名探偵コナン第957話のネタバレ!謎解き水上バス(後編)

シーズン24

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第957話「謎解き水上バス(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

名探偵コナン第957話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第957話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある・・。

高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。高木の後輩。

門脇 安子(かどわき やすこ)
CV:岡本嘉子
63歳。元小学校教諭。

門脇 優一(かどわき ゆういち)
CV:保村真
28歳。門脇家長男。官庁職員。

門脇 栄二(かどわき えいじ)
23歳。門脇家次男。無職。

高瀬 林太郎(たかせ りんたろう)
CV:三宅健太
32歳。建設現場作業員。

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名探偵コナン第957話|(前編)のストーリー

米花公園で、門脇栄二が何者かに撲殺される事件が発生した。
栄二は、警察に保護されたりするような評判の良くない人物で、日常的に母の安子に暴力を振るっていると近所で噂になっていた。
そして、兄の優一がその暴力から安子を庇い続けていたようだ。
繰り返される暴力から母親を守るため、弟を手にかけたのではないかと疑われたが、優一のアリバイは成立した。
捜査が進むにつれ、門脇家のことを近所で嗅ぎまわっていた不審な男が捜査線上に浮上した。
不審な男は高瀬林太郎といって、安子が教師をしていた時の教え子だった。
目暮警部たちは、高瀬が働く建設現場を訪れる。
しかし、高瀬は警察が突然来ても驚かず、栄二が殺害されたと聞いた時も驚いたフリをわざとらしくしていた。
その後の調べで、高瀬のアリバイは成立し、容疑者から外されることとなった。
そしてその夜、門脇家で火事が発生したと通報が入る。
優一はなんとか逃げ出すことができたが、安子は遺体となって発見された。
栄二に続いて安子まで亡くなり、目暮警部は門脇家に恨みを抱いている人物の犯行と考える。
しかし、優一はそのような人物に心当たりがないと証言。
コナンと小五郎は、安子の教え子だった高瀬が栄二を殺害したと疑うが・・。(前編へ)

名探偵コナン第957話|あらすじ

コナンと小五郎は、高瀬のアリバイを証明した居酒屋を訪れる。
居酒屋の店員は、トイレで席を立つことはあったが、あとは飲み食いしっぱなしだったと証言した。
出入口についている防犯カメラを確認すると、昨夜8時頃に入店し、11時過ぎに店を出る高瀬が映っていた。

コナンは、9時頃に高瀬と体格がよく似た男が出入りしていることに注目する。
その男は、9時1分に店へ入る時は顔が写っていたが、9時8分に出て行く時は顔を伏せていた。
そして1時間くらい後で再びやってきた男は、10時35分に店に入る時は顔を伏せていて、10時46分に店を出る時は満足そうに笑い顔を上げていた。

9時8分から10時35分までは約1時間半ある。
居酒屋から米花公園までは歩いて30分くらいの距離だ。

小五郎は、高瀬に協力者がいたことを目暮警部に報告する。
あとは、高瀬が犯人だという証拠を集めるだけだ。
しかし、小五郎は証拠などなくてもアリバイが崩れたことを突きつければ高瀬は罪を認めると話す。


コナンと小五郎は、高瀬の働く日之出桟橋近くの建設現場を訪れた。
仕事を終えた高瀬は、小五郎たちの姿を見て慌てて水上バスへと逃げ込む。
コナンと小五郎も急いで水上バスに乗り込む。

水上バスが浅草に到着するまで40分。
小五郎は、その40分間で高瀬に犯行を認めさせることを決意する。
そして、目暮警部に浅草の水上バス乗り場で待つように連絡を入れた。

小五郎は、高瀬が無実の拠り所にしているアリバイが崩れたことを高瀬に伝える。
高瀬のアリバイは、体形のよく似た友人の協力があれば簡単に作れるものだった。

高瀬は、店内のトイレかどこかで友人と入れ替わり、店を抜け出して栄二を殺害した。
あとは店に戻って友人と再び入れ替われば、偽りのアリバイが成立するというわけだ。

小五郎「残念だが、ここまでってことだ

その時、花火が打ち上がった。
今日は花火大会だったのだ。

高瀬「証拠は?今あんたが話してたのは、俺にもヤツが殺せるってことだろ。だったら俺がやったって証拠は?

小五郎「そ、それは・・

証拠が掴めていない小五郎はしどろもどろになる。
そんな小五郎の様子を見た高瀬は、下でビールでも飲んでくると言い残し、デッキを去って行った。

コナン「だから証拠をって言ったじゃない!

小五郎「うるせぃ!逃がすかチキショー!

小五郎は高瀬を追って船内へ向かった。

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名探偵コナン第957話|謎解き

【謎解き①】
栄二は、先週の金曜日に飲み屋で酔っぱらって店員と揉め、警察に一晩保護されていた。

名探偵コナン第957話|ネタバレ

船内へやってきた高瀬は、自販機でビールを購入した。
小五郎は、高瀬にべったりくっつき、強引に罪を認めさせようとする。
コナンは小五郎を引き留め、高瀬の好きなように喋らせようと提案する。

小五郎は自販機でビールを買った後、コナンを連れて再び高瀬の元へ向かう。

コナンは、誰がどうして栄二を殺害したのか高瀬に尋ねる。

高瀬「俺が知るかよ。大方誰かの恨みを買ってたんだろうさ。どうしようもねェ野郎だったらしいからな

コナン「へぇ~、栄二さんってあんまりいい人じゃなかったんだ

高瀬「ま、それでも出来のいい兄貴がいてくれたおかげで先生も・・

ベラベラと喋っていた高瀬は、話過ぎたことに気づき慌ててトイレへ向かった。

コナンは、安子に恨みを返そうとしていた高瀬が門脇家の事情を知っていたのなら、栄二より優一を手にかけるはずだと考える。

コナンは、高瀬を追いかけてトイレへやってきた。

コナン「ねぇおじさん!おじさんって子供の頃そんなに乱暴だったの?

高瀬「まぁな。親にも見放されてたぐらいだ

コナン「それじゃあつらかったよね。家では見放されて、学校でも先生に叱られて

高瀬「お前も学校で叱られてるのか?

コナン「え?うん、ときどき・・

高瀬「今にわかるさ。それがどんなにありがたいことか、な

高瀬は悲しそうに笑い、トイレを出て行った。

コナンは、20年ぶりに偶然再会しただけで、どうして今になって犯行に及んだのか考える。

船内へ戻ったコナンは、再び高瀬に質問をする。

コナン「ねぇねぇ!門脇先生とばったり会ったって言ってたけど、どこで会ったの?

高瀬「持病の腰痛で整形外科に行ったら来てたのよ、先生も病院に

それは先週の土曜日のことで、昨夜うっかり階段を踏み外したという安子は全身打撲だったという。

高瀬「笑っちまったよ、俺も。あの慎重な先生が・・、ってな

高瀬の話を聞いたコナンは、事件の真相に辿り着いた。

コナン(そういうことだったのか!だとすると、あの火事も・・


水上バスは両国橋を過ぎ、花火大会の会場が近づいたため、船内の照明が落とされる。
どんどんと浅草に近づいていく中、小五郎は目暮警部を浅草橋に呼び出していたため焦り出す。
その時、小五郎の携帯に目暮警部から着信が入った。

目暮警部との電話を切った小五郎は、力尽くで高瀬に犯行を認めさせようとする。

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理を話し始めた。

恐らく、高瀬は安子に恩返しの想いで栄二を殺害したのだ。
実の親にも見放される中、安子だけが真剣に自分に向き合い続けてくれた。
そのことに高瀬は恩義を感じ続けていた。

病院で安子に再会した高瀬は、慎重な安子がうっかり階段を踏み外すなど信じられなかった。
そこで、門脇家に探りを入れた高瀬は、ある噂を聞きつけた。
それは、安子が次男の栄二に日常的に暴力を振るわれており、それを長男の優一がかばっているらしいという噂だ。

幸いこれまでは優一が栄二の暴力から安子を守ってきた。
しかし、これからも優一がその場に居合わせるとは限らない。
このままではいつか安子が栄二に殺害されてしまうかもしれないと考えた高瀬は、栄二の殺害を実行した。

火事の現場に駆け付けた高瀬は、「先生。そういう運命だったのな。所詮先生は・・」と呟いていた。
それは、せっかく栄二の暴力から救い出したと思ったのに、所詮先生は亡くなってしまう運命だったのかという意味だったのだ。

高瀬「勝手なデタラメ並べてんじゃねェ!そんなに俺を犯人にしたいんなら証拠持ってこい、証拠を!

小五郎「高瀬さん、世間の噂なんて、当てにはならないものなんですよ

高瀬「はぁ?

【謎解き①】
高瀬が安子と病院で再会したのが先週の土曜日。
つまり、安子が怪我をしたのは前日の金曜の夜ということになる。
しかし、その金曜の夜、栄二は警察に保護されており、家にはいなかった。

それなのに安子が怪我を負わされたということは、考えられることは一つ。
安子に日常的に暴力を振るっていたのは、長男の優一だった。
そして、それを庇っていたのは次男の栄二だった。

さらに、歯止め役だった栄二を失ったことで、最悪の事態が引き起こされてしまった。
それは、優一による安子の殺害だ。

きっかけは警察への怒りだったのかもしれない。
優一は、警察に容疑者扱いされたことに腹を立てていた。
その憤りを引きずったまま優一は帰宅し、それを安子にぶつけたのだ。
母親を死なせてしまった優一は、証拠隠滅のため家に火を放った。

高瀬「そんなのただの妄想だ!どこにそんな証拠が・・

先ほどの目暮警部の連絡で、小五郎は報告を受けたのだ。
昨日の火災に関して供述の不自然さを追求したところ、門脇優一が母親を死なせ、それを隠ぺいするために出火させたことを認めた。

高瀬「そんな・・、それじゃあ、俺がやったことって・・

名探偵コナン第957話|エピローグ

その後、高瀬は栄二の殺害を認め、浅草で待ち受けていた目暮警部たちに連行されて行った。

コナンが目暮警部たちを見送ると、水上バスの最終便のアナウンスが流れる。

そして、水上バスは出航してしまった。

コナン「あぁ!ちょっと待って!おじさんが~!!

腕時計型麻酔銃で眠らせた小五郎は、まだ水上バスの中だった・・。

まとめ

■ BACK:
第956話「謎解き水上バス(前編)」
■ NEXT:
第958話「プードルと散弾銃(前編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第957話「謎解き水上バス(後編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・謎解き
・ネタバレ
・エピローグ

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