名探偵コナン第865話のネタバレ！口の悪い九官鳥

シーズン22

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

名探偵コナン第８６５話｜事件ファイル概要＆登場人物＆あらすじ

名探偵コナン第８６５話｜事件ファイル概要

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名探偵コナン第８６５話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・小嶋　元太
CV：高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

・円谷　光彦
CV：大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

・吉田　歩美
CV：岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

・灰原　哀
CV：林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある･･。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・小久保　直子（こくぼ　なおこ）
CV：深沢エミ
７０歳。絵本作家。

・小久保　衛（こくぼ　まもる）
CV：伊藤健太郎
３０歳。直子の甥。

・矢萩　恵美（やはぎ　えみ）
CV：戸松遥
１８歳。小久保家のメイド。

・狭山　陽太郎（さやま　ようたろう）
CV：森しん
６０歳。古書店主人。

・九官鳥
CV：山田ふしぎ

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名探偵コナン第８６５話｜あらすじ

午後２時前、コナン、光彦、元太は、公園でサッカーをしていた。
すると、公園近くの小久保家から、突然小久保衛が悲鳴をあげ、「１１０番！」と叫びながら出てきた。
家の中で、衛の伯母である小久保直子が亡くなっていたのだ。

目暮警部、高木刑事ら警察が到着し、捜査が始まった。

第一発見者の衛が遺体を発見したのは１３時５５分。
被害者の直子は、九官鳥を飼っていた。
しかし、部屋の中に鳥籠が倒れており、窓が開いていたため外へ逃げ出してしまったようだ。


その頃、小五郎は蘭に付き添われて病院へ行く途中で九官鳥を捕まえ、交番へ届けていた。
九官鳥の足輪に「ナイン」と名前が書いてあり、その足輪には赤い毛糸が繋がっていた。
交番の警官が直子の家へ連絡を入れると、目暮警部から直子が殺害されたことを知らされる。
そして、九官鳥は小五郎の隙を見て再び逃げ出してしまった。


小久保家に住んでいたのは被害者の直子、そして住み込みのメイドの矢萩恵美の二人だった。
毎日１３時から１４時までは、直子が昼寝、恵美が買い物ときちんと決められていたという。
しかし、とっくに１４時を過ぎているにもかかわらず、恵美は戻っていなかった。

恵美は長患いの母親の治療費がかさむため、給料を上げて欲しいと直子に頼んでいたことがわかった。

外から侵入した形跡はなく、勝手口はセミオートロックで施錠されていた。
自宅の鍵は二本で、直子と恵美が身に着けており、複製困難なものだった。
つまり、出入り可能なのは玄関だけということになる。
しかし、コナンたちは玄関前の公園でずっと遊んでいたが、恵美が出かけた後は人の出入りが全くなかった。


１４時３０分を過ぎた頃、買い物に出かけていた恵美が戻って来た。
恵美は、置き去りの赤ん坊を見つけ、通りがかった女の子二人と一緒に母親を探していたため帰りが遅くなったと話す。

そこへ、小五郎と蘭が古書店主人の狭山陽太郎を連れて小久保家へやってきた。
小五郎は、交番を出たあと病院を訪れ、そこで狭山と知り合い九官鳥ナインの話題となった。
そして、１４時３０分頃、直子のことを知っている狭山を目暮警部のもとへ連れてきたというわけだ。

恵美は、直子が珍しい古書を集めていたことを明かす。
しかし、狭山から購入した本は偽物で、直子は狭山に返金を求めたが、まだ返されていなかった。
恵美は、１２時５５分に買い物に出かける際、直子が狭山と電話していたことを証言する。
直子は「今すぐ耳を揃えて返しに来て！」と強い口調で話していたという。
そのことについて狭山は、右腕を怪我している今、金策に駆け回る余裕がないと説明する。

その後、監察官の調べで、直子の首に絞殺痕があることが判明した。
そして、凶器は直子の首に巻かれていた白いストールだということがわかった。
犯行の推定時刻は、１２時５５分から１３時５５分の間。
目暮警部は、実際の犯行が１３時３５分から１３時５５分の間だと判断する。

目暮警部と高木刑事は、直子が昔、児童文学を書いていた書斎を調べる。
目暮警部は、飾られている直子の写真を見て、直子がスキャンダルで筆を折った作家だということを思い出した。
その時、高木刑事の携帯に連絡があり、１２時５５分に緑台の駅前で狭山が携帯電話で話している姿を見たという目撃証言がとれたという。
タクシーが使われた形跡はなく、駅から直子の家までは歩いて４５分はかかるのだ。
狭山の携帯電話には直子からの着信記録が残っており、１２時５０分から１３時３５分まで通話していたことがわかった。

狭山が１２時５０分から１３時３５分まで緑台の駅前で電話をしてから小久保家へ向かい、１４時２０分に直子を殺害、その後病院へ向かうとなると、病院へ到着するのは１４時４３分。
となると、死亡推定時刻や小五郎の証言とは合致しないことになる。
狭山の犯行は時間的に不可能だった。

その後、灰原と歩美が逃げた九官鳥を連れて小久保家へやってきた。
恵美は、先ほど一緒に置き去りの赤ん坊の母親を探していた二人が灰原と歩美だということに気づく。
灰原と歩美が恵美のアリバイを証明したことで、狭山、恵美、衛は全員アリバイが成立した。
しかし、目暮警部は３人の中に犯人がいると考えていた。

恵美は、勝手口の鉢植えの位置がおかしいことに気づいた。
蘭は、恵美の腕へ止まった九官鳥の足輪についている赤い毛糸のことを尋ねた。
その毛糸は、またナインが逃げ出してもすぐわかるようにと、今朝直子がつけたものだった。
蘭は、病院で狭山がナインのことを「赤い毛糸をひいて飛ぶ九官鳥」と言っていたことを思い出した。

コナンは、この家で臭うものがあるか恵美に尋ねる。
衛は、直子の趣味で漬物があることを話す。
そして恵美は、地下室に漬物があることを教えた。

恵美に案内されたコナンは、地下室を確認した。
ナインは「臭くてたまらん。ひでェ匂いだ！」と喋った。

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名探偵コナン第８６５話｜謎解き＆ネタバレ

名探偵コナン第８６５話｜謎解き

【謎解き①】
小五郎と病院で知り合った狭山は、ナインのことを「赤い毛糸をひいて飛ぶ九官鳥」と言っていた。

【謎解き②】
コナンが地下室の扉を開くと、ナインは「臭くてたまらん。ひでェ匂いだ！」と喋った。

名探偵コナン第８６５話｜ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使い、推理を話し始めた。

今回の事件では、容疑者３人にアリバイがある。
しかし、一人だけそのアリバイが成立していない人物がいる。

それは、狭山書店の主人、狭山陽太郎だ。

【謎解き①】
狭山は、赤い毛糸をひいた九官鳥を見たと言っていた。
ナインは、毛糸のついた足輪を交番に残して逃げて行った。
となると、狭山はいつ、どこで赤い毛糸をひいた九官鳥を見たのか。

狭山「病院に行く途中の道で見たんですよ！赤い毛糸をひいて飛んでいる九官鳥をね！」

飛んでいる九官鳥を見ただけなのに、なぜそれが赤いヒモではなく毛糸だとわかったのか。
さらに、その毛糸は今朝、直子がナインにつけたものだ。

高木「ですが毛利さん、狭山さんは１２時５５分に緑台駅で目撃されています。着信記録にあった１３時３５分まで通話した後、ここに来て直子さんを殺害、さらに病院で毛利さんに会うことは不可能です」

駅で直子からの着信を受けた狭山は、移動しながら通話を続けた。
直子は電話で「すぐ来い」と言っており、狭山は直子の指示に忠実に従ったのだ。
つまり、電話が終わる１３時３５分には、小久保家へ到着していたということだ。

目暮「だがしかし、玄関からの出入りはコナンくんたちの証言からあり得ない。ならば、一体どこから入ったというんだね？」

狭山は勝手口から入ったのだ。
そして、鍵を開けたのは被害者の直子自身。
その証拠が鉢植えだ。
狭山を勝手口へと呼び出した直子は、家へ来たついでに裏口の花の鉢を家の中へ入れろと命じたのだ。

犯行後、外へ出るのは簡単。
セミオートなため、ボタンを押して出れば自動的に施錠される。

狭山「でも見てくれ！私は利き腕が使えないんだ！ねぇそうでしょう？私にできるはずがない！毛利さんも医者の話聞いたでしょう？」

小五郎「では、改めてお聞きします。この部屋で臭いと叫んだのは狭山さん、あなたですね」

【謎解き②】
賢いナインは、口調まで覚えていた。

一体、何がそんなに臭かったのか。

そこでコナンは、地下室の扉を開く。
開かれた扉は、ちょうど被害者の倒れていた位置の真横にある。
つまり、その扉が片手で絞殺可能となった仕掛けだった。
狭山は地下室へ続く階段に立ち、扉に背を向けてナインを見ていた直子の首元に巻かれている白いストールを強く引き、直子を絞殺したのだ。

狭山「どうかしてたんだ。でも、金を返すだけでは済まさない。店にお詫びの張り紙をしろ。新聞に謝罪の広告を出せ。地下へ降りて糠漬けをかき回せ。もう耐えられなかった･･」

その後、狭山は警察署へ連行されて行った。


（エピローグ）

直子の書斎で児童文学を読むコナンたち。

蘭「こんなきれいなお話を書いてたのにね･･」

光彦「想像できませんでした。あんな怖いところがあるおばあさんだったなんて･･」

コナン「女の人は、顔と腹ん中が違うってことだろ？」

蘭「コナンく～ん～？」

ニコニコ笑う蘭は、メラメラと燃えている。

コナン・光彦・元太「･･･」

さらに、コナンは灰原に思いっきり足を踏んずけられた。

灰原「あれれ～？」

コナン「いってェ～～～！」

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。