名探偵コナン857話ネタバレ!米花町二転三転ミステリー(前編)

シーズン22

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第857話「米花町二転三転ミステリー(前編)」の登場人物やあらすじ、ネタバレについてご紹介させていただきます。

事件ファイル概要

事件ファイル


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登場人物

主要キャラ

江戸川 コナン
CV:高山みなみ

毛利 小五郎
CV:小山力也

目暮 十三
CV:茶風林

高木 渉
CV:高木渉

千葉 和伸
CV:千葉一伸

ゲスト

天城 達也(あまぎ たつや)
CV:吉野貴宏
24歳。被害者。

福田 為夫(ふくだ ためお)
CV:山口りゅう
33歳。会社員。

番藤 彦一(ばんどう ひこいち)
CV:堀川仁
35歳。町内会長。

江崎 比呂(えざき ひろ)
CV:庄司宇芽香
20歳。女子大生。

金満 豊子(かねみつ とよこ)
CV:鈴木れい子
68歳。喫茶店経営者。

蒲生 小雪(がもう こゆき)
CV:北川里奈
23歳。喫茶店のウエイトレス。

千野 洋介(ちの ようすけ)
CV:鈴木達央
35歳。大学講師。

葉山 栄子(はやま えいこ)
CV:小夏ゆみこ
55歳。家政婦。

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あらすじ

ある日の朝、高級住宅街にある公園で天城達也の遺体が発見されました。第一発見者である会社員の福田為夫は、たまたま公園を通りかかって遺体を発見したといいます。

遺体の状態から、殺害されたのは昨夜9時前後。千枚通しのような先の尖ったもので上半身を複数刺されています。

大金の入ったサイフは盗られておらず、その執拗な手口から警察は怨恨による殺人だと判断しました。

 

目暮警部と高木刑事たち警察が捜査をしていると、パトカーを見かけて追いかけてきたというコナンと小五郎がやってきました。

そこに聞き込みを終えた千葉刑事が戻り、被害者の天城は近所中の人たちから恨まれていた、と報告しました。

親の遺産で遊び暮らしていた天城がこの街に引っ越してきたのは3カ月前。それからというもの、天城は昼夜を問わず大型バイクを乗り回し、その騒音にみんなが迷惑していたといいます。

つまり、天城はこの上なく迷惑な存在であり、近所の者たちには殺害の動機があったというわけです。

 

遺体の傍らには、町内会長・番藤彦一の診察カードが落ちていました。

福田の話によると、番藤は住民たちから頼まれて天城に抗議することになっていたといいます。

そこで目暮警部たちは、番藤の自宅に話を聞きに行くことにしました。

ところが、番藤は酒に混ぜた農薬を飲んで服毒死していました。そして遺体の傍には、血のついた千枚通しが置いてありました。

番藤は、人柄は良いが頼りない男で、町内会長になったのも、住人たちから無理矢理押し付けられたからだったそうです。

そして、天城に抗議しろと一番せっついていたのは、野次馬の中にいる女子大生の江崎比呂でした。

高木刑事は、番藤が昨夜天城を呼び出して抗議しに行った際、天城が耳を貸さなかったため怒りでめった刺しにしたが、逃げ切れないと悟って自殺した可能性があると考えます。

しかし、野次馬の中にいた喫茶店経営者の金満豊子は、番藤は事件を起こせるような人間じゃないと主張します。

豊子は、目暮警部たちを自分の喫茶店に案内し、ウエイトレスの蒲生小雪とともに昨日、番藤が店に来たときのことを話し出しました。

昨日の昼過ぎ、番藤は大学講師の千野洋介と来店しました。千野は、番藤に頼まれて蔵の古道具を調べていたらしく、価値のない古いものばかりだったと報告しました。

この時、迷惑男の天城の話題が出ましたが、番藤には思い詰めた様子はなく、笑って話すほどの余裕があったといいます。

その様子からすると、番藤がその日の夜に抗議しに行ったとは思えません。小五郎は、番藤が本当に自殺したのかも疑わしいと発言します。

目暮警部たちが番藤の自宅を訪ねた時、玄関の鍵は開いたままになっていました。自殺をするなら誰にも邪魔されないように施錠するのが普通です。

その時、鑑識から目暮警部に連絡が入り、ボトル内の酒に農薬が混入されていたことが判明しました。

普通、自殺をするならグラスに毒を入れるはずです。小五郎は、自殺に見せかけての他殺パターンだと推理します。

さらに豊子は、先端恐怖症の番藤が千枚通しを凶器に選ぶはずがないと主張します。先の尖ったものがとにかく苦手で、目にするだけでもガタガタ震えていたというのです。

となると、真犯人は天城を殺害し、それを番藤の仕業と思わせるために自殺に見せかけて殺害したということです。

 

そこに鑑識課員が現れ、番藤の自宅のソファーの下に落ちていたというライターを目暮警部に渡します。

それを番藤の家政婦・葉山栄子に確認させたところ、番藤はタバコを吸わないため、彼のものではないと証言。さらに昨日の夕方、栄子が帰る時には何も落ちていなかったというのです。

栄子の証言を信用するとなると、夕方以降に訪ねてきた者が落としていったことになります。となると、犯人の遺留品の可能性が考えられます。

そのライターを見た小雪は、千野のものだと打ち明けました。

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ネタバレ

小雪は、昨日の昼間に番藤と千野が店に来た時、千野がそのライターを使っているところを見たと証言します。

となると、千野が夕方以降に番藤の自宅を訪ね、そこでライターを落としたということになります。しかし、昼間会ったはずなのに再び会いに行くのはあまりにも不自然です。

現場に遺留品が残っていたことから、高木刑事と千葉刑事は千野を容疑者と考えます。すると豊子は、呆れた頓珍漢コンビだ、と声を上げました。

犯人は天城を殺害し、それを番藤の仕業に見せかけようとしました。しかし、この街の住民ではない千野に天城を殺害する動機がないというのです。

そこで高木刑事と千葉刑事は、千野が殺害したかったのは番藤だったと推理します。

警察に疑われないよう自殺に見せかけて殺害するには、自殺の動機が必要になります。そこで千野は、番藤が天城への抗議をせっつかれていたことを利用し、それを自殺の動機にすることにしたのです。

しかし豊子は、千野には番藤を殺害する動機がないと訴えます。

すると高木刑事たちは、千野が番藤の家の蔵を調査した時、とんでもないお宝を発見し、番藤を殺害して横取りしようとしたと推理します。

 

このあと、目暮警部たちは杯戸大学を訪ね、千野から話を聞くことにしました。

千野は、番藤が殺害されたと聞いて驚きました。さらに自分が疑われていることを知り、天城には会ったこともないし、番藤とは昼に喫茶店で会ったのが最後だと主張します。

しかし高木刑事は、現場に千野のライターが落ちていたこと、蔵のお宝を横取りしようとしたことなど、更なる追及を始めます。

そこで千野は、昨夜ずっと自宅にいたというアリバイがあると訴えます。自宅でミステリー雑誌の新人賞の応募原稿を審査していたというのです。

千野は、大学時代にミステリークラブの部長をしていた縁で、様々なミステリー雑誌から審査の依頼を受けることがあるそうです。

それでも食い下がらない高木刑事と千葉刑事は、ほぼ強制的に千野を警察へ連行して行きました。

コナンと目暮警部は、ミステリーを得意分野とする千野が、毒物をボトルに入れたり、玄関に鍵をかけないなどの初歩的なミスをするはずがないと考えていました。

ということは、千野は真犯人にはめられた可能性が考えられるのですが──。

まとめ

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こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第857話「米花町二転三転ミステリー(前編)」の登場人物やあらすじ、ネタバレについてご紹介させていただきました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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