名探偵コナン第953話のネタバレ！迷宮カクテル（中編）

シーズン24

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

名探偵コナン第９５３話｜事件ファイル概要

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名探偵コナン第９５３話｜登場人物

・江戸川　コナン
CV：高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

・毛利　小五郎
CV：小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

・毛利　蘭
CV：山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

・目暮　十三
CV：茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部。恰幅のいい体つきでダンディーなヒゲが特徴。鋭い洞察力を持つ。帽子の下には秘密がある･･。

・高木　渉
CV：高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。少し抜けている部分があるが真面目。少年探偵団の話にもきちんと耳を傾けるため、子供たちから真っ先に頼りにされる。

・安室　透
CV：古谷徹
毛利探偵事務所の階下にある喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしている。「バーボン」というコードネームで黒の組織に潜入している公安警察官。本名は降谷零。警察庁警備局警備企画課、通称（ゼロ）に所属している。

・諸岡　郡蔵（もろおか　ぐんぞう）
CV：宝亀克寿
５０歳。資産家。

・深町　淳史（ふかまち　あつふみ）
CV：野島昭生
７２歳。諸岡の執事。

・朝倉　有里（あさくら　ゆり）
CV：阿澄佳奈
２５歳。バニーガール。

・村上　紗菜（むらかみ　さな）
CV：進藤尚美
２８歳。バニーガール。

・安室　透（子供）
CV：伊瀬茉莉也

・宮野　厚司（みやの　あつし）
CV：中村悠一
３５歳。医師兼科学者。

・宮野　エレーナ（みやの　えれーな）
CV：林原めぐみ
２９歳。医師。

・宮野　明美（子供）
CV：玉川砂記子

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名探偵コナン第９５３話｜（前編）のストーリー

小五郎は、コナン、蘭、安室を連れて、脅迫状を受け取ったという資産家の諸岡郡蔵に会うため、バニーガールのクラブ「黒ウサギ亭」へやってきた。
諸岡は、執事の深町淳史を連れており、脅迫状には「命が惜しくば　黒ウサギ亭に近づくな」と書かれていた。
脅迫状を送り付けた犯人が黒ウサギ亭にいると考える諸岡だったが、小五郎は特定することができなかった。
そうしているうちに、諸岡のテーブルで接客していたバニーガールの朝倉有里が酒を飲んだ直後、苦しみながら倒れてしまった。
有里は一命をとりとめたが、意識不明の状態だった。
その後、目暮警部率いる警察が到着し、捜査が始まった。
有里の飲んでいた酒からヒ素が検出され、グラスに毒を混入することができたのは諸岡、深町、バニーガールの村上紗菜の３人だと考えられた。（前編へ）

名探偵コナン第９５３話｜あらすじ

諸岡は、小五郎と駐車場へ行っていた理由を目暮警部に説明する。
玉子焼きにソースをかけるため、ソースをとろうと腰を上げた時、テーブルに置いてあった深町のメガネを落として踏んでしまった。
そこで、予備のメガネをとりに駐車場の車へ向かったというわけだ。

目暮警部は、玉子焼きにソースをかけるという諸岡の味覚に驚く。
すると、バニーガールの一人が有里も「誰かの癖がうつった」と言い、玉子焼きにソースをかけていたことを打ち明ける。

諸岡は、お気に入りの有里に毒を盛る理由はないと訴える。
しかし小五郎は、脅迫状が諸岡の自作自演で、自分の身代わりに毒を盛られたと思わせ、愛人の有里を殺害する計画だったと推理する。
その動機として、妻にバレる前に愛人を消してしまおうという考えがあったのだろうと小五郎は判断する。
しかし、諸岡は妻が半年前に病気で亡くなったことを明かす。

深町は、諸岡が予備のメガネをとりに行っている間にスマホでメールのチェックをしていたが、誤って警報音を鳴らしてしまったことを目暮警部に打ち明ける。
警報音に驚いたバニーガールたちは、持っていたグラスをテーブルに置いていた。
その時に毒を盛るチャンスはあったが、深町はメガネをかけていなかったため、ぼんやりとしか見えず、誰がどのグラスをテーブルに置いたかなどわからなかったと話す。
そして、諸岡が贔屓にしている隣の洋服店に来たついでに「黒ウサギ亭」へ立ち寄っただけだと告白する。
普段、スーツの裾上げを洋服店に依頼している間、「黒ウサギ亭」で時間をつぶしているようだ。

紗菜は、有里とぶつかった時、紗菜のワインが有里のカフスにかかってしまったことを目暮警部に伝える。
そして、ぶつかった一瞬の時間に有里のグラスに毒を入れることなどできないと犯行を否定する。
しかし、小五郎は紗菜には有里を殺害する動機があると話す。
「黒ウサギ亭」では、半年ごとに売り上げ№１のバニーガールを決め、多額のボーナスが出るという。
紗菜は、この２年間ずっと№１だったが、最近有里に追い上げられていたため焦っていたのだ。


その頃、コナンと安室は、駐車場で諸岡のボディーガードから話を聞いていた。
ボディーガードは、諸岡が最近痩せたり太ったりと体型の変化が激しいことを明かす。
さらに、転んで怪我をすることも多く、諸岡は何かに悩んでいた可能性がある。
この時、安室は自分の幼いころのことを思い出していた。
コナンは、呆然とする安室を何度も呼び、何かあったのか尋ねる。
しかし、安室は何でもないと言うだけだった。

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名探偵コナン第９５３話｜ネタバレ

その後、コナンと安室は店内へと戻った。

目暮警部は、毒を盛った犯人が諸岡、深町、紗菜の３人の中にいると疑っていた。
しかし、諸岡と紗菜が有里のグラスに近づくことができたのは一瞬で、警報音を鳴らした深町はメガネをかけておらず誰がどのグラスをテーブルに置いたかは判別できなかった。

目暮警部は、有里の意識が戻るのを待つしかないと考える。

その後、バニーガールが、以前深町が一人で店に来たことを明かす。
それも、有里に会いに来たというのだ。
深町と有里は笑いながら楽しそうに話していたが、深町が封筒を出した途端に険悪な雰囲気になったようだ。
その封筒に関して小五郎は、深町が諸岡と別れてくれと有里に頼みに来て、手切れ金を渡そうとしていたと推理する。

そして、半年くらい前から諸岡が「黒ウサギ亭」へ来るようになったことが明らかになった。
半年前というと、ちょうど諸岡の妻が亡くなった頃だ。

バニーガールは、諸岡が若い頃、好きな女性と駆け落ちして、４年くらい鳥取県に住んでいたと話していたことを打ち明ける。
結局、諸岡は親に連れ戻され、許嫁だった妻と結婚したという。
そして、元々妻の家に仕えていた執事の深町は、妻のたっての希望で諸岡家に連れてこられたという。
別れさせられた駆け落ちの相手のその後はわかっていないようだ。
偶然にも有里と紗菜は鳥取県の出身で、有里は鳥取の話題で諸岡と意気投合したようだ。

その時、紗菜の携帯に父親から電話が入った。
紗菜は、手術代のことは心配しなくていいから、病気療養に専念して欲しいと父親に伝える。
紗菜は、病気の父親の手術代を必要としていたのだ。

紗菜の電話を聞いていた安室は、再び過去のことを思い出す。
コナンは、呆然とする安室に再度声をかける。

コナン「安室さん！どうしたの？さっきから変だよ」

安室「あぁ･･。ごめん」

その時、安室の携帯にメールが入った。
安室がメールを確認すると、そこには「工藤新一の情報急げ！Time is money!-ＲＵＭ-」と。

その後、安室はボディーガードから聞いた話を目暮警部と小五郎に知らせる。
最近、諸岡は様子がおかしく、悩みごとを抱えていた可能性がある。

小五郎と目暮警部の話を聞いていた時、安室は再び過去の記憶を思い出した。


安室がまだ幼い頃。
安室は、他の子どもたちから髪の色が変だとからかわれていた。
そして、宮野明美は喧嘩をして怪我をした安室を宮野医院へ連れてきた。
明美の母、宮野エレーナは医師だった。

傷だらけの安室を見たエレーナは、喧嘩をした相手に伝えるようにいう。

エレーナ「人間なんて見た目は違っても、切り裂いて一皮向けばみんな同じ血と肉の塊。その証拠に、世界中のいかなる人種もみんなこの通り、赤い血が流れてるでしょってね」

安室は目に涙を浮かべ頷く。

その様子を見ていたエレーナの夫、宮野厚司は微笑んだ。

エレーナに消毒してもらった安室は、明美に絆創膏を貼ってもらう。

エレーナは、厚司の研究のバックアップをしてくれるという施設に遷る話がどうなったのか厚司に尋ねる。
厚司は施設に遷ることで家族と離れ離れになるのがつらく、スポンサーの烏丸グループが胡散臭いという話を聞いたこともあり、断ろうと考えていることを打ち明ける。
エレーナは、給料が良いなら宮野医院を畳んで自分も手伝うと話す。
しかし、厚司は今のままでも家族３人、十分やっていけるという。
エレーナは家族が３人ではなく４人、現在お腹の中に３ヵ月の赤ちゃんがいることを明かす。
それを聞いた厚司は喜び、もう一度移動の話を考えてみることにした。

安室「じゃあボク帰るけど･･、また怪我したら来てもいいか？」

エレーナ「ダメよ。喧嘩する子はお断り！でも、喧嘩の相手と仲直りするための名誉の負傷なら、絆創膏くらいなら貼ってあげるわよ」

過去のことを思い出していた安室は、「黒ウサギ亭」での事件について閃いたのだった･･。

安室（なるほど。そういうことか･･）

まとめ

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こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。