名探偵コナン第992話のネタバレと感想！町屋カフェでの事件

シーズン25

今日の舞台はＳＮＳ映えすると評判のドーナツを出す町家カフェ！

そこでコナンくんはまたまた事件を呼び寄せ見事に解決するわけですが、蘭ちゃんとの間接キスも見逃せない回となっております。

それでは、アニメ「名探偵コナン」第992話「町屋カフェでの事件」のあらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください！

名探偵コナン第992話のあらすじ

町家カフェへ

コナン、蘭、園子は町家カフェ「杜蒸庵（とむすあん）」にやってきました。

店長の富田智（とみた さとし）の話によると、ここではおからを使った糖質オフのドーナツを作り置きなしで出しているようです。

つまり、ヘルシーで栄養豊富なおからドーナツを出来立てで食べることができるというわけですね！

園子と蘭が注文したのは･･

富田に案内されて席につくと、園子はさっそくメニューを広げ、ダージリンティー味と柴漬け＆クリーム、抹茶マヨネーズを2つ、チョコドリームを2つ、プレーン、黒蜜ちりめんパフェを注文しました。

計ドーナツ7個とパフェ1個（笑）さすがスイーツの女王・園子様ですね～。

と思ったら、蘭まで同じものを注文するではありませんか！！

このあと、コナンは一気に運ばれてきた大量のスイーツを見て呆れ果ててました。

そして園子はというと、

画像引用：名探偵コナン公式サイト

ニッコリ笑ってとっても満足気な様子です。この幸せそうな笑顔を見ると、こちらまで嬉しくなりますね～！

か、間接キス！？

蘭と園子がスイーツを食べている間、オレンジジュースをちびちび飲んでいたコナン。

それに気づいた蘭は、自分の食べかけのプレーンドーナツをコナンの口元に近づけ、「あーん」と言って食べさせようとします。

えっ！？それは、今お前が食べたドーナツ。これは･･、間接キス！

そう心の中で呟き目を閉じると、口の中にふんわりと甘さが広がりました。これはドーナツの甘さなのか、それとも･･。

頬を赤くして幸せそうにドーナツを頬張るコナンくん、とっても可愛かったです！！

不審な客

というわけで、このあともドーナツを食べ続けた蘭と園子。

そんな時、園子は店内にいる客2人が不審な動きをしていることに気づきました。

1人目の古川義久（ふるかわ よしひさ）は辺りをキョロキョロしていて落ち着きがなく、2人目の野中健司（のなか けんじ）はずっとドーナツを観察しています。

園子に言われてコナンもその2人に注目すると、厨房の方からジャーッというドーナツを揚げる音と、ピピピッというタイマーの音が聞こえてきました。

事件発生

そんなこんなで蘭と園子はテーブルに並べられたスイーツを全て平らげ、お茶を飲みながら一休みしていました。

どうやら野中も食べ過ぎたらしく、お腹を押さえながらゆっくりトイレの方に歩いて行きました。

するとその直後！！店内に野中の悲鳴が響き渡りました。

コナンが慌ててトイレに急行すると、そこには頭から血を流して倒れている富田の姿がありました。

床にはモップと手袋が落ちています。恐らくモップが凶器で、手袋は指紋を残さないために使われたものと思われます。

捜査開始

駆けつけた救急隊員によって富田は病院に搬送され、目暮警部たち警察による捜査が始まりました。

事件当時、店内にいたのはアルバイトの酒井千登勢（さかい ちとせ）、そして客の古川と野中の3人です。

さっそく目暮警部は、富田がトイレに入ったあとの行動を3人に確認します。

酒井 ⇒ 厨房でドーナツを揚げていて、一切客席の方には行っていない。

古川 ⇒ ずっとテーブルを離れずにいた。

野中 ⇒ トイレに行った時、すでに富田が倒れていた。

つまり、富田がトイレに行ってから席を立ったのは野中だけということですね。

さらに、野中は近所でカフェを経営しているのですが、いつもこの店に偵察に来ていたことが判明しました！

この2点から、もちろん目暮警部は野中に疑いを向けます。

──が、容疑者3人が居た位置からトイレまでの道筋を考えていたコナンは、野中ではない人物の仕業だと見抜きました！

唯一席を立った野中が犯人じゃないとすると、一体誰が犯人なのでしょうか。

名探偵コナン第992話のネタバレ

推理ショーを始めるコナン

被害者の富田がトイレに行ったあと、席を立ったのは野中だけです。そして、近所でカフェを経営している野中はいつもこの店に偵察に来ていました。

さらに千葉刑事の報告によって、トイレに落ちていた手袋が野中のものだということが判明しました！

つまり、野中には動機と物証があってアリバイがないわけです。当然、目暮警部と高木刑事は野中の犯行と疑い、署に連行しようとします。

──が、すでに真犯人を見抜いているコナンは、腕時計型麻酔銃で園子を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で園子の声を使って推理ショーを始めました。

アリバイのない人物がもう一人いた！

第一発見者の野中を除いて、酒井と古川のアリバイをもう一度確認してみましょう。

古川はずっとテーブルを離れずにいた。

酒井は厨房でドーナツを揚げていた。

古川がトイレにいる富田を襲うとなると、客席にいたコナンたちに気づかれないように席を立つのは不可能ですよね～。

一方、酒井がいた厨房は客席から死角になっており、客席ではドーナツを揚げる音は聞こえても、酒井の姿を直接確かめることはできません。

となると、厨房の窓から中庭に出て、正面入り口から入って廊下伝いにトイレに行き、同じルートをたどって再び厨房に戻れば、誰にも気づかれずにトイレに行くことが可能というわけです。

実際に高木刑事が検証してみると、要した時間は2分50秒でした。

つまり、厨房でフライヤーにドーナツを放り込んだあとの3分間ならトイレに行くことは可能で、酒井のアリバイはなかったということです！