名探偵コナン222話そして人魚はいなくなった(事件編)のあらすじ!登場人物も

シーズン6

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第222話「そして人魚はいなくなった(事件編)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
Sponsored Link

登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

毛利 小五郎
CV:神谷明

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

服部 平次
CV:堀川りょう

遠山 和葉
CV:宮村優子

ゲスト

門脇 沙織(かどわき さおり)
依頼人。

黒江 奈緒子(くろえ なおこ)
CV:香月弥生
28歳。沙織の幼馴染。土産屋店員。

島袋 弥琴(しまぶくろ みこと)
CV:北川智繪
130歳。命様。

島袋 君恵(しまぶくろ きみえ)
CV:高橋美紀
27歳。沙織の幼馴染。美國神社巫女。

海老原 寿美(えびはら としみ)
CV:藤貴子
27歳。沙織の幼馴染。網元の娘。

福山 禄郎(ふくやま ろくろう)
CV:神奈延年
28歳。沙織の幼馴染。漁師。

門脇 弁蔵(かどわき べんぞう)
CV:秋元羊介
52歳。沙織の父。漁師。

Sponsored Link

あらすじ

人魚の住む島へ

コナン、小五郎、蘭、平次、和葉の5人は、『人魚の住む島』と呼ばれる若狭湾の美國島にやってきました。

事の発端は、平次のもとに届いた一通の手紙でした。そこに書かれていたのは『このままじゃ人魚に殺される。助けて』というたった三行。

人魚伝説を疑う平次はもちろん信じませんでした。ところが、依頼先の名前に違和感を抱きました。封筒に書かれた宛名は平次になっているのに、中の手紙は新一に宛てて書かれたものだったのです。

そこで平次は、コナンを連れて依頼人がいる美國島へ行くことにしたわけなのですが。なんでも、この島には人魚の肉を食べる不老不死の老婆がいるそうで、三年ほど前に巷で噂になっていました。

不老長寿の夢を叶える矢

一行はさっそく島役場を訪ね、手紙の差出人・門脇沙織の所在を確認します。ところが、沙織は三日前から働き先に顔を出さなくなったようで、現在行方不明とのこと。近所の者たちは、船で本土へ行ったと言っているそうです。

この日は年に一度の『儒艮祭り(じゅごんまつり)』の日で、役場の者たちは忙しそうにしています。小五郎たちを応対していた職員は、沙織のことを知りたければ彼女が売り子をしていた土産店を訪ねてみてはどうか、と伝え、祭りの準備に行ってしまいました。

こうしてコナンたちは土産屋を訪ねたのですが、店内には人魚のお守りにマーメードストラップ、儒艮饅頭と、この島が本当に人魚づくしなのが見て取れます。

店主は、年に一度の儒艮祭りで不老長寿のお守りとされる儒艮の矢を三本だけ授けてもらえるが、去年の祭りの時に矢を失くした沙織が『人魚に祟られる』と怯えていたことを打ち明けました。

小五郎が人魚の存在を疑うと、店員の黒江奈緒子は『本当に人魚は存在している』と発言。人魚の肉を食べて不死の身体を授かった命様(みことさま)がいるというのです。

その命様は島袋弥琴という老婆で、儒艮祭りの主役であり島の象徴だといいます。そして、彼女が念を込めた髪の毛が結わえ付けられた儒艮の矢を持つ者は、不老長寿の夢が叶うというのです。

人魚はいる?いない?

その後、小五郎たちは祭りの会場となる美國神社を訪ね、そこで巫女をしている弥琴のひ孫・島袋君恵から話を聞くことにしました。

君恵は、今年130歳を迎える美琴が人魚の肉を食べて長生きしているというのはただの嘘っぱちだと笑います。人魚など存在するはずがないのだ、と。

そして不老長寿の夢が叶うという儒艮の矢は、もともと魔除けのまじないを意味する『呪禁(じゅごん)』だったのに、島の者たちが人魚に引っ掛けて海に棲む儒艮と言い換えたそうです。

小五郎が沙織のことを尋ねると、君恵は四日前に沙織と一緒に本土へ行ったことを打ち明けました。その時、沙織は儒艮の矢を失くして酷く怯えていたといいます。

そこへ網元の娘・海老原寿美がやってきました。寿美は、沙織が本当に人魚の肉を食べてしまったと告白し、三年前に人魚の遺体が発見されたことを知らせます。

次いでやってきた漁師の福山禄郎は、沙織を捜しているのなら彼女の父親を訪ねるのが手っ取り早いと小五郎たちに伝えます。そこで君恵は、祭りが終わったら沙織の家へ案内すると申し出ました。

先ほどから島民の間で持ち切りの話題となっているその儒艮祭りとは、あらかじめ客に番号札を買ってもらい、弥琴が示した数字と合えば儒艮の矢が貰える、という抽選会のようなものだといいます。

君恵はまだ余っている札があると言い、和葉と蘭に『拾八』と『四拾壱』のそれを渡しました。

儒艮祭り

その夜、美國神社には大勢の客が集まり、いよいよ儒艮祭りが始まりました。

客の前に姿を現した美琴は、突然障子に火を点けだしました。すると、忽ち障子は燃え始め、そこに現れたのは『参』、『百七』、『拾八』の文字。

「なるほど。障子についた火が当選番号っちゅうわけか」
「ら、蘭ちゃん、あたし……、当たってしもた!!」

平次が炎に見入っている傍らで、和葉は自分の札と障子の文字を見比べて当選していることに気づきました。

事件発生

『拾八』の札を持っていた和葉は、君恵の指示に従って森の中にある人魚の滝へ向かうことに。

平次たちに見守られる中、和葉が滝壺へ近づいて行くと、打ち上げられた花火に照らされて滝の中から寿美が現れました。

──が、それは長い黒髪を靡かせ、しなやかな身体をゆらゆら揺らせながら、まるで滝の中を舞い泳ぐ人魚の如く青く冴え切った変わり果てた姿でした。

Sponsored Link

人魚の墓

平次と禄郎は、滝の中で吊るされていた寿美の遺体を陸地へ移動させました。遺体の首に巻き付いていたのは、危険防止のために川沿いに張られていたロープでした。

小五郎は、暗闇で川に足をとられた寿美が咄嗟にロープを握ったが、流れが速く、滝へ落ちる間にロープが首に巻きついたと推理します。

しかし平次は、下の滝壺の周りで祭りの続きをしていたのに、なぜ寿美は森の中にいたのか疑問を抱きました。

そこで君恵は、寿美が人魚の墓を探していた可能性があると打ち明けました。

三年前の祭りの夜、神社の蔵が焼けた時に出てきた人魚の骨がその墓に埋葬されているというのです。その骨が人魚のものだと判明したのは、本来足があるべきところに骨がなかったため。

本土から来た警察は、祭りで儒艮の矢に外れた観光客が蔵に予備の矢が残っているのではないかと忍び込み、蔵の蝋燭をつけたのが出火原因だと判断したそうです。

結局、一年経っても身元不明で、その骨は美國神社で埋葬することに。ところがそのあと、墓を掘り返してその骨を盗もうとする観光客が出始めました。そのため、弥琴は人に頼んでこっそり墓を森の中に移したのです。

犯人はまだ近くにいる!

その後、小五郎たちは遺体を美國神社へ運び警察に連絡したのですが、福井県警は海が荒れているため船を出せず、すぐには来られないといいます。

しかし、それはコナンと平次にとって好都合でした。船が出せないということは、犯人もこの島から逃げられないということですからね~。

コナンは浮き輪を小五郎に渡し、滝壺と海を結ぶ川の途中に引っかかっていたものだと説明します。そして平次は、犯人が気絶させた寿美の首に縄をかけ、浮き輪に乗せて川に流したと推理します。

コナンたちが神社で寿美を見たのは花火があがる二時間前です。滝の上まで往復するのは一時間もかかりません。となると、この犯行は男女を問わず誰にでも可能で、その犯人はまだこの島のどこかにいるということになります。

犯人が近くにいる可能性があると知った蘭は不安を募らせます。その様子に気づいた和葉は──、

「心配せんとき!犯人はすぐ捕まってまうから。平次が帽子被り直したらスイッチオン!エンジン全開やねん。でも、惚れたらあかんよ。蘭ちゃん相手やと、私敵わへんもん……」
「か、和葉ちゃんって……、可愛い~!!」

コナンと平次は、抱き合う蘭と和葉を冷淡な目つきでじっと見つめます。そこへ奈緒子が現れ、沙織の父・門脇弁蔵から目を離さない方がいいと忠告しました。

130歳の命様

その後、君恵の家にやってきたコナンたちは、弥琴に会わせて欲しいと頼みます。すると、杖を突きながらゆっくりとした足取りで弥琴がやってきました。

祭りの時とはまるで別人のような弥琴の姿を前に、一同は唖然とします。(化粧落としたら妖怪やんけ)

コナンは、どうやって儒艮の矢の当選番号を決めているのか尋ねます。すると弥琴は、適当だ、と自分で言って自分で笑い出しました。(おいおい)

「ほんなら年に三本なんてケチらんと、仰山売らはったらよろしいのに」
「そりゃ無理じゃ。矢に結わえるワシの髪の毛にも限りがあるし」

弥琴は、魔除けを意味する儒艮の矢を手放せばその身に魔が巣を作る、と和葉に忠告して去って行きました。

明くる日

翌日。コナンたちは海老原家を訪ね、寿美の通夜に参列しました。

小五郎が受付で記帳を済ませた後、その帳簿を覗き込んだコナンは奈緒子、弁蔵、君恵が先に来ていることを知りました。

祭壇のある部屋へ入ると、そこには君恵と弁蔵、そして禄郎の姿がありました。しかし奈緒子の姿が見当たらず、蘭と和葉は探しに行くことに。

二人が部屋を出た直後、突然雷が轟きました。ふと外に目をやると、雷光が照らし出す庭には網に絡まった状態で絶命している奈緒子の姿がありました──。

関連記事

まとめ

■ BACK:
第221話「偽りだらけの依頼人(後編)」
■ NEXT:
第223話「そして人魚はいなくなった(推理編)」

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第222話「そして人魚はいなくなった(事件編)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう