名探偵コナン第26話のネタバレ！愛犬ジョン殺人事件

シーズン1

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

名探偵コナン第２６話｜事件ファイル概要

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名探偵コナン第２６話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：神谷明
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・小嶋　元太
CV：高木渉
少年探偵団の一人。うな重好きの食いしん坊で力持ち。

・円谷　光彦
CV：大谷育江
少年探偵団の一人。コナンには劣るが少年探偵団の№2の頭脳を持つ。

・吉田　歩美
CV：岩居由希子
少年探偵団の一人。コナンに想いを寄せる。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある･･。

・坂口　正義（さかぐち　まさよし）
CV：池田勝
青少年関係の事件を専門に扱っている弁護士。

・前原　剛（まえはら　たけし）
CV：佐藤政道
２０歳。坂口家の隣に住む大学生。

・杉田　早苗（すぎた　さなえ）
CV：日高奈留美
剛の友人。

・先生
CV：千葉一伸

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名探偵コナン第２６話｜あらすじ

学校帰りのコナン、元太、光彦、歩美は、坂口家の愛犬ジョンと遊ぶのを楽しみにしていた。

歩美「ほんと、ジョンって可愛い～！」

光彦「今、何歳くらいなんでしょうね？」

コナン「俺がガキだった頃、まだ子犬だったからな～。８歳くらいってとこじゃないかな」

元太「何言ってんだ？コナン･･」

コナン「ははは！何でもないよ！」

ジョンと遊んでいたコナンたちは、家主の坂口正義に招かれ、家の中へ入った。



それから数日後の夜。

外で食事を済ませたコナン、小五郎、蘭は、坂口家の前を通りかかった。

コナンは、学校帰りに可愛がっているジョンのことを小五郎たちに教える。

蘭「私この家知ってる！小学生の時、よく新一が学校帰りに寄ってたもん。あいつ給食のパン残して、その犬にあげてたのよね」

小五郎は、表札に書かれた「坂口正義」という名前を見て、青少年関係の事件を専門に扱っている有名な弁護士だということに気づいた。

蘭「ねぇお父さん、この家って確か、中学生の男の子が自殺したんじゃなかったかしら。私が小学校３年生くらいの時に･･」


その時、犬の鳴き声と男女の悲鳴が聞こえ、家の中から若い女性が飛び出してきた。

コナンが家の中へ入ると、階段の踊り場に男性が倒れていた。

そして、階段の上には唸っているジョンの姿があった･･。

女性は、ジョンが剛に飛び掛かったと証言する。

コナンに気づいたジョンは、突然コナン目がけて飛び掛かった。

ジョンに押し倒されたコナンは、顔を舐められてくすぐったがる。


その時、コナンのすぐ傍に落ちていた電話の子機から坂口の声が聞こえてきた。

コナンは、電話をとって坂口と話す。

坂口は、仕事の調査で伊豆へ行っているという。

小五郎は、男性が亡くなっていることを確認し、コナンに合図して教える。

コナンは、ジョンが大変なことをしてしまったため、すぐに帰ってきて欲しいと坂口に伝えた。



その後、目暮警部率いる警察が到着し、捜査が始まった。

被害者の男性は前原剛、２０歳で、坂口家の隣のマンションに住む大学生だった。

坂口から留守番を頼まれていた剛は、友人の杉田早苗を誘って坂口家を訪れた。

早苗は、事件当時の状況を目暮警部に伝える。


早苗が坂口家へ来たのは８時頃だった。

剛と早苗はリビングで酒を飲み、大音量で音楽をかけて楽しんでいた。

９時少し前に家の電話が鳴り、剛が出てみると坂口からだった。

坂口は、変わりがないか確認した後、ジョンを電話に出して欲しいと頼んだ。

リビングの時計が９時を知らせるベルを鳴らす中、剛は階段の上にいたジョンに受話器を近づけた。

すると、突然ジョンは剛に飛び掛かり、剛は階段から転落。

そこへ、小五郎たちが駆けつけたというわけだ。


目暮「しかし、その犬はどうして突然･･」

早苗「わかりません。私には訳もなく剛を襲ったとしか」

コナン「そんな！ジョンは訳もなく人を襲ったりしないよ！」

早苗「でも、剛は何もしてないのよ･･」

蘭「警部さん、この犬どうなっちゃうんですか？」

目暮「まだ何とも言えんが、彼女の言うように本当に訳もなく襲ったとしたら、恐らく薬殺処分･･」

蘭「薬殺って！殺されちゃうんですか･･？」



探偵事務所へ帰ってきたコナンは、過去の新聞記事を読む。

坂口の息子、まさとが自殺した原因はいじめだった。

しかし、まさとをいじめていた同級生は、"少年Ａ"としか書かれていなかった。

コナンには、優しいジョンが訳もなく人を襲うなど、どうしても考えられなかった。


早苗は、ジョンが受話器を耳に当てられた直後に剛を襲ったと言っていた。

コナンは、坂口が電話でジョンに人を襲う命令をしたと考えた。



翌日。

コナンは、探偵事務所へ訪れた目暮警部にジョンの処分を確認する。

ジョンは所轄署に連れていかれたが、まだ処分は決まっていないようだ。

目暮警部は、坂口が電話で話した内容を小五郎に報告する。

坂口は、剛に「そちらは変わりないか。ジョンはどうしてる？ジョンを出してくれないか」と言った。

普段から寝る前にジョンに「おやすみ」と言う坂口は、事件当日もそうするつもりだったという。

剛が受話器をジョンの耳に当て、坂口は「ジョン、元気か？元気か、ジョン？」と言った。

すると、突然ジョンが吠えだし、剛の悲鳴が聞こえたという。



コナン「蘭ねえちゃん、昨夜言ってたよね？坂口さんの息子さんが昔自殺したって」

目暮「そのことならワシも所轄署で聞いたよ。同級生のいじめが原因だったとか」

小五郎「まさか！その時、息子さんをいじめた相手が、昨夜の被害者の前原剛くんなんじゃ」

目暮「ところが、そのまさかなんだよ･･」

まさとと剛は中学の時の同級生だった。

まさとは日記に剛のことを名指しで書き、自宅の部屋で首を吊ったという。

日記を読んだ坂口は、剛を心から憎んだ。

妻を早くに亡くした坂口にとって、まさとは唯一の生き甲斐だった。

しかし、通夜の席で泣いて謝罪する剛を見て、坂口は許すことにしたという。

それから間もなく、剛は父親の仕事の関係で関西へ転校した。

そして２年前、東京の大学へ通うために再び上京。

坂口家の隣のマンションに引っ越してきたのは今年の春のことだった。

小五郎「まさに、運命の悪戯ってやつですな」

目暮「坂口氏も思いがけない再会にはビックリしたらしい。だが剛くんを恨む気持ちはもうこれっぽっちもなく、ときどき家に呼んでは食事をご馳走したりしていたそうだ」

小五郎「しかし、本当は今でも剛くんを恨んでいたとしたら･･」

小五郎は、坂口が密かにジョンを訓練し、特定の言葉を聞くと人を襲うように仕込んだと推理する。

目暮「それはないよ。忘れたのかね？坂口氏は、昨夜の事情聴取の時、ジョンの前で電話の内容を復唱したんだぞ。それを聞いてもジョンは何の反応も示さなかった」

小五郎「いい線いってると思ったのになぁ･･」



その後、コナンは坂口家を訪ねた。

コナンは、ジョンがいつも階段の上で寝ていることを坂口に確認した。

コナン「どうして下で寝ないの？」

坂口「あそこにドアが見えるだろ？あそこは息子の部屋だったんだ。息子はジョンをすごく可愛がっていてね。だけど亡くなった母親に部屋へいれちゃいけないって言われて、それでジョンだけドアの前で寝るようになったんだ」

まさとが亡くなって８年経ったが、ジョンは今でもまさとが部屋から出てくるのを待っているという。


コナンは、コードレスフォンの親機が置いてあることに気づいた。

コナン「ねぇおじさん。昨夜あそこに置いてあったのは、コードレスフォンの子機だったよね」

坂口「あぁ。ときどき書斎の方と入れ替えるんだよ。それがどうかしたのかい？」

コナン「ううん、何でもない！」

その時、リビングの時計が３時を知らせるベルを鳴らせた。

早苗は、事故が起きた時、ちょうど９時になって時計が鳴ったと言っていた。

コナンは、坂口が考えたジョンへの攻撃命令に気づいた。

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名探偵コナン第２６話｜謎解き

【謎解き①】
ジョンへの攻撃命令
「電話の呼び出し音」→「時計の音」→「坂口の声」

名探偵コナン第２６話｜ネタバレ

探偵事務所へ戻ったコナンは、蘭と小五郎に坂口家で見たことを伝える。

蘭「受話器が違う？」

コナン「うん。コードレスフォンの親機はコード付きなんだ。昨夜は子機だけリビングに置いといたんだって。どうしてかな？」

蘭「どうしてって、別に理由なんか･･」

小五郎「いや、理由はある。坂口さんにとっては、どうしてもコードレスでなきゃダメだったんだ」

コードのついた受話器だと、階段の上まで持って行くのは不可能。

そのため、持ち運びのできるコードレスフォンの子機だけをリビングに置いたのだ。

小五郎「今の電話の件で確信した！しかし、肝心の攻撃命令がさっぱりわからん！」

コナン「ねぇ！うちの時計は鳴らないんだね？坂口さんちのリビングの時計って、１時間ごとに鳴るんだよ」

小五郎「時計？そういえば、ジョンが剛くんを襲ったのは９時ちょうど。わかったぞ！この名探偵毛利小五郎が見事謎を解いて見せたわ！」



その後、コナン、小五郎、蘭は、米花警察署へやってきた。

坂口を呼び出した目暮警部は、ジョンを連れてくる。

目暮警部は、坂口家の時計の音を録音したテープをジョンの耳元で流す。

そして、ジョンに電話で話したことをそのまま伝えるように坂口に指示する。

坂口「ジョン、元気か？元気か、ジョン」

目暮「もっと大きな声で！」

坂口「ジョン！元気か？元気か？ジョン！」

しかし、ジョンは首を傾げるだけで、人を襲う素振りは見せなかった･･。

小五郎「そんな、バカな･･」

コナン（俺の推理が間違っていたのか･･）



小五郎たちは、目暮警部とともに探偵事務所へ戻った。

目暮警部は、坂口が日曜日になるとジョンを車に乗せてどこかに出掛けていたことを報告する。

そのことに関して坂口は、郊外へ連れて行き、広い原っぱで思い切り運動させていたと言っていたという。

小五郎「警部！その時にジョンを訓練していたに違いありません」

目暮「だが証拠がない･･。それと、言いにくいことなんだが、明日の夕方ジョンを処分することが決定した」

蘭「そんなぁ！」

目暮「上の命令でな。坂口氏も了承したよ･･」



翌日。

プールの授業中、コナンはジョンの処分が決まったことを元太たちに教える。

歩美「え～！？じゃあ、今日の夕方ジョン殺されちゃうの？」

光彦「そんなぁ･･、ひどいですよ･･」

元太「なんとかならねェのかよ！」

コナン「僕だって昨日から寝ないで考えてるんだ！でも･･」

その時、先生がピーッと笛を吹いた。

コナン「そうか、とうとうわかったぞ！」



夕方。

コナン、小五郎、蘭、目暮警部、坂口、ジョンは、再び米花警察署へ集まった。

坂口「今度は一体なんです？」

目暮「もう一度実験をしたいと思いましてね･･」

【謎解き①】
目暮警部は、コードレスフォンの子機を持たせた刑事をジョンの傍に立たせる。

そして、その子機に電話をかけ、呼び出し音を鳴らす。

すると、伏せていたジョンが立ち上がった。

目暮警部は、時計の音を録音したテープを流す。

ジョンは、唸り声をあげる。

目暮「さぁ、例の言葉を言ってください」

坂口「･･私の、負けです」

目暮「認めるんですね。ジョンを訓練して前原剛くんを襲わせたことを」



坂口「あの男は、全然覚えていなかったんです。私のことも、まさとのことも、自分が自殺に追い込んだ人間のことなどすっかり忘れていたんです」

小五郎「それで平気で隣のマンションに越してきたのか」

坂口「私は青少年犯罪専門の弁護士です。道を過った若者たちの更生のために働いてきました。だから８年前、通夜の席で鳴いて謝る彼を見て、許すことにしたんです。まだ中学１年の子供だし、心から反省してくれれば、まさとの死も無駄にはならないと、そう思って･･」

しかし、８年ぶりに再会した剛は、事件のことなど全く覚えていなかった。

それどころか、８年前と何も変わっていなかった･･。

剛は、嫌がる友人の財布から金を奪い取っていた。

坂口「私はそれを見て、腸が煮えくり返る思いがしました。一体、まさとの死はなんだったのか。なんであの時、私はあいつを許したのか･･」

目暮「それでジョンを使って･･」

坂口「そうです。法律で裁けないなら、私が正義の鉄槌を！ジョンだって、まさとの仇が討てて喜んでるはずです」

コナン「そんなのひどいよ！まさとくんが死んで悲しかったのはおじさんだけじゃない！ジョンだってどんなに悲しんだか。おじさん言ってたじゃない！ジョンは今でもまさとくんの部屋の前で、まさとくんのことを待ってるんだって！そんなジョンを殺人の道具に利用するなんて、そんなことで死んだまさとくんが喜ぶもんかー！」

小五郎「坂口さん、確かにいじめは絶対に許せません。あなたが前原剛くんを恨んだ気持ちもわからないではない。しかし、あなたの復讐のために、何も知らずに殺人の道具に仕立てられたジョンの気持ちを考えたことがありますか？」

坂口「ジョンの、気持ち？」

コナンは、ジョンが入れられているゲージの扉を開ける。

ジョンは、坂口の元へ走り寄り、顔を舐める。

小五郎「坂口さん、ジョンは今でもあなたを信じ慕っているんです。その気持ちをわかってやってください･･」

坂口「ジョン･･、許しておくれ･･」

坂口はジョンを抱きしめ、涙した･･。

名探偵コナン第２６話｜エピローグ

後日。

歩美「じゃあ、ジョンは殺されなくて済んだんだ！」

コナン「うん！坂口さんの親戚の家で飼われることになってね」

元太・光彦・歩美「良かった～」

小五郎「ま、全てはこの名探偵毛利小五郎様のおかげだな！」

元太「でも、もうあの家にはジョンいないんだよな」

光彦「残念ですね。せっかく可愛がっていたのに･･」

蘭「また仲良しの犬ができるわよ！あ、ほら、あの犬！ジョンにそっくり」

ジョン似の犬を見つけた元太、光彦、歩美は走って行く。

その犬の飼い主の女性を見た小五郎も元太たちに続く。

小五郎「お嬢さん、なかなか素晴らしい犬をお持ちですなぁ。実は、私も犬が大好きでして。どうです？そこの喫茶店で犬について語り合いませんか？」

女性「いえ、結構です･･」

小五郎「そんなぁ！いいでしょ？いいでしょ？いいでしょー？」

すると、ジョン似の犬が小五郎に飛びついた。

小五郎「うわおっ！」

蘭「はぁ～･･」

コナン（･･犬と語り合って来いよ）

アニメ名探偵コナンを動画で見る方法

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アニメ名探偵コナンは、2024年11月24日時点で、第1話から第1057話まで配信されています。

Huluで視聴する ※本作品の配信情報は2024年11月24日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはHuluの公式サイトをご確認ください。

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。