名探偵コナン第935話のネタバレと感想!占い師と三人の客

シーズン24

人気占い師が自宅で遺体となって発見され、亡くなる前日に小五郎に会っていたことが判明しました。

しかし、小五郎は被害者と面識がなく、会う約束もしていないと証言。一体、どういうことなのでしょうか!?

それでは、アニメ「名探偵コナン」第935話「占い師と三人の客」あらすじ、ネタバレ、感想をご覧ください!

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名探偵コナン第935話のあらすじ

小五郎が被害者に電話?

ある日、古い洋館で女性の絞殺遺体が発見され、目暮警部や高木刑事たち警察が捜査を行っていました。

画像引用:江戸川コナン公式Twitter

殺害されたのは馬場貞子(ばば さだこ)という洋館の主で、霊感占い師として「バーバラ貞子」と名乗り、芝浜駅前で占いの館を開いていた人物です。

警察が遺体を調べたところ、殺害時刻は昨夜で、どこか屋外で絞殺されたあとで洋館に運ばれたことが判明しました。

遺体の第一発見者となった貞子の秘書・尾久将也(おぐ まさや)の話によると、昨日の夜、小五郎から電話があり、貞子は小五郎に会いに行ったそうです。

さっそく目暮警部は重要参考人として小五郎を現場に呼び出したのですが、小五郎は貞子と面識がなく、電話をした覚えはないと主張。

小五郎についてきたコナンも「昨夜はずっと家にいた」と小五郎のアリバイを証明し、目暮警部は犯人が小五郎の名を語って貞子を殺害現場に誘い出したと判断しました。

どうして犯人は遺体をわざわざ洋館に運んだのでしょうか?それに、小五郎の名前を語って探偵を巻き込んだ理由も気になりますね。

容疑者が浮上

このあと、コナンは机の上のノートパソコンがつけっぱなしになっていることに気づきました。

画面には「また殺されかけた。犯人はあの3人の中の誰なのだ?Kか?Eか?Sか?」という文章が入力されています。

小五郎が文章を読み上げると、尾久は1週間ほど前に貞子がテレビの生放送に出演したあと、テレビ局の前で貞子を待ち伏せする3人の客がいたことを打ち明けました。

その3人は金輪芯介(かなわ しんすけ)、遠堂深美(えんどう ふかみ)、漣諒一(さざなみ りょういち)で、貞子の占いのせいで酷い目に遭い、文句を言うためにテレビ局まで押しかけて来たそうです。

尾久は貞子が何を占ったのかはわからないが、貞子を恨んでいる人物がいるとしたら、その3人しか思い当たらないと告白しました。

その直後、高木刑事は遺体の傍で女性もののブローチを見つけ、それを見た尾久が「遠堂さんのものです」と証言しました。

遺体を運んできた時にうっかりブローチを落としてしまったのでしょうか?だとしたら、かなり間抜けな犯人ですね(笑)

殺害現場が判明

このあと、目暮警部にある知らせが入り、一同は芝浜公園に急行しました。

待機していた巡査からこの公園で見つかったロープと貞子の名刺入れを受け取った目暮警部は、殺害現場は芝浜公園と断定しました。

巡査の話によると、「芝浜公園で大きなものを車に積んでいる不審な人影を見かけた」という匿名の110番通報があったので調べに来たところ、争ったような痕跡があり、そこで名刺入れとロープを発見したそうです。

さらに、「S.KANAWA」と名前が入ったライターも発見され、尾久は「金輪さんのものです」と証言しました。

遺体は車で運ばれた?

このあと、洋館近くの空き地に漣の車が乗り捨てられていると知らせが入り、目暮警部は金輪、深美、漣を呼び出して直接話を聞くことにしました。

その結果、漣は2日前に車を盗まれた、金輪は何日か前にライターを失くした、深美も何日か前にブローチを失くしたと証言しました。

そこで小五郎は「3人とも犯人だ」と推理します。

まず、芝浜公園に呼び出した貞子を3人がかりで殺害し、その時、金輪がライターを落としてしまいました。

そして、漣の車のトランクに遺体を入れて洋館に運び、遺体を書斎に放置した時に深美がブローチを落とし、気づかないまま立ち去ってしまいました。

以上のように小五郎が推理した直後、漣の車から貞子の毛髪が発見されました。

つまり、遺体が漣の車で運ばれたのは間違いないということです。

動機とアリバイ

このあと、被害者を恨んでいた理由を聞かれると、容疑者3人は以下のように答えました。

金輪
貞子の占いを信じて家を購入したが、買った途端に働いていた土木工事会社が倒産し、妻にも逃げられた。
深美
貞子の占いを信じた結果、結婚詐欺にひっかかってしまった。
貞子の占い通りに店を開いたが、失敗して借金地獄になってしまった。

つまり、3人には貞子を殺害する動機があるということです。

昨夜のアリバイについて聞かれると、3人とも自宅にいたと証言し、いずれも「男の人から電話があり、自宅にいるように言われたから」という理由でした。

他の2人のアリバイを潰すために犯人が電話をかけたんでしょうね~。男の人ということなので、犯人は金輪か漣?

死亡推定時刻

司法解剖の結果、貞子の死亡推定時刻は昨夜8時から9時の間と判明しました。

コナンは再び貞子のパソコンを確認し、文章が入力されたのは10時過ぎだと指摘します。

つまり、文章を書いたのは貞子ではなく、犯人が遺体を運んできた時に書いたものということです。

もし金輪、深美、漣の中に犯人がいるとしたら、「また殺されかけた。犯人はあの3人の中の誰なのだ?Kか?Eか?Sか?」と、自分が疑われるような文章を書くはずがなく、小五郎は3人とも真犯人にハメられた可能性が高いと主張します。

しかし、コナンは3人の中に犯人がいて、その犯人が「真犯人にハメられた」と思わせるように仕向けたと考えました。

それに、犯人は3人まとめて疑わせ、名探偵の小五郎を巻き込むという不利な真似をしています。

その二つの行為にはそうしなければならなかった理由が必ずあり、その理由を突き止めれば自ずと犯人の正体も見えてくるはずです。

コナンくんの推理で3人の中に犯人がいることはわかりましたが、一体誰が犯人なのでしょうか?以下、ネタバレになります。

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名探偵コナン第935話のネタバレ

このあと、目暮警部は芝浜公園に金輪、深美、漣を呼び出しました。

そこでコナンは3人から話を聞いて事件の真相を見破り、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めることにしました。

画像引用:名探偵コナン公式サイト

気が弱く自信家な犯人

犯人は人生の決断を占いに頼るくらい気が弱い人物です。

事件が発覚し、殺害の動機があることが判明すれば、いずれ自分が疑われるのは明白です。

犯人は自分だけ容疑者になるのは不安だと感じ、同じ動機を持ち、アリバイがなく、遺留品が残されている2人を自分と並べておくことにしました。

名探偵の名を語って小五郎を介入させたのも、いつ小五郎が登場するかと不安で待つより、初めから介入させた方がマシだと考えたからです。

まず、殺害現場や遺棄現場にわざとらしくそれぞれの遺留品を残し、自分を含めて3人ともに疑いが向くように仕向けました。

そして、貞子のパソコンに文章を残すことで、真犯人にハメられたと思わせようとしました。

もしこの時、警察の信頼が厚い小五郎が「3人は真犯人にハメられた」と推理すれば、この上ないお墨付きとなるはずでした。

小五郎が犯人にとって都合良く推理するとは限らないのですが、犯人は気が弱いと同時に絶対の自信家でもあるため、必ずうまくいくと信じていたのです。

犯人はこの人!

犯人は漣諒一です。

漣は昨夜、小五郎の名を語って貞子に電話を入れ、芝浜公園に誘い出しました。

次に、金輪と深美に電話をかけ、貞子が占いのお詫びに伺うので自宅で待っていて欲しいとでも言い、アリバイを潰しておきました。

そして貞子を芝浜公園で殺害し、くすねておいた金輪のライターを現場に残しました。

盗まれたことにしている自分の車で遺体を馬場邸まで運び、くすねておいた深美のブローチを遺体の傍に置き、パソコンに文章を残しました。

事件が発覚して警察に呼び出されると、自分が疑われるような文章をパソコンに残すはずがないと訴え、まんまと逃げ切ろうとしました。

そして真犯人の存在をチラつかせ、どこにもいない真犯人を警察に捜させて事件を迷宮入りさせようとしました。

証拠と動機

決定的な証拠は、今朝の匿名の110番通報の録音と漣の声紋が一致したことです。

自分と同じ条件を金輪に持たせるためには、殺害現場に残した金輪のライターを警察に発見させる必要がありました。

だから「芝浜公園で大きなものを車に積んでいる不審な人影を見かけた」と通報して警察が公園を捜査するように仕向けたのですが、この電話が墓穴を掘ることになってしまったというわけです。

まさか通報が証拠になるとは。なんとも間抜けな犯人ですね(笑)

殺害の動機は貞子の占い通りに店を開いたが、失敗して借金地獄になってしまったことでした。

あの女さえちゃんと占っていれば成功するはずだったんだ!宇宙人ラーメンに客が来ないわけがない!

漣が脱サラして始めたのは「宇宙人ラーメン店」で、内容は宇宙人姿の店員がラーメンを運んでいき、星型のチャーシューを「流れ星」と叫びながら投げ込むというものです。

どうしてそれが売れると思ったんだろう。失敗した理由は貞子さんの占いのせいじゃないと思うけど(笑)

エピローグ

すっかり日が暮れた頃。

コナンは「お調子者、酔っぱらい、ちゃらんぽらん」と指折り数えながら帰り道を歩いていました。

隣でそれを聞いていた小五郎は、

あ?誰のこった?てか、そんなしょーもねェヤツ、この世にいるか?

と、あっけらかんと言い放ちました。

コナンは無自覚な小五郎に呆れ、曖昧に笑ってみせるのでした。

名探偵コナン第935話の事件ファイル概要

事件ファイル概要

話数 第935話
事件ファイル名 占い師と三人の客
放送日 2019年3月23日(土)
OPテーマ 薔薇色の人生(倉木麻衣)
EDテーマ きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない(倉木麻衣)
BACK 第934話「サラブレッド誘拐事件(後編)」
NEXT 第936話「フードコートの陰謀」

登場人物・声優

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
小学生の姿になった主人公
毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人
目暮 十三
CV:茶風林
警視庁捜査一課強行犯三係の警部
高木 渉
CV:高木渉
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
千葉 和伸
CV:千葉一伸
警視庁捜査一課強行犯三係の刑事
バーバラ貞子
CV:竹口安芸子
62歳。霊感占い師。本名は馬場貞子
尾久 将也
CV:近藤隆
26歳。バーバラ貞子の秘書
金輪 芯介
CV:木村雅史
37歳。バーバラ貞子の客
遠堂 深美
CV:小林沙苗
29歳。バーバラ貞子の客
漣 諒一
CV:千葉進歩
33歳。バーバラ貞子の客
巡査
CV:赤石考
刑事
CV:金丸健太

名探偵コナン第935話の感想

占いって人生の決断をするくらい頼りすぎるのも良くないと思うので、人生相談みたいな軽い感じで試してみる方がいいのかな?

でも、今回の宇宙人ラーメンはどう考えたって失敗ですよね~。

目の前で星形のチャーシューを「流れ星!」って投げ込まれたって嬉しくないし、そもそも食べ物で遊ばないでよ(笑)

占いが悪かったわけではないのに殺害されたバーバラさんがとても不憫です。

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まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」第935話「占い師と三人の客」あらすじ、ネタバレ、感想を紹介させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございます。次回も見に来てくださいね!

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