名探偵コナン第137話のネタバレ!青の古城探索事件(後編)

シーズン4

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第137話「青の古城探索事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

灰原 哀
CV:林原めぐみ
本名は宮野志保。元黒ずくめの組織の一員でコードネームはシェリー。新一が飲まされた薬と同じ薬を飲み、子供の姿になってしまった。現在は阿笠博士のところでAPTX(アポトキシン)4869の解毒薬の研究をしている。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある。

間宮 満(まみや みつる)
CV:坂口芳貞
49歳。間宮家長女の夫(婿養子)。

間宮 マス代(まみや ますよ)
CV:京田尚子
83歳。間宮家当主。

間宮 貴人(まみや たかひと)
CV:山野井仁
25歳。間宮家長女の息子。

田畑 勝男(たばた かつお)
CV:龍田直樹
41歳。間宮家の庭師。

西川 睦美(にしかわ むつみ)
間宮家のハウスキーパー。現在行方不明。

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(前編)のストーリー

コナンたち少年探偵団と阿笠博士はキャンプにやってきました。その帰り道、山の中で迷っているうちに森に囲まれた古城にたどり着きました。

運良く城に泊めてもらえることになりましたが、城に住む間宮家の人たちには、何か訳ありな様子が見て取れました。

そんな中、城の一室で隠し扉を見つけたコナンは、地下で白骨死体を発見しました。しかしその時、コナンの背後に忍び寄る人影が……。

その後、姿を消したコナンを心配した博士は、警察に連絡しようとします。が、コナンと同じように、博士も姿を消してしまったのです──。(前編へ)

あらすじ

異変に気づいた哀は、すぐに目暮警部に電話をかけます。しかし満に声を掛けられ、やむを得ず受話器を置くことになりました。

その夜、寝室を抜け出した哀は、城の中を調べ始めます。少ししてから元太たちが哀に合流し、協力を申し出ました。

哀は、コナンが消えた部屋の壁掛け時計を調べます。すると予想通り、隠し扉が現れました。

腕時計型ライトを使って奥へ進んでいくと、階段が見えてきました。そこには真新しい血痕と、書きかけの文字が残されていました。

「アイツハ私ニナリスマシテ城ノ宝ヲ横耳」

哀は、何者かが『横取り』と書こうとして、そのまま息絶えたと推理します。

仮にそうだとすると、その遺体をコナンが見つけ、気をとられている隙に背後から誰かに殴られた可能性が考えられます。

その傍らで、元太は博士のメガネを発見しました。割れたレンズには血痕が付着しています。

哀は、壁に隠された扉を発見しました。その扉の向こうは、電話が置かれている場所。つまり、博士が姿を消した場所でした。

光彦と歩美は、哀に続いて廊下へ出ました。しかし元太は出られず、暗闇の中に取り残されてしまいました。

哀たちは元太と合流するため、再び壁時計の部屋へ向かいます。しかし部屋の扉に鍵がかけられていて、中に入ることができません。

哀は、何者かが自分たちの後をつけていて、暗闇の中に閉じ込める気だったと推理します。間一髪、外に出ることはできましたが、取り残された元太は捕まったと考えられます。
 
 
 
その後、哀たちは別の入口を探すため、貴人がアトリエとして使っている部屋を訪れました。そこで哀は、4年前の火事についての記事を発見しました。

火事で亡くなったのは15人。骨が灰になるほどの業火で、遺体の判別は身に着けていた遺品から推定されたが、うち1人だけが行方不明となっていました。

哀は、この火事を利用して誰かと誰かがすり替わったと推理します。

その時、歩美は光彦がいなくなっていることに気づきました。哀は、火事があった塔への入り口が開いていることに違和感を抱きます。

哀は、歩美に近くの草むらに隠れているように命じ、自分が中へ入ると申し出ました。

「300数えて私が中から出てこなかったら、すぐに逃げなさい。森の車道を下って逃げれば、運良く助かるかもしれないわ」

そう言って哀が中に入った後、歩美はコナンに渡すパンをギュッと抱きしめ、草むらに身を潜めて数を数え始めました。

そして300数え終え、塔の入り口へ戻った歩美は哀に呼びかけます。しかし、返事はありませんでした──。

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ネタバレ

哀に言われた言葉を思い返す歩美ですが、コナンを助けたい一心で塔の中へと足を踏み入れます。

しかしトイレへ入った後、外から激しくドアを叩く音が聞こえ、歩美の体は震え上がりました。そしてドアが開かれ、何者かが侵入してきました。

──が、歩美は先に隠れていた哀に腕を引かれ、なんとかバレずに身を隠すことに成功。

何者かが去った後、哀は『何を聞いていたの?』と歩美を叱りつけます。しかし歩美は、自分だけ逃げるなんてできない、と涙ながらに返しました。

哀は呆れながらも、歩美を連れてみんなを捜しに行くことにしました。

その後、塔の中を進んでいくと、白骨遺体を発見。哀は、先ほど階段で見つけた文字を書いた人物だと考えます。

遺体の足の骨がかなり細いこと、歯が大分すり減っていること、髪が長いことから年老いた女性だと考えられます。

となると、この遺体の自分物に成りすましている犯人は──。

その時、マス代が杖をつきながら現れました。歩美はマス代に事情を説明し、助けを求めます。しかし哀は、歩美の手を引いて走り出しました。

この時、哀はコナンたちを襲った犯人がマス代だと気づいていたのです。

遺体の足は長い間歩いていない人間の骨で、性別、年齢を含めても、大奥様の遺体に間違いありません。

つまり、何者かが本当のマス代を殺害し、マス代に成りすましていたということです。

それを実行したのは4年前の大火事の日。さすがに実の娘を欺き通すことはできないと踏み、娘も焼き殺したのです。

犯人の目的は、恐らくこの城の財宝です。
 
 
哀と歩美は、出口へ繋がる梯子にたどり着きました。歩美が登り切って外へ出た後、哀も梯子に手を掛けます。

しかし、追いかけてきた犯人によって足を引っ張られてしまいました。そして犯人は、持っていた鈍器を哀の頭に振り下ろそうとします。

その時、どこからか飛んできたサッカーボールが犯人の手に命中し、鈍器が弾き飛ばされました。

哀が顔を上げると、そこにはコナン、元太、光彦が立っていました。

実は光彦が姿を消した時、コナンの追跡メガネを拾っていました。その機能を使ってみんなの居場所を特定し、コナンたちを救出したのです。

逃亡を謀ろうとする犯人ですが、現れた博士によって行く手を塞がれ、正体を暴かれることとなりました。

犯人は、元ハウスキーパーの西川睦美です。

博士が知り合いの整形外科医に問い合わせたところ、老婆に整形した奇妙な客がいたことがすぐにわかりました。

正体を見破られた西川は、地下通路へ逃げ込もうとします。そこでコナンは『庭のチェスの駒の暗号を解いた』と伝え、西川を引き留めます。

コナンが暗号の解読方法を説明した後、西川はその説明通り、大旦那様の肖像画を回転させてみます。

すると、秘密の通路への入り口が現れました。しかし、その先にあったのは──、

「最初にここに到達した者に、この城と景色を与えよう」と、壁に刻まれた文字。そして窓から見える美しい景色でした。
 
それを知った西川は、

「こんなもののために私は何人も殺してきたというのか。こんなもののために醜い老婆に顔を変えてまで…」

と、静かに涙を流したのでした。
 
 
 
1時間後、警察が到着し、西川は連行されて行きました。

魂の抜け落ちた本当の老婆になってしまったかのような、哀れな姿で……。

エピローグ

その後、城の宝を知った満は残念がっていましたが、犯人逮捕を聞いて息子の貴人はほっとした様子でした。

どうやら貴人は、4年前の火事を不審に思い、城に留まって密かに探っていたようです。

隠し通路はもともと城についていたもので、歴史学者の大旦那様が移築する時に、正確に復元したものでした。
 
 
元太と光彦は、スリルとサスペンスの冒険ができたと言って大喜び。しかしコナンと博士は、軽傷ながらも怪我を負わされており、手放しに喜ぶことはできません。

そして帰り際、コナンたちは庭師の田畑から朝食に誘われます。しかしコナンは、歩美の腕の中からパンを取り上げ、

「遠慮しておくよ。俺にはこのパンの方がご馳走みてェだしな」

と、笑って見せました。歩美の嬉しそうな様子を見て、元太と光彦も笑顔になります。

しかし哀は──、

「じゃあ私、よばれてこようかしら」

と、コナンに背を向けたのでした。

まとめ

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第138話「最後の上映殺人事件(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第137話「青の古城探索事件(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ
・エピローグ

今回は、ほぼ哀ちゃん目線での大冒険でした。しかし、図書館殺人事件 以上の恐怖回だったように思います……。

老婆が哀ちゃんの足を掴むシーンは本当に恐ろしかったです。行動もですが、何より顔が怖かったです(涙)

例えキャンプの帰りに迷ったとしても、知らないお城には入らないようにします……。

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