名探偵コナン第20話のネタバレ!幽霊屋敷殺人事件

シーズン1

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第20話「幽霊屋敷殺人事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

名探偵コナン第20話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第20話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

小嶋 元太
CV:高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

円谷 光彦
CV:大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

吉田 歩美
CV:岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

阿笠 博士
CV:緒方賢一
新一の隣の家に住む発明家。コナンの正体を知っている。

昭夫(あきお)
CV:家中宏

昭夫の父
CV:西村知道

昭夫の母
CV:山田礼子

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名探偵コナン第20話|あらすじ

買い物帰りの歩美は、4丁目の古びた洋館で人魂を目撃した。

翌日、歩美はコナンたち少年探偵団を幽霊退治に誘う。

その洋館は、5年前に主人が何者かに殺害され、それ以来「恐怖の館」として近所の人から恐れられているという。

残された妻と息子は引っ越し、今は空き家のはずだが、悪霊が住みついていると噂されていた。

なんでも、夜中に恐ろしい呻き声が聞こえたり、迷い込んだ野良犬が次の日に骨となって発見されたようだ。

歩美「昨夜、私見ちゃったの・・。あの館の窓に、人魂を・・!

光彦「そんなの作り話ですよ。この科学の時代にお化けや妖怪だなんて、テレビや漫画だけにして欲しいですね

元太「なんだお前!歩美がウソついてるって言うのか?

光彦「あ、いや、僕はただ・・

元太「それじゃあお前も一緒に来て、お化けがいねェことを証明してもらおうじゃねェか!

こうしてコナンたちは、幽霊屋敷へ突撃することになった・・。



そして雨の日の夜、コナンたちは例の洋館の前へ集合した。

それぞれ持参したお化け退治グッズを見せ合う。

元太は、お化け退治用の金属バット。

歩美は、お腹がすいた時のためのお菓子。

光彦は、人数分の懐中電灯と迷わないようにコンパス。

歩美「コナンくんは?

コナン「僕は別に・・

元太「えー、お前死んでも知らねェぞ

コナン「ははは・・。死なない程度に頑張るよ・・

コナン(こいつら魔王の城にでも行く気か・・?)



コナンたちは、元太が見つけた秘密の入口から洋館へ侵入する。

館の中は真っ暗で、雷の音に驚いた歩美は一人で走って行く。

そして歩美は、悪魔を象った彫刻に激突して転んだ。

その恐ろしい彫刻を目にした歩美は悲鳴をあげる。


その後、コナンたちは洗面所へやってきた。

歩美は、蛇口を捻って水を出し、転んだ時に汚れてしまった手を洗った。


洋館の中を歩き回る元太は、ロールプレイングの世界にいるみたいだと興奮する。

歩美「そうね、私たちパーティよ!

元太「もちろん俺は勇者だ!

歩美「私はかわいい女戦士!

光彦「僕は頭のきれる魔法使い

コナン「じゃあ僕は・・

元太「お前は村人だ!

コナン「え?だって村人はパーティじゃないだろ?

歩美「でも私たちに情報をくれる大切なキャラよ

光彦「君にはお似合いですよ

コナン(ちぇっ、なめんなよ!)


その時、突然音を立てて扉が開き出した。

元太、光彦、歩美は、慌ててコナンの後ろに隠れる。

コナン(なんだよおめェら・・。村人の後ろに隠れんのか?)

元太「ほら、早く行けよ、村人

歩美「コナンくん、頑張って!

コナンは、扉が開いた部屋を懐中電灯で照らす。

すると、部屋の窓が開いていて、風が吹き込んでいた。

光彦「この風で扉が自然に開いたんですね



その後、光彦は一人でトイレへ向かった。

残されたコナンたちは、部屋の中を調べていた。

その時、突然光彦の悲鳴が洋館に響き渡った。

コナンは、元太と歩美に隠れているように命じ、光彦を捜すため駆けだした。



コナンは、5年前の事件以来、この館には人が住んでいないはずなのに、水道が止められていなかったことに疑問を持つ。

さらに、窓が開いていた部屋は、雨や風にさらされた様子がなかった。

つまり、窓はごく最近に開けられたということになる。

そして、人目につかない場所に作られた秘密の入口。

コナン(この館には誰かが出入りしている・・。でも一体誰が、何の目的で・・?)



その頃、コナンに言われた通り、部屋の中に隠れていた元太と歩美は、歩美の持ってきたお菓子を食べていた。

すると、どこからか食べ物のいい匂いがしてくる。

元太は、匂いにつられて走って行ってしまった。



光彦を捜しながら洋館を調べていたコナンは、ある部屋で写真を発見した。

その写真には、5年前に殺害された主人と、その妻と息子が写っていた。

結局その事件は犯人が捕まらず、残された家族もどこかへ引っ越したという・・。



その時、今度は元太の悲鳴が洋館に響き渡った・・。

元太の悲鳴を聞いて廊下へ飛び出した歩美は、足音が近づいてくることに気づく。

歩美は、その恐怖から身動きがとれなくなってしまった。

そして、背後から現れた何者かに口元を塞がれてしまった。

後ろを振り返った歩美は、それがコナンだったことに安堵する。

コナン「しーっ!声を立てるな

しかし、足音は未だ聞こえてくる。

コナンは、歩美を自分の後ろに下がらせる。

コナンと歩美の前を通って行った足跡の正体は、何かを運ぶ老婆だった。


コナンは、廊下の角を曲がった老婆を追いかけるが、見失ってしまった。

辺りに部屋はなく、その先は行き止まりになっている。

コナン「一体どこへ消えたんだ・・

歩美「だからお化けって言ってるでしょ!?



足元を調べたコナンは、床の埃に切れ目があることに気づいた。

そして、床についた扉を発見した。

コナンは、阿笠博士から貰った伸縮サスペンダーを使い、重い扉を持ち上げた。

すると、地下への階段が現れた・・。

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名探偵コナン第20話|謎解き

【謎解き①】
歩美は、洗面所の蛇口を捻って水を出し、転んだ時に汚れてしまった手を洗った。

【謎解き②】
元太の見つけた秘密の入口の扉は、周りの壁の古さに比べて新しかった。

名探偵コナン第20話|ネタバレ

階段を下りたコナンと歩美は、灯りがついている部屋を発見する。

その部屋の中には、大きな檻があった。

そして、檻の中に男が閉じ込められていた。


その時、足音がこの部屋へ近づいてくる。

コナンと歩美は、部屋の中にあったロッカーの陰へ身を隠す。

すると、先ほど見かけた老婆が現れた。

老婆は、運んできた食事を置き、男に声をかける。

老婆「またうなされていたのね、可哀そうに。でもあれは5年も前のこと。早く忘れなさい。いくらお前が苦しんでも、死んだ人はもう戻らないのだから・・

その時、歩美は足元にあったモップを倒してしまった。

老婆は、一緒に運んできた果物ナイフを手に取り、ロッカーの方へ歩き出す。

老婆「どうやらさっきの2人の他にも、まだネズミが忍び込んでいたようだね。さぁ出てきなさい、隠れていても無駄よ

コナン「それは奥さん、あなたの方ですよ

老婆が男に話した言葉を聞き、事件の真相に辿り着いたコナンは、老婆に推理を披露する。


先ほど、5年前に殺害された主人と、その妻と息子が映っている写真を発見した。

檻の中にいる男は、写真に写っていた息子の昭夫だ。

5年間の地下室暮らしで見た目はすっかり変わってしまったが、目の下のホクロだけは変わりようがない。



事件後、残された家族はどこかへ引っ越し、館は無人のはずだった。

【謎解き①】
しかし、水道が出ていた。

無人の家の水道料金を払い続ける人などいるはずがない。

さらに、目立たないところに作られた出入口。

【謎解き②】
周りの壁の古さに比べて、出入口の扉はまだ新しかった。

それは、人目に付かずに館に出入りするため、事件の後に作られたものだ。

コナン「なぜ誰も住んでいないように装う必要があったのか、そしてなぜ息子さんを地下室に閉じ込めなければいけなかったのか。その謎は、さっきのお二人の会話で解けましたよ

老婆「誰だ、お前は!

コナン「江戸川コナン、探偵だ

老婆「探偵!?


この状況で考えられる可能性は2つ。

1つは、主人を殺害したのが妻で、目撃した昭夫を地下室へ監禁したというケース。

もう1つは、主人を殺害したのが昭夫の場合だ。

犯行を知った妻は、事件の真相を隠して昭夫を庇うことにした。

しかし、昭夫にとってその罪は重すぎた。

館から聞こえたという呻き声は、その苦悩の声だったのだ。

恐らく、昭夫は罪滅ぼしのために自首をしようとした。

しかし、母親がそれをさせなかった。

母親は、息子を犯罪者にしたくない一心で、息子を一歩も外へ出さずに隠れ住むという方法を選んだ。

コナン「さっきの会話、そしてあなた方の反応から、ご主人を殺したのは・・

老婆「黙れ!黙れー!

老婆は、コナンの首元を掴み、果物ナイフを振り上げる。

昭夫「やめろー!もうやめてくれよ、母さん。その子の言う通りだ・・

昭夫は、父を殺したのは自分だと打ち明ける。



5年前の春、昭夫は3回目の大学受験に失敗した。

父親「なに?また落ちただと?我が家の恥だな、お前は。いや、カスだ。お前はカス同然だ!

精神的にどん底だった昭夫は、我を忘れて父親を殺害してしまった。

冷静になった昭夫は、変わり果てた父の姿を見て怖くなった。

そして母親は、怯える昭夫を守るため、地下へ閉じ込めることを決意した。



昭夫「でももう嫌だ!これ以上父さんを殺した悪夢を見ながら怯えて暮らすのは嫌なんだ!

母親「しっかりしなさい昭夫!時効まで頑張りましょう。黙っていれば誰にもわからないわ

コナン「確かに、このまま隠れていれば警察からは逃れられる。だが犯した罪からは決して逃げられはしない。奥さん、あなたは息子さんに一生この重荷を背負わせる気なんですか・・



恐怖の一夜が明けて、館は明るい日差しに包まれた。

途中でいなくなった元太と光彦は、館の外の草むらで仲良く眠っていた。

どうやら、昭夫の母親に麻酔薬を嗅がされ、館から放り出されたようだ。


昭夫と母親は、その日のうちに警察へ出頭し、迷宮入りしていた殺人事件も5年の時を経て解決した。


当然コナン、元太、光彦、歩美は、親(蘭)たちからこっぴどく叱られた。

コナン(あーあ。早く元の体に戻りてェよ・・)

名探偵コナン第20話|エピローグ

後日、帝丹小学校では・・。

コナン「えー?またお化け屋敷!?

元太「おう!また歩美が見つけたんだ

歩美「今度は2丁目のエトウっておうちよ!近所の人の話だと、その不気味な屋敷は怪しげな本で埋まっていて、一人で住んでた少年も魔物に喰われてしまったんですって・・


2丁目のエトウ。

本で埋まっている不気味な屋敷。

一人暮らしの少年。


コナン「ねぇ、それ本当にエトウってうちなの?

歩美「うん!カタカナの「エ」に漢字の「藤」よ!

工藤

元太「よーし、放課後にまたみんなで突撃だー!

光彦・歩美「おー!

コナン「待てって、それはエトウじゃなくてクドウ!(俺んちだよ・・)

元太・光彦「行くぞ、村人!

まとめ

■ BACK:
第19話「エレベーター殺人事件」
■ NEXT:
第21話「TVドラマロケ殺人事件」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第20話「幽霊屋敷殺人事件」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

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