲代　麻奈美（なかだい　まなみ）
CV：名塚佳織
２２歳。秀虎の娘。

・早見　裕之（はやみ　ひろゆき）
３１歳。和紙アーティスト。

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あらすじ

コナンと蘭は、小五郎に誘われて大分県にある別府温泉に行くことになった。『血の池地獄』や『鬼山地獄』など別府温泉特有の地獄めぐりに胸を弾ませる蘭。

しかしコナンには気になることがあった。それは大分へ向かう新幹線の車内で、旅行に誘った張本人の小五郎が何故か押し黙っていること。小五郎はビールも飲まず駅弁も食べず、神妙な面持ちで外の景色を眺めていた。

その時、コナンたちは高木刑事と遭遇する。コナンたちに気づいた高木刑事は、避けるように別の車両へ移動して行った。

（なんだ…、ありゃァ…）

────

電車を乗り継ぎ、いよいよ別府駅に到着した。別府の町は、ところどころで湯煙が上がっている。

その昔、温泉の噴き出る場所は人も近づけない恐ろしさから『地獄』と呼ばれた。

赤い鬼がかまどの上で出迎える『かまど地獄』。鶴見岳の噴火によってできたといわれる『海地獄』。煮えたぎった泥の泡が噴き出る『鬼石坊主地獄』。カバやフラミンゴも飼育されている『山地獄』。別名『ワニ地獄』とも呼ばれる『鬼山地獄』。アマゾンのピラニアも見られる『白池地獄』。地中から熱水が噴き上がる『龍巻地獄』。湯気まで赤い『血の池地獄』。

以上の八カ所の地獄を歩いてめぐる『地獄めぐり』が別府観光の目玉になっている。

『血の池地獄』で記念写真を撮っていたコナンと蘭は、不審な男性を見かけた。サングラスをかけたその男は、大きな荷物を背負っていた。

コナンと蘭は、ひとり別行動をとっていた小五郎と合流。そして蘭は、今まで何をしていたのか小五郎を問い詰める。小五郎の本当の目的は、旅行ではなく人捜しだった。

昨夜、仲代電気の社長・仲代秀虎が秘書の細貝洋三とともに探偵事務所へやってきた。仲代は、１人旅に行くと書置きして姿を消した娘の麻奈美を捜して欲しいと依頼した。

仲代は、麻奈美の部屋で見つけた写真を小五郎に渡す。その写真には、麻奈美が『地獄めぐり』のチケットを持って写っていた。

麻奈美は、江原健一郎というＩＴ企業の社長と結婚することが決まったばかりだった。しかし婚約を発表した途端、以前交際していた早見裕之からその写真が送られてきたという。早見は別府で和紙職人をしており、麻奈美が卒業旅行で別府を訪れた際に知り合ったようだ。

仲代は、早見がもっと親密なプライベート写真を持っていて、それをネタに麻奈美を強請っているのではないかと心配する。そしてそのことを仲代や江原に知られることを恐れ、ひとりで早見に会いに行った可能性も考えられる。

こうして小五郎は、麻奈美を連れて帰ることを約束したのだった。

────

その頃。高木刑事は佐藤刑事と大分県の湯布院でデートをしていた。高木刑事は拳銃強盗事件の捜査中だったが、佐藤刑事の休暇に合わせて休みをとったのだ。

高木刑事の案内で『湯布院ステンドグラス美術館』を訪れた佐藤刑事は、美しいステンドグラスを見てはげしく感動する。高木刑事は、隣の教会で結婚式を行うこともできると話す。興味津々な佐藤刑事は、さっそく教会へ足を運ぶ。

佐藤刑事の後ろ姿を見て、自分たちの結婚式を妄想する高木刑事。

（このまま一気に二人だけの思い出作りを……。ぐふふふふ）

────

その夜、コナンの提案で『鳴滝旅館』に宿泊することにした。さっそく露天風呂へ入り、女湯に入っていた蘭は、男湯のコナンに壁越しに声をかける。

「コナンくーん！　こっちの方が眺めがいいわよー！　他には誰もいないから、こっちにいらっしゃいよ」

（バーロー。お前がいるじゃねェか……）

小五郎は、先ほど突然『鳴滝旅館』に泊まろうと言い出した理由をコナンに尋ねる。コナンは、麻奈美の写真にこの旅館の送迎車が写っていたため、もしかしたら麻奈美が泊まっているかもしれないと考えたのだ。

コナンと小五郎は、露天風呂の前の廊下で蘭を待っていると、目の前を女性が通り過ぎて行く。なんとその女性は麻奈美だった。コナンの推理通り、麻奈美はこの旅館に泊まっていたのだ。その直後、麻奈美の悲鳴が響き渡った。

コナンたちが駆けつけると、麻奈美は赤鬼が出たと言って震える。部屋の中を確認すると、赤い目を光らせた鬼が窓から部屋を覗き込んでいた。

鬼が姿を消した直後、コナンは窓を開けて外を確認するが、鬼はどこにもいなかった……。

小五郎は、仲代が心配していることを麻奈美に伝え、明日一緒に帰る約束をした。そして小五郎は、麻奈美が見つかったことを仲代に電話で知らせる。仲代は、朝一番の電車で大分まで迎えに行くと言い電話を切った。

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ネタバレ

翌朝。コナンは鬼がいた場所を調べていた。足跡はなかったが、近くの松に数本の切り傷が刻まれている。小五郎は、麻奈美から詳しい話を聞くことにした。

麻奈美は、早見から写真が送られてきたため早見に電話をかけた。すると、すぐに別府まで来て欲しいと言われたという。麻奈美は、早見のことを仲代や江原に知られたくなかったようだ。

コナンは早見の写真を見せてもらったが、『血の池地獄』で目撃したサングラスの男ではなかった。

────

その頃。高木刑事と佐藤刑事は、ペンションでコーヒーを飲んでいた。その時、佐藤刑事のスマホに目暮警部から電話が入った。拳銃強盗の車が大分の水族館で発見されたという。この時、佐藤刑事は高木刑事が風邪で休んでいることを知らされる。

佐藤刑事は、風邪だとウソをついて休んだ高木刑事を連れて、さっそく水族館へ向かう。

「す、すいません。佐藤さんと休みを合わせたくて……」

「言い訳無用！　刑事だったら仕事でとり返しなさい！」

────

仲代は、細貝と江原を連れて『鳴滝旅館』を訪れた。しかし麻奈美は客室から姿を消し、麻奈美の荷物が荒らされていた。

蘭は、非常口が開いていることに気づいた。非常口から外へ出ると、真新しいタイヤ痕が残っていた。小五郎は、麻奈美が誘拐されたと推理する。

その時、仲代のスマホに麻奈美を誘拐したと犯人から連絡が入った。誘拐犯は、身代金１億円を要求する。そして１時間後に連絡すると言い残し、一方的に電話は切られてしまった。

小五郎は誘拐犯が早見だと推理する。しかしコナンは、この誘拐には何か裏があると考える。

────

佐藤刑事たちは、『大分マリーンパレス水族館』の駐車場へ到着した。例の車は乗り捨てたようには見えず、佐藤刑事は強盗犯が近くにいる可能性があると考える。

その駐車場には、『鳴滝旅館』の送迎車が停まっていた……。

佐藤刑事は、館内に不審な人物がいないか見て回ることにした。高木刑事は、水族館と道の反対側にある『高崎山自然動物園』を調べることにした。

────

１時間後。仲代は現金で１億円を用意した。コナンは、みんなに気づかれないように蛍光マーカーで札束の側面に線を引いた。

そして再び連絡してきた犯人は、麻奈美の黄色のバッグに１億円を詰めて、３０分以内に『高崎山自然動物園』に来いと指示する。さらに現金を運ぶ役として江崎を指名する。

その後、動物園に到着した江原は、簡易休憩所で誘拐犯からの連絡を待つ。コナン、小五郎、蘭は、観光客に紛れて江原を見張っていた。その時、小五郎は高木刑事とバッタリ会う。小五郎は誘拐事件の捜査、高木刑事は拳銃強盗事件の捜査をしていることを互いに教え合う。

そうしている間に誘拐犯から連絡が入った。戸惑う江原の手からスマホを奪い取り、小五郎が電話に出る。犯人は、身代金の入ったバッグを猿岩石の上に置けと指示する。

犯人の指示通り、小五郎は猿岩石の上にバッグを置き、辺りを警戒する。すると突然ドローンが急接近してきた。ドローンは、バッグをフックに引っ掛けると勢いよく上昇していく。咄嗟にバッグにしがみついたコナンは、そのまま上空へと連れ去られてしまった……。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。