名探偵コナン第224話そして人魚はいなくなった(解決編)のあらすじ!真相に迫る

シーズン6

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第224話「そして人魚はいなくなった(解決編)」のあらすじについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

毛利 小五郎
CV:神谷明

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

服部 平次
CV:堀川りょう

遠山 和葉
CV:宮村優子

ゲスト

福山 禄郎(ふくやま ろくろう)
CV:神奈延年
28歳。沙織の幼馴染。漁師。

門脇 弁蔵(かどわき べんぞう)
CV:秋元羊介
52歳。沙織の父。漁師。

門脇 沙織(かどわき さおり)
CV:和田みちる
27歳。依頼人。現在行方不明。

島袋 君恵(しまぶくろ きみえ)
CV:高橋美紀
27歳。沙織の幼馴染。美國神社巫女。

島袋 弥琴(しまぶくろ みこと)
130歳。命様。君恵の曾祖母。

黒江 奈緒子(くろえ なおこ)
28歳。沙織の幼馴染。土産屋店員。

海老原 寿美(えびはら としみ)
27歳。沙織の幼馴染。網元の娘。

辻村 貴善
CV:千葉一伸

桂木 幸子
CV:松原ひろの

福井県警の警部
CV:仲木隆司

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あらすじ

推理編のおさらい

平次に届いた奇妙な手紙に導かれて、コナンたちは若狭湾沖の美國島にやってきました。

ところが、不老不死の夢が叶うという儒艮の矢をめぐって連続殺人事件が発生。

手紙の差出人・門脇沙織は行方不明で、沙織の幼馴染の海老原寿美、黒江奈緒子が相次いで殺害され、さらに神社の蔵が火事になり、中から島袋君恵の遺体が発見されました。

手掛かりを求めて沙織の部屋を捜索したコナンは、驚くべき真相にたどり着きました。

その一方で、沙織の父・弁蔵を捜すために和葉を連れて森の中へ入った平次は崖から落ちそうになり、それを助けようとした和葉が身代わりとなってしまいました。

第223話「そして人魚はいなくなった(推理編)」のあらすじ

なんで手放さへんの!?

平次は咄嗟に和葉の腕を掴んだのですが、もう一方の手で掴んだ枝がミシミシと音を立て、今にも折れてしまいそうです。

このままでは二人とも転落してしまう…。そう考えた和葉は、胸に隠し持っていた儒艮の矢を取り出し、その矢尻で平次の手の甲に傷をつけました。

当然、傷口からは鮮血が流れ出し、その痛みに平次は顔を顰めました。しかし、和葉の思惑通りにはならず、平次は絶対に手を放しませんでした。

(なんでや…。なんで手放さへんの?このままやったら、二人とも死んでしまうやないの……)

真相に迫るコナン

一方その頃、山の中を逃げ回っていた弁蔵が確保され、島民が集まったところでコナンは腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機を使って推理ショーを始めました。

寿美が人魚の滝に吊られた第一の事件。奈緒子が網に絡められて絞殺された第二の事件。そして君恵が蔵の中で焼殺された第三の事件。

ここで注目するのは第二の事件です。現場の状況から、犯人は波打ち際を歩いて現場を往復し、波で足跡を消し去ったように見えました。しかし、その足跡は犯行前に犯人がつけた罠です。

足跡に沿って魚の鱗を落とし、犯行後に奈緒子の服にも鱗をつけておけば、犯人が人魚の仕業に見せかけて鱗を撒きながら海へ逃げたように錯覚させられるというわけです。

そしてあの時、通夜の席を抜け出せたのは禄郎と弁蔵の二人だけです。

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犯人は弁蔵!?

祭りの日の朝、弁蔵は娘の沙織が1年前に当てた儒艮の矢を老夫婦に100万円で売っています。

その100万円で味を占めた弁蔵は、今回の祭りで寿美が矢に当選したと勘付き、滝の上へ呼び出して当たり札を奪い、浮き輪に乗せて流して首を吊らせました。

さらに、祭りで当たった矢を所持していた奈緒子を通夜の晩に砂浜に呼び出して殺害し、矢を奪いました。

しかし、神社の名簿を調べられたら寿美の札を奪ったことがバレてしまいます。そこで弁蔵は君恵の家に先回りして名簿を盗み出しましたが、君恵に見られてしまったため蔵に閉じ込めて火を点けました。

以上のように推理した警部は、君恵の家から消えた名簿を弁蔵が持っていたことが何よりの証拠だと主張します。

──が、コナンはその推理を否定。もし弁蔵が犯人だとすると、蔵とともに名簿も焼いたはずです。それに島民なら保管場所まで知っている名簿を慌てて盗みに行ったりしないはずです。

浮き輪に弁蔵の指紋がついていたのは、浮き輪とともに当たり札が川の途中に引っ掛かっていたのを拾った時に触ってしまったためです。

コナンの推理

弁蔵が犯人ではないとなると、通夜の席を抜け出して奈緒子を殺害することが可能だったのは禄郎だけです。しかし、禄郎も犯人ではありません。

犯人が寿美殺害に浮き輪を使ったのは、寿美が岸に引っ掛からずに滝まで流れるようにして事故死を装うためです。

もし禄郎が犯人なら、体重の軽い寿美を川の真ん中まで放り投げれば済むことで、わざわざ浮き輪を使って証拠を残す必要はありません。

犯人は、寿美の時は事故死を装おうとしたのに対し、奈緒子の時は他殺であることを隠そうとしていません。それは、犯人が今回の連続殺人を用意周到に計画していたことを意味しています。

寿美の事件の時、警察は海が荒れていたためすぐに到着しませんでしたが、本来ならその夜のうちにやってきたはずです。

殺人事件となれば捜査が厳しくなり、犯人は身動きが取れなくなります。それを避けるために事故死を装ったのです。つまり、寿美を殺害する前から次の奈緒子殺害も予定されていたということです。

そして犯人の目的は、矢を奪うことでもなければ矢の当選者を狙っていたわけでもありません。そう見せかけたのは、捜査を誤った方向へと導くための偽装工作なのです。

奈緒子を他殺とわかる方法で殺害したのは、今度は人々の目を一時的に犯行現場へ集中させ、その隙を突いて第三の犯行を行うためです。

犯人は、祭りの前にそんな計画が立てられる人物、そして寿美と奈緒子に矢が当たるのをあらかじめ知っていた人物です。

一体、犯人は誰なのでしょうか!?

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まとめ

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こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第224話「そして人魚はいなくなった(解決編)」のあらすじについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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