名探偵コナン第983話キッドVS高明 狙われた唇(前編)のあらすじ!登場人物や声優も

シーズン25平次X和葉

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第983話「キッドVS高明 狙われた唇(前編)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル
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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

毛利 小五郎
CV:小山力也

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈

服部 平次
CV:堀川りょう

遠山 和葉
CV:宮村優子

鈴木 次郎吉
CV:富田耕生

怪盗キッド
CV:山口勝平

諸伏 高明
CV:速水奨
長野県警捜査一課の警部。

中森 銀三
CV:石井康嗣
警視庁捜査二課の知能犯捜査係の警部。

ゲスト

鳥越 苗路(とりごえ なえじ)
CV:浪川大輔
45歳。宝石ブローカー。

山本 萌奈(やまもと もえな)
CV:明坂聡美
21歳。会社員。

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あらすじ

告白したいけど…

東京に向かう新幹線の中で、平次は和葉に告白するタイミングを見計らっていました。たとえどんなシチュエーションだとしても和葉は喜ぶと思いますが、平次が悶々とする理由は新一にありました。

先日、人が大勢集まる清水の舞台で蘭にキスをした新一。平次は、ただ単に景色の良いところで告白するのではなく、新一よりも遥かにロマンチックな告白をしたいと思っていたのです。

まさか平次がそんなことを考えているとも知らず、隣に座る和葉は『早くフェアリーリップ見たいわァ』と胸を弾ませていました。

フェアリーリップ

一方、探偵事務所で新聞を読んでいた小五郎は、次郎吉がド派手な挑戦状をキッドに送りつけたことを知りました。その挑戦状には『宝石は全方向から涼やかに見ていただける準備をしています』と書かれており、コナンは何か工夫がしてあると考えます。

このあと、和葉から連絡を受けた蘭はコナンと小五郎を連れて東京駅まで二人を迎えに行き、無事に合流したところで鈴木財閥が所有する博物館『鈴木ミュージアム』を訪ねました。

そこには世界最大級のコンクパール・フェアリーリップ(妖精の唇)が展示されているのですが、なんと、宝石は氷柱の中に入れられていました。

これはキッド対策として用意された仕掛けで、たとえガスバーナーを使って氷を融かそうとしても時間がかかるし、ドリルで穴を開ければ傷をつけてしまいます。つまり、これなら全方向から涼やかに見ることができ、且つキッドが現れても心配ないということです。

諸伏高明

コナンと平次が見事な策だと褒めると、次郎吉は助っ人に来てもらった長野県警捜査一課の諸伏高明警部の考えた良計だと説明。次郎吉の言った通り、中森警部の隣には諸伏警部の姿がありました。

先日、諸伏警部は自分宛ての封筒を確認するために上京しましたが、担当の刑事が事件の捜査で出払っていて会えず、次郎吉に呼ばれたこともあって再び東京にやってきました。

和葉は、長野県で事件に巻き込まれた時に大和敢助警部や上原由衣刑事には会いましたが、諸伏警部に会うのはこの時が初めてです。そこで蘭は、諸伏警部について『コウメイと呼ばれる頭キレッキレの警部』だと説明しました。

一方その頃、機動隊員に紛れて下見に来ていたキッドは、高校生探偵二人に加えて長野の軍師みたいな警部がいると聞き、途轍もない脅威を感じて予告状を出すことをためらっていました。

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宝石の持ち主が二人!?

このあと、フェアリーリップの持ち主である鳥越苗路が現れ、今回キッド捕獲作戦に協力することにしたが、もし宝石を盗まれた場合はきちんと補償してもらうと次郎吉に念を押しました。

その直後、山本萌奈という女性が『ウソよ!』と声を上げました。萌奈の話によると、フェアリーリップは萌奈の祖父が海外旅行中にカリブの大富豪から貰った大切な贈り物で、鳥越が価値を調べると言ったまま宝石を返さないというのです。

次郎吉が説明を求めると、鳥越はきちんと返したと主張。しかし萌奈は、本物のリングに模造品のコンクパールを付け替えられて返されたと訴えました。

この話を聞いていたキッドは、予告状を出す決意を固めました。そして中森警部の靴の裏にカードをつけ、再び機動隊員たちの中に紛れ込みました。

ラブの予感かもよ♪

中森警部の靴裏についていたカードもといキッドの予告状には、『今夜零時、妖精の唇を頂きに参上する 怪盗キッド』と書かれています。

この『妖精の唇』に反応した平次はジッと和葉の口元を見つめ、何を妄想したのか頬を朱に染めました。一方、口元をガン見されていることに気づいた和葉は、先ほど食べたタコ焼きの青のりがついていると勘違い。

平次の様子がおかしいことに気づいたコナンは、直接本人を問いただしました。しかし、平次は『おかしくないわい!』の一点張り。

蘭は、修学旅行の時に清水の舞台に平次がいたことを思い出し、和葉に『正真正銘ガチでラブの予感かもよ♪』と耳打ちしました。

名推理にも負けない妙案

一方、諸伏警部は室内を見回し、キッドがつい先ほどまでここにいたのは間違いないと発言。床に落ちていたカードには『明日20時、妖精の唇を頂きに参上する』と書かれています。

他にも床にはカードがばら撒かれており、『明後日来る』や『再来週にする』、『今回はパス』というものまで存在します。

諸伏警部は、キッドがあらかじめ色々なパターンのカードを床に仕込んでおき、これと決めたカードの上を中森警部に歩かせて踏ませ、予告状を示すことによってたった今決行を決めたにも拘らず、手の内に熟考した計画があるように思わせたかったのだと推理します。

見事な推理に圧倒されたキッドは一旦心を落ち着かせ、天井の細工を確認していつもの調子を取り戻しました。あとは高校生探偵二人をどうするかです。

その時、平次と和葉のやり取りを見たキッドは、平次にとって和葉は特別な存在だと気づき、とっておきの策を思いつきました。

キッドの良計

このあと開館時間となり、一般客の入場が始まりました。犯行予告時間は今夜0時ということで、コナンたちも館内を見て回ることにしました。

蘭と和葉が展示物に夢中になっている傍で、コナンからキッドの手強さを聞いた平次は、『コナンもできなかったキッド捕獲を達成して和葉に告白すれば俺の勝ちだ』と考え、和葉とキスの妄想を始めました。

その時、和葉が女性客にぶつかり、その客が持っていたコーラが和葉の服にかかってしまいました。蘭が『館内は飲み物持ち込み禁止』と伝えると、客は先ほど買った服だと言って紙袋を和葉に押しつけました。

和葉は渋々ながらも着替えることにし、一人でトイレに向かいました。

しばらくして、着替えを済ませた和葉が戻ってきました。──が、いつもと違ってなぜか押しが強い和葉に平次は調子を狂わされてしまいました。

実は本物の和葉はトイレで眠らされ、今平次の目の前にいる和葉は変装したキッドでした。

このあと閉館時間となり、平次はスマホを失くしたという和葉のために電話をかけて探すことに。すると、フェアリーリップが展示されている部屋から着信音が聞こえてきました。

間もなく予告時間ということもあり、平次はあとで取りに行くことにしたのですが、和葉は今すぐ欲しいと訴え、平次に胸を押しつけてさらに懇願しました。

顔を真っ赤にした平次は中森警部に事情を説明し、和葉を連れて氷柱の部屋へ入りました。そして和葉が床でスマホを拾った直後、天井から落ちたシートが氷柱に被さりました。

平次が室内の異変を外のみんなに知らせると、床にばら撒かれた煙玉が次々と破裂し、辺りは真っ白な煙に包まれてしまいました。

次第にドリルの音が聞こえ始め、次郎吉と中森警部は焦りを浮かべました。一方、諸伏警部は一人涼し気な表情で煙だらけの室内をじっと見つめていました。

しばらくして煙がなくなると、氷柱には真っ黒なシートが被されていました。恐らく、天井から落ちたシートが炭で黒くなったのです。

中森警部がシートを外すと、氷柱の中にはフェアリーリップの模造品が複数入れられ、表面には『妖精の唇は頂いた』というカードがネジで固定されていました……。

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まとめ

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こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第983話「キッドVS高明 狙われた唇(前編)」の登場人物やあらすじについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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