雨のバス停(名探偵コナン841話)のネタバレ!不運な事故の真相

シーズン21

こちらの記事では、アニメ「名探偵コナン」の第841話「雨のバス停」のネタバレを紹介しています。

今回のお話は、雨の日に起きてしまった交通事故が実は被害者の飛び出しによる自殺だったというものでした。

被害者・堤直弘の上着のポケットから遺書が発見されたことで、小五郎や目暮警部は自殺と結論付けました。しかし、あまりにも不自然な現場の状況を見て、コナンは自殺ではないと推理しました。

となると、加害者・菊池俊明の故意による事故なのでしょうか?それではコナンの推理をもとに、事件の真相に迫っていきたいと思います!

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ネタバレ

コナンは、腕時計型麻酔銃で小五郎を眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声を使って推理ショーを始めました。

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事故の真相

今回の事故は単なる不運な事故ではなく、菊池による計画殺人でした。

証拠は、堤の所持していた遺書です。

その遺書には汚れがなく、とても綺麗な状態で発見されました。もし堤が遺書を上着のポケットに入れた状態で撥ねられていたとしたら、もっと紙はくしゃくしゃになっているはずです。

そして遺書には濡れていない部分がありました。菊池が遺書をダッシュボードに入れて保管していた時、中に入っていた車用のワックスのタオルが遺書に触れ、気づかないうちに勝手に撥水加工がされてしまったのです。

遺書に付着している水色の糸くずとタオルの繊維が一致すれば、菊池が堤のポケットに遺書を忍ばせたという決定的な証拠になります。

以上のことから言い逃れできなくなった菊池は、堤殺害の罪を認めました。

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菊池の犯行

菊池は、人気がなく防犯カメラがない道に堤を呼び出しました。そして現場にやってきた堤を車に乗るように促しました。

堤が助手席に乗り込もうと傘を閉じ、ドアに手をかけた瞬間、菊池は車を急バックさせました。遺体の指に擦過傷ができたのはその時です。

その証拠に、車の助手席側のサイドミラーがフロント方向に曲がっていました。バックした際に堤の体にサイドミラーが接触したのです。

そのあと一旦停止すると、わけがわからず呆然としている堤目がけて車を急発進させました。

こうして堤を撥ね飛ばしたあと、菊池はあらかじめ用意しておいた遺書を手にして車外へ出ました。そして遺書を堤の上着のポケットに忍ばせ、車に戻って気絶したフリをしました。

動機

堤は会社をクビになる時、上司にあることないこと吹き込んで菊池も巻き添えにしました。

菊池がそのことを問い詰めると、堤は『道連れが欲しかっただけだ』と悪びれる様子もなく答えました。

気まぐれで人生をめちゃくちゃにされた菊池は殺意を抱き、犯行に及んだのでした。

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コナンが真相を見抜いた理由

小五郎や目暮警部は自殺だと判断しましたが、コナンは自殺ではないと確信していました。その理由は、菊池の証言があまりにも不自然だったからです。

菊池は、傘を差した人が飛び出してきたと証言していました。しかし、堤の傘は車の傍に閉じた状態で落ちていたんです。

堤の傘はジャンプ傘という種類のもので、開く時はボタンをワンタッチですが、閉じる際にはランナーをスライドさせる必要があります。つまり、人の手でなければ閉じられないということです。

だとすると、堤はいつ傘を閉じたのでしょうか?撥ねられたあとに自分で傘を閉じたとは考え難く、堤が菊池の車に乗り込もうとして傘を閉じたと考えた方が自然ですよね。

さらにコナンたちが現場に駆けつけた時、車の室内灯が点いていました。そして菊池が傘を取りに車に戻り、助手席のドアを閉めると室内灯が消えました。

つまり、誰かが助手席のドアを一度開け、何らかの理由で半ドアの状態になっていたということです。

以上のことから、コナンは事故でも自殺でもなく菊池による計画殺人だと見抜いたのでした。

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エピローグ

こうして事件は見事解決し、コナンと小五郎は食事に向かいます。

その途中、やんでいた雨が再び降り始め、小五郎はバス停に傘を忘れてきたことに気づきました。

小五郎が慌てて取りに戻ろうとすると、雨はさらに強まって土砂降りに…。

コナン(まさに雨晴れて傘忘れるってか……)

まとめ

こちらでは、アニメ「名探偵コナン」の第841話「雨のバス停」のネタバレを紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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