名探偵コナン第946話のネタバレ!呪いの宝石ボルジアの涙(前編)

シーズン24

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りたいと思います。

■ アニメ版第946話「呪いの宝石ボルジアの涙(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

名探偵コナン第946話|事件ファイル概要

事件ファイル


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名探偵コナン第946話|登場人物

江戸川 コナン
CV:高山みなみ
実際は高校生探偵工藤新一。ひょんなことから薬を飲まされ、小学生の姿になった主人公。事件解決のため頭脳を生かし推理を巡らせ、次々と難事件を解決へ導く。

毛利 小五郎
CV:小山力也
毛利探偵事務所の主人。元刑事で蘭の父親。推理は的外れだがコナンの名推理のおかげで、“眠りの小五郎”として有名。

毛利 蘭
CV:山崎和佳奈
毛利小五郎の娘。高2年生、新一の幼馴染で空手部の女主将。

佐伯 菫(さえき すみれ)
CV:河原木志穂
20歳。佐伯由利の孫。

鹿屋 辰馬(かのや たつま)
CV:井上倫宏
72歳。鹿屋建設顧問。当時32歳、カメラマン。

梅木 弘道(うめき ひろみち)
CV:斉藤次郎
45歳。鹿屋建設社長。

水沢 翔(みずさわ しょう)
CV:三宅貴大
25歳。野々垣不動産社員。

朝日奈 なぎさ(あさひな なぎさ)
CV:江森浩子
女優。当時22歳。

佐伯 由利(さえき ゆり)
CV:河原木志穂
なぎさの付き人。当時30歳。

千住 英雄(せんじゅ ひでお)
CV:坂口哲夫
88歳。西洋史の碩学。

介護施設の医師
CV:三瓶雄樹

介護施設の受付の女性
CV:所河ひとみ

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名探偵コナン第946話|あらすじ

昭和50年頃、米花町にあったヤマトテレビで、開局5周年を記念して制作されたドラマ「私が殺しました」の撮影中、小道具として使用されるはずだった「ボルジアの涙」と呼ばれる宝石のついた指輪を主演女優の付き人が持ったまま失踪してしまった。
事件から40年経った今、その犯人と目されていた佐伯由利が、干上がったダムの底から白骨化した遺体となって発見された。
発見したのは、鹿屋建設社長の梅木弘道と、野々垣不動産社員の水沢翔だった。


毛利探偵事務所を訪れた由利の孫である佐伯菫は、40年前の事件について小五郎に相談する。
事件当時、由利は米花町に住んでいたが、マスコミに叩かれ、家族は夜逃げ同然に米花町を離れた。
しかし、今回ダムで発見された由利が乗っていたと思われる車からは、指輪は見つからなかった。
その上、由利は腹部を果物ナイフで刺され亡くなっていた。
菫は、由利が何者かに指輪を奪われ殺害された被害者だと訴える。

菫の相談を聞いた小五郎は、目暮警部に電話で確認する。
しかし、40年も前の事件であり、その間遺体がずっと水中にあったため、根拠となるものが極端に少ない。
そのため警察も、由利が殺害されたと結論付けることはできなかった。

由利の腹部に刺さっていたナイフが由利の命を奪ったことは間違いない。
しかし小五郎は、由利が指輪を持ち逃げしてしまったことを後悔しての自殺の可能性もあると考える。


コナンと蘭は、気を落として探偵事務所を後にする菫を送っていくことにした。
コナンは、そもそもなぜ由利が指輪を持ち逃げしたと疑われたのか尋ねる。
菫は、由利が米花町にあったヤマトテレビのスタジオからロケ先のダム湖まで指輪を運ぶ役目を任されていたが、スタジオを出たまま行方がわからなくなってしまったために疑われたのだと答える。

コナンは、蘭と菫とともにヤマトテレビの跡地に行ってみることにした。
ヤマトテレビは跡形も無く、菫は「母が知ったら寂しがるわ」と呟いた。
その時、鹿屋建設顧問の鹿屋辰馬が菫に声をかけてきた。
鹿屋は40年前にヤマトテレビに勤めており、由利のことを知っていた。
その40年前の由利に菫がそっくりだったため声をかけたと話す。

コナン、蘭、菫は、鹿屋の車で移動し、鹿屋の自宅へやってきた。
そこでコナンたちは、鹿屋から40年前の話を聞くことにした。

当時、ヤマトテレビのような小さな放送局には、ビデオ収録のノウハウがまだまだ乏しかった。
そこで、乏しいノウハウを逆手に取り、開局5周年特別生ドラマと銘打ったのが「私が殺しました」だった。
由利は、付き人として付いていた女優の朝日奈なぎさとは姉妹のように仲が良かったという。
なぎさは極度のあがり症で、なぎさの気を落ち着かせるために由利はいつもリンゴを渡し、なぎさに剥かせていた。
リンゴの皮が短く切れるうちはダメ、長く剥ければ落ち着いているというわけだ。

しかし、由利が指輪を運ぶ役目を任された日だけは、由利となぎさは別行動になってしまった。
ボルジアの涙の偽物を買ったと噂された朝日奈家は、ドラマの前に西洋史の教授である千住英雄に指輪が本物だと証言してもらうため、千住のスケジュールに合わせて宝石をスタジオに残す必要があった。
その証言が済んでから、由利に指輪をロケ現場へ運んでもらう予定だったのだ。

生放送の当日、鹿屋はカメラマンとしてロケ現場におり、タレントはなぎさ一人。
大事な小道具であるボルジアの涙が20時20分までにロケ現場に着けば放送に間に合う。
しかし、時間になっても由利は現れず、万一のために用意しておいた小道具の指輪を使うことになった。
放送直後、40度の熱があったなぎさは倒れてしまった。
生放送は中止できないため、なぎさは体調不良でも無理して撮影をしていたのだ。
そのため、鹿屋は姿を見せない由利を気にかけることができなかった。


その後、コナン、蘭、菫は、なぎさに会いに介護施設にやってきた。
しかし、ちょうどなぎさは外出中で、施設にはいないという。
コナンは、受付で朝日奈の部屋番号を確認した。
こっそりなぎさの部屋へ忍び込んだコナンは、部屋にいたなぎさと鉢合わせてしまった。
なぎさは、コナンを咎めることもせず、にっこりと微笑む。

その後、コナンに呼ばれて蘭と菫がやってきた。
なぎさは、菫の顔を見た途端、手に持っていたリンゴを落とし「由利ちゃん、ごめんなさい!許して!」と叫んだ。

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名探偵コナン第946話|ネタバレ

菫がなぎさに近づこうとすると、なぎさは顔を手で覆い拒絶反応を示した。

なぎさの部屋を出たコナン、蘭、菫。
コナンは、昔なぎさと由利の間に何かあり、それがなぎさのトラウマになっていると考える。


コナンは、菫に「私が殺しました」というドラマがどんな内容の話だったのか尋ね、菫はストーリーを話す。

昔、代々ボルジアの涙という歴史的に貴重な宝石を守ってきた旧家があった。
その頃、悪名高い盗賊がいて、その通り名は「紅色頭巾」。
その紅色頭巾がボルジアの涙を頂戴する旧家に通告してきた。
警察も紅色頭巾にかかっては無力で、その頭巾の下の顔は誰も知らない。
そこで、メイドが「隠すから見つけられる。いっそ誰の目にも触れるようにすればいい」という名案を考え付く。
屋敷の頑丈な金庫には偽の宝石をしまっておき、本物はいつもメイドの指で輝いていた。
ところが、なんと紅色頭巾の正体はメイドの恋人の執事だった。

その後、なぎさの容態が悪くなってしまったため、介護施設を後にしようとするコナンたち。
その時、西洋史の教授だった千住英雄が由利と間違えて菫に声をかけてきた。

千住は、ボルジアの涙が歴史上に実在しない偽物だったと話す。
しかしヤマトテレビのスタッフは、事実はどうでも良いから本物だと言ってくれと頼んできたという。
千住は、無理に本物だと言えば持ち主が大恥だと忠告した。
しかし、その話をまともに聞いてくれたのは由利だけだったという。


その頃、小五郎は野々垣不動産社員の水沢翔に相談があるといって呼び出され、野々垣不動産を訪れていた。
小五郎が建物の中へ入ると、焦げ臭いにおいがする。
部屋の扉の隙間から煙が噴き出していることに気づいた小五郎は、中に水沢がいると考え扉を開く。
部屋の中で倒れている水沢は炎に巻かれていた・・。

まとめ

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第945話「いいね。の代償(後編)」
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第947話「呪いの宝石ボルジアの涙(後編)」

こちらでは、名探偵コナンの以下の事柄について迫りました。

■ アニメ版第946話「呪いの宝石ボルジアの涙(前編)」:
・事件ファイル概要
・登場人物
・あらすじ
・ネタバレ

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