オートマティック悲劇(コナン第990話~991話)のネタバレ!悲しい真実

シーズン25

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第990話~991話「オートマティック悲劇」のネタバレを紹介しています。

事件の概要をざっくりまとめると、

毛利探偵事務所にやってきた大出房矢は、父親の大出頼太を殺害した犯人を見つけ出して欲しいと小五郎に依頼しました。

さっそく調査を始めた小五郎とコナンは、頼太の死亡推定時刻に大出家に盗みに入っていた平康を見つけ出しました。しかし、平は盗みをしただけで殺害はしていないと証言。

頼太を殺害した犯人が平ではないとすると、真犯人は一体誰なのでしょうか!?

なかなか犯人像が見えない中、単独で調査を進めたコナンは、頼太の解剖検査記録を見て殴打痕が1つだけだったことや死因が急性硬膜外血腫だったことを知りました。

そして遂に、大出家の悲劇の歯車を回した犯人の正体を見破ったのですが──。

それでは、コナンの推理をもとに第990話~991話のネタバレを詳しくまとめていきたいと思います!

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ネタバレ

嬉しい二つの知らせ

面接を終えた房矢は急いで病院に戻り、就職先が決まったことを伊緒と杏に報告しました。すると、二人は諸手を上げて大喜び。

そんな中、房矢の携帯に小五郎(コナン)から連絡が入り、頼太を殺害した犯人がわかったのですぐに自宅に戻ってきて欲しいと言われました。

房矢が急いで自宅に帰ると、玄関の正面にある階段で小五郎が眠っていました。

房矢
これが噂の眠りの小五郎!?

コナンは階段の陰に身を潜め、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

犯人は存在しない!?

結論から言うと、大出家に忍び込み、頼太を殺害した犯人は初めから存在しませんでした。

頼太の死因は急性硬膜外血腫です。これはなかなか曲者で、頭を殴られた時刻と死亡時刻は必ずしも一致しません。

頭を強く打ち脳震盪を起こして気絶した人が、間もなく回復して何事もなかったかのように意識がハッキリすることがあります。これをルシッド・インターバルと言い、その状態は3~6時間続くことがあります。しかし、やがて急速な意識の低下が始まり、時間差で死に至ります。

つまり、頼太もそのケースで亡くなったということです。

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悲しい真実

事件当日の午前10時頃、杏に迷惑がかかることを避けるため、房矢が家出をしようとしていたところにちょうど頼太が帰ってきました。

先行きについて房矢と話し合うためでしたが、成り行きで二人は言い争いになり、次第に掴み合いへと発展していきました。

房矢は頼太を突き放して玄関を飛び出しました。突き飛ばされた頼太は壁に背中をぶつけたのですが、その衝撃は吊り棚が落ちてしまうほど凄まじいものでした。

そして、不運にも落下した吊り棚の角が頼太の頭を直撃・・。この時、頼太は急性硬膜外血腫を発症してしまいました。

頼太は一瞬気絶しましたが、ルシッド・インターバルが始まると何事もなかったかのように起き上がり、そのあとも棚を直したり他の家族二人と一緒に房矢を捜したりと活動を続けました。

しかし、やがて意識の低下による眠気に襲われ、盗人に入られたことに気づかないまま死に至ったのでした・・。

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エピローグ

小五郎の推理を聞いた後、房矢は後悔の念に苛まれ、しばらくその場に立ち尽くしていました。

その頃、伊緒と杏は房矢の就職が決まったことや頼太を殺害した犯人が見つかったことを喜び、お社の前で謝意を示していました。

伊緒
我が家にもやっと光が射してくれたね

玄関の戸に凭れて涙する房矢はハッとし、悲劇の歯車を止めるのは自身の役目だと気づきました。

そして静かに大出家を後にし、手倍署に向かってゆっくりと歩き出したのでした。

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第990話~991話「オートマティック悲劇」のネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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